ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

鳥静 @愛知県瀬戸市

2024年12月19日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県瀬戸市の「ますだ餅」へ立ち寄った際、ついでに寄ったのがすぐ北側にある精肉店「鳥静」。創業は昭和25年(1950)だとか(未確認)。店はホルモンがメインらしいが、店頭に大きく”てりかけ”とポスターがある。このてりかけ、瀬戸市の給食で人気ナンバーワンのおかずだという。もちろんそれを目当てに店に入ってみた。店にはもちろん精肉が並んでいるが、ホット・フード・ショーケースの中に目当ての「てりかけ」が並んでいた。こちらはグラムで買うのではなく、1個あたり140円で販売しているとのこと。それと「コロッケ」をお願いした。

透明パックに入れてくれたのを車中でいただく。「てりかけ」は片栗粉をまぶして揚げた鶏肉に甘辛い醤油だれをからめて胡麻を振ったもの。すこしとろみのあるたれで、もちろん想像通りの味わい。確かにこれでご飯は間違いないだろう旨さ。「コロッケ」は下味控えめでやや中がとろっとしたタイプ。両方ともあっという間に平らげて朝ごはん代わりに。しっかり見てこなかったけれど、ホルモンの方も気になる。こちらキッチン・カーも所有していて各種イベントに出店しているのだそう。(勘定は¥400)

 

牛豚馬鶏肉・牛豚ホルモン 鳥静

愛知県瀬戸市南仲之切町31-2

 

( 瀬戸 せと とりしず 精肉店 鳥静精肉店 モツバルオルモーネ チッキンてりトリィ せ•トリッパ どて煮 学校給食 )

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ますだ餅 @愛知県瀬戸市

2024年12月15日 | 愛知県(尾張・老舗)

天気の良いある休日、久しぶりに愛知県瀬戸市へ。すぐに向かったのは西本町にある「ますだ餅」。創業して80年だそう。以前立ち寄った時には何か祭事でもあったのか大勢の客が居て入店を諦めたことも。この日は特にそんなこともなく、道路を挟んだ向かいの駐車場に車を停めて店内へ。ガラス・ショーケースに並んでいるのは「大福」「おはぎ」「山菜おこわ」と「切り餅」ぐらいと潔い。奥の工房で餅をつく大きな音がしているのでこれからまだ色々出るのかも。先客は注文していた品を沢山両手にぶら下げて持ち帰っている。購入したのは「大福」と「おはぎ」。

家に持ち帰って妻といただく。昼前に買って、いただくのは夜になってしまったので大福の皮は少し硬くなってしまっているのは仕方がない。中はかなり甘さが控えめの粒あん。なのでさっぱりとした食後感。「おはぎ」の方はもち米の粒感はあまり感じない滑らかな口当たり。餡が同じかどうかは不明。こちらも旨いなァ。2人とも2個続けてぺろっと平らげてしまった。(勘定は¥440)

 

ますだ餅 (増田餅店)

愛知県瀬戸市西本町1-4

 

( 瀬戸 せと ますだもち ますだもちてん 増田餅 ますだ餅店 和菓子 大福 餅菓子 )

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いせ徳 @愛知県清須市 (2)

2024年11月02日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県清須市の麺処「いせ徳」へ。明治創業で現在4代目という歴史のある店。駐車場には沢山の車。何とか停めて店へ。まだまだ暑かった頃なので入口に立つロボットはパリ・オリンピック日本応援スタイル(笑)(写真下2枚目)。店に入ると案の定、老若男女の客でいっぱい。相変わらず流行ってるなァ。入口横の2人掛けの小さいテーブルのみ空いていたので座らせてもらう。酷暑なので温かいものは頼む気にならず「天ころ」をお願いした。麺は何にするか訊かれなかったけど、デフォは何が出てくるのかな。

しばらくして「天ころ」が運ばれた。麺はうどん。”ころ”(※)とはいってもつゆはたっぷり。天ぷらは海老、茄子、大葉、板海苔。他にわかめがのっている。刻みネギは別皿に。手繰ったうどんはしっかりとしたコシのあるもの。つゆは冷えているがキンキンにまでは冷えておらず、カエシはマイルドなものでするすると入っていく。旨かった。次は丼物も頼んでみようかな。(勘定は¥950)

