ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

樹苑 @岐阜県岐阜市

2022年03月31日 | 岐阜県(岐阜)

JR岐阜駅の少し北、日ノ本町にある喫茶店「樹苑」へ。この日は朝、新しく出来た近くの中華粥の店へ行くも、臨時休業なのか閉まったまま(何も案内なし)。もう朝は抜こうかと思っていたが、以前に「イトシン浴場」へ行った時に知って、次に機会があればと思っていたここを思いだした。回転灯が回っているのを確認し、表に自転車を止める。店内はテーブル席が6つ程。ご高齢のお母さんが1人でやっていらっしゃって、先客は2名。東海地方と言えば”モーニング・サービス”だが、ある店、無い店、言わなくとも付いてくる店、言わないと付かない店、色々ある。こちらはどうだろうか「ホット(コーヒーの意)下さい。」と伝えてみた。

テレビを見ながら待っていると、コーヒーに加え、ハーフサイズの山型食パンのトースト、ゆで玉子、茶碗蒸し、マカロニサラダ、それにイチゴジャムがトレイにのって運ばれた。凄い!注文無しでこれ(笑)。もちろんメニューにも書いてないし、自分の見た限り店内にも書いていなかった。ふかふかでバターたっぷりのトーストを咥え、コーヒーを啜る。茶碗蒸しはなぜかモーニングサービスで出ることが多いが、いつ頃からそうなったんだろう。確かに準備も保管も難しくないから一品増やすにはやりやすい品だが、コーヒーに合うとは思えないし、玉子はたいていゆで玉子があるし。にしても頑張り過ぎだよな、コーヒー1杯の値段でこれだもの。有り難く全部いただき、普段は使うことのないイチゴジャムまでしっかりパンにつけていただいた。看板に”Grill”とあるだけあって、食事メニューはスパゲッティ、ピラフ、オムライス、カレー、レスト(定食の意?)と豊富なので、次は食事で寄ってみよう。(勘定は¥400)

 


 

↓ JR岐阜駅から北に道路を一本挟んだ区域は、戦後に北満州からの引揚者がバラックから始めた衣服関係の店から発展した「繊維問屋街」がある。かつては「ハルピン街」と呼ばれたらしい。今はどの程度の産業規模なのか知らないが、かつてこの地でアパレルは一大産業だった。日曜は問屋がほぼ休みなので歩いていると人っ子一人おらず、まるで映画のセットみたい(その分、夜は本当に真っ暗闇の所もあるので注意)。

 

 

 

 


 

 

グリル&コーヒー 樹苑

岐阜県岐阜市日ノ本町1-3

 

( 岐阜 ぎふ じゅえん Grill & Coffee 喫茶 喫茶店 珈琲 コーヒー モーニングサービス モーニング イトシン浴場 イトシン 公衆浴場 岐阜繊維問屋町連合会 )

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助六 @岐阜県関市 (イベント)

2022年03月30日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市の観光拠点「せきてらす」の一周年を記念して行われた「はなうたげ ”日本の日”」というイベントで、桜並木のある関川の畔で名店「助六」の「蕎麦桜膳」がいただけると知って、普段なかなか一緒に外に出られない妻との予定も合ったので2人分をネット予約した。屋外イベントで前日はかなりの降りだったので気を揉んでいたが、幸い晴れ。予約時間より少し早めに到着するように自宅を出発した。

予約時間前に「せきてらす」に到着。こちら以前は「刃物会館」という古い建物や、大手刃物会社の工場(駐車場)などがあった場所。とても綺麗に整備され、特産の刃物の展示の他、関市内の名産品が購入出来るようになっていて、カフェもある。暇つぶしにちょっと見て回る。そして記名、自己申告、検温を済ませイベント・エリアへ。広場にはキッチンカーが何台も店を出していて、奥の芝生の広場には関市近辺の酒造がどぶろくを、他には市内の人気店がフードや菓子を販売していた。これから蕎麦が待っているというのに空腹でつまみ喰いしたくなる。

