ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ニューなかむら @名古屋市中村区・黄金 (2)

2023年03月31日 | 名古屋(中村区・西区)

以前にも訪れて、こんな店が近くにあったらなァと思った細江通の洋食屋「ニューなかむら」。ある休日の昼に再訪した。店に入ると先客が1名。ビール瓶を脇にスマホの動画を見ながら食べているその姿を見てふと思い出したが、この客は前に来た時に居た人と同じ方じゃないかしら(ビール、ウラヤマシイ…)。アーチ状の見え放しの梁や、ぶら下がる丸いペンダントライトが未来的なバーのようでかっこいい店内。テーブル席に腰掛けてメニューを眺める。給仕の奥様にお願いしたのは「オムライスセット・Sスープ付」。ケチャップソース、カクテルソース、デミグラスソースからソースが選べるのだが思いつきで”カクテルソース”でお願いした。奥で主人の調理が始まる。

テレビを眺めながら待っていると「オムライスセット」の完成。楕円の銀皿に盛られていて、クルトンの浮いたカップのコーンスープ付き。オムライスは薄皮で包むタイプ。早速スプーンでカクテルソースを味わってみると、ソースとケチャップを合わせたような味。勝手にシュリンプ・カクテルとかであるようなもう少しケチャップ寄りでタバスコとかが効いた味わいを想像していたので、よくある味付けに拍子抜け。確かに洋食屋で”カクテルソース”っていうとこの味が多いんだった。中はハムを使ったケチャップライス。旨いがこれならデミグラスソースにしてみれば良かったか。甘いスープを口にしながら綺麗に平らげた。次こそ酒が呑めるように訪れてメニューの”口取り類”から一品メニューを選んでみたいナ。(勘定は¥950)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 店の前の通りにあった元・喫茶店「園」(建築詳細不明)。主屋は瓦屋根の日本家屋なのでこれも看板建築と言っていいだろうか。瓦屋根の形を変えて洋風屋根を模した造りや窓の形状が何だか可愛らしい建物。

 

 


 

 

キッチン ニューなかむら

愛知県名古屋市中村区畑江通4-14

 

( 名古屋 なごや ニューナカムラ キッチンなかむら New Nakamura 洋食 ステーキ ハンバーグ ランチ オムライス 近代建築 看板建築 )

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Chronicle (Fully Finished Studio Outtakes) / The Rolling Stones

2023年03月30日 | クラシック・ロック

Chronicle (Fully Finished Studio Outtakes) / The Rolling Stones (2021)

2021年にネット上でリークされ、世界中のストーンズ(The Rolling Stones)ファンがあっと驚いた音源「Fully Finished Studio Outtakes」。自分はすぐにネット音源で手に入れたが、昔からブートレグ(海賊盤)に慣れている自分もその物量とクオリティーに心底驚いた。何しろタイトル通り、断片や合成とか、既発のちょっとだけ音質アップとか、ストーンズでありがちなダラダラとしたセッション音源でなく、ほぼ完全に曲として出来上がった状態で50曲というヴォリュームだったから興奮が止まらない。あまりの高音質音源の大量流出にブートレグでは珍しく、一般の音楽ニュースにもなったと記憶している。フィジカルでは一番最初に下のジャケ作品が発表されたと思うが、明らかにクレジットに間違いや怪しい情報が多く(流出元をはぐらかすためわざとという説も)、時系列でもなくて聴き辛そうだったのでCDの購入は見送っていた。

CDを手に入れたのはそれから少し経って、新たにリークされた音源や未収録曲を含む69曲CD4枚組というヴォリュームで、曲順を時系列に並べ替え、音質も向上と謳ってMASTERPIECEレーベルから発売された「Chronicle (Fully Finished Studio Outtakes)」というタイトル。

古くは60年代後半の「Their Satanic Majesties Request」期と思われる曲から、2002年のシングル「Don't Stop」期の曲までを時系列に収録。それに加えて4枚目には更に上記のオリジナル盤には未収録の2002年のセッションからと思われる曲群と、新たにリークされたアウトテイクと別ヴァージョンが7曲加えてある。だいたいこういう完成されたような音源が流出するのは正規盤で発売予定がある前であることが多い。ただ流出からもう2年経つがそれらしい発売情報は流れてこないので流出元がどこなのか不思議。ストーンズでは何故か昔から大抵ロニー(Ron Wood)が疑われるんだが(笑)。

