ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

洋酒天国 @岐阜県岐阜市 (4)

2025年03月17日 | 岐阜県(岐阜)

他の場所で呑んだ後、締めに立ち寄ったのは岐阜市八ツ寺町のオーセンティック・バー「洋酒天国」。ドアを開けると連休前の金曜の夜というのに先客無し。「珍しいねェ」と言うと「不思議ですねェ。」との返事。やはりこういう商売は難しいもんだな。なのでこの晩は優しい物腰のご主人と明るい若い衆を独り占め。しばらくぶりだったが、若い衆は自転車で歩いている自分とすれ違ったりしていたそう。全然気付かなかった(笑)。

まずは「モスコミュール」をお願いした。銅のタンブラーで供されたが、生姜のスライスを使ってある。なるほどこれはイイ(真似しようっと)。銅は手に伝わる冷たさもご馳走のうち。チャームはフルーツの盛合せ。次は自分が常飲している「バランタイン」で「呑んだことないのあるかな」と訊いてみたら「ミルトンダフ・15年」を出してきた。呑んだことない。ストレートでいただく。うん、クリーミーな口当たりで旨い。少しづつ口に含んで楽しむ。フルーツが旨かったのでフルーツでカクテルを作ってもらった。久しぶりに主人が作ってくれたがシェイカーは使わず。苺とラムを使ったカクテル。甘くて旨いが酒という感じがしないナ(笑)。後客が入って来るまで、ゆっくりと世間話などしながら楽しい時間を過ごした。高齢のご主人も元気そうで何より。(勘定は¥6,000)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

洋酒天国

岐阜県岐阜市八ツ寺町2-4

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ ようしゅてんごく バー オーセンティックバー 老舗バー 相談役 カクテル ウイスキー マイスターバーテンダー )

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楽笑 @岐阜県各務原市

2025年03月14日 | 岐阜県(岐阜)

以前から気になっていた岐阜県各務原市にある鮮魚専門店「楽笑」へ。ご存じの通り岐阜県は海なし県。なのになぜか、いやそれ故に海の魚への執着心が強いのか(笑)、県内の寿司屋の数は全国でも多い方だそうだし、外食で寿司を食べるのに費やす金額は全国トップクラスらしい(笑)。こちらの店がいつ頃に創業したのかは知らないが、そう古くはなかったはず。外から店の様子が分からないこともあって以前に店の前を通った時には停まらなかったが、ある日の午後にハンドルを切ってみた。

店内は意外とがらんとしていて、広い土間に排水路がある、いかにも”魚屋さん”という感じ。大きなトロ箱にマグロや平目などの鮮魚が、冷蔵ケースに捌いてパック詰めした魚が並んでいる。奥には衣の付いたフライ用の惣菜も(揚げてもらういことも出来るのだとか)。店は若い男性店員(主人?)が1人。いつもはどうか知らないが、この日並んでいた魚の種類はそう多くない。鮮魚を眺めていると店員が「いいでしょ?」なんて声を掛けてきたが、切りつけてある刺身ならまだしも、パッと見てその魚の良し悪しが分かるほど目は肥えていないから答えようがない(笑)。選んだのは真鯛(三重県産)の刺身のサクと、「サワラしょうゆこうじ」という調味済みのもの。少し氷をもらって車のトランクの保冷バッグに入れて持ち帰った。

家に帰って真鯛は半分を刺身に。日本酒片手に何切れか摘む。さすがに旨い。後の半分は昆布で挟んでラップに包み昆布締めに。サワラは麹を少し落としてからグリルで焼いていただく。香ばしい香りを纏ったサワラはもちろん旨い。用意した日本酒と一緒にゆっくりといただいた。翌日、冷蔵庫に入れてあった真鯛の昆布締めを切り付け食卓へ。締め時間が短いのと、あまり大した昆布でなかったこともあって締め具合はそこそこ。でも鯛特有の弾力を残したまま、滋味深い味わいでいい感じ。醤油控えめでいただいた。次はイカか何かを仕入れてみようかな。(勘定は¥1,700程)

 

鮮魚の楽笑

岐阜県各務原市鵜沼大伊木町2-64-2

 

