ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ミッキー食堂 @岐阜県高山市

2024年12月14日 | 岐阜県(飛騨)

岐阜県の旧・荘川村方面へのバイク遠征。好天に恵まれスイスイと走り軽く蕎麦を手繰った後、ひるがの方面に走った後の復路で、流石に蕎麦1枚では物足りないナと先程の蕎麦屋にほど近い食堂「ミッキー食堂」へ。駐車場が見当たらないが(後客は店の前に路駐してました)バイクなので店先に停め、暖簾をくぐった。店内は土間にテーブル席が3つと小さな小上がり席が1つとこじんまり。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる様子。店構えに不釣り合いなカラフルなプラスチック座面の椅子に腰掛け、卓上の品書きを眺める。品は「中華そば」3種と「カツ丼」「玉子丼」「チャーハン」のみ。暖簾からいくと「中華そば」かなと思いつつ、ついさっき蕎麦を手繰ったばかりなので「カツ丼」をお願いした。

しばらくして蓋付きの丼で「カツ丼」が運ばれた。たくあんと白菜の漬物付き。蓋を取ると所謂カツ煮玉子とじのオーソドックスなタイプのカツ丼。カツは厚くなく玉ねぎには少しシャキッとした食感が残っている。つゆは甘過ぎずいい感じ。ガツガツと掻き込んであっという間に平らげた。これなら「中華そば」もと思ったが、後から後悔する年頃(笑)なので自制して勘定してもらった。さて天気のいいうちに帰路に就こう。(勘定は¥800)

 


 

↓ 帰路で立ち寄った石徹白地区。小さい頃に遠い親戚を頼って遊びに来たことがある。その時は豪雪で、迎えに来たジープも除雪車で足止めを喰らい、深夜に途中のスナックでインスタントラーメンを作ってもらって食べたっけ。向かったのは「正ヶ洞棚田」。俯瞰し易い場所はあまり無く、山の反対側の展望地にも行ってみた(写真下3枚目)。一部はもう稲刈りが済んでいる(訪問9月末)。

 

 


 

 

ミッキー食堂

岐阜県高山市荘川町牧戸36

 

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蕎麦正 本店 @岐阜県高山市

2024年12月10日 | 岐阜県(飛騨)

年々快適にバイクに跨る日々が減っている気がする昨今の気候。今年の初夏は休日が悉く雨でダメ。そうこうするうちに酷暑になってとても外に出ていられなくなり、やっと9月の終わり頃になってそれらしい気候に。この日は晴れ予報を確認して久々にバイクを出した。向かったのは国道156号線を北に向かった飛騨地方。日差しはまだ強いがやっとバイク日和に。

昼食に訪れたのは高山氏荘川(旧・荘川村)にある「蕎麦正本店」。この屋号の店は郡上市、飛騨市、犬山市に店があるようだがどういう関係かは不明。店には広い駐車場があり、店頭に出ていた男性店員に記名して待つように告げられた。荘川は蕎麦の産地らしく、道中に”そばの里”なんていう看板も出ていたが、蕎麦屋は2軒ほどしかないので混み合うようだ。しばらくして呼ばれ店内へ。窓からは山と田んぼが見えていい景色だが、残念ながら案内されたテーブルからは見えない。店内は店員が何人も立ち働いている。お願いしたのは「源流そば(もり)」。

しばらくして笊に盛られた「源流そば」が運ばれた。生の本山葵が付いていて自分で摺るようになっている。山葵や竹箸を持ち帰らないようにと注意書きがある。持って帰ってしまう貧乏臭い客が居るんだろうなァ。店員からは「最初は塩で。」と説明があった。蕎麦を手繰るとやや切りが短め。張りがあって角が立っている。言われた通り塩で食べてみるが、どうしても先に塩が舌にのるのであまり好きな食べ方じゃない。つゆは濃いめの辛汁。やはりこちらの方がいい。ただ切りが短いので啜り甲斐が無く、どうしてもモグモグ食べることになってしまう。山葵は多めに摺っていただいた。最初から置かれていた蕎麦湯はとろみのあるタイプ。ここで初めて刻みネギを散らし、残った塩やつゆでいただいて席を立った。(勘定は¥1,350)

 

 


 