 

肝心の桜は前週冷え込んだこともあって、まだ1分ぐらいしか花が開いていない…。例年と比べても少し遅いそう。こればかりは自然相手なので仕方がない。ただ寒くはなかったので良かった。こういうイベントはまだあまり慣れていないとみえて開始時間になっても主催者側は少々バタバタしている。でも若い人達が一生懸命走り回っているので頑張って欲しいナ。受付で支払いを済ませ、袋に入った「蕎麦桜膳」を受け取り、係の子の案内で川端へ。と、その前に自分はどぶろくを入手すべく奥の会場へ。こちらもまだ準備が整っておらず、どぶろくを注文するシステムもよく分からない。お金を払って木の桝を受け取り、これを持ってブースを廻るようだが…。あれ?そうすると「蕎麦桜膳」と一緒に酒を呑むにはどうすれば…(←1杯では足りないので・苦笑)。結局、自分が希望したどぶろくもまだ準備が出来ていないということで、郡上の「taake(たあけ)」と、美濃の「さんやほう」(特別純米酒)を何とか入手し(→特別に桝を貸していただいた)、川端に降りた。

 

桜並木を見上げる川端に簡易テーブルとアウトドアチェアが用意されている。とてもいい雰囲気。夜の部ではライトアップもするそう。さっそく全て紙で出来た優れものの容器の御膳を開けていただく。水の流れる音を聞きながら、手書きの品書きと見比べ、あれこれ妻と話しつつ色とりどりの品をつまみ、桝に注がれた酒を口にする。ま、大抵「おいしいねー、コレ」と言い合っているだけだが(笑)。どの品も蕎麦が用いてあり、しっかりと手がかかっている。店で出している「円空なた切りそば」もつまみとしてアレンジしてあった。でも全然酒が足りないゾ…。

 

酒のお代わりを汲みに行こうと思ったが他の客の後ろを通ることになるし、動線が長いので諦めた。予定時間は1時間半なので進行はゆっくり。すっかり容器を空にしてのんびり過ごした後、締めの蕎麦が運ばれる。自分は「つめたいの」、妻は「ぬくといの」(※温かいのの意)がお願いしてある。小振りな鉢に盛られた蕎麦は自分がおろし蕎麦、妻はあんかけ蕎麦。ちゃんと蕎麦湯も付いている。配膳都合もあるだろうし調理場から遠いので、もちろん店で食べるような訳にはいかないが、こんなシチュエーションで助六の蕎麦がいただけて幸せ。最後に残ったつゆに少しだけ蕎麦湯を足して飲み干した。これで桜が満開だったら最高だったが、それは言いっこなし。会場を後にしようとすると、心なしか着いた時より桜の花が開いているような気が。そうそう、瓶売りは受付で、杯売りは各ブースでというややこしいシステムで、帰りにどぶろくを買って帰るのを忘れてしまった…。(勘定は¥7,000/2人、酒¥500+200)

 

↑ たぶん女将さんが描いた手書きのおしながきと、助六ではお馴染みの主人の口上。結局この日は施設の調理場で忙しい主人に声をかけることは出来なかった。

店舗の記事はこちらこちら

そばきり 萬屋町 助六

岐阜県関市本町8-7

せきてらす

岐阜県関市平和通4-12-1

 

( 関 せき 助六 そばきり助六 すけろく 蕎麦切り 蕎麦 手打蕎麦 円空なた切り蕎麦 せきてらす 関刃物会館 )

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Original Album Series / Stiff Little Fingers

2022年03月29日 | パンク・ニューウェーヴ

Original Album Series / Stiff Little Fingers (2014)

このブログではしょっちゅう取り上げている簡易紙ジャケ5枚組の「Original Album」シリーズ。今回購入したのは北アイルランド、ベルファスト出身のパンク・バンド、スティッフ・リトル・フィンガーズ(Stiff Little Fingers)。収録されているのは以下の初期アルバム5枚。

