ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

呉ハイカラ食堂 @広島県呉市

2017年08月28日 | 広島県

広島県呉市の「呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)」と「海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)」を見学する。その際に昼食で寄ったのが「呉ハイカラ食堂」。レストランはお土産屋を併設しているようなビルの2階にあり、自分達のような観光バスが乗りつけるような所なので、ある程度は予想していたが、やはり団体客席と一般席が分かれていて、団体の自分達が案内されるとテーブルにはすでに食事が一式配膳されていた。後からメニューを調べてみると「海軍定食」なるものだったようだ。「海軍さんの肉じゃが」「呉冷麺」「釜揚げシラス飯」「艦船グルメ・くじらカツ」「茶碗蒸し」といった内容。盛り沢山にはしてあるが、どれも冷めていて正直、お粗末。これならいっそのこと「海事カレー」だけの方が良かったかな(※一般客は普通のレストランと同様、都度調理されているみたい、というかそう願いたい…)。

 


 

↓ 「てつのくじら館」で屋外展示されている「潜水艦あきしお」(1985年就航、2004年退役)。ちょうど一般道路がカーブするところにあるので迫力満点。艦内を見学することが出来る。

 

↓ 近くの「海上自衛隊・呉教育隊」の敷地の端にあった煉瓦造りの「呉教育隊倉庫(海軍海兵団武器庫)」(建築詳細不明)

 


 

呉ハイカラ食堂

広島県呉市宝町4-21 折本マリンビル3号館

 

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ツバイG線 @広島県広島市

2017年08月25日 | 広島県

広島市内での宿泊はホテル。もちろん朝食が付いているが、自分はバイキング形式の朝食やレストランが大嫌いなので、朝食チケットは無視してホテルの外に出る。外は昨晩の喧騒が消えて落ち着いた雰囲気。散歩がてらいくつか訪ねてみたかった場所を周ってから朝食代わりに選んだのは喫茶店のモーニング。地元の東海地方でもほとんどモーニングは利用しないが、昼過ぎまで何もお腹に入れないのもアレなのでこちら「ツバイG線」へ。創業は昭和42年(1967)だという。店名はどういう由来があるのか分からなかったが、どうも先に「G線」というヴァイオリンの弦から取られた名前の喫茶店が近くにあり、こちらは分店として後から出来たので、ドイツ語で”2”を表わす「zwei」を”ツバイ”と呼んだということらしい(こんなこと旅行者の自分が調べることではないが・笑)。

店は7時から開店との事だがそれよりも前に開いていて、看板や店の照明も灯っていた。チラッと覗くと中に先客も。もういいんだろうなと中に入ると、ちょいと仏頂面の主人が「ちょっと待ってねー」とのこと。まだ提供は出来ないが座って待ってていいよ、という事らしい。煉瓦が多用してある落ち着いた内装の店内ではBGMにオペラが流れ、赤いビロードが貼られた椅子や個性的な照明がクラシカル。カウンターにはずらりとサイフォンが並ぶ。しばらくすると外から店員が出勤してきて、すぐに注文を取り出した。もうその時には自分を含めて4組も待機していて、開店後10分で10組が店に。すごい人気だなァ。みんなここでなくちゃいけないんだね。自分は「サンドモーニング」を注文した。カウンターのなかで黙々と調理を続ける主人の所作を見ながら提供を待つ。

するとまず先に温められたカップとソーサーが置かれ、後からしっかり1杯づつサイフォンで淹れられたコーヒーがテーブルで注がれた。本格的。いい香りが店中に拡がっている。コーヒーにしっかり注力しているのが素晴らしい。しばらくして「サンドイッチ」が登場。ハムとキュウリが挟まれたサンドイッチが3切れと、ベーコンに目玉焼き、それに和風ドレッシングがかかった千切りキャベツのサラダ。香り高く旨いコーヒーに、しっかり手のかかった品々。満足出来る朝食だった。ここ食事メニューも旨そうだったなァ。(勘定は¥550)

 


 

↓ ホテルを出て世界遺産、宮島の「嚴島神社」(本殿:元亀2年・1571、客神社:仁治2年・1241建造)を参拝。ここに社殿を建てるという発想がぶっ飛んでいる。

 

↓ 別に見たい場所もあったが、そこは団体行動の辛さ。日差し強く、重要文化財の五重塔がある「豊国神社(千畳閣)」(天正17年・1589・建造、写真下右 まで登ると汗が噴き出す。

 

 


 

 

珈琲の店 ツバイG線 (ツヴァイG線)

広島県広島市中区大手町1-4-30

 