先のオリジナル盤(と同じと思われるネット流出音源)と比べて音質の向上は…うーん、若干聴き易いかな程度か。ま、元の音が悪くないからね。クレジットはどこまで正しいか分からないが、さすがに更新されていていい感じ。でも文字が小さ過ぎて老眼の自分にはちょっと…(苦笑)。聴いていると昔聴いたブートではヴォーカルが入っていなかった曲にもちゃんとヴォーカルが入っているのが驚き。それもまだ”歌詞考え中”なんていう状態じゃなくちゃんと入れている。ストーンズの流出した未発表曲とかデラックス・エディションに加えられたボーナス・トラックは、未発表もむべなるかなという今ひとつの出来のものが多いが、ここではどうして正式に発表されなかったんだろうと不思議になるクオリティーの曲も散見される。もうさすがにこれ以上の物量は出てこないと思うが、願わくばこれらの曲の発表の計画が進行していて、オフィシャルで発売されますように。

ネット・オークションにて購入(¥2,200)

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メロンファーム (3) @岐阜県関市

2023年03月30日 | 岐阜県(中濃)

お気に入りの麺類食堂、岐阜県関市の「入船」に寄るも、このところ2回続けて暖簾が掛かっていない…。以前に女将さんが廃業を示唆していたのでちょっと心配。一時的なものだといいけれど。そこで昼食は以前にも立ち寄ったことがある近くのハンバーガー屋「メロンファーム」へ。すぐ近くに巨大ハンバーガー・チェーン店「M」があるというのに根強い人気を持つ個人店。この日も「M」にはドライブスルー待ちの車列が出来ていたが、そちらを横目にこちらの店前の駐車場に車を入れた。レジでメニューを見ながら注文。この日は「ダブルバーガーセット」のポテトをLサイズに変更し、”塩少なめ”でお願いした。ドリンクは「ホットコーヒー」。快活な女将さんが「出来たらお持ちしまーす。」と言ってくれたので、アメリカン・ダイナー風のテーブル席で出来上がりを待つ。

しばらくしてトレイにのった「ダブルバーガーセット」が届く。コーヒーは厚手のカップにたっぷりの量。前もLサイズにしたことがあるので驚きはしなかったがトレイの上はフライドポテトの海(笑)。大量だ。これとダブルバーガー(←そもそもこちらがメイン)、それにイカリングと花形の小さいお好み焼というこの店ならではのラインナップ。ダブルバーガーは少し炙ってあるバンズにパテが2枚。ケチャップと玉ねぎとピクルスっぽいペーストで味付けされている。パテはしっかりめの焼きめで旨い。ポテトは塩少なめにしてもらったが(←元々塩が強い)、それでもだんだん塩がきつくなってくる。次は”塩は別で”って頼めるのかな。残りのイカリングとお好み焼のおまけも頂いてお腹がいっぱいになってきた所で女将さんが、「これのせ忘れてましたー。」とクリームコロッケを1つ追加(苦笑)。最後は必死で平らげた。高校生じゃないんだから(笑)。今回もサービス精神に脱帽。(勘定は¥850)

以前の記事はこちら (1)(2

メロンファーム (Melon Farm)

岐阜県関市関市西旭ヶ丘6-8

 

( 関 せき メロン・ファーム ハンバーガー 喫茶店 珈琲 コーヒー モーニング ポテト大盛 ジャンボシティー ヤナゲン いりふね 閉店 廃業 ) 

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大黒屋 @三重県桑名市

2023年03月29日 | 三重県(老舗)

久しぶりに朝早くから家を出て三重県桑名市へ。犬の散歩やら掃除やらと家の事を片付けてから出たのに早く着き過ぎてしまい、行くところが無い(笑)。そこで寺町通り商店街へ行って餅屋の「大黒屋」へ。創業は昭和7年(1932)だとか。まだ早い時間で、商店街の各店舗はやっと店が開き始めたばかりという感じだったが、こちらの店先には既に数人の客が。「みたらしだんご」が焼けるのを待っているようだ。ショーケースやら店先の卓に置いてある菓子から選んだのは、冬限定という「黒棒」(半分)、「鬼まんじゅう」、そして匂いにつられて「みたらしだんご」を1本お願いした。

