ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

なぎさ @愛知県春日井市

2020年02月29日 | 愛知県(尾張)

用事があって春日井方面に行ったので昼食先を春日井駅前で探すも…、日曜だからなのか元々そうなのか知らないが、開いている飲食店がほとんど見当たらない。以前にブックマークしておいた食堂も閉業したようだし、もう1軒は休業日のよう。結局周囲をウロウロし、駅前から外れた路地に”ハンバーグ”と大書きしてあった年季の入った喫茶店を見付け、駐車場があったので車を停めて中に入った。店内には先客が1人。賄っていらっしゃるのはご高齢の女将さん。奥のやや暗いテーブル席に腰掛けると、おもむろに照明を点けて下さった。卓上のメニューを眺めると、もちろん先頭は「ハンバーグ定食」。「オムライス」や「イタリアンスパゲティー」「カツサンド」などもあったので迷ったが、やはり大書きしてあった”ハンバーグ”の迫力には勝てない。「ハンバーグ定食」をお願いした。

テレビの音を聞きながら待っていると「ハンバーグ定食」が登場。ごはんと味噌汁、ごまドレのかかった生野菜サラダが付く。ごはんが大きめの茶碗に盛られていて食べ切れるか心配に。ハンバーグにはいい具合に焼けた目玉焼きがのってケチャップソースがかけてある。箸をつけてみるとみっちりと肉が詰まっていて、つなぎの玉ねぎ等が見当たらない。箸で切りづらいくらいで、口に入れてもしっかりとした硬さがある。こういうハンバーグって最近あまり味わったことないなァ(大抵は軟らかく口当たり良く作ってある)。もちろんごはんにはぴったりだし、途中で目玉焼きの黄身を潰して味を変えるとまたひと口とご飯がすすむ。白味噌の味噌汁はちょっと味が濃かったけれど、結局多めのごはんは全部食べ切ってしまった。次は「カツサンド」にしてみようか。(勘定は¥880)

 

喫茶・軽食 なぎさ

愛知県春日井市八事町3-55-2

 

( 春日井 かすがい JR春日井駅 なぎさ 喫茶店 洋食 定食 ランチ オムライス ハンバーグ サンドイッチ コーヒー )

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メロンファーム @岐阜県関市

2020年02月28日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市のハンバーガー店「メロンファーム」。この店の前の通りを仕事などでよく通るのだが、特に昼間は目立つ外観でないのにも関わらず、いつも車やバイクが停まっているので気になっていた。というのも店の目と鼻の先には某巨大ハンバーガー・チェーン店があるのだ。あちらを選ばずこちらを選ぶ理由は何なのか。という訳である寒い晩遅くに寄ってみた。時間はもう夜9時を過ぎていたが、先客の車有り。明るい店内に入ると先客はツナギを着た若い男性4名。恰好からすると近くの専門学校に通う学生かもしれない。カウンターに出ていらしたのは気さくな年配の女将さん。メニューから「ダブルバーガーセット」をホットコーヒーでお願いしてお代を払う。後から知人にこの店の話をしたら、ここはかつて向かいの土地にあった5階建てのショッピングセンター「ジャンボシティー」に入っていた店なのだとか。

しばらくして出来上がった品は女将さんが席まで届けてくれた。「まだ1時間あるしゆっくりしてってねー。」と優しいお言葉(閉店は22時だそう)。セットの内容は全然把握していなかったのだが、トレイの上にはバーガーの他にフライドポテトが山盛り、花形に抜いた小さいお好み焼きのようなもの、それに唐揚げまで1つ付いている。ビックリ。ふかっとした食感のバンズのダブルバーガーの味付けはケチャップのみ。シンプルで旨い。細切りのフライドポテトはちょっと塩が強いが、某M社の倍の量がある(100円プラスするととんでもない量になるらしい)。コーヒーを啜りながらいただいていると、帰りかけた4人の若者が女将さんと立ち話。ふだんから通っている連中らしく、いろいろな事を女将さんに伝えたり、相談したり。朗らかな女将さんはとても親身になって話にのっている。何となくこの店の居心地の良さが分かるなァ。自分の帰りがけにも「外、寒いから気を付けて下さいねー。」と声を掛けていただいた。もちろんこちらの女将さんの素敵なスマイルは0円(笑)。(勘定は¥650)