↓ 「長良川鉄道・北濃駅」(建築詳細不明)。駅舎の向こうには岐阜駅から移設した転車台が残っている。木造駅舎なので古いことは間違いないと思うが、開業が昭和9年(1934)なのでひょっとして当初からの駅舎だろうか。

 

↓ さらに北上した郡上市高鷲町にある「ひるがの分水嶺公園」。大日ヶ岳から流れて来た水がここから太平洋に流れる長良川と、日本海へ流れる庄川へ分かれる場所があり公園になっている。小学校を卒業してすぐ、友達とこちらの地方に赴任した担任の先生を訪ねて立ち寄ったことがある。その時の写真もどこかに残っているはず。

 

 


 

 

手打そば処 蕎麦正本店

岐阜県高山市荘川町牧戸160-1

 

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中畑 @岐阜県下呂市

2024年06月23日 | 岐阜県(飛騨)

新緑の岐阜県下呂市をバイクで訪問。本当は銭湯「幸乃湯」が開くまで待って風呂を浴びてから帰ろうと思っていたが、町中は観光客でごった返していて散策をしても居場所も無く、まあまあの暑さもあって早々に引き上げることに(革ジャンが邪魔…)。温泉街を離れる前に外れにある食堂「中畑」に立ち寄ることに。暖簾をくぐると店内はテーブル席が2つ、小上がり席3つとこじんまり。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる。先客は地元の方。さすがに観光客はここまで歩いて来ないか。お願いしたのは「中華そば」。

しばらくして「中華そば」が出来上がった。典型的な雷紋のついたラーメン鉢で、チャーシュー3枚、赤縁のかまぼこ、細切りのメンマ、刻みネギが盛ってある。少しだけ油の浮くスープは淡い味わい。ここにうどんが入っていても違和感が無いかも。手繰った麺は細ストレート麺。茹で加減は”やわ”。昼前に少し腹に入れていたが時間も経っているし、重くないのでスルスルッと完食して帰路に就いた。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 国道41号線沿いの飛騨川・下原ダム上流の有名な撮影スポット。いつも誰かが三脚を立てている。JR高山本線が水辺を走行し、凪の時は水面に車両が映る。ちょうど高山行きの列車が来たのでシャッターを押したが、自分の古いスマホではこれが限界…。紅葉の時期も綺麗。

 

↓ 加茂郡白川町の41号線沿いにある「名倉ダム」(昭和11年・1936・運用開始)。”直線重力式コンクリートダム”という方式だそう。先達の写真を見るとゲートは赤色だが現在は塗装が落とされているのかな。

 

 


 

 

そば うどん 中畑

岐阜県下呂市森813-1

 

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しずなみ @岐阜県下呂市

2024年06月17日 | 岐阜県(飛騨)

バイクを駆って新緑の岐阜県下呂市へ。道中は気持ち良くバイクを走らせたが、客足の戻った下呂市の中心部は人でごった返し。どんな細い路地にも歩いている観光客が居る。昼食を摂る為に立ち寄ったのは繁華な場所から少し行った所にある麺類食堂「しずなみ」。創業して60年程だそう。店内はテーブル席が5つに小上がり席が2つ。年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。土間のテーブル席に腰掛けてメニューを眺める。客は地元の方ばかりのようだったが、観光地とあってこんな店にも英語メニューが。麺類、定食、丼物色々あるが、別メニューの”なっとく豚メニュー”というのにあった「トロ玉カレーライス」というのにしてみた。

しばらくして楕円の平皿に盛られた「トロ玉カレーライス」が登場。予想通りカレーの上にふわっと火を入れた玉子がのっている。”なっとく豚(とん)”というのは「納豆喰豚」と書いて、地元の肉屋が専売する希少ブランド肉らしい。カレーはしっかりと辛さのあるもの。中に入った納豆喰豚は角切りで、軟らかいが崩れてしまう程ではないいい塩梅。旨い。辛さのあるカレーと玉子を合わせるといい感じに。パクパクッと平らげて勘定してもらった。この日は自分には珍しく新しめの創作メニューだったので、次は昔からありそうな品にしてみようかな。(勘定は¥880)

 


 

