愛知県津島市を散策。訪問先に酒造がある場合はなるべく立ち寄るようにしているが、直売をしているところでも大抵は日曜休みなので結局酒屋を探すことになる。この日も市内の「長珍酒造(株)」の建物は路上から観察するのみで(直売は不明)、検索して東柳原町の酒屋「古川屋」へ。創業は大正11年(1922)だそう。まだ真新しい感じの店舗は窓にしっかりとシェードが下がっていて、酒の管理をしっかりしていることが外からも分かる(酒は紫外線や温度変化で劣化する)。店内の酒を物色。地元の酒を中心に揃えている。ひと回りして手に取ったのは「義侠・生酒・純米原酒70%」の4合瓶。実は当然「長珍」を買おうとしていたのに、どちらも新聞紙で包装してあったので間違えて「義侠」(愛西市)(写真下左)をレジに持っていってしまった(←家に持ち帰ってから気付いた・笑)。
以前は生酒もよく買ったが最近は火入れした酒ばかり買っているので、正月と飲食店以外で生酒を呑むのは久しぶり。生酒ならではのフレッシュさが感じられる味わい。しっかりとしたボディもあるが、冷えて香りは立ちづらいので、ちょっと大きめのグラスを使ったりしていただいた。スイスイ呑めてしまうし、4合瓶なので酒肴を変えて色々試すほどには残らず(苦笑)。でも生酒の1升瓶は冷蔵庫内の場所を取って家人に顰蹙を買うんだよなァ。次こそは「長珍」、それに同じ津島市内にある「鶴見酒造」の酒も買ってみようっと。(勘定は¥1,525)
↓ 本町の津島下街道沿いにある「渡邉家住宅」(文化6年・1809・建造、昭和50年改築)◇。立派な”むくり屋根”(※)に、”屋根神様”の祠(今はお留守かも)が乗っかる。昭和30年代に国の重要文化財として打診があったそうだが辞退して住み続けたのだとか。現在はとても綺麗に再整備されている。再生には随分気を使ったのだそう。※柔らかな曲線を描く屋根
愛知県津島市東柳原町1-16
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