※中部地方の麺類食堂で提供される「ころ」は麺を茹でて水で締め、つゆをかけて提供するスタイル。つゆの量、温度、具材等は店によって様々。

以前の記事はこちら (1

 

めん処 いせ徳

愛知県清須市新清洲6-5-23

 

( 清須 きよす いせとく 伊勢徳 麺類食堂 うどん そば きしめん きしめんスタンプラリー 麺処 丼物 天麩羅 天婦羅 )

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浅野屋 @愛知県清須市 (2)

2024年10月08日 | 愛知県(尾張・老舗)

久しぶりに愛知県清須市の麺類食堂「浅野屋」へ。創業は戦前らしいので80年以上の歴史がある。駐車場は無いので近くの公園の駐車場に停め、歩いて店へ。テーブル席が4つとこじんまりとした店内。すでに先客が1人食事をしていた。手前の席に腰掛けると白衣を着た高齢の主人がやかんに入ったお茶を持って来てくれた。壁の品書きを見ると「うなぎ」「ねぎとろ」「冷し中華」などが消されている(訪問8月中旬)。品数を絞っているのかな。お願いしたのは「天丼」。実は東海地方の絶滅危惧丼「天南丼」の店を探っているうちにネット上の写真でこちらの天丼がまさに「天南丼」のようだったので確かめに訪れたのだ。奥から出汁の香りが漂ってくる。途中から厨房の手伝いに入ったのは娘さんかな(未確認)。

しばらくして運ばれた「天丼」は海老天が2本のったシンプルなもの。わかめの味噌汁としば漬けが付いている。南蛮(ネギ)は使っていないので「天南丼」ではない。自分が見た写真はセット物の小さいサイズのものだったかな。海老天は中サイズ。海老の揚げ加減良く、旨い。昔は専門店以外の丼は揚げ置きの天ぷらを使うのが普通だったと思うが、しっかり揚げ立て。つゆの加減も甘過ぎず辛過ぎず、量もご飯の下に少し溜まる程度でいい感じ。あっさりとした味噌汁を挟みながら綺麗に平らげた。次は「ざるそば・天丼セット」にしてみようかな。天南丼は現れるだろうか。(勘定は¥800)

以前の記事はこちら (1

 

浅野屋

愛知県清須市清洲509

 

( 清須 きよす あさの屋 あさのや 麺類食堂 大衆食堂 食堂 うどん そば 丼物 天丼 天南丼 てんなん丼 )

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野田屋菓子舗 @愛知県一宮市 (2)

2024年04月20日 | 愛知県(尾張・老舗)

久しぶりに愛知県一宮市の「野田屋」へ。創業は昭和20年(1945)とのこと。この辺りで”いちご大福”と言えばこちら。店がある場所は細い路地の奥なので決して分かりやすくなく、自分は地図アプリがないと到達出来ない。以前店に駐車場があったかどうかも覚えていないが(バイクだったので)、店に近づくと細い道の先に駐車場が。お、広くなってる。店舗前に綺麗な駐車場が確保されていた。その狭い路地に車がひっきりなしに入って来る。相変わらず凄い人気だ。買い求めたのは、もちろん「いちご大福」と、「さくらさくらの赤飯まんじゅう」という品。店の説明書きによると「いちご大福」を売り出したのは1985年、「赤飯まんじゅう」は1990年からだとのこと。

家に持ち帰って妻と分けっこ。「いちご大福」の苺はピンク色の餡の層に包まれている。齧ると中からたっぷりの果汁がしみ出てくる。もちろん旨い。もうひとつの看板商品「さくらさくらの赤飯まんじゅう」は、薯蕷(じょうよ)皮に桜の花の塩漬けが埋まっていて見た目も綺麗。以前は桜漬けって特に好みじゃなかったが、最近は自分で塩漬けを買って桜茶にしたりするようにもなった。中は粒感が残る赤飯でほんのり桜の風味がする。強い味ではないが、皮の塩漬けがアクセントになっていい感じ。旨い。(勘定は¥1,000程)