↓ 下呂市金山町中切の41号線沿いにある飛騨川に架かる「名称不明の橋」(建造詳細不明)。ここを通るたびに気になっていたので停まってみた。なかなか趣のある橋だが近寄ると「私道」の告知が。ダイヤル式の鍵もかかっている。こんなのを個人が所有しているのかな。

 

 

↓ 41号線とJR高山本線の交わった所の橋脚(建造詳細不明)。カーブなのでいつも通り過ぎてしまうが、この日は先でバイクを停めてみた。下から眺めるとなかなかの迫力。石組みで古そうだが建造時そのままで使用されているのかな。

 

 


 

 

食事処 しずなみ

岐阜県下呂市湯之島215-1

 

( 下呂 げろ 下呂温泉 げろおんせん 静波食堂 大衆食堂 食堂 麺類食堂 洋食 カレー なっとくとん 天狗 産業遺産 近代建築 )

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下呂松葉 @岐阜県下呂市

2023年06月20日 | 岐阜県(飛騨)

銭湯でひとっ風呂浴びた後、昼食に出掛けたのは「下呂松葉」。創業は昭和53年(1978)だそう。東海地方のローカルチェーンだった松葉で定番の煉瓦色のお城風の建物。かつて関市の「サンジェルマン」で貰ったマッチの裏には一番最後に名を連ねている。駐車場に辿り着いて驚いた。もう昼はとうに過ぎている時間だったが、ほぼ満車で入口の前には待ちまで出ている様子。取り敢えず中まで進むと、記名して受信機を取って待つ方式。ちらと中の様子が見えたのだが、どうもこちらの店はサラダとかはビュッフェ方式のようだ。席に着いてから立って歩いて自分で取ってくるあのやり方、大嫌いなんだよなァ…。止めようかどうか迷ったが、遅い時間で他の店が開いている保証も無かったので留まることに。

結局30分も待って中に案内された。もちろん店内は満席。すごい人気だ。待っている間に見せてもらったメニューから選んだのは先頭にあった「牛かつ」。年々喫茶店化していって数を減らした他の松葉と違って、こちらは飛騨牛を扱ったりしてかつてのワンランク上の洋食店の様子を保っている。辺境だったからガラパゴス化したのだろうか。サラダバーの皿が用意されたので仕方なく立ち上がって、トマト、ヤングコーン、人参等を控えめに取って席へ戻る。ご飯と味噌汁もセルフなので取りに行かなくてはいけない…。

しばらくして陶板が用意され「牛かつ」が運ばれる。牛かつはなかなかの大きさで、1人前+2切れという感じ。脇にわさびが添えてある。火入れはレアなので熱い陶板で調節するようだ。肉(飛騨牛ではない)は筋もほとんどなく調子もいいもの。値段からしたら充分な肉質だ。かつにはデミソース、おろし醤油、カレー塩が用意されている。ただどれも牛かつに合うかというとちょっと弱いかな。もっと旨く食べられそうな気もする。ご飯は岐阜県産のハツシモだそう。自分のような食べ方をしているとお代わり自由のビュッフェの意味がほとんど無いが、肉が旨かったので良かった。(勘定は¥2,000程)

 


 

↓ 木曽川水系の馬瀬(まぜ)川にある中部電力「西村ダム」(昭和13年・1938・建造)。ん、かつてあったはずの天端もゲートも無くなっている? これでもダムとしての機能はあるのかな。

 

↓ 久しぶりにロックフィルの迫力が凄い中部電力「岩屋ダム」(昭和51年・1976・建造)にも寄ってみた。昔は下流で釣りをしたりキャンプをしたりしたなァ(←大雨で水没しかけた・苦笑)。

 

 


 

 

飛騨牛レストラン 下呂松葉

岐阜県下呂市小川230

 

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大安 @岐阜県下呂市 (2)

2023年02月12日 | 岐阜県(飛騨)

妻と飛騨方面にドライブに出かけた際、昼食に立ち寄ったのは上呂にある人気の食堂「大安」。以前にもバイクで数度訪れたことがあるのだが、この日はいつにも増して駐車場がいっぱい。何とか停めることが出来たが、外に待ちまで出ている盛況ぶり。県外ナンバーも多く、何事かとその場で調べてみたら、何とある全国区の人気テレビ番組にこの店が登場したのだという。あの番組に出た店ばかりを訪れる”詣で”もあるくらいなのでこの人出にも納得。もう2時を過ぎた時間なのにまだ後から後から車やバイクが停まる…。自分1人ならスルーするところだが、妻にその事を言ったら一度食べてみたいということなので名前を書いて待つことに。

