ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

花丘飯店 @愛知県一宮市

2023年01月31日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市の中華料理店「花丘飯店」へ。以前から年季の入った著作権無視の看板が気になっていた店(笑)。大江にも同名の店があって、ネット上ではこちらは「白旗通店」としてあるが、自分の見た範囲では特にそういった記述は探せなかった。店は何軒か店舗が入っている古いテナントのひとつにある。看板は「よう来てちょうた!(よく来てくれた)」と威勢がいい(ちなみにポ〇イのセリフは消えてしまってなんて言っているのか判読出来ない)。店前の共同駐車場に車を停め店内へ。中は赤いL字のカウンター席に小上がり席がいくつか。先客と同様にカウンター席に腰かけ、壁に貼られた黄色い紙短冊の品書きを眺める。外看板からもベトコンラーメンが名物だろうことは分かっていたが、気分が違ったので「什錦炒飯」をお願いした。古い中華料理屋ではよく「シーチンチャーハン」「五目チャーハン」などとルビを振られているやつだ。ご高齢のの主人が1人で調理を始めたので1人でやっている店かと思っていたら、後で奥から女将さんも出ていらした。

しばらくの間テンポよく鍋振りの音がして「什錦炒飯」が完成。大きな白い平皿に盛られていて、脇に紅生姜が添えてある。見るからにチャーシューの端肉が沢山入っていて、玉子もたっぷり使ってあるようだ。早速レンゲを駆使していただいていく。ご飯はふわっと炒められていていい感じ。チャーシュー片は少し硬い食感だが、たっぷり入っているだけあって旨い。半分くらい食べ進めた後に女将さんが味噌汁を持って来て下さった。赤出汁で豆腐とわかめが入った完全和風な味噌汁。この炒飯と合うかと言われれば微妙だが、有難くいただいた。駅からも離れているのでここでビールをやるのはなかなか難しいだろうが、こういういかにもな中華飯店で呑みたいなァ。次は「ベトコンラーメン」をいただこう。(勘定は¥700)

 

 

花丘飯店 (白旗通店)

愛知県一宮市白旗通2-17

 

( 一宮 いちのみや 花丘飯店白旗通店 はなおかはんてん 中華料理 中国料理 ラーメン 中華そば チャーハン シーチンチャーハン 五目炒飯 )

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TABASSUM(タバスム) @名古屋市中村区・則武

2023年01月30日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋で唯一のウズベキスタン料理の店があると知って訪れたのは、地下鉄東山線の本陣駅と亀島駅の間ぐらいにある「タバスム(TABASSUM)」。変わった国の料理があると知るとどうしても食べてみたくなる。この辺りを歩いたのは初めてだと思うが、まだまだ古い建物が残る住宅街。店の前の通りもそう広くない(ちなみに隣はインド料理レストラン)。中に入るとテーブル席が6つほどあって先客は3組。みんなよく知ってるんだな。店員は年配の男性(主人?)が調理場で、給仕は若い男性。もちろんあちらの方だと思う。さあ、入ってはみたものの中央アジアに位置するウズベキスタンの料理に関する知識はゼロ。ランチで用意されているのは”プロフ”というご飯物、”ラグマン”という麺類がメインのよう。選んだのは「ウズベキプロフセット」というドリンクもセットになったもの。

しばらくして運ばれた「ウズベキプロフセット」は、「プロフ(pilav)」と呼ばれる肉ののった”ピラフ”と、「マンティ(Mantu)」(饅頭?)と呼ばれる餃子のようなもの、それにきゅうりとトマトのスライス、ザクロのジュースがセットになっている。プロフは人参がたっぷり。油多めでライスは薄黄色に染まっている。味付けは見た目ほど強くなく淡い。ほんのりスパイスの香りがしてなかなか旨い。マンティはヨーグルトのかかった餃子といった感じ。中の肉は独特な味わいだから羊肉かな。ジュースは少し甘さのあるもの。現地の人は食事と一緒に飲むのかな。正直食事と合っているかというと微妙(ビールの方が合いそう・笑)。満足して勘定してもらおうと立ち上がると、まだ「チャイ」も付くのだという。カップとソーサーで用意されたチャイはローズヒップのような香りがする。ジュースも飲んだのでもう満腹。次は「ぐりヤジ(Gulyaj)」〔ママ〕っていうのを食べてみたい。(勘定は¥1,300)

