久しぶりに岐阜市加納の中華料理「一心」へ。店は旧・中山道沿いにある。少し離れたアパート前の小さい駐車場に無理矢理車を停め(ノーズが完全に道路に出てるけど…)暖簾をくぐる。先客はおらず、ねじり鉢巻きの女性主人が客席でテレビを見ていらっしゃった。カウンター席に腰掛け、上を見上げて品を思案。カチンカチンのおしぼりを出してくれた主人にお願いしたのは「天津飯+ギョウザ」。「甘酸っぱい餡やけどいいですか?」と尋ねられた。もちろんそのつもりだったが、他の地方出身の客に何か言われたことでもあるのかな。この東海地方の昔からある中華料理屋では甘酸っぱい醤油餡が多いと思うがどうだろう。調理場では主人がおもむろにギョウザを包み始めた。
先にミニサラダと小スープが出され、焼き上がった「ギョウザ」が出された。用意されたタレでいただく。中がとろっとろの餡のギョウザが6つ。旨い。後から「天津飯」が登場。銘の入った皿に盛られた「天津飯」は餡の色が真っ黒。ここまで色濃い餡は初めてかも。ハムやシャキシャキのネギがたっぷり入った玉子焼きに、とろみの強い餡。餡はしっかりと甘酸っぱく、玉子、ご飯と一緒になるといい感じ。旨い。確かに新しめの店の天津飯の餡は関西方面が出自のチェーン店の影響か、マイルドであまり甘酸っぱくないかもなァなんて考えながら綺麗に平らげ、勘定してもらい、いつものように飴玉をもらって店を出た。(勘定は¥800)
以前の記事はこちら (1)
中国料理 一心
岐阜県岐阜市加納安良町8
( 岐阜 ぎふ いっしん 一心飯店 中華料理 中華 ラーメン 天津飯 てんしんはん ぎょうざ 餃子 ギョーザ 中仙道 宿場町 加納宿 新加納宿 )