( 岐阜 ぎふ 各務原 かかみがはら かがみはら らくしょう 鮮魚店 鮮魚専門店 刺身 惣菜 フライ 持ち帰り テイクアウト )

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SHIGE @岐阜県各務原市

2025年03月13日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市にある”ぴり辛ら~めん”の店「SHIGE」へ。店は国道21号線から少し入った路地にある。向かいにある「三柿野飯店」は主人のご両親の店。こちら以前は岐阜市内に店があった。その頃から何度も訪れているし、移転後も訪れてはいるが随分と久しぶり。広いフロアにカウンター席とテーブル席が4つ。主人の他に若い子が手伝っているが、ひょっとして昔チャイルド・スペースに居たまだ小さかったお子さんだったりして(未確認)。こちらは看板にもある通り移転前からずっと”ぴり辛ら~めん”がウリ。あれからずーっとスタイルが変わらないのは凄い。もちろん「ぴり辛ら~めん」をお願いした。

しばらくして運ばれた「ぴり辛ら~めん」は、鉢の中を見ると昔と変わらず丁寧な仕事ぶりが伺える。具材は、ミンチ、もやし、細かく刻んだニラ、スープに黒く浮いているのはマー油かな。薄茶色に濁ったスープは胡麻の風味がたっぷり。味噌のような醤油のような独特の味。姿や構成は似ているが、所謂”担々麺”ともちょっと違う。麺はぷるんとした口当たりの中太ストレート麺。食べ進むうちにじんわりと汗が滲んでくる。赤いものは見当たらないのにしっかりと辛さがやってきて鼻水も不可避。クセになる旨さでレンゲが止まらない。あやうく全部飲み干しそうになった(←もうそういうことをする歳ではない)。(勘定は¥900)

帰りがけに主人に向かいの店の事を訊くと、やってはいるが(高齢なので)閉めている日も多いのだとか。

 

 

ぴり辛ら~めんの店 SHIGE

岐阜県各務原市鵜沼川崎町2-67

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら シゲ しげ ピリ辛ラーメン ぴりかららーめん ラーメン 中華そば みかきのはんてん 中華料理 )

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とりせん @岐阜県岐阜市 (2)

2025年03月10日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市の弥八町の「とりせん」へ。縄のれんをくぐって中に入るとなかなかの盛況ぶり。自分が座ったらカウンター席も満席になった。給仕はおらず、以前と違って調理場も主人1人のみだからか、奥の小上がり席には客を入れていない様子。まずは日本酒の”ひや”と「鳥刺し三点盛り」をお願いした。時間がかかるだろう「骨付きもも焼き」も頼んだのだが「今は”骨外し”のみ」とのこと。残念。次から次へと入る注文は飲み物も含まれているから大変。主人は笑い飛ばして明るいが、大忙しで頼んだ酒もなかなか出て来ない。後から来た客は入店を断られていたりも。金曜の夜だというのに、やっぱり人手不足が深刻なのかな。

催促してやっと来た酒は黒松白鹿。1升瓶から大きめのグラスになみなみと注がれている。1合以上あるな。「鳥刺し」は、ササミ生、ササミ霜降り、砂肝生の3種。すり生姜と醤油でいただく。霜降りが特に旨い。フレッシュな生姜もいい感じ。本当は酒をグイッとあおってお代わりをしたいが、主人が忙し過ぎてなかなかタイミングが無く、チビチビと舐める。店内はだんだん煙くなってきた。声が掛からないので自分の品が通っているかも分からない。他の客の串は次々と出ていたりするので、こりゃもうダメかと立とうとすると、やっと「ももやってますんでー。」と。少し待って出てきた「もも」は照り焼き風味。旨いがちょっと焼きが甘いところも。酒のお代わりは止めて勘定してもらった。落ち着いた頃にまた来ようっと。(勘定は¥2,800程)

以前の記事はこちら (1

 

 

とりせん

岐阜県岐阜市弥八町21

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 弥八地蔵 とりせん弥八店 源蔵庵 若宮通 焼鳥 やきとり 焼き鳥 縄のれん 居酒屋 鶏料理 )

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ブラウン @岐阜県岐阜市 (2)