 ・Inflammable Material (1979)
 ・Nobody’s Heroes (1980)
 ・Hanx! (1980)
 ・Go For It (1981)
 ・Now Then (1982)

自分は5枚目だけ所有していないが、後は全部アナログでもリマスターCDでも持っているので本来必要の無いセット(苦笑)。でもこのシリーズは沢山買っているので、ついこれもと手に入れてしまった。内容は文句無し。1、2枚目は捨て曲無し。レゲエのリズムの使い方もかっこいい。3枚目はライヴだが、当時の雰囲気も伝わってくる熱い内容の名盤。この3枚は若い頃に本当によく聴いた。だんだん興味が薄れてしまって結局買わなかった5枚目も、こうして聴いてみるとなかなかの出来。ただやはりジェイク・バーンズ(Jake Burns)の叫びが熱く、焦燥感たっぷりの初期3枚と比べると、歌は上手くなっているがちょっと落ち着いて聴こえてしまうかな。

ネットにて購入(¥1,450)

  • Label ‏ : ‎ Warner
  • ASIN ‏ : ‎ B00G040N4S
  • Disc ‏ : ‎ 5
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ビギナー @名古屋市東区・大曽根

2022年03月29日 | 名古屋(東区・北区)

なか川大松店」で昼食を摂った後、コーヒーでもと大曽根駅の南の路地にある喫茶店「ビギナー」へ。店先に自転車を停めて中に入ると、オレンジ色の椅子が並ぶテーブル席は10卓以上もあり、ゲーム卓も現役で電源が入っている昭和風情。店内に大きなオーディオスピーカーがあるのも昭和喫茶ならではかも。先客は食事を注文している男性客ばかり。後から調べてみるとやはり”茶色い”食事メニュー(笑)で人気の店のようだ。給仕の若い男性に「アイスコーヒー・ガムシロップ無し」をお願いした。”各フロートあります”とあったのでコーヒーフロートにしてもらう。点いているテレビを眺めながら配膳を待つ。テレビが2つあるので音声は聞き辛いサラウンド音声(笑)。

しばらくして「アイスコーヒー」が運ばれた。チューリップ型の脚付きグラスで、上にはバニラアイスと生クリームが添えてある。それにプラスしてサービスの柿の種。名古屋だからここまではまだ分かる。それに加えてゆで玉子も1個付いているのが凄い。頼んだのは「コーヒーフロート」なのに(笑)。相変わらず東海地方はサービス過剰だ。アイスコーヒーの氷とバニラアイスが触れる部分に出来たシャリシャリをスプーンですくい取りながら、喉の渇きを癒やす。さすがに昼を食べたばかりで茹で玉子は食べられないので手を触れずにおいた。他の客が注文した食事メニューが旨そう。次は是非食事で寄ってみよう。”塩焼そば発祥”なんて気になる記述があったので、次は「焼そば(塩)」か、正体不明の「王様そば」にしてみようかな。(勘定は¥480)

この後の記事はこちら (2

 

CAFE & LUNCH BEGINNER (喫茶ビギナー

愛知県名古屋市東区東大曽根町34-12 第二厚進マンション 1F

 

( 名古屋 なごや 大曽根 おおぞね ビギナー コーヒー ランチ 鉄板スパ 焼きそば 定食 洋食 塩焼そば しおやきそば )

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十三 @愛知県春日井市

2022年03月28日 | 愛知県(尾張)

出掛けた先でおやつでもと検索して寄ってみたのは愛知県春日井市のお好み焼きの「十三」。地図アプリを頼りに店まで向かうと、店は中部大学の近くで、とても普段通らないような住宅団地の通りにあった。駐車場があるかどうか分からなかったので店先にちょっと停めさせてもらう。店に入ると、左手に鉄板が、右手にテーブル席が3つほど設けてあった。壁に貼られた手書きの品書きを見ると「お好み焼」と「やきそば」の二本立て。主人に「お好み焼・いか入り」をお願いした。「15分くらい待ってもらわないと…。」ということだったので店内の椅子に座って待たせてもらう。奥さんがお茶を出して下さった。