この後の記事はこちら (2)(3

メロンファーム (Melon Farm)

岐阜県関市関市西旭ヶ丘6-8

 

( 関 せき メロン・ファーム ハンバーガー 喫茶店 珈琲 コーヒー モーニング 個人店 ポテト大盛 ジャンボ ヤナゲン )  

コメント (4)
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円相カド @岐阜県岐阜市

2020年02月27日 | 岐阜県(岐阜)

まだ昨年の10月に開店したばかりの居酒屋「円相カド」へ。もちろん店名通り円相グループの店。開店してすぐの頃に一度寄ったが、電気は点いていたものの開いていなかったのでしっかりと定休日を確かめての訪問。かつては夜になると寂しい場所だった繊維問屋の東の入口。最近は店が増えて結構な人出だ。すっきりとした店内はコの字カウンターのみ。中にはインカムを付けた女性店員が2人。先客は1組だけだったが2階にグループ客が居るかな。腰掛けてまずは酒。「若葉(純米)」(瑞浪)を燗つけてもらう。錫製のちろりと杯が運ばれた。酒と一緒に”和らぎ水”も出てきた。気が利くなァ。さすが今をときめく円相グループ、そつがない。お通しは「アーモンド味噌」「ラッキョウマスタード」「チリ小松菜」の3種(聞き間違いがあるかも)が少しづつ。どれもなかなか面白いつまみだし、日本酒にも合う。これだけで呑んでいられるなァと思ったが(笑)、それはさすがに出来ない。「自家製豆富」をお願いしたが出来ないとのことなので、「春うど素揚げ」を注文した。

「春うど素揚げ」には”ふきのとう味噌”が付いてきた。爽やかな苦み。この味噌を付けて食べると旨いなァ。「鯨波(本醸造)」(中津川)をぬる燗で追加。燗も温度計を使って計っている。勘に任せて”ちんちん”にされるよりずっといい。「煮込み」を追加。こちらの「煮込み」は黒・白・赤の3種類あって、それぞれ牛すじ土手煮込み・豚モツ煮込み・鶏の赤ワイン煮込みとなっている。目先を変えて”赤”を注文。しばらくして運ばれた「煮込み・赤」はセロリ、玉ねぎ、人参が入っている。バゲットも付いていて完全に洋風。まるで森下の「山利喜」だ。鶏肉はたっぷり。少し味付けが塩っ辛いのが残念だが「角ハイボール」を追加して美味しくいただいた。品書きで異色なのが”締めの”「ガパオライス」。しかも”現地風”と書いてある(笑)。さすが仕掛け人I氏。こういう店でも面白いことをする。気になるがもう腹がいっぱいで入らない。次は必ず頼んでみようと勘定をお願いすると、最後にサービスで「しじみ汁」が出てきた。最後までそつがない。(勘定は¥2,600程)

この後の記事はこちらこちら

 


 

↓ 以前から改造が気になっていた三番町の古い住宅(建築詳細不明・)のリノヴェーションが終わっていた。看板らしきものがあったので何かの商業施設としても使われるようだ。外観の写真を撮っていたらちょうど住人の方が帰っていらした。訊くと以前は旅館だったそう。慌ててしまって建造年を訊くのを忘れてしまった…、不覚。(3枚目の写真は2016年頃)

 

 


 

円相カド

岐阜県岐阜市住田町2-13-5

 

( 岐阜 ぎふ 玉宮 たまみや カド 居酒屋 大衆酒場 酒場 大衆割烹 えんそう 円相 円相フードサービス 稲田俊輔 イナダシュンスケ 近代建築 三業 )

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Loud Hailer / Jeff Beck

2020年02月26日 | クラシック・ロック

Loud Hailer / Jeff Beck (2016)