 

TABASSUM Uzbekistan kitchen (タバスム)

愛知県名古屋市中村区松原町1-49

 

( 名古屋 なごや ウズベキスタン共和国 中央アジア エスニック レストラン エスニック料理 プロフ ウズベク サマルカンドプロフ マントゥ ガンダーラレストラン )

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BAND WAGON / 鈴木茂

2023年01月29日 | ロック(日本)

バンドワゴン / 鈴木茂 (1975)

元・はっぴいえんどのギタリスト、鈴木茂のファースト・ソロ・アルバム。評判は聞いていたが実際にアルバムとして聴くのは初めて。録音はサンフランシスコやハリウッドで行われたが、当初予定していた面子が集まらず、急遽呼ばれたメンバーでの録音だったらしいが、それにしては凄い面々。リトル・フィート(Little Feat)、サンタナ(Santana)、タワー・オブ・パワー(Tower  Of Power)、スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)の各メンバーがレコーディングに参加している。作詞は全曲松本隆。鈴木は1951年生まれだというから…なんと、まだ当時若干24歳! それで単身アメリカに渡り、アルバムを作る(作らせてもらえる)ってどんな才能なんだ、全く。

”セカンド・ライン”(ニュー・オリンズ特有のタメの効いたリズム)と言ってしまっていいのか分からないが、一聴してアメリカ南部の音楽の影響が聴き取れる。もちろんセッションしたアーティストの影響もあろうが、作曲者、またリーダーとして指示したのだろうから彼の好む音楽性がその辺りにあったのだろう。奇しくも元バンド・メイトで「キャラメル・ママ」「ティンパン・アレー」と直前まで活動を共にした細野晴臣のソロ作品にもやはり同じような影響が見られるのが興味深い。鈴木自身のスライド・ギターも、ファンキーなカッティング・ギターも素晴らしい。かっこいいなァ。ヴォーカルの線は細いが上手く演奏と噛み合って個性になっている。当時このアルバムがどのように受け取られたのかは知らないが、今俯瞰して聴くと完全に当時の世界レヴェルって言っても過言ではないと思う。はっぴいえんど周辺の人達ってどうしてこう才能の塊みたいな人が同じ時代、同じ場所に集まったのか本当に不思議。今、この時代の日本のロックが外国で注目されているのもよく分かる気がする。

ネットオークションにて購入(¥659)

  • レーベル ‏ : ‎ 日本クラウン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005HRW6
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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おかだ @岐阜県本巣郡北方町 (2)

2023年01月29日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜バスに乗って北方町へ。「かどかど」で1杯やった後に向かったのは、以前も訪れたことのある麺類食堂「おかだ」(※”だ”は変体仮名)。具体的な創業年は分からないが100年以上前から製麺をしているのだという。店に入って消毒・検温した後に漫画がずらっと並んだ棚の横の席に案内された。奥におでん鍋が見えたので酒をお願いすると、冷たい酒しか無いのだという。寒いから燗酒をいただきたかったんだけどなァ…。酒は「沢の鶴・純米酒・山田錦」の300ml瓶(←結局呑む)。おでん鍋まで歩いていって「こんにゃく」「豆腐」を取り、串を持って味噌の壺にドボンと入れ、皿に取った。置いてあった山椒粉と辛子も少しいただく。

コップに酒を注ぎ、濃い味噌をまとったこんにゃくと豆腐を口にして酒をあおる。うーん、ひやならまだしも冷たい酒とはあまり合わないか。こちら、酒のつまみになりそうな一品物はあまり多くないので追加は止めて、”きたがた名物”と書いてあった「ざるよもぎ」をお願いする。「そば?うどん?きしめん?」と訊かれたので「そば」でお願いした。残った酒は皿に残ったおでんの味噌を舐めつつ飲み干し、出来上がりを待つ。せいろに盛られた「ざるよもぎそば」が運ばれた。緑色をした麺の上から刻み海苔が振られ、刻みネギと練りわさびは別皿に。つゆは甘さ控えめなもの。そばは加水率の高そうなプルンとした食感。よもぎの風味は期待したほどは香らずちょっと弱め。つゆにくぐらせるので余計に感じづらいのかな。するするっと手繰って勘定してもらった。(勘定は¥1,300程)