こちらも当然のように重ね焼きのタイプ。生地を鉄板に流し、キャベツをたっぷり盛っている。具材は他に天玉、紅生姜、そして角切りのイカ。お好み焼きで角切りにするって珍しいナ。主人がひとつひとつの工程を丁寧にこなしていく。焼きもじっくり。テレビを眺めながら出来上がりを待った。仕上げにソースを塗り、マヨネーズは訊かれたが使わないでもらう。しばらくして出来上がりを銀紙を敷いた発泡スチロールの皿にのせ、袋に入れて渡してくれた。勘定して車に戻る。すぐにでも食べたいがなかなか車を停めておける場所が見つからない。結局幹線道路に出てコンビニまで行き、お茶を買って駐車場で食べることに。スチロールの皿からはみ出る程の大きさ。箸でつまむとしっかり生地の厚みもあるが、とろっとした出来上がりで旨い。角切りのイカはタルイカか何かだろうか、風味に乏しくて今ひとつ。おやつのつもりで食べたらお腹いっぱいになってしまった。(勘定は¥450)

十三

愛知県春日井市不二ガ丘2-123

 

( 春日井 かすがい じゅうぞう おこのみやき やきそば お好み焼き 焼きそば 焼そば 持ち帰り テイクアウト )

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文福 (2) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2022年03月27日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市鷺山(さぎやま)にある中華料理店「文福」を再訪。自転車を店先に停めて暖簾をくぐる。5つ程並んでいる赤いテーブル席のひとつに座り、壁に貼られた品書きをひと通り眺める。自分が座った席の後ろに冷蔵庫があるのだが、そこに持ち帰りの「叉焼」が置いてあった。曰く「6時間煮込みました」と。そこでピンときて注文したのは「叉焼丼」。きっと同じ叉焼が使ってあるに違いない。他に前回来た時に気になった「甘酢ギョーザ」もお願いした。奥の調理場で調理する主人の姿が見える。

しばらくしてまず「甘酢ギョーザ」が先に登場。大きな平皿にギョーザは5個。その上から野菜が沢山入った甘酢餡がたっぷりかけてある。なるほど、そうきたか。甘酢は醤油ベースで濃くてかなり酸っぱい。白いご飯が欲しくなるなァ。野菜の入った餡はなかなかの量なので、これと丼の両方食べ切れるかなと怯んでいると「叉焼丼」が登場。こちらは通常の丼に細かく刻んだチャーシューが入っていて、刻みネギがまぶしてある。タレは甘めの味加減。チャーシューは端っこの部分だろう。若干硬めの食感で、端なので味も濃い。ご飯にかけてあるタレは要らないくらい。スライスしたチャーシューがのってるかなくらいに想像していたので、こちらも思っていたのとは違う品が出てきた。こういう予想外の品って楽しい。さすがに量が多く、綺麗に平らげる頃にはお腹がいっぱいに。(勘定は¥1,200程)

以前の記事はこちら (1

 

中華料理 文福

岐阜県岐阜市鷺山清洲町1769−41

※令和6年9月、店舗での営業を終了し、予約販売のみとなったようです

 

( 岐阜 ぎふ ぶんぷく 中華 ラーメン 餃子 ぎょうざ ギョウザ チャーシュー 叉焼 チャーシュー丼 中華料理 中国料理 閉店 予約販売 通販 )

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The Story Of Treasure Isle / Various Artists

2022年03月26日 | レゲエ・スカ

The Story Of Treasure Isle (2004)