ジェフ・ベック(Jeff Beck)、目下のところ最新のオリジナル・アルバム(といってももう4年も前の話)。音だけは持っていたが、フィジカルな形で改めて購入。最近はニュー・アルバムが出てもすぐに全曲試聴可になってしまうが、あれ本当に購買の妨げになっていないのかな(というよりみんなCDとかってもう買わないんだナ…)。この時点で6年ぶりのアルバム発売だったというが、そんなに空いていたとは知らなかった。「Loud Hailer」とはジャケットのデザインの如く、拡声器の別称だそう。タイトル通り、最初の曲は拡声器を通したような声で女性ヴォーカルが加わっている。この女性はロージー・ボーンズ(Rosie Bones)という若い女性で、同じくこのアルバムに参加しているギタリストのカーメン・ヴァンデンバーグ(Carmen Vandenberg)と共にBones UKというバンドのメンバーだそう。孫といってもいいくらいの女性2人を従えてのアルバムなのだ。

ただ、ジェフも若い2人に負けていない程の尖りよう。ギターの音は触れたら切れそうなほどエッジが立っているし、いわゆるロックとだけでは括れないようなアヴァンギャルドな演奏を繰り広げている。一部の曲のドラムの入れ方なんかは完全にヒップ・ホップだし。いやぁ、久しぶりに聴いたがやっぱりこれ、カッコイイ。メロディーを奏でるギターというよりは、素材のひとつとしてのギターの音(もちろん硬質で流麗な彼特有のギター・プレイが流れる曲も)。あんな歳(当時72歳!)だというのにいつもこんなに激しい音を探しているのかな。恐ろしや、ジェフ・ベック先生。返す返すもこのアルバム発売後の来日ツアーに行き損ねたのが悔しい。

オークションで購入(¥540)

  • CD (2016/7/15)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Rhino
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玉屋 @名古屋市千種区・覚王山

2020年02月26日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

覚王山の日泰寺参道にある食堂「玉屋」。創業は大正2年(1913)という100年を超える歴史のある食堂だ。日曜休みなのでなかなか機会が作れなかったが、ある祝日にやっと訪問が叶った。開店してすぐの時間に店に着いたが、すでに数組の先客が。中はテーブルが5つ、小上がりが3つという造り。こちらの店は盛りが凄いことでも有名。名物のかつ丼を大盛にすると2合のご飯が出てくるというから恐ろしい。若い頃なら1度位チャレンジしたいところだが、オッサンが試して万が一にも残すのは嫌だし、食べ切れたとしても1日が終わってしまうのでもちろん注文はしない。壁に貼り出された品書きには食べたいものが沢山。カキフライ定食と激しく迷って、結局注文したのは「カツカレー」。給仕のおばちゃんに「ご飯少なめで。」と忘れず伝える。

しばらくして「カツカレー」が登場。ちゃんとお冷やも添えられた。その他にも小鉢のポテサラが付く。持ち手の付いた深めの楕円皿に盛られた「カツカレー」はご飯少なめにしてもらってもしっかりとした量。その上にカツが鎮座している。脇には赤い福神漬け。しっかりめに揚げられたカツの豚肉はかなり厚く、衣も厚め。細切れ肉が入ったビーフカレーはしっかりと辛味もあって旨い。カレーと合わさった時のカツの衣の旨さは言うまでもない。ガツガツと食べ進んでいった。この味なら普通盛(つまり他店の大盛以上)であっても問題なくいけただろうナ。向かいに相席で座った単身ご高齢のバーサンは「きしめん」に海老天をのせるカスタマイズ。きしめんのつゆの色がかなり濃くて旨そう。次はその「きしめん」か、それとも名物「かつ丼」か。横の席の夫婦が注文していた単品の「カキフライ」もなかなか立派な牡蠣を使っていた。あれをビールで…。悩みは尽きない。(勘定は¥920)

 

 


 