しばらくして中に呼ばれ、テーブル席に腰掛ける。妻は定番の「けいちゃん」と「トッピング・うどん」を。何度か食べている自分は「牛ちゃん」と「マトン」をミックスしてもらって定食にした。フロアーだけで5人もの給仕女性があっちへこっちへと動き回っている。周囲のテーブルからは「けいちゃん」の微妙な発音が聞こえてくる(→「ひょうたん」と同じ抑揚が正解)。妻と顔を見合わせて思わず笑ってしまった。

まずは妻の「けいちゃん」が登場。卓上のコンロに持ち手の付いたフライパンが置かれた。すでに味付きの鶏肉、キャベツ、玉ねぎはのっていて、後はしっかり火を通してつまむだけ。たれが少なめなのですぐに鉄板にこびりついてしまう。後から運ばれた自分の「牛ちゃん+マトン」は別のカセットコンロで運ばれた。定食なのでご飯(お代わり無料)と漬物、小鉢の冷奴、味噌汁が付く。牛ちゃんとマトン、それにキャベツと玉ねぎは最初から混ざって提供された。自分は学生の時に某大学の学食でよく出た「Bランチ」のマトンが臭くて大嫌いだったのでちょっと心配していたが、嫌な臭みのない旨いものだった。何でも実はマトンよりも良いラム肉(生後1年未満の子羊肉)を使っているのだとか。鼻に抜ける風味でその肉質の良さが分かる。ご飯をお代わりしたいところだが、遅い時間で夕食に差し支えるので我慢。周りでビールを呑んでるグループ客が羨ましいこと…。(勘定知らず)

以前の記事はこちら (1

 

大安食堂 (大衆食堂 大安)

岐阜県下呂市萩原町上呂876

 

( 岐阜 ぎふ 下呂 げろ 上呂 じょうろ だいあん 大安食堂 焼肉 ホルモン とんちゃん けいちゃん 豚ちゃん 鶏ちゃん 羊肉 孤独のグルメ 松重豊 )

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ジークフリーダ @岐阜県下呂市

2023年02月04日 | 岐阜県(飛騨)

ずっと以前からその評判を聞いていた岐阜県下呂市の洋菓子店「ジークフリーダ」にやっとの初訪問。何かに20周年だとあったので平成14年(2002)頃の創業かな(訪問昨年末)。妻を隣に乗せてドライヴがてら41号線を北に向かう。下呂市の温泉街を過ぎ、飛騨川を挟んだ反対側へ。店は長閑なバイパス沿いに1軒だけポツンとある。こんな外れた場所だとは思わなかった。落ち着いた雰囲気の店内は平日なら喫茶も出来るようだが、この日は購入のみ。店舗内の別スペースに間借りの雑貨屋が入っていて妻はそちらも気になる様子。この日はしっかりとクーラーボックスも持参なので生ケーキも購入。自分が選んだのは「マキアートロール」(写真下左)と「ゴルゴンゾーラ」(写真下右)。妻は「林檎のフロマージュ」「アプフェルブレッター」。そして焼菓子の「日本酒(天領)のパウンド」「卵なしドミノ(アーモンド)」を購入した。妻は雑貨屋にあった服がばっちり自分の好みだったようで数着お買い上げ。

 

家に持ち帰ったケーキをいただく。「マキアートロール」はロールケーキをカットして倒したような感じのコーヒー味のケーキ。しっかりと苦味のあるスポンジと中のコーヒー・クリームがピッタリ。上にのった生クリームをフォークの先に付けながら調節していただく。旨い。「ゴルゴンゾーラ」はその名の通りゴルゴンゾーラ・チーズを使ったもの。食べてみるとしっかりと青カビのチーズ特有の風味があるがちゃんとケーキとして成立している。もちろんクセは強いがこれも旨い。コーヒーでなくワインでもいけそうだナ(笑)。「日本酒(天領)のパウンド」は地元の「天領酒造」の酒を使ってある四角いパウンド・ケーキ。まるでサバランのように手がベタベタになるくらいしっかりと滲みていて、ほんのりと酒が香る不思議な味わい。妻は菓子も服も気に入ったようだったのでもう少し暖かくなったらまた寄ってみようっと。(勘定は¥4,000程)