以前の記事はこちら (1

 

麺類・御食事処 おかだ

岐阜県本巣郡北方町栄町2-54

 

( 北方 きたがた おか田 おかだ 岡田 麺類食堂 大衆食堂 お食事処 よもぎざる 蓬生 製麺所 )

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一福家 @名古屋市昭和区・荒畑

2023年01月28日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

散策の途中に荒畑駅の北の交差点角にあるお好み焼の「一福家」へ。年配の女将さんが1人でやっていらっしゃる。小腹が空いたなと寄ってみたのだが、こちらテーブル席が1つあってそちらでもいただけるようだ。最初はそちらでと思ったが、テレビの競馬中継を観ながらあーだこーだ1人で呟いている酒呑みオヤジが居て面倒臭そうだったので止めて「お好み・いか玉」を急遽持ち帰りにしてもらった。透明パックに詰めて袋に入れてくれる。マヨネーズの小袋を付けてくれたが自分は使わないので遠慮しておいた。

歩いて食べられる場所を探し、ちょっと行儀が悪いがその場で包みを開けて箸でいただく。作り置きだったので案じていたが、まだ温かくてひと安心。一応2つ折りだが、所謂東海地方の薄焼きタイプではなく厚い生地をパックに入れるためにといった感じ。その生地の口当たりはとてもふわっとしていて旨い。びっくりしたのはイカ。切身が入っている程度だろうと思ったら小イカが丸っと3杯入っている。イカの種類までは知らないが、こんなイカお好み焼きは初めてだな。柔かく美味しいイカだった。次はぜひ店の中で。オヤジが呑んでたので酒もあるはずだし。そういえば看板に”当店特製・たこ弁当”とあったがどんなのだろう。あったら食べてみたいナ。(勘定は¥400)

 


 

↓ 「御嶽温泉」のはす向かいにある大きな日本家屋(建築詳細不明)。フェンスで囲われて取り壊すんだろうと思っていたが、以前見た時からあまり状況は変わっていない。微妙に屋根が違うが対になっていて、左右それぞれに洋館(たぶん)がくっついている面白い設計。そういえば再開したとの情報もあった近くの喫茶「西アサヒ」だが、この日も店は閉まったまま…。

 

 


 

一福家

愛知県名古屋市昭和区北山本町2-16

 

( 名古屋 なごや 荒畑 あらはた いちふくや お好み焼き おこのみやき 焼そば やきそば たこ焼 たこやき 玉せん たません )

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らんびー @岐阜県美濃加茂市

2023年01月27日 | 岐阜県(中濃)

昨年の10月にオープンしたばかりのカレー屋「らんびー」へ。店は岐阜県美濃加茂市の幹線道路沿いにある。店舗は古い建物をリノヴェーションしたようだ。店の横に数台分ある駐車場に車を停めようとしたが満車。どうしようか迷ってひと回りして戻ったら、ちょうど出て行く車があったので滑り込ませた。店に入るとL字のカウンター席と丸卓が1つの小さな小上がり席のみ。10席ほどだがほぼ満席の盛況ぶり。大きな看板がある訳でも無いのにみんなよく知ってるなァ。カウンターの中は若い主人が1人。なので水などはセルフ・サービスとなっている。卓上の小さなメニューにはカレーライスが3種のみ。先頭にあった「オールドトーキョーチキンカレー」というのをお願いした。他は「ポークヴィンダルー」と「インド風チキンカレー」だがライスは日本米のみ。