↓ 日泰寺参道から外れ、道路を挟んだ北東にある霊堂へ向かうと小高い丘の上に見えるのが「第一軍戦死者慰霊碑」(明治34年・1901・建造、のち移設)。日清戦争の戦死者の慰霊碑で東京砲兵工廠で鋳造されたもの。かつては現在の中区役所の前あたり、広小路のど真ん中に建てられていた(写真3枚目)。周囲を「愛知県庁」「愛知県会議事堂」「名古屋市役所」等が囲んでいたが、この慰霊碑の周囲を路面電車が通るたびにカーブで大きな音を立てるので議事の進行にも支障をきたしたのだとか(笑)。広小路も延長されて交通の邪魔になるという事で建立されて20年も経たないうちにこちらに移設されたとのこと。慰霊碑の周りの柵に使われているのは実際の大砲の砲身(七糎<センチ>山砲と七糎野砲だとか)。

 

 

 

↓ 特異な形の屋根が目を引く「東山配水塔(東山給水塔)」(昭和5年・1930・建造)。例年は年2回開放されていたが、周辺が工事中で最近は開放されていないよう。現在はこの慰霊碑側からが一番よく見える。いかにも古そうに見えるトンガリ屋根だが、実は昭和58年(1983)に設置された比較的新しいもの。にしても愛嬌があって秀逸なデザインだ。

 

↓ その給水塔の東側道沿いには名古屋市の上下水道100周年を記念した「飲水思源碑」という記念碑があり、その脇に「東山配水場2号配水池・水位計建屋」(大正2年・1913・建造、移設)があった。屋根下に碍子が付いているので、かつては電気の引き込みがあったようだ。

 

 


 

麺類食堂 玉屋

愛知県名古屋市千種区山門町2-47

 

( 名古屋 なごや 覚王山 かくおうざん たまや 玉屋食堂 麺類食堂 大衆食堂 にったいじ 大盛 デカ盛 かつどん 近代建築 名古屋市都市景観重要建築物 )

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つたや (4) @岐阜県各務原市

2020年02月25日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

昼間に知人と仕事上の会合に参加し、金山駅からどこか早くから開いている店に呑みに行こうという話になり、知人が未訪の「つたや」で呑もうということになった。思い付きで電車に飛び乗るも、車中2人で喋りながら過ごしているとどうも外の様子がおかしい。乗り間違えたらしく、自分たちが着いたのは全く違う路線の佐屋駅(←すでに少し酔っていたとはいえ、2人とも間違えるとは…・恥)。辺鄙な駅の反対側のホームで電車を待って来た路線を戻り、犬山線に乗り換えて新鵜沼へ。連絡橋を通ってJR鵜沼駅側に。無事に「つたや」に着いた時にはもう6時を回っていた(←何をやっているんだか・苦笑)。4時からやっている店はもう一段落したようで落ち着いた雰囲気。それでも9割方席は埋まっている。無事並んで腰掛け、やっと瓶ビール(キリンラガー)で乾杯。ここまで長かったー。

すでに珍味(希少な部位)は無くなっていて定番の品しか残っていない様子。「とんやき」「たん」「やきにく(ほほ肉)」「さがり」などをたれでお願いした。焼き方は3代目の若い衆。もうしっかりと焼きを任されているようだ。大きな炎を上げて焼くスタイルに知人も驚いている様子。それぞれが皿に盛られて置かれたが、たれの濃い味でどれも似たような印象になってしまうのは仕方のないところ。話を交わした自分の隣の年配男性は退職して週2で通っているそうだ。羨ましいなァ。自分は酒に切り換え。小さい錫のちろりに注がれたひや酒を何杯もお代わり。どて鍋から「どて」「こんにゃく」「玉子」「ちくわ」なんかを盛ってもらう。しっかりとした濃いめの味噌味。「どて」には肝も挟んである。相変わらず旨い。若い衆や女将さんのどて鍋のつゆの継ぎ足しの様子を見ていると、どう見ても適当にしか見えない目分量。調味料をどばーっと足していくだけに見えるのに、味はしっかりとあの味になるんだからマジックのようだ。「さがり(生姜醤油)」「ねぎま(塩)」「きゅうり(塩)」あたりでさっぱりと味を変え、勘定してもらった。(勘定は¥4,200/人)