 

 

siegfrieda(ジークフリーダ

岐阜県下呂市萩原町跡津1421-5

 

( 下呂 げろ 萩原 はぎわら 洋菓子 生ケーキ 焼菓子 ドイツ菓子 喫茶 カフェ )

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きびう @岐阜県下呂市

2021年12月14日 | 岐阜県(飛騨)

老母と紅葉を観に行った際の昼食は上呂の41号線沿いにある「きびう」へ。近くには人気の「大安食堂」もある。そちらにはバイクが沢山停まっていた。こちら「きびう」は道路端には大きな”めし・ホルモン焼”の看板があるが、店の方はいたって簡素な佇まい。母はこういう店は入ったことないだろうなァ。広い駐車場に車を停め店内へ。中には土間のテーブル席が5つ程と小上がり席が2つ、奥には座敷もあるのかな。コロナ対策の透明ボードで仕切られたテーブル席に腰掛ける。先客は何組もあったが、どなたも地元の客らしく観光客ではなさそう。各種焼肉定食の他は中華そばなども。「鶏(けい)ちゃん定食」もあったが、看板のホルモンが気になったので「牛ホルモン定食(コンロ付)」を、母は「カツカレーライス(サラダ付)」を注文した。

しばらくして運ばれた「牛ホルモン定食」は固形燃料の卓上コンロで、陶板に調理済みの牛ホルモンと野菜がのっていて、最初から細めのうどんが入っている(別でうどん頼まなくてよかった)。野菜はキャベツと玉ねぎ。ご飯は丼に盛られている。他には小皿に大根とこんにゃくの煮物、漬物、キノコ入りの味噌汁というラインナップ。さっそく牛ホルモンをつまんでいく。プルプルとした脂の部分が甘くて旨い。レバーっぽい部分も入っていた。味付けはあっさりめ。味噌も入っていると思うが濃くはない。少し辛味(一味唐辛子)を足したりして、ワシワシとご飯をやっつけていく。最初は食べ切れるかと思ったご飯もなんなく胃袋に収まった。煮詰まったたれの味の滲み込んだうどんも間違いない旨さ。(勘定は¥2,100)

 


 

↓ 下呂市瀬戸の41号線沿いにある「孝子ヶ池」。全然調べていなかったんだけれど、往路であまりに鮮やかな木々が見えたので帰りに寄ってみた。飛騨木曽川国定公園内に位置している。まさに燃えるような紅葉が見られて母も満足したようだ。

 

 

↓ すぐとなりにある「中部電力瀬戸発電所」(大正13年・1924・運転開始)。建物はあまり古くなさそうに見えるが開業当時のものが残っているのだろうか(→開業当時の写真と見比べると窓の配置が一致するので元の建物が改修されているのかも)。

 

 


 

 

ホルモン焼 きびう

岐阜県下呂市萩原町上呂2100

 

( 下呂 げろ 上呂 じょうろ きびう 黍生 黍生食堂 鶏ちゃん けいちゃん 飛騨牛 焼肉 定食 食堂 大衆食堂 カレーライス 近代化遺産 近代建築 )

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緑の館(緑の館・珈琲焙煎所) @岐阜県下呂市

2021年12月10日 | 岐阜県(飛騨)

老母を連れ出して紅葉を観にいくことにし、早朝から車を出して下呂方面へ(11月半ば)。41号線沿いで紅葉を眺めることの出来るポイントをいくつか廻ってみた。行きがけに萩原町に寄って目当ての和菓子屋に向かうも休業日(←調べろ)。母に朝は何か食べてきたかと訊くと何も食べていないというので、ちょっとコーヒーでも飲もうということになり、少し引き返して国道沿いの喫茶「緑の館」へ。昔から田舎の国道沿いといえば定食など食事も出来るような喫茶レストランが多いが、こちらは珍しく自家焙煎のコーヒー専門店。創業は昭和50年(1975)だそうだ。ダークウッドの洒落た店内の壁には壁掛けの振り子時計が沢山掛かっていて、ランプやカメラ、楽器などアンティークの品が所狭しと並び、ジャズが流れる田舎らしからぬ(失礼)雰囲気。奥の席に案内され、「レギュラーブレンド」と「やわらかいサンドウィッチ」のミックスをお願いした。