2025年03月06日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市内で用事があったある平日の午後、小休憩に立ち寄ったのは小熊町の鮎鮨街道沿いにある喫茶「ブラウン」。時季になるとバラ(多分)が満開になる入口も冬は落ち着いた雰囲気。久しぶりの訪問だったが、ドアを開けて中に入るとご高齢で上品な主人夫婦は健在。外れた時間とあって8つ程あるテーブル席に先客は1名のみ。いつかここでランチをとは思うが、生憎この日も昼食は他所で済ませたあと。「コーヒー」だけお願いした。

主人が淹れた「コーヒー」を女将さんが運んでくださる。豆菓子とルック・チョコレート付き。少し苦味のあるコーヒーを啜ってひと息つく。店内を見回すと、ブラケット照明や意匠を統一した木製の照明に茶色のビニールソファと、相変わらず落ち着いた雰囲気で本当に居心地が良いし、小さい棚に入った本や雑誌もセンスが良い。傘が無いのに今にも降りそうな天気になってきたのでお暇する。次こそは「カレー」か「スパゲティー」を。(勘定は¥450)

以前の記事はこちら (1

 

 

コーヒーハウス ブラウン (BROWN)

岐阜県岐阜市小熊町2-18

 

( 岐阜 ぎふ 喫茶ブラウン COFFEE BROWN 喫茶 純喫茶 ランチ サンドイッチ サンドウィッチ カレーライス 鮎鮨街道 )

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丸じゅん @岐阜県岐阜市

2025年02月27日 | 岐阜県(岐阜)

ずっと昔から気になっていた岐阜市の弥八地蔵境内にある鉄板焼きの「丸じゅん」。創業は昭和41年(1966)だそう。息が長い割りに情報は少ないし、鉄板焼きの店って値段の幅が広かったりするのでなかなか機会を見つけることが出来なかった。以前に同じ境内の「玉家」に入った時に入口が開いていて雰囲気が分かったので、別の機会に口開けの時間を狙って飛び込みで入ってみることに。ドアを引いて中に入ると鉄板前のカウンター席のみ。その端に高齢の女将さんがいらっしゃったので「予約してないけど入れますか?」と尋ねると、一瞬戸惑った後に「こちらへ。」と席を1つ空けてくれた。すでに箸が用意してある席は予約が入っているのだそう。ただ調理を担当する方が外に出ているようで戻ってくるまで待って欲しいとのこと。

しばらくして赤い髪をした主人が帰って来た。思ったより若いので息子さんかな(未確認)。壁には木に白字で品書きが書かれているが値段表示は無い。どうしたらいいか尋ねると「お任せで良ければ…。」とのことなので大体の値段を教えてもらって任せてみることに。飲み物は瓶ビール(ドライ)をお願いした。冷たいのをグイッとやって調理を見守る。まずは「ほたて貝柱」。これはバター焼き。そして「れんこん」「ねぎ」。一応練り辛子が用意されているが、それ以外は味付け済み。基本は塩、胡椒、醤油という感じで市販の調味料も使ったりしている。もちろん旨い。途中で「生野菜サラダ」を挟んで「白子」(おろしポン酢)、立派な「しいたけ」。女将さんは簡単な調理や味付けも手伝っている。鉄板前なのでちょっと暑くなってきた。最後はサシの凄い飛騨牛。細長くカットされたものをドーンと鉄板に。見た感じ180~200gぐらいあるんじゃないかな(未確認)。調理にはコニャックも使ったようだ。スライスしたニンニクもたっぷり炒めて、カットされた。あー旨い。最近は昔と違ってサシの入った牛肉をあまり食べなくなったが、食べるとやっぱり旨いんだな、これが(笑)。季節によって品が変わるだろうから、また寄ってみようっと。(勘定は¥10,000程)

 

 

和風ステーキ 丸じゅん

岐阜県岐阜市弥八町22 弥八地蔵内

 

( 岐阜 ぎふ 弥八地蔵 まるじゅん 鉄板焼 ステーキ 海鮮焼 焼物 おまかせ ひだぎゅう ひだうし )

