以前から何度も店の前に立っているが、臨時休業だったり、目前で(まだ営業時間内だったけれど)閉店になったりと、相性が悪く、食べる事が出来なかった「黒川・菊井かつ」(正式な店名は不明。黒川店?黒川支店?)。やっと訪問する事が出来た。本店は西区那古野にあるが、以前に訪問したら、しばらくの間休業との貼紙があって未訪(今はやっているのかな?※1)。この黒川店は風除けがあって一見飲食店らしくないが、「味自慢の店」と書かれた看板を横目に中へ入る。右側にカウンターと厨房、左側に小上がりのテーブル席がある。カウンターに座って目の前においてある品書きを眺めてみると、この日は日曜で、定食はないとの事なので、単品で串かつ10本(5本単位)と小ライスを注文した。すぐに給仕の女性によってバットに入ったウスターソースとキャベツが運ばれる。ここは店内の調理も給仕もみんな女性のようだ。目の前では絶え間なく串を揚げる音がしていて食欲をそそる。電話で持ち帰り用を何十本と注文している人もいるよう。人気あるねェ。キャベツをソースに浸してつまみながら待った。
しばらくして目の前に串がのった皿が置かれる。串は細身、衣は細かく、カラッと揚がっている。こちらの基本の串は「馬肉」。なので豚肉の場合は、わざわざ「とん串かつ」という名前にしてある。どうして馬肉の串かつなのか知らないが、結構珍しいんじゃないかな? 肉は赤身であっさりしている。自分は馬肉が大好物なので、幾らでも食べられそう。どうやって串に刺しているのか不思議なくらい肉が細身なので、味わいは(特にソースにたっぷり浸けてしまうと)分かりづらいかな。ウスターソースの味はやや甘め(※2)。でも串揚げにソースにご飯だもの、どうやったって旨い。もちろん出来ればビールでいきたいところだが…。もっと注文しようか迷ったが、ご飯を食べてしまったのでこのくらいに。(勘定は¥700程)
(※1)後日、店の前を通りましたが、まだ店を閉めたままでした
(※2)後で調べてみると、ソースは太陽食品工業の「日乃鳥ソース」のようです。
↓ こちらに来る前に観察した東区主税町にある「カトリック主税町教会」の聖堂(明治37年・1904建造)・鐘楼と、司祭館(昭和5年・1930建造)。司祭館と周囲の煉瓦塀は登録有形文化財。
菊井かつ 黒川支店
愛知県名古屋市北区敷島町10
※令和6年3月閉店されました
( 黒川 菊井かつ 馬肉 桜肉 串かつ 串揚げ 黒川店 黒川支店 太陽食品 太陽食品工業 日乃鳥ソース )