何で知ったか思いだせないが、その渋い選曲に魅せられて手に入れたジャマイカン・ミュージックのコンピレーションCD2枚組。副題に”Reggae, Ska & Rocksteady Classics”とある通り、レゲエ前史にも焦点を当てた選曲で、一般的にはあまり有名でないがジャマイカ音楽史を語る際に重要なアーティストも多数収録していて興味深い。収録曲とアーティストは以下の通り。

1-01 Phyllis Dillon - Don't Stay Away
1-02 The Jamaicans - Ba Ba Boom
1-03 Dennis Alcapone - Ba-Ba-Ri-Ba Skank
1-04 The Sensations - Baby Love
1-05 Dennis Alcapone - DJ's Choice
1-06 The Paragons feat. Roslyn Sweat - Blackbirds Singing
1-07 Alton Ellis - Dance Crasher
1-08 Dotty & Bonny feat. Don Drummond - Dearest
1-09 Phyllis Dillon - Don't Touch Me Tomato
1-10 Alton Ellis - Girl I've Got A Date
1-11 Derrick & Patsy - Housewife's Choice
1-12 Joya Landis - Angel Of The Morning
1-13 Alton Ellis - La La Means I Love You
1-14 Freddie McKay - Love Is A Treasure
1-15 The Paragons feat. Roslyn Sweat - Mother Nature
1-16 Dobby Dobson - Loving Pauper
1-17 Joya Landis - Moonlight Lover
1-18 Phyllis Dillon - Love The One You're With
1-19 U Roy - Behold
1-20 Tommy McCook & The Skatalites - Eastern Standard Time
1-21 Justin Hinds & The Dominoes - Carry Go Bring Come
1-22 Baba Brooks - Musical Communion
1-23 The Skatalites feat. Don Drummond - Mesopotamia
1-24 Shenley Duffus - Rukumbine
1-25 Justin Hinds & The Dominoes - Rub Up Push Up
1-26 The Skatalites - Musical Storeroom

2-01 Claudette Miller  Tonight Is The Night
2-02 Alton Ellis - Willow Tree
2-03 Phyllis Dillon - The Love That A Woman Should Give A Man
2-04 The Techniques - There Comes A Time
2-05 The Tennors - Weather Report
2-06 The Paragons - The Tide Is High
2-07 The Techniques - Queen Majesty
2-08 Ken Parker - True True True
2-09 The Paragons - On The Beach
2-10 Tommy McCook & The Supersonics - Mabrak
2-11 Dennis Alcapone - No. 1 Station
2-12 The Skatalites feat. Don Drummond - Occupation
2-13 The Paragons - Only A Smile
2-14 Errol Dunkley - Where Must I Go
2-15 Phyllis Dillon - Woman Of The Ghetto
2-16 Alton Ellis - Why Birds Follow Spring
2-17 The Gladiators - You Were To Be
2-18 Justin Hinds & The Dominoes - Sinners
2-19 U Roy  & Hopeton Lewis - Tom Drunk
2-20 The Techniques - You Don't Care
2-21 Phyllis Dillon - Perfidia
2-22 Alton Ellis - Rocksteady
2-23 Clive & Doreen - What More Can I Do?
2-24 Monty Morris & Tommy McCook - Penny Reel
2-25 Stranger Cole - Rough & Tough
2-26 The Skatalites feat. Don Drummond - Feeling Fine