「みたらしだんご」はその場でいただく。甘辛いたれを纏わせるのが一般的だが、こちらのみたらしは甘さのほとんど無い醤油だけのタイプ。高山市でもそうだが、甘辛いのに慣れているとこの醤油だけの団子がめっぽう旨く感じる。「黒棒」は以前に四日市の「嶋小餅店」でも買い求めたことがある。厚さが4cm、長さは15cm程もある大きな塊。これでも”半分”サイズなのだから丸ごと1本だと30㎝にもなるはず。ほのかに黒糖の風味がする羊羹のような甘い菓子でプルンとした弾力がある。包丁を使っても切り辛い。「嶋小」でもそうだったが、電子レンジで少しだけ温めると軟らかくなり甘味が増す。素朴だが旨い。確かここ「大黒屋」を始めた初代は”四日市で修業した”とどこかにあった。ひょっとして「嶋小」だったりして。「鬼まんじゅう」は皮の部分が少なくしっかり甘いさつまいもがふんだんに入っている。ほとんど妻と母、母の様子を見に来ていた長姉に渡したが、女性陣って芋が好きだナ。(勘定は¥1500程)

 


 

↓ 「くわな寺町通り商店街」はやっと店が開き始めたところ。桑名らしく”志ぐれ”を扱う店もいくつかある。3と8が付く日には三八市という市が立つのだとか。昔はうちの近所の寺の参道でも”さんぱち”と呼ぶ市をやっていたなァ。

 


 

 

御餅菓子 大黒屋

三重県桑名市南寺町67

 

( 桑名 くわな 寺町通り商店街 大黒屋 もち 餅菓子 くろぼう おにまんじゅう みたらし団子 和菓子 饅頭 )

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きよめ餅総本家 名鉄神宮駅前売店 (2) @名古屋市熱田区・神宮前

2023年03月28日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

ある休日に名鉄の神宮前駅で降りた際、久しぶりに寄ったのは「きよめ餅 名鉄神宮駅前売店」。この日は併設の喫茶「喜与女茶寮」ではなく、家族への土産で土日祝日限定の「さくらきよめ」目当て。すぐ近くの本店にしようか迷ったが、昼は近くの中華料理店へ行ったので、その帰りにこちら駅前店に立ち寄った。以前から周囲は更地が多くなり前の駅前商店街的な雰囲気が変化してきているが、現在は更に駅の改修工事で周辺が囲われている。店のショーケースには干支にちなんで兎のひな人形が飾られていた(写真下2枚目)。

通常と違った桃色の箱に入れられた「さくらきよめ」は薄桃色の羽二重餅で通常と違う餡が包まれている。焼き印は桜の花びら。軟らかさは同じでほんのりと桜の風味がして旨い。自分は普通の白餡かと思っていたら、餡に塩漬けの桜の葉と和三盆が練り込んであるそう。桜の風味は皮でなく餡だったようだ。普通のきよめ餅も好きだが、季節毎に出される他の限定品も食べてみたくなった。(勘定は¥1,000/5個)

以前の記事はこちら (1

喜与女茶寮の記事はこちら (2

 

 

 きよめ餅総本家 名鉄神宮駅前売店

愛知県名古屋市熱田区神宮3-4-12

 

( 神宮前 じんぐうまえ 熱田神宮 あつたさん 尾張銘菓 尾張名菓 藤團子 とうだんご 藤だんご きよめもち 干菓子 和菓子 )

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Earthbound / King Crimson

2023年03月27日 | プログレッシヴ・ロック

Earthbound / King Crimson (1972)

キング・クリムゾン(King Crimson)が1972年に発表したライヴ・アルバムの紙ジャケ盤。今作は発売当初から音質が悪いことで有名で、長らくCD化されていなかった作品。今ではフリップ翁(Robert Fripp)自身が”世界初のオフィシャル・ブートレグ・アルバム”と称しているらしい。昔よく読んでいたブートレグ情報誌にもよく揶揄される対象として登場していた覚えがある。実際2000年代以降にやっと再発されたんじゃなかったかな。フリップ以外のメンバーはボズ・バレル(Boz Burrell)、メル・コリンズ(Mel Collins)、イアン・ウォレス(Ian Wallace)の3名。71年のアルバム「Islands」の後で、契約が残っていた為にアメリカで行ったツアーでのカセット・テープでの録音だそう。バンドはツアー後解散した。

1曲目はあの「21世紀の精神異常者」から始まる。ちょっとペースを落としてメル・コリンズのラッパが目立つアレンジは新鮮。自分は若い頃からブートレグに慣れ親しんで耳が腐っている(※比喩的な表現です)ので、初めて聴いた時には「ん?言うほど悪い音じゃないじゃん」っていうのが第一印象だった。確かにレンジの狭さとダンゴになった音像はいい音とは言えないが、当時のバンドの迫力というか生々しさはしっかりと伝わってくる。これを聴いた後に色々なオフィシャル・ブートレグも聴くようになったので自分の持っていた初期クリムゾンの印象はすでに更新されているが、以前はもっと綺麗な音を出していたのかなと思っていた。当時シングルのみ収録だった「Groon」のフリーキーな長尺演奏が聴きどころ。

