愛知県一宮市の中華料理店「花丘飯店」へ。以前から年季の入った著作権無視の看板が気になっていた店(笑)。大江にも同名の店があって、ネット上ではこちらは「白旗通店」としてあるが、自分の見た範囲では特にそういった記述は探せなかった。店は何軒か店舗が入っている古いテナントのひとつにある。看板は「よう来てちょうた!(よく来てくれた)」と威勢がいい(ちなみにポ〇イのセリフは消えてしまってなんて言っているのか判読出来ない)。店前の共同駐車場に車を停め店内へ。中は赤いL字のカウンター席に小上がり席がいくつか。先客と同様にカウンター席に腰かけ、壁に貼られた黄色い紙短冊の品書きを眺める。外看板からもベトコンラーメンが名物だろうことは分かっていたが、気分が違ったので「什錦炒飯」をお願いした。古い中華料理屋ではよく「シーチンチャーハン」「五目チャーハン」などとルビを振られているやつだ。ご高齢のの主人が1人で調理を始めたので1人でやっている店かと思っていたら、後で奥から女将さんも出ていらした。
しばらくの間テンポよく鍋振りの音がして「什錦炒飯」が完成。大きな白い平皿に盛られていて、脇に紅生姜が添えてある。見るからにチャーシューの端肉が沢山入っていて、玉子もたっぷり使ってあるようだ。早速レンゲを駆使していただいていく。ご飯はふわっと炒められていていい感じ。チャーシュー片は少し硬い食感だが、たっぷり入っているだけあって旨い。半分くらい食べ進めた後に女将さんが味噌汁を持って来て下さった。赤出汁で豆腐とわかめが入った完全和風な味噌汁。この炒飯と合うかと言われれば微妙だが、有難くいただいた。駅からも離れているのでここでビールをやるのはなかなか難しいだろうが、こういういかにもな中華飯店で呑みたいなァ。次は「ベトコンラーメン」をいただこう。(勘定は¥700)
花丘飯店 (白旗通店)
愛知県一宮市白旗通2-17
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