レゲエは元々土着の音楽とか民族音楽という訳ではなく、それらが60年代にアメリカなどからラジオで流れてくるR&B等に影響を受けて発展していった比較新しいポピュラー音楽なので、ここに収録されているのも60年代の曲ばかり。大雑把に言うと、スカ~ロックステディ~レゲエという流れで発展していく。どれがどれっていうのは自分もはっきりとは指摘出来ないが、大体60年代初期から中期がスカ、中期から後期がロックステディ、そしてレゲエというのが一般的な認識か。自分は一時期凝ってこの辺りのレコードをかなり集めて聴いていたので、ここに収録されているスカタライツ(The Skatalites)はもちろんのこと、デニス・アルカポーン(Dennis Alcapone)やユー・ロイ(U Roy)、アルトン・エリス(Alton Ellis)なんかはコンピ盤に収録されていてよく聴いた。ただやはり一般的にはメジャーとは言い難い。後のボブ・マーリー(Bob Marley)らのように反体制的な歌詞の音楽も含まれているが、そうばかりではない牧歌的な曲やラヴ・ソングも多い。にしても最近はこういうある種マニアックな曲を手に入れるのが本当に簡単になったなァ。聴こうと思えばYouTubeなんかですぐに聴けるし。幸せではあるけれど…。

amazonにて購入(¥351)

  • Label ‏ : ‎ Metro Music
  • ASIN ‏ : ‎ B0002OHZH0
  • Disc ‏ : ‎ 2
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鳥義 @三重県四日市市 (※閉店)

2022年03月26日 | 三重県

JR四日市駅近くの「きっちんケミア」を再訪するも残念ながら休み。第2候補だった近くの中華料理屋も廃業してしまっていた。近くの「鳥義」の前を通ったら開いていたので立ち寄ることに。店先のテントが新調されている。いつも日曜は閉まっていたので日曜が休業日なんだろう。店の奥ではご夫婦が作業の真っ最中。店先のショーケースには様々な部位の精肉の他、調理済みの旨そうな”茶色”が並んでいる。紐で結わえた鶏のチャーシューなんかも旨そうだ。購入したのは「ももやき」。骨の部分に銀紙が巻いてあるあれだ。包んでもらい勘定して持ち帰る。

本当はその場で食べたかったが、別の店に昼飯を喰いに行くことにしたので家に持ち帰り、寝酒の供とした。ガスコンロのグリルの温め機能で温め直す。たれ焼きで焦げるといけないので仕上がりは弱めに設定した。焼き上がりをウイスキーといただく。さほど大きくなく、想像通りの照り焼き風味。やや甘めで肉にもしっかりと味が滲みていて旨い。手はたれと油でベタベタだ。いちいち拭くのが面倒でグラスに触れないのでこういう骨付き肉はゆっくり呑みながらっていう訳にはいかないナ。次は手羽先と鶏チャーシューを買って帰ろう。(勘定は¥390)

 

 


 

↓ 「きっちんケミア」の入っている建物。隣にあった「三和商店街」が取り壊されて更地になったので壮絶な裏側(写真3枚目)が露わに(笑)。

 

 


 

 

若鶏の店 鳥義

三重県四日市市本町7-10

※閉店されました(令和4年4月現在)

 

( 四日市 よっかいち とりよし わかどり 鶏もも焼き テイクアウト 持ち帰り 鶏専門店 三和商店街 取り壊し ケミア 閉店 廃業 )

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なか川 大松店 @名古屋市東区・出来町

2022年03月25日 | 名古屋(東区・北区)

東区の「徳川園」の近く、出来町通の大松の交差点にある「なか川・大松店」へ(”なか”は変体仮名)。この日は自転車だったが、横に駐車場も2台分ある。日曜日の昼、少し遅い時間とあって店内は先客が引けた後のようだった。年配の主人と奥さん、それに給仕をやっているのは娘さんだろうか。土間のテーブル席が3つ程、それに小上がり席が5つ程。テーブルには懐かしい三角形の紙ナプキンと専用のステンレスホルダーが置いてあって懐かしい。テーブル席に腰掛けて品書きを眺める。こちらにも高岳(たかおか)の本店のように「くわ焼き」や「みぞれ」があるが、丼物は無いようだ。お願いしたのは「磯あげ定食」。テレビを眺めながら出来上がりを待った。