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餃子センター @広島県広島市

2017年08月22日 | 広島県

広島市での呑み歩き。夜遅くになって向かったのは、その名も「餃子センター」。どうやって辿り着いたか覚えていないが(苦笑)、便利なものでスマホがちゃんと連れて行ってくれる。繁華街をフラフラと歩いて、その分かり辛い地味な店先に立ち(一度通り過ぎた)、赤い暖簾を眺めて店先に漂う中華特有の油の匂いを嗅ぐと、いい気なものでまた呑む気満々に。外からは様子が分からないので思い切って小さな入口から中に入ってみるとカウンターのみのこじんまりとした店。創業は昭和36年(1961)だとか。年輩のご夫婦(に見える)と手伝いで賄っている様子。遅い時間にも関わらずほぼ満席。かろうじて1席開いていたので座らせてもらう。活気があるなァ。瓶ビール(ドライ中瓶)と”当店自慢”と書かれた「焼餃子」をお願いする。するとすぐに山盛りの刻みネギが小鉢で目の前に。周りを見ているとこのネギをたっぷり餃子タレに絡ませて食べるのがこちら流のようだ。

効きすぎの冷房の中、しばらくして運ばれた「焼餃子」は細身でほぼ揚げ餃子といった感じ。もちろんネギをたっぷりのせて口の中へ。硬めの食感の熱々をビールで洗い流す。旨い旨い。このネギいい感じ。次は水餃子でも…と思って掲げられたメニューを眺めると、「焼めし」だけカッコ書きで”(当店自慢)”と特筆されている。…いっちゃいましょう(笑)。オヤジが鍋を振るガツンガツンという音が鳴り響き「焼めし」登場。平皿にこんもりと盛られた「焼めし」を、なぜかペラペラのプラスチックスプーンでいただく。ややしっとりめの炒め加減はなかなか好みなのだが、かなり塩胡椒辛い。いつもこんな味付けなのかな…。締めでこの塩っ辛さとたっぷりの量はやや辛く、スープで流し込むが、スープも決して薄味でなく最後はちょっと苦しかった。もう少し夜早い段階でたっぷりの餃子と一品料理、あるいはご飯ものをやっつけたかったなァ。フゥ、お腹がはち切れそう…。(勘定は¥1,700)

 


 

↓ 翌朝の「旧・元安橋中柱」(大正15年・1926・建造・移設)と、「本川小学校平和資料館(旧・本川尋常高等小学校東校舎」(昭和3年・1928・建造、部分)。設計は増田清 。この小学校では先生1人、児童1人を除いて約400人もの命が奪われたのだとか。どちらも現存する数少ない被爆建造物。

 

 


 

餃子センター (流川餃子センター)

広島県広島市中区流川町5-27

 

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権兵衛 @広島県広島市

2017年08月19日 | 広島県

広島市内で呑み歩き。大正13年(1918)創業というおでんの「権兵衛」へ。広電(路面電車)に乗って最寄りの「銀山町駅」で降り、歩いて店へ。暖簾をくぐると奥行の広いコの字カウンターがあり、その中には四角いステンレスのおでん鍋におでんダネがきちんと並べられていた。奥にもひと回り小さいおでん鍋があり、こちらは珍しい味噌おでん。東海地方であるような八丁味噌のおでんではなく、やや黄色味がかって合わせ味噌のような色。おでんダネはたっぷりの味噌に浸かっている。どれも旨そう。

椅子に腰かけ、まず酒(冷や)をお願いする。銘柄は安芸の「本州一」(梅田酒造場)。小皿を敷いた木樽のミニチュアみたいな盃で出てきた。呑み歩いていてあまりお腹には入らないが、せっかくなので味噌味のおでんを注文。聞いたことのない「やおぎも」と「すい臓」を注文した。こちらのおでんメニューはおでん鍋を上から撮った写真になっていて、それぞれのタネに名前が載せてあるアイデアもの(値段は書いてない)。分かり易いし注文し易い。この写真、自分のPCのデスクトップに飾りたいナ(笑)。小皿にのったおでんダネにはたっぷりと黒胡麻の入った味噌が絡められている(出汁のおでんにも味噌が別で付く模様)。この味噌が旨い。八丁味噌のおでんだれとは違ってマイルドな口当たり。山椒の香りもあるのはタネについているのか、味噌に入っているのか。