以前の記事はこちら (1) (2) (3

とん焼 つたや

岐阜県各務原市鵜沼山崎町3-146-2

 

( 岐阜 ぎふ 鵜沼 うぬま JR鵜沼駅 とん焼き 焼きとん とんやき ホルモン ホルモン焼き 居酒屋 酒場 老舗 名店 炭焼き )

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キッチンフクイ @岐阜県岐阜市

2020年02月24日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市加納にあるまだ新しい洋食屋「キッチンフクイ」。以前に柳ヶ瀬の「大福屋レンガ通り店」の記事を書いていた時に店のフェイスブックを見ていたら、主人が「弟のお店」と紹介していたのを見付けてずっと気になっていた。バスで最寄りまで行き、歩いて店へ。店は大通りには面しておらず、少し路地を入った所にある。店に着いた時にはもう店前の駐車場がいっぱい。後から車を停められずに待っている人も出ていた。外看板には小さく「大福屋加納店」と書いてある。こちらの主人はホテルの総料理長を永年務められたのだとか。店内にはカウンター席とテーブル席があるがさほど広くはない。店の奥には庭が見渡せて明るい。カウンター奥の棚にはコーヒーカップが沢山並んでいた。給仕は年配の女性と若い男性。厨房の主人の姿は見えない。カウンター席に腰掛けてメニューを眺める。ランチ・メニューやセットもあって色々あって悩ましいが、この日はどうしてもカツを食べたかったので、それと洋食屋のキモ、デミグラスソースを味わえるものをと「ポークカツレツ・デミグラスソース」を注文。時間がかかるそうなので、早く出るだろう「ポテトサラダ」、それに「キリン一番搾り」(中瓶)をお願いした。

まずは狙い通りポテトサラダとビールが登場。ポテサラも「大福屋」のイメージとは全然違う完全洋風仕様。生野菜も添えてあり、クルトンものせてある。ピンクペッパーも使われていてお洒落。少しチーズの風味もしてなかなか旨い。これとビールをゆっくりとやっていると、後から「ポークカツレツ」が運ばれた。カリッと揚がったカツはカットされており、薄い色づきのデミグラスソース、それに生クリームもたらしてある。脇には野菜のソテー、ショートパスタ、キッシュと豪華。デミソースはトマト感が強め。カツをカットした時に崩れた衣がいくつもあるのは残念だったが、酸味の強いデミソースと絡めていただくともちろん旨い。思わずビールを「もう1本!」と言いそうになったが、我慢。まだまだ後から客が入ってくるので早めに腰を上げた。次はホテル仕込みという「カレー」か「ハッシュドビーフ」にフライ物を付けてみようかな。(勘定は¥1,850)

この後の記事はこちら

 

喫茶&洋食 キッチンフクイ

岐阜県岐阜市加納堀田町1-4

 

( 岐阜 ぎふ 加納 かのう フクイ 大福屋加納店 喫茶店 洋食屋 ポークカツ カレーライス コーヒー 珈琲 名誉司厨士 グランベール岐山 )

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Blues & Soul Sessions / Various Artists

2020年02月23日 | ソウル・ファンク・R&B

Blues & Soul Sessions / Various Artists (2002)

今までにいくつかを購入してる「~ Sessions」シリーズ。一見かっこよさそうに見えてジャケはインチキ臭いイラストだし、何となく怪しい感じだけれど、意外や中身は充実していて、2枚組なので安い割にはヴォリュームもある。もちろん音源は正規音源。今回購入した「Blues & Soul Sessions」は、新旧のブルーズ、ソウル・ミュージックをコンパイル。収録曲は以下の通り。