出来上がった「磯あげ定食」が運ばれた。ご飯が大きめの飯碗にたっぷりだったので、後からで申し訳なかったが手を付ける前に少し減らしてもらう。「磯あげ」は、鶏肉を海苔で巻いて円筒形の天ぷらにして揚げてある。箸でつまんで熱々を口に入れると、衣も海苔もまだカリッとしていて旨い。肉に下味が付けてあるのでそのままでも旨いが、辛子をちょこんと付けたりしてもいい。あぁ、これで酒を呑みたいなァ…。一緒に配膳された味噌汁ときゅうりの漬物を挟みながら戴いていく。味噌汁には鶏の身も少し入っている。次は何とか一品料理と酒を楽しんでみたい。(勘定は¥930)

本店の記事はこちら

この後の記事はこちら (2

 

鳥料理 なか川 大松店

愛知県名古屋市東区出来町1-10-15

 

( 名古屋 なごや なかがわ 鳥料理 鶏料理 磯あげ 磯揚げ くわ焼き みぞれ )

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たゆたふ @岐阜県多治見市 (※移転)

2022年03月24日 | 岐阜県(東濃)

昨年の夏にオープンして以来、あっという間に行列が出来る人気店となった多治見の「たゆたふ」。そのまま”たゆたふ”と読むのか、”たゆたう””たゆとう”と読むのかな。”雲吞麺のお店”と名乗るだけあって主力は雲吞麺。店は「黒家」や「漢方ラーメン渡辺」がある建物のテナントの居酒屋を間借りして昼のみ営業しているようだ。開店前に到着するとすでに先客が2組ほど。自分の後に到着した客が店先のウェイティング・リストに名前を記入していたので、自分もあわてて車から出て名前を記入して車内に戻る。開店時間には店前に20人もの人が集まった。凄い人気だ。少人数づつ店内に案内され、少し経って自分も呼ばれて店内へ。靴を脱いでカウンター席に案内される。女性主人の他、店員も全員女性のようだ。目の前には”鎌田・菅野製麺所”の麺箱が積んであるのであちらで経験があるのかも。注文したのはメニュー先頭の「特製雲吞麺」。目の前で主人の落ち着いていながらもテキパキとした作業が続いている。

しばらくして「特製雲吞麺」が供された。スープ水面には赤い縁のチャーシューが2枚、太メンマ、海苔、三つ葉が綺麗に並んでいる。そしてもちろん雲吞が4つ。特製は海老雲吞が2個、肉雲吞が2個の計4つ。スープは淡麗ですっきり。過剰な旨味ではなくバランスがいい。麺は歯切れの良いストレートの中細麺。スープとの相性も良く、旨い。ワンタンはそれぞれしっかりと具が詰まっていて存在感抜群。大衆食堂でよくあるほとんど皮だけのワンタンも嫌いじゃないが、さすがに出来が違う。中の海老もしっかりと火が通って張りがある。赤く色付けしてあるチャーシューは、新しい店でありがちな”箸で崩れるような軟らかい”タイプという想像と違って、しっかりと噛み応えのあるもの。旨味も逃げていないのが好ましい。この姿のラーメンで、あえてこのチャーシューにしたところがイイ。食べていても、スープから、麺から、具材から、非の打ちどころのない完成度のラーメンだった。よく間借りでこんなのが出来るものだ。こういうのが地方で食べられる時代になったか。(勘定は¥1,000)

 


 

↓ 何度も通ったことがある道なのに今まで全然気が付かなかった日本家屋にくっついた洋館(建築詳細不明)。屋根上の飾りといい、窓枠や壁の処理といい、意外と年数が経っていそうだがどうだろうか。

 

 


 

雲吞麺のお店 たゆたふ

岐阜県多治見市宝町5-98

※多治見市音羽町4-14-1へ移転しました

 

( 多治見 たじみ たゆたふ たゆとう 雲吞麺 ワンタン麺 わんたん麺 わんたんめん ワンタン民 ラーメン 中華そば 八雲 たんたん亭 串もんず 近代建築 )

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