ちょっと冷房が効きすぎていて寒い位だったので、おでんダネの温かさが余計に旨い。店が「夏こそおでん」と謳っているので、熱くてもおでんを食べやすいように低めの温度設定にしてあるのだろう。「ぶたみみ」を追加。正直、味噌の印象が強く、それぞれのタネの様子がどうだったか覚えていない(←呑み過ぎなだけ)。何しろこの味噌を舐めているだけで酒が進む。味噌味だけでなく、澄んだ出汁の方のタネの中にもまだまだ食べてみたいものがいっぱいあったけれど、このあたりで了。次に機会があったら1軒目に来て沢山注文してみたいナ。(勘定は¥1,080)

 


 

↓ 翌朝に訪問した「旧・日本銀行広島支店」(昭和11年・1936・建造)。被爆建造物。展示博物館やギャラリーとして中も公開されているようだが、早朝だったので外観のみの観察。

 

↓ 控えめな表玄関のイオニア式オーダー(列柱・写真下左)。裏から見ると煙突らしきものが立っているのが分かる(写真下右)。

 

 


 

おでん でんがく 茶めし 権兵衛

広島県広島市中区薬研堀1-23

 

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源蔵本店 @広島県広島市

2017年08月16日 | 広島県

取引先との宴会が終わり、速攻で外出。営業時間内に辿り着けるか分からなかったが、慣れない訪問先の路面電車で「猿猴橋(えんこうばし)町駅」まで行き、訪れてみたかった酒場「源蔵本店」へ(写真は暖簾を仕舞った後に撮影)。ラストオーダーが9時頃のはずなので、何とか間に合った。早速中に入るとほぼテーブルが埋まる盛況。小さい子供を連れた家族連れも居てとても賑やか。意外と広い土間の奥のテーブル席が空いていたので腰かけて、給仕のお兄さんに酒(「酔心・生酒純米酒」ブナのしずく・写真下)をお願いする。酒肴に「小いわし刺身」を頼むも「まだ入っていない」とのこと。「今日は〆さばがいいですよ」と勧め上手なお兄さんにノッてそれをもらう。このお兄さん、酒を持って来てくれた時も「チェイサー要りますか?」と水を持って来てくれたり、1人の自分を見て「新聞読みますか?」と持って来てくれたりと、とても気が利く。サラリと言ってくれるのも嬉しい。これだけでこちらの気分は上々だ。

お兄さんの言葉通り「〆さば刺身」は鮮度良く、浅い絞め具合でとても良い。追加したのは「鳥もつ煮」。こちらはかなり濃いめの味付け。キンカンはスライスされている。他に運ばれていく酒肴を見てもどれも旨そうだ。広島カープのテレビ中継を見ながらデイリースポーツを拡げて(笑)、しばし広島市民気分になりつつ少しの時間を楽しんだ。どんどんやりたいが涙の(店の)タイムアップ。すでに暖簾は中に仕舞われているので長居は出来ない。後ろ髪を引かれる思いで勘定してもらった。もっと時間があればなァ…。でもほんの少しでもこの”いい酒場”の空気を感じられただけでも幸せ。次に広島へ行くことがあっても絶対に寄ってみたい。(勘定は¥2,080)

 


 

↓ 前日の昼間に地元ガイド付きで訪れた「原爆ドーム(旧・広島県物産陳列館)」(大正4年・1915・建造)。その時は人でごった返していて、とても静かに思いを馳せる雰囲気でなかったので、翌日早朝にホテルから歩いて改めて訪れてみた。前日とは全く違う静謐な空気が漂う原爆投下から72年経過したドームの下で、しばしその重い歴史を考える。合掌。

 

 

 


 

 

大衆食堂 源蔵本店

広島県広島市南区猿猴橋町5-18

 

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釜飯酔心本店 @広島県広島市

2017年08月13日 | 広島県

取引先との広島研修旅行、初日終了後の夕食は全員で市内の「釜飯酔心本店」へ。創業は昭和25年(1950)とのこと。広島料理を出す大店(おおだな)で、自分達のように県外からの観光客には便利な店なのだろう。広島で「酔心」といえば日本酒の銘柄があるのだが、蔵元と何か関係がある店なのかな。店の広間に入って大勢で会席形式の料理を囲む。まずはビールで乾杯。男性も女性も居るのだが、最近は本当に呑む人が少なくなった。後はホテルで宿泊のみという状況でも最初から烏龍茶という人が多いから、本当に呑めないのだろう(それにしても烏龍茶って上手いこと普及させたなァ)。先付が出て、向付に穴子やワニが出てきた頃に日本酒をもらう。自分の隣の方が「ワニって何の魚?」って給仕の若い女性に訊いたけど答えられなかった(苦笑)。それ位は教えておきましょうよ…(※答えはサメ)。