<Disc 1>

01. Boom Boom - John Lee Hooker
02. I Like What You're Doing - Carla Thomas
03. Crazy 'Bout You Baby - Ike & Tina Turner
04. Harlem Shuffle - Bob & Earl
05. Pussycat Moan - Katie Webster
06. Singing Side - Lil' Ed & The Blues Imperials
07. Ain't That A Bitch - Johnny Guitar Watson
08. Sliced Tomatoes - Just Brothers
09. Today I Sing The Blues - Aretha Franklin
10. Billy's Bag - Billy Preston
11. Aged & Mellow Blues - Little Esther
12. Bright Lights, Big City - Jimmy Reed
13. I Get The Sweetest Feeling - Jakie Wilson & Erma Franklin
14. Walking The Backstreets - Koko Taylor
15. The in Crowd/Wade In The Water - Young Holt Unlimited

<Disc 2>

01. Mustang Sally - Buddy Guy & Jeff Beck
02. Hold On I'm Coming - Erma Franklin
03. It's All Over Now - Bobby Womack
04. Trouble So Hard - Vera Hall
05. Roll Roll Roll - Lonnie Brooks, John Hunter & Phillip Walker
06. Every Little Bit Hurts - Peggy Scott
07. Sunday Sermon - Booker T & The MG's
08. Sittin' Here Cryin' The Blues - Willie Dixon & Memphis Slim
09. Let Me Stir In Your Pot - Carey Bell
10. Wade In The Water - Staple Singers
11. Try Some Of Mine - Little Richard
12. I'm Gonna Get You - Lavern Baker
13. Getting Nowhere Fast - Floyd Smith
14. A Woman Needs To Be Loved - Tyrone Davis
15. Shadows Of A Memory - Major Lance

このシリーズがいいのは、年代に囚われず大きな枠で選曲しているところ。だから60年代初期のジョン・リー(John Lee Hooker)の泥臭いブルーズから70年代のソウル、曲は古くともジェフ・ベック(Jeff Beck)が参加したバディ・ガイ(Buddy Guy)の新しめの音源などヴァラエティに富んでいる。的が絞れていないと言うことも出来るが、流して聴くにはこの位の方が楽しいし新しい発見も多い。自分が知っている曲も30曲中、半分位しかなかったので良かった(同名曲のヴァージョン違いが多い)。でもこういうコンピ盤で一番困るのは曲のクレジットが詳しくないこと。これも一応発表年は分かるが、収録アルバムまでは紹介してないし、カヴァー曲のデータも弱い。そういうのが次に繋がるんだけれどなァ…。

オークションにて購入(¥302)

  • CD (2002/2/26)
  • Disc : 2
  • Format: Import
  • Label : Sessions
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ステーキのあさくま 八熊店 @愛知県中川区・日比野

2020年02月23日 | 名古屋(熱田区・中川区)

久しぶりに家族が揃ったが、女性陣は買物、男性陣はそれぞれの用事で別れ、結局再集合したのはもう暗くなってから。どこかでメシを喰って散会しようと決定。アクセスが良く駐車場があるところということで選んだのは尾頭橋の南、名古屋高速高架沿いにある「ステーキのあさくま八熊店」。車を停めて店舗の2階に上がると待ちがあった。自分は並んで待つのが苦手なので他所にしようと提言したが、家族には15分くらいだからと説得された(←オヤジの扱いには慣れている)。よく見ると席は沢山空いているのだが、客を上手く回せていない様子だ。

やっと呼ばれて席に着いて注文用の卓上ボタンを押しても反応なし(テーブル番号は表示されている)。振り返ると店員はこちらを見ているのに誰も来ない(怒)。まぁまぁと家族になだめられていると(←オヤジの扱いには慣れている)、3回テーブル番号の点灯をスルーされた後、やっと店員が注文を取りに来た。飲食店のバイト内部事情に詳しい娘によると、向こうで棒立ちしている店員はお運びしか権限を任されていない新入りで、使える(=出来る)店員の数が限られているから回せていないのだろうと冷静な答え。なるほど、人材不足とはいうが大変なんだネ…。