ネット・ショップにて購入(¥680)

  • レーベル ‏ : ‎ WOWOWエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B000E1KN70
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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山月 @岐阜県岐阜市 (2)

2023年03月27日 | 岐阜県(岐阜)

妻と車で出掛けた折り、夕食に寄ったのは岐阜市芥見(あくたみ)にあるうどん屋「山月」。まだまだ寒い時期だったのであったかいうどんをと寄ったのだが、中に入ると待ちが数組ある程の盛況ぶり。仕方なしに名前を記入して外で待つことに。ちょうど時分どきだったこともあってなかなか席が空かず、しばらくしてようやく中の待合い席に腰掛けた。順番に呼ばれてテーブル席へ。この店の奥の座敷って見たことがなかったが結構広いんだナ。注文したのは自分が「味噌煮込みうどん・天ぷら入り」、妻が「天ぷらうどん」。忙しく立ち働く店員はアルバイトの給仕も含めて6人ぐらいもいるんじゃないかな。

しばらくして運ばれた「味噌煮込みうどん」は小さい土鍋に盛られている。寒い中待ったし、出汁と味噌の匂いが食欲を刺激する。のせられた海老の天ぷらはデカい。衣で厚着していないしっかりと身の太い海老だ。その他の具材はどんこしいたけ、ごぼう、ネギ、かまぼこといったところ。まずは20cm程もある海老天の味噌味のつゆに浸ったところをガブッとやったが、最初から軽く上顎をヤッてしまった…(←学ばない)。煮込み用のうどんは太くはないが、しっかりとした弾力と縮れのあるもの。うん、旨い。この地方では皆これにご飯を付けるが、自重したことを後悔させる濃くて強い出汁加減のつゆ。全然匙が止まらず、ほとんど飲み干してしまった。そういえば今年はあまり味噌煮込みうどんを食べなかったなァ。季節が暑くなってしまう前にまた食べに行こうっと。(勘定失念)

以前の記事はこちら (1

 

手打うどんそば処 山月

岐阜県岐阜市芥見南山3-9-2

 

( 岐阜 ぎふ 芥見 あくたみ さんげつ うどん そば 手打ち 手打 手打ちうどん 煮込みうどん みそ煮込み みそにこみ てんぷらうどん 天麩羅 天婦羅 )

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ながや @名古屋市中村区・岩塚

2023年03月26日 | 名古屋(中村区・西区)

中村区の豊国通の西、ショッピングセンターの北の路地裏にある蕎麦屋「ながや」へ。創業は昭和40年(1965)で現在3代目だとか。久しぶりに来てみたら改装したようで以前とちょっと雰囲気が変わっている。いつも賑わっている店だが、この日も外に待ちの人が。こういう店で困るのは先客と思しき人の後に並ぶのか、中にウェイティングのリストがあるのか、外からでは全然分からないこと。一応中を覗いて訊いてみたらやはりリストに名前を記入しろとのこと。記入して外で待った。幸い並びはすぐに短くなり、中待合で座っていると10分程度で呼ばれる。ただ席はほぼ満席なので2階に案内された。

2階は座敷の他、畳の広間にテーブル席がいくつか設けてある。注文はインターホンでしてくれと言うので大広間に1つだけあるインターホンを取って「ざる蕎麦を」とお願いする。すると「伺います。」と。すぐに若い女性給仕が上がってきたが、同じ部屋の別の客に注文を取りに行った。しばらく待ったが誰も来ないので嫌な予感がして、配膳しに来た給仕に声をかけるとやはり注文が通っていないばかりか、呼んでいないことになっていて改めて注文。うーん、やはり全く目の届かないところに客を詰めるのはいかがなものか。それに大広間に1つのインターホンって、座っている他の客の背中まで行ってインターホンを取るのは(その客にとっても)気分のいいものではない。

しばらくして給仕が運んできた自分の「ざる蕎麦」はいったん他の客の席に置かれ、違うと指摘されたらしく、やっとこちらに回って来た(これも気分のいいものではない)。長方形のせいろに盛られた「ざる蕎麦」は細切りで、徳利に入ったつゆは色付き濃いめ。山葵と刻みネギが別皿に。十割だそうだがしなやかで色付きも淡い。最近は十割蕎麦を謳う店が増えたが、昔のイメージとは違ってザラザラとした口当たりの蕎麦はあまり見なくなった。昔の十割の挽きがそういう傾向だったのか、最近の蕎麦打ちに新しいスタンダードでも浸透しているのか。つゆは辛汁でなかなかいい感じ。喉越し良くあっという間に手繰り終わる。