以前の記事はこちら (1

 

御菓子司 野田屋菓子舗

愛知県一宮市今伊勢町馬寄字呑光寺4-6

 

( 一宮 いちのみや 野田屋 のだや のだやかしほ 和菓子 苺大福 いちごだいふく イチゴ大福 かしつかさ 愛知の名工 ) 

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柿屋饅頭 @愛知県津島市

2024年01月16日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県津島市の津島神社近辺を散策。以前来た時に買いそびれた天王川公園のほとりにある「柿屋饅頭」へ。こちら創業は明治中期で現在5代目だとか。年季の入った渋い店舗の建物は昭和7年(1932)の建造だそう。木戸を引いて店に入ると年配の主人が出ていらした。店内にも古い看板などが置いてある。菓子のメインはもちろん「柿屋饅頭」。その他にも落雁や最中などがあるが菓子の種類は多くない。5個入りの「柿屋饅頭」を分けてもらった。

家に持ち帰って妻といただく。やや平べったい形をした酒蒸し饅頭。もちろん余計な物が入っていないので少し時間が経つと途端に皮が硬くなる。それはそれで旨いのだが、うちにある肉まん専用の蒸し器を使って電子レンジで温めると皮がふわっふわに復活した。酒蒸し饅頭特有の匂いも復活して立ち昇ってくる。旨い。熱いお茶を煎れてあっという間に2つ(妻は3つ)腹の中に。次は有名な天王祭のまきわら船の形を模した「まつり最中」っていうのも合わせて買ってこよう。(勘定は¥550)

 

 


 

↓ 津島神社の東側に位置する「旧・堀田廣之家住宅」(明治45年・1912・建造)。玄関脇の門や西側のレンガ塀(写真下4,5枚目)を含めて国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

 


 

 

柿屋饅頭

愛知県津島市橋詰町2-16

 

( 津島 つしま つしまじんじゃ かきやまんじゅう 和菓子 酒蒸し饅頭 国登録有形文化財 近代建築 煉瓦塀 天王祭 宵祭 巻藁船 )

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角政 @愛知県津島市

2024年01月07日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県津島市の「津島神社」に参拝。この辺りは何度も訪れているがしっかりお参りするのは初めて。大きな鳥居のある東側の参道にある「角政」へ。参道には古くから伝わる「あかだ」と「くつわ」という一風変わった菓子を扱う店がいくつかある(←かつてはもっとあったらしい)。こちらの店の創業は天明時代というから230余年もの歴史がある。銘菓目当てに店に入ってみた。ショーケースには箱入りのものもあったが、選んだのはお土産用の小さい包装のもの。

  HPより

家に持ち帰って包みを開ける。「あかだ」(写真上左)は丸い醤油味のおかき。これがとんでもなく硬い。歯の弱い人では噛み砕くことが難しいかも。味は濃くないのでじんわりと醤油の風味が拡がる。「くつわ」(写真上右)は輪っかの形。団子を蒸して砂糖と胡麻を混ぜてから揚げてあるのだそう。こちらもとんでもなく硬い。噛み砕いているとじんわりと甘さが拡がる。どちらの菓子も噛む度に「ガキッ」とか「ボキッ」とか恐ろしい音がして、自分の歯が心配になってしまう(苦笑)。こんななので小さい包装でもなかなか減らない。思い出してはお茶と一緒につまんで、その度に自分の歯を心配する羽目に(笑)。これが伝統的に受け継がれているなんて面白いなァ。(勘定は¥1,000)

 

 

 


 

↓ 「津島神社」は本殿(慶長10年・1605・建造)と楼門(写真下右・天正20年・1592・建造)が国の重要文化財に指定されている。

 

 


 

 

総本家 角政

愛知県津島市馬場町7

 

( 津島 つしま つしまじんじゃ かどまさ 津島銘菓 和菓子 おかき あられ )

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三すじ @愛知県津島市

2024年01月01日 | 愛知県(尾張・老舗)

 

あけましておめでとうございます。

 


東海地方の100年を越すような歴史ある洋食店にしか残っていない不思議なメニュー「ミヤビヤ(ミヤベヤ)」。メディアでは現在残っているのは3