それはさておき、それぞれが好きな肉料理を注文し、サラダ・バーの食材を取りに席を立つ(←これも大の苦手)。聞いてはいたが、野菜やフルーツの他に、カレーあり、アイスあり、たい焼きあり、ワッフルあり(←自分で焼く)と凄い物量。オッサンの自分はもう取らないが、若い時分だったら片っ端から食べただろうなァ。自分は少量の生野菜とコーンスープを取って席に戻り、運転は嫁に任せることにして瓶ビール(キリンクラシック中瓶)をいただく。

最近でこそ利用しないものの、何を隠そう自分の幼少のみぎりの一大外食イベントは誕生日の「あさくま」だった(誕生日だけはリクエストが聞いてもらえた)。昔は店舗が少なく、わざわざ車を出して近隣の市まで出かけたっけ。そこで食べたあの”ドレッシング”と”コーンスープ”の旨さの衝撃ったらなかった(まだ市販前)。どちらもオリジナルで、特にドレッシングでああいう味は他に無かったと思う。そんな幼児体験があるのでここでもあのドレッシングしか使えない。久々に食べたドレッシングはやはり旨い。スープはこんなに甘かったっけ。クルトンも無いんだね…、残念。

自分の頼んだ「サーロインステーキ(150g)」ももちろんオリジナル・ステーキソースで。グレーヴィー・ボートに入ったソースを肉にかけると、鉄板がジューッと音を立てる。コレコレ、これも久しぶりだなァ。思ったよりも醤油辛いがこれでモリモリ飯を喰っていたんだろう。今は代わりに息子が平皿にてんこ盛りで3杯お代わりしている。娘もサラダを中心に綺麗に平らげた。嫁は最初量を抑えていたが、結局デザートの誘惑に勝てず、クロワッサンにソフトクリームを添え、某店の○○ノワールの贋作を食べていた(笑)。久しぶりに家族揃った楽しい夕餉。(勘定は¥11,000程)

 

 


 

↓ 店の近くで見つけたアパート「柳川荘」(建築詳細不明)。どうということのない古いアパートなのだが、階段周りの造りが妙に凝っていて雰囲気がある。まるで近代の擬洋風建築を見ているよう。もう住人は居ないようだ。

 

  

 


 

ステーキのあさくま 八熊店

愛知県名古屋市中川区柳川町20-16

 

( 名古屋 なごや やぐま あさくま あさくま八熊店 ステーキ ハンバーグ あさくまドレッシング サラダバー ブッフェ ファミリーレストラン 近代建築 )

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ジョイ (2) @岐阜県瑞穂市

2020年02月22日 | 岐阜県(岐阜)

良い天気のある日曜日、東西に走る国道21号線沿いにある穂積のハンバーグとコーヒーの店「ジョイ」。店前の駐車場に車を停めて中へ。この日の先客は4組程。ムード音楽が流れる相変わらず昭和な空間のテーブル席に着き、メニューを吟味する。この日はコーヒーと合うものをとハンバーガーを選択。女将さんに150gのパティが使われるという「ミスターデカバン」とコーヒーのセットをお願いした。いつものようにネクタイ姿の主人の調理が静かに始まる。

しばらくして運ばれた「ミスターデカバン」には、少し炙ってあるバンズの間にパティとレタス、きゅうり、トマトが挟まれている。大きな口を開けてかぶりつく。肉汁が溢れ出てきた。パティはソースをくぐらせてあるのではなく、ソースがバンズの方に塗ってある程度。なのでどぎつい味でマスキングされず、シンプルに肉の味がよく分かる。全体的にあっさりとしていてとても旨い。ハンバーガーもいいなァ。店のマークが入ったカップで、サイフォンで淹れたコーヒーもいただく。すっきりとした味のコーヒーが、これまたハンバーガーにぴったり。大きめのハンバーガーだがパクパクッと胃の腑の底に。次に何にするか迷うナ。(勘定は¥650)

以前の記事はこちら

ハンバーグ専門店 COFFEE SHOP JOY (ジョイ)

岐阜県瑞穂市穂積552-1

 

( 岐阜 ぎふ 瑞穂 みずほ ジョイ JOY ハンバーグ ハンバーガー パテ 珈琲 コーヒー コーヒーショップ 定食 ランチ 自家製ハンバーグ )

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