しばらくして「オールドトーキョーチキンカレー」が完成。銀皿にライス型にはめられたライスとチキンが塊で入っている。手前には茹でた人参とジャガイモ。酢漬けの玉ねぎが添えられている。カレーはサラッとした感じ。これで骨付き肉だったら銀座の「ナイルレストラン」のムルギーって感じ。”オールドトーキョー”と謳っているので実際そうなのかなと主人に訊いてみたが「ナイルレストラン」も含めて色々な店のカレーを念頭に置いているが特にモデルは無いとのこと。金属製のレンゲを使っていただいていく。チキンはレンゲでも容易にほぐれる。カレーはフルーティーな味わい。甘さも感じる。それでもしっかりとスパイス感はあって旨い。カレーって辛くなくても旨いんだナ(笑)。帰ってから調べてみたら主人はあの「エリックサウス」に勤務していたことがあるのだとか。なるほど。次は違うのも食べてみよう。しかしいくら自分が早喰いだとはいえ、客10人居て一番最後に店に入った自分が一番早く食べ終わるなんて…。自分が早過ぎるのか、みんなが遅いのか。(勘定は¥1,000)

 

らんびー

岐阜県美濃加茂市太田町4365

 

( 美濃加茂 みのかも カレー カレーライス スパイスカレー インドカレー エリックサウス 南インドカレー イナダシュンスケ )

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(No Pussyfooting) / Fripp & Eno

2023年01月26日 | プログレッシヴ・ロック

(No Pussyfooting) / Fripp & Eno (1973)

キング・クリムゾン(King Crimson)のロバート・フリップ(Robert Fripp)と元ロキシー・ミュージック(Roxy Music)のブライアン・イーノ(Brian Eno)が共作したユニットのデビュー作。全2曲、計40分という変則的なアルバム。当時フリップはまだバンドを解散させていなかったけれど、2台のオープン・リール・テープを使ったループに生演奏のギターをのせるという自身が開発した「フリッパートロニクス」にご執心で、このアルバムでもそのサウンドをたっぷりと味わうことが出来る。今でこそ簡単に出来てしまう技術だけれど、当時は磁気テープを使う仕掛けだから操作も大変だったろう。そこにイーノの奏でるシンセサイザーが加わって独特なアンビエントな空間を作り出している。

1973年だから、この音楽が驚きと戸惑いをもって迎えられたことは想像に難くない。自分はこの印象的なアルバム・ジャケットだけは昔から目にしていたけれど、手を出すつもりは全く無かった。イーノを聴きだしたのもそう昔ではないし、いわんやキング・クリムゾンをや。フリップはここで録音された曲をクリムゾンのライヴ前に流すようになり、”サウンドスケープ”としてライヴ前の観客とバンドのライヴを繋げる要素として重要視している。これは現在に至るクリムゾンのライヴでもずっと続けられている。こういうのが物凄く好きかと問われると困るが(笑)、実際にクリムゾンのライヴでは独特の空間を作り出していたし、流していたりすると、ふと気持ち良く聴こえている時があって自分でもビックリする(←何もヤッてません)。

ネット・ショップにて購入(¥650)

  • Label ‏ : ‎ E.G. Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000003S26
  • Disc ‏ : ‎ 1
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不朽園 @名古屋市中川区・尾頭橋 (5)

2023年01月26日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

尾頭橋付近を通ったらこちらに寄らない訳にはいかない。創業昭和2年(1927)という「不朽園」。頻繁に立ち寄るので記事にしないことも多いが、菊の花の形をした最中種(皮)の最中で有名。他の和菓子もあるにはあるが、みなこぞって最中を買って行く。名古屋で最中といえば一等最初に名前が挙げられる店だろう。この日は他に用事があったのだが「栗最中」を目当てに寄ってみた(訪問昨年)。店内には菓子を選んでいる先客が何組も居たが、それらを待たせることない人数の女性店員が居てそれぞれ応対。「栗最中」と「大納言最中」を購入した。

家に帰ってお茶を煎れ、妻といただく。「栗最中」は栗の形の最中種。9月頃から出回り年内で終わる季節商品だが、確か去年は買い忘れたんじゃなかったかな。中には丸っと一粒の栗が入っている。甘味が強い餡だが栗と一緒に味わうと何とも言えず旨い。「大納言最中」の最中種はやや小さめの菊の花。通常の最中(不朽最中・小)より菊の花の目が細かくて食感が違うのがいい。艶のあるつぶ餡で、こちらも甘味しっかり。この最中種って歯触りが抜群なんだよなァ。買った翌日に食べたので最中種と餡が馴染んで、それはそれで旨かった。次はこし餡の最中「この月」を。(勘定は¥700程)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4