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ビリケン亭 @岐阜県岐阜市

2025年02月23日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市京町の中警察署の裏手にある喫茶店「ビリケン亭」へ。こちら人気の「更科」の隣にあって、酷い行列の時にはこの店まで繋がっていることもある。以前から何度も伺っているが、コロナ禍の頃にもその後も、店が開いている時に来られたことが無かった。この日は昼はとうに過ぎた時間帯。ちょっとコーヒーでもと、はす向かいの「ニューカトレア」に向かっていたらこちらが開いている様子だったので入ってみた。入るなり女将さんと客席で食事中の老主人に「お飲み物ですか?」と訊かれる。「コーヒーを…」と言うとOKだとのこと。どうも食事の提供はもう終了したという意味だったみたい。閉店時間も早いのかな。店内は大小のテーブル席にカウンター席。籐の椅子のテーブル席に腰掛け、改めて「ブレンドコーヒー」をお願いした。

食事を止めて主人がコーヒーを淹れてくれる。提供時間からすると”鍋コーヒー”(温め直し)だったかも。陶器のカップとソーサーで提供された「ブレンドコーヒー」はなみなみと注がれている。豆菓子付き。すっきりした飲み易いもの。量が多いので自分には珍しく20分程も居させてもらった。次はもう少し早い時間に来て日替りのランチをいただいてみようっと。(勘定は¥400)

 

 


 

↓ 店のすぐ近くの「岐阜市民会館」(昭和42年・1967・建造)。設計はかの高名な坂倉準三建築研究所。面白いデザインの建物だが、道路から全貌は掴み辛い建物。裏にも回って撮ってみた。この円形部分はホールに当たるのかな。

 

 


 

 

Billiken亭 (ビリケン亭)

岐阜県岐阜市京町3-5

 

( 岐阜 ぎふ ビリケンテイ 喫茶 喫茶店 珈琲 ランチ モーニング モーニングサービス カレー 日替りランチ 近代建築 )

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門池 @岐阜県各務原市

2025年02月20日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市の交通量の多い国道21号線沿いにある食事処「門池」へ。店は大店だが、この通りは片側2車線でみんなまあまあ走るので、ややもすると通り過ぎてしまう。店内はテーブル席が4つに小上がり席が4つとさほど大きくないが、厨房も広いし、きっと2階に大広間があるんじゃないかな。厨房内には3人居る様子なので老主人夫婦と息子夫婦っていう感じかも(未確認)。品書きは麺類、丼物、洋食、定食と揃っている。どれも値付けが安い。給仕の女性に頼んだのは「天丼定食」。店内に流れるラジオの音を聞きながら出来上がりを待った。

しばらくして盆にのった「天丼定食」が完成。天丼は蓋付きの丼に盛られている。蓋を取ると中は中サイズの海老天が2尾と大葉の天ぷらがのり、玉子でとじた天とじ丼だった。これに味噌汁と小鉢のきんぴらごぼうと漬物が付く。天丼のつゆは淡い色付きだが薄いことはない。海老天の身が太く、プリッとした歯応えがあっていい感じ。旨い。多めのご飯も難なく腹に落ちていく。味噌汁は肉片も見える豚汁仕様。濃いめの味付けのきんぴらとしば漬けを挟みながら一気に平らげた。次は刺身かフライ物にしてみようかな。(勘定は¥850)

 

御食事処 門池

岐阜県各務原市鵜沼各務原町1-101

 

( 岐阜 ぎふ かかみがはら かがみがはら 各務ヶ原駅 かがみはら かどいけ 和食 日本料理 洋食 定食 ラーメン 中華そば )

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玉家 @岐阜県岐阜市

2025年02月16日 | 岐阜県(岐阜)

いつ頃からやっている店か知らなかったが、岐阜市の弥八地蔵の境内に出来た串揚げの「玉家」へ。大通り沿いに看板が出ていて、同業種で有名店と同じ「玉家」を名乗るって大胆だなァなんて思っていたら、南田神田さんのXで、実際におちょぼ(千代保稲荷神社)の本店(海津市平田町)で長く働いていた方が暖簾分けされた店と知ってビックリ。ある晩に他所で呑んだ後に軽く寄ってみた。店内はL字カウンターにテーブル席がいくつか。カウンター席の端に案内される。調理場にいらっしゃる女性が主人なのかな。給仕はもう1人の若い女性。様子見だったので「ちょい飲みセット」というのをハイボールでお願いした。