こういう形式の常で、皿が空こうが残っていようが次々と料理が出てくる。小鰯、蛸、穴子、牡蠣などの名物が様々な調理方法で出てきて嬉しいが、焼き、天ぷら、フライなどがぬるいのは仕方のないところか。殻付きの焼き牡蠣が熱々だったらなァ…(涙)。周囲が勝手知ったる知人ではないので、どうしても挨拶代わりに「ま、一杯どうぞ」という事になり、卑しい自分は全部受けてしまうものだから、猪口では差しつ差されつがなかなか面倒臭い。すぐ空になる猪口に自分で注ごうとすると「そんなそんな」と周りの人に気を使わせるし…。そこで店の人に湯呑み茶碗を持って来てもらい、それで呑んだ(笑)。最後には名物だという釜飯が出た。中身はじゃこ。やや味付けが濃い。自分はまだこの後に外出する気満々なので味見程度にしておいた。こういう大勢の席では幹事の方が大変だ。本日はこれでお役御免(のはず)。本当にご苦労様です。

釜飯 酔心本店

広島県広島市中区立町6-7

 

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Wood Egg (オタフクソース) @広島県広島市

2017年08月10日 | 広島県

取引先との研修旅行で広島に行くことになった。自分の仕事と家族の都合もあって、最近は遠出する旅行がこんな形でしか実現しないので貴重な機会だ。日中はどうしてもお任せのツアー形式になってしまうが、そこはそれ自分がどのようにエンジョイするかで旅行の満足度が変わってくる。もちろん夕食後は勝手に外出する予定だ(笑)。

まず向かったのは「オタフクソース」の工場見学。お好み焼にまつわる展示及び工場を見学する組と、実際に自分で調理して昼食代わりにする組と分かれて行動する。見学及び調理施設は「お好み焼館・Wood Egg」という施設。体験スタジオに入って入念に手を洗い、2つの大きな鉄板が準備された場所に立ち、調理の手ほどきを受ける。我が家は母親が大阪出身(しかも叔母は元お好み焼屋)なこともあり完全に関西風。それも家で食べることがほとんど(なぜか調理担当はいつも自分だ)。広島風お好み焼(広島の方にとって”広島風”なんていうのは存在しないそうだ・笑)を食べる機会はほとんど無いので楽しみにしていた。調理は丁寧な指導のもと(もちろんサポートの若い方も居て至れり尽くせり)システマチックに進んでいく。でもこうして並んで他人の行動を見ていると、これだけ丁寧に教えてもらっても言うことを聞かない奴(聞けない奴)は居るんだなァ。それが年輩者だったりするのでタチが悪い(苦笑)。

それはさておき、関西風と違って材料を重ね焼きする広島のお好み焼で一番大切な工程と思われたのがキャベツを蒸す工程。温度管理に気を付けながら、びっくりするほどのヴォリュームのキャベツの甘みをじっくりと引き出していく。材料を重ね合わせてひとつにまとまったら準備してある様々なオタフクソースをたっぷり使い、ヘラを使って切り分け、そのままいただく。自分が使ったソースは「PREMIUM」と書かれたリッチなタイプ(写真下左)。

レギュラータイプと比較はしていないが、やはりこれも甘め。野菜由来の優しい味だ。焼きそばを含む材料それぞれがまとまった形で口に入らず一体感に欠けるのは自分が作ったお好み焼の完成度がまだまだ低いせいか。やっぱりプロに作ってもらわないとなァ。今では中部地方のどのスーパーに行っても簡単に手に入るオタフクソース。それだけ広島風が全国に浸透しているということかな。工場見学のお土産には出来立てでまだ温かいオタフクソースをいただいた。やはり出来たばかりのものは新鮮で少し味も違うのだとか。野菜だけで旨味を作り出しているので水で割ると簡易デミグラスソースにもなるのだそう。ほう、今度試してみよう。

↓ 江戸幕府から”最上醤油”と認められた7銘柄のうちの「キッコーマン」の特約店でもあった「佐々木商店」(大正11年・1922・創業)がオタフクソースのルーツ。

 


  

↓ 「広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)」(昭和27年・1952・建造、改築)。学生の時に修学旅行で訪れた時には正直ピンとこなかった「ヒロシマ」だが、大人になり、結婚し、子供を持つ身になり、多少なりとも知識が付いた現在では、その重さがまるで違って感じられる。

↓「広島市レストハウス(旧・大正屋呉服店)」(昭和4年・1929・建造)。爆心地でほぼ唯一残った戦前からの建造物。実際に原爆ドームからは150mしか離れていないのが不思議だ。

 

 


 

お好み焼館 Wood Egg (オタフクソース

広島県広島市西区商工センター7-4-5

 

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