でも案の定、蕎麦湯はこちらから頼むまで出てこない。蕎麦湯だけの為にインターホン使うのもアレだし、店の人は見当たらないし。配膳で2階に誰か上がって来るのを待ってお願いすると「器下げますねー。」と箸まで持っていかれそうに。自分は刻みネギは蕎麦湯の時だけに使うのだが手で入れる訳には…。十割のわりに値付けも安くていい感じなのに、終止蕎麦とは別のことがチグハグで残念。次は1階で。(勘定は¥850)

 

 

ながや

愛知県名古屋市中村区向島町4-24

 

( 名古屋 なごや 岩塚 中村公園 長屋 蕎麦 そば 十割そば 蕎麦切り そばきり ざるそば )

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とんかつのエビス @岐阜県大垣市 (3)

2023年03月25日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県大垣市の大垣駅から東に歩いた商店街にある「とんかつのエビス」へ。入口にサンプルの並んだショーウインドウのある昭和の雰囲気たっぷりの食堂だ。店に入るとこの日は先客が1組。ペンダントライトの下がるテーブル席に腰掛けてメニューを眺める。この日選んだのは「かつ丼」。壁に掛かった”定価表”には「上かつ丼」と表記してある。給仕の娘さんに告げると女将さんが調理を始めた。

テレビを眺めて待っていると「かつ丼」が運ばれた。こちらの「かつ丼」は全国的には定番の、揚がったかつを出汁と玉子でとじる”カツ煮”タイプ。この地方の古い食堂では逆に珍しいかも(→とじ玉子”後のせ”タイプが多い)。玉子の上から黒い粉が振ってあるが、風味が弱く山椒なのか胡椒なのか分からなかった。かつは薄いタイプのものを短い短冊状にカットしてある。玉ねぎが使ってあって、つゆの味加減はやや甘め。かつが纏ったとろっとした玉子の加減がいい。たくあんとキュウリの漬物を挟みながら美味しくいただいた。次は「オムライス」をいただこうっと。(勘定は¥850)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 


 

↓ 久しぶりに大垣城の東門前にあるビリヤード場「エグロ(エグロ会館)」(建築詳細不明)へ。そんなに古い建物ではないかもしれないが、醸し出す雰囲気は抜群。まだ営業しているのかな。

 

 

 


 

 

和洋食堂 とんかつのエビス

岐阜県大垣市高屋町2-1

 

( 大垣 おおがき エビス 恵比寿 エビス食堂 とんかつエビス カツ丼 洋食 和食 和洋食 鶏肉 若鶏 近代建築 )

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Greendale (CD+DVD) / Neil Young & Crazy Horse

2023年03月24日 | DVD

Greendale (CD+DVD) / Neil Young & Crazy Horse (2003)

2003年に発売されたニール・ヤング&クレイジー・ホース(Neil Young & Crazy Horse)のオリジナル・アルバム。発売当時はまだニール・ヤングをしっかり聴いていなかった頃なので、どんな評価があったのかは全然知らないアルバムだった。何でもカリフォルニアの架空の町を舞台にしたグリーン家代々の物語を基にしたロック・オペラなのだそう。自分が買った盤にはDVDが付いていて、ニールがダブリンで演ったアコースティック・ライヴの映像が収録されている(現在は単体で購入可とのこと)。

ニールの歌詞をネイティヴ並には聴き取れない自分にとっては、歌詞カードを読んでもアルバム内容については正直ピンとこない。ただ1曲目からそこはちゃんとクレイジー・ホースと組んだ時の音になっており、往時のようなハードな演奏ではないがシンプルなこともあって聴き心地が良く、じわじわとくる。曲調も全ての曲が繋がっているような共通したテイストがある。ブルーズといっていい内容で、ニールのヴォーカルも、クレイジーホースの面々の演奏も穏やかで、マイクの拾った音からすると「せーの」でやったようなラフな感じがある(実際そうかどうかは知らない)。ただ、それ故にアマチュア・レベルだと酷評もされたのだとか。

映像の方はシンプルにステージで1人、ギターとハーモニカを演奏するニールが映されたもの。アルバムのバンドと演った音とはテクスチャが違って更にシンプルだが、これもなかなかいい感じ。発売時期によってDVDの内容は違うようだし、後からこの作品に関連した別の作品や、演劇を加えた趣向の演出もあったようなので、ニールにとってはかなり入れ込んだ作品だったのかもしれない。

ネット・ショップにて購入(¥458)

  • Label‏ : ‎ ワーナーミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0000AN10L
  • Disc ‏ : ‎2
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