セットに付いてくる小鉢3品は「マカロニサラダ」「タケノコ煮物」「もやし和え物」。マカサラは良かったが、他の品はちょっと得意でないタイプの味付け。もちろん串かつもと「玉家かつ」をソース2、味噌2で、それに「れんこん」をお願いする。揚がったものから供された。肉は細身で衣も細目。味噌は最初からかかっていたがソースは何もかかっていない。卓上のコーミこいくちソースをかけるのかなと訊いてみると奥のボトル(銘柄不明)から小鉢に出してくれた。どちらも好きだがこの日は断然ソースの方が良かった。ハイボールをお代わり。氷が容積の70%くらいあるので薄くて少ない(苦笑)。本店の串かつはもうずっと昔にいただいたきりなので比較のしようがないが、やっぱり同じものなのかな。あちらは外で立って食べるというアドヴァンテージ?もあるが(笑)(注・店内卓でも飲食可)。「れんこん」が厚くて熱くて旨かった。(勘定は¥2,300程)

 


 

↓ 店のある「誓安寺(弥八地蔵)」。明るいうちに撮った分かり易い写真で。戦後に建てられた高さ10mの弥八地蔵尊(取り壊し)があった場所に平成5年に作られた竜宮門をくぐって境内に入ると、子安地蔵や水かけ地蔵などが並んでいる。江戸初期は共同墓地で尾張藩のお仕置場でもあったらしい。戦前から色街だった所なので花柳界の人達が商売繁盛を祈願してお参りしたのだとか。にしても境内の、しかも鳥居の間に呑み屋が連なっているのは面白い(地蔵尊はお酒OK?)。

 

 

 

 

 


 

 

串揚げ・鉄板焼 玉家

岐阜県岐阜市弥八町22 弥八地蔵

 

( 岐阜 ぎふ やはちじぞう たまや 串揚げ玉家 串かつ くしかつ 串カツ おちょぼさん おちょぼいなり お千代保稲荷 )

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味乃一 @岐阜県岐阜市

2025年02月12日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の住吉町にある日本料理の「味乃一」へ。創業は昭和37年(1962)で、現在2代目だそう。夜になると繁華な場所だが昼は営業している店が少ないこの界隈。ある日に店の前を通って昼営業をしていることを知って機会を伺っていた。その後、ちょうど平日の昼にこちら方面へ行く用事が出来たので事前に電話を入れ1人でも入れるか尋ねて訪問。とても風情ある建物の玄関先はしっかりと打ち水してある。暖簾をくぐって奥へ。カウンター席は無いようで、優しい口調の給仕女性(女将?)に案内されたのは坪庭の見えるテーブル席。やや暗めの照明で落ち着いた雰囲気。店内の飾り付けなどもしっかりとしていて品がある(写真下)。昼の品書きにいくつかの定食や御膳が用意されている。お願いしたのは「焼き物定食」。燗酒も付けてもらった。

猪口を選ばせてくれ、しっかり袴を履いた徳利の酒(蓬莱)をクイッと。しばらくして盆にのった「焼き物定食」が届いた。天ぷら、刺身、煮物、小鉢、漬物、ご飯、吸物というひと揃え。メインの焼物は後から運ばれて来るとのこと。天ぷらは海老が2尾、白身、椎茸、ししとうなど。天つゆでいただく。刺身は、鮪の赤身、鯛、いか。これに大根の煮物、茄子の煮物、つくね、玉子焼などの小皿が付く。流石に切り付けや盛り付けも美しく、旨い。酒はすぐに無くなったが、ご飯があったので追加は止めておいた。後から運ばれた焼物はぶりの照り焼き。ご飯のお代わりも訊かれて心揺れたが自重しておいた(←最近体重を落とすのに時間がかかるようになったので…)。静かな店内でゆっくりと味わい、(空間を含めて)贅沢な昼食を楽しんだ。カウンター席が無いようなので夜に1人は難しいだろうから、次は妻と来ようかな。(勘定は¥3,400程)

 

 

日本料理 味乃一

岐阜県岐阜市住吉町12

 

( 岐阜 ぎふ あじのいち 味の一 割烹 料亭 和食 季節料理 会席料理 京都吉兆 吉兆本店 昼膳 ランチ )

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