 

 

御菓子司 不朽園尾頭橋本店

愛知県名古屋市中川区尾頭橋3-4

 

( 名古屋 なごや 尾頭橋 おとうばし ふきゅうえん 不朽もなか ふきゅうもなか 最中 献上もなか )

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かどかど @岐阜県本巣郡北方町

2023年01月25日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜バスのスマホ限定のフリーきっぷを使って北方町までやって来た。呑む気はマンマンだが、この辺りで昼から呑める店を知らない。古い街並みを歩いた先にお好み焼きの店がある。外看板には”お好み焼き・焼きそば”としか書いてないが、赤ちょうちんがぶら下がっているし、縄のれん。きっと呑める店だろうと中に入ってみた。調理場に向かったカウンター席と壁に向かったカウンター席。先客が居たので空いていた壁に向かったカウンター席に腰掛ける。スナックのママといった感じの女将にビールをお願いする。紙ナプキンの外袋を破って手渡してくれるのもスナックっぽい(笑)。スーパードライの大瓶に呑み屋のように付き出しが出てきた。生姜のさつま揚げと小籠包。大きなテレビの音を聞きながらビールをグイッとやりつつ、つまみをつまむ。頭上の壁に貼られた品書きから「卵好み焼き」〔ママ〕をお願いすると、「ごめんね、今日はお好み焼き出来ないの。」と。他に酒肴もあったが「しょうゆ焼きそば」っていうのにしてみた。

奥で調理された「しょうゆ焼きそば」が完成。黒い平皿に盛られていて紅生姜が添えてある。具材は豚肉、長ねぎ、もやし、ピーマン、そして花鰹といったところ。醤油味だけあって味付けはあっさり。でも油が多いので意外と重いかも。手繰ってはビールをあおって口中の油を落としていく。夫婦だろう先客とは知り合いのようで女将さんは横に座って人生相談中?。ちょっと湿っぽい雰囲気。だんだん紫煙がきつくなってきたので追加は止めて勘定してもらった。勘定にはしっかりとお通し代が含まれていたようだ。次は「好み焼き」〔ママ〕で。(勘定は¥1,750)

 

お好み焼き・焼きそば かどかど

岐阜県本巣郡北方町北方1625

 

( 岐阜 ぎふ 北方 きたがた おこのみやき やきそば お好み焼 焼そば 酒場 居酒屋 縄暖簾 赤提灯 )

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みや川 @名古屋市昭和区・御器所

2023年01月24日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

御器所(ごきそ)の阿由知通から路地に入った所にある麺処「みや川」へ。すぐ近くにはいつも行列の出来ている人気のうどん屋があるが、こちらも開店してすぐの時間で先客が3組、後からも客が何組も続く盛況ぶり。店内は狭小で、カウンター席とテーブル席が1つのみ。カウンター席の端がひとつだけ空いていたので座らせてもらった。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。品書きを眺めるも、うどん、そばのどちらも旨そう。他の客が頼んでいた丼物も捨て難い。迷ってふと頭を上げると壁に品書きに無い「つけがもそば」とあった。ピンときたのでお願いする。

しばらくして配膳された「つけがもそば」は、碗に熱々のつゆが注がれ、中に鴨肉、葱が入っている。鴨肉が多めなのが嬉しい。そばは皿の上の敷いた笊に盛られている。山葵と刻みネギは別皿に。早速そばを手繰ってつけ汁に浸し、啜る。そばは細切りで、見た感じ麺類食堂であるようなそれでなく専門店のそれ。そばに鴨肉の風味がしっかりと出たつゆが絡んで旨い。途中で鴨肉とネギを味わいつつ次々と手繰っていくが、あっという間にそばが無くなってしまって寂しい。「そばお代わり」と言いたいところだが、待ち客も居るしそうもいかない。名残り惜しくつゆをほとんど飲み干し、勘定してもらった。次はうどんか、きしめんか。(勘定は¥1,100)

 

手打めん処 みや川

愛知県名古屋市昭和区阿由知通3-10-10-1

 

( 名古屋 なごや ごきそ あゆちとおり みやがわ 宮川 饂飩 蕎麦 きしめん 手打ち 手打 つけ鴨蕎麦 )

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