しばらくして、まず「レギュラーブレンド」が運ばれた。「vermeiren」のビスケット付き。香りも良くバランスのいいコーヒー。朝のコーヒーは旨いなァ。続いて運ばれたサンドウィッチ。母は全部は食べ切れないというのでひとつもらった。ハム、玉子、きゅうり、トマトの布陣。他にも「ホットプレスサンド」などがあるため”やわらかい”と称しているが、普通のサンドイッチ。これも旨かった。(勘定は¥1,550)

 

店でいただいたコーヒーが気に入ったらしく、豆を買って帰りたいと言うので、隣にある「緑の館・珈琲焙煎所」(写真下3枚)へ。こちらでは自家焙煎した豆を直接購入することが出来る。店の中に入って「どれがいいか分からない」と母が言うので適当に高そうなのを勧めてみた(笑)。購入したのは「ロイヤルブレンド4713」という豆(写真下4枚目・HPより)。2004年に天皇皇后両陛下が飛騨市に寄った際に、昼食後に召し上がった店特製のブレンドなのだそう。奢ってくれるというので(←見越していた・笑)、母は挽いてもらい、自分は豆のままで200g購入。ガス抜きの弁が付いた立派な袋に入れられ家に持ち帰る。袋を開けるといい香りが漂う。焙煎具合は軽め。手で挽いてから淹れてみると、やはりマイルドで上品な味わい。少し酸味が強めで苦味少なめといった感じだろうか。朝にピッタリ。(勘定は¥1,500/200g袋)

 

 

 


 

↓ 飛騨小坂の「巌立峡」を観て、道の駅「南飛騨小坂はなもも」で休憩。小坂川沿いの木々も色付いていて綺麗だった。

 

↓ さらに北に行った高山市久々野町の41号線沿いにひっそりとある「女男(めおと)滝」。鮮やかに紅葉する木々は多くなかったが綺麗な場所だった。

 


 

 

自家焙煎珈琲の店 緑の館

岐阜県下呂市萩原町花池125-1

 

( 下呂 げろ みどりのやかた Green House 喫茶 珈琲 コーヒー サンドイッチ 挽き売り 持ち帰り テイクアウト 紅葉 ひだおさか がんたてきょう めおとだき  )

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桔梗屋支店 @岐阜県下呂市

2021年08月15日 | 岐阜県(飛騨)

新しい鉄馬で高山の手前まで走った後、クラッチのタイミングが今ひとつだなァと診断しつつ、Uターンしての帰り道、下呂にて昼食。飛騨川沿いに店を構える「桔梗屋支店」。創業年はよく分からないが”支店”というからには”本店”がどこかにあったに違いない。”麺類”とある涼し気な白い暖簾をくぐって店に入ると、手前には洗い出しの土間にテーブル席、奥には小上がり席。まだ始まったばかりの時間とあって先客は無し。窓際から見える風景(写真下)が素敵。

土間のテーブル席に案内されメニューを眺める。場所柄”飛騨牛”を扱った品がいくつか。なかなか自分の気分にピタッと合うコレという品が決まらずにいたら、壁に”店長のおすすめは中華そばです・食べてみて下さい”とあったので、乗っかることにする。

外の風景やらを眺めながら待っていると「中華そば」が登場。のっている具材はメンマ、多めの刻みネギ、カマボコ、チャーシュー。でもチャーシューというよりは茹でた豚バラ肉という感じ。早速スープを啜ってみると、こういう麺類食堂でよくある鶏ガラ醤油スープの中華そばとは違い、豚の風味を強く感じるオイリーなもの。意外で面白いなァ。麺は細ストレート麺。するすると手繰った。ラーメンコショーが別で出されたが結局使わず。次はごはんものをいただいてみようかな。(勘定は¥680)

 

 

桔梗屋支店

岐阜県下呂市森1032-5

 

( 下呂 げろ 下呂温泉 ききょうや 桔梗屋 ききょうやしてん 麺類食堂 大衆食堂 ラーメン 中華そば 丼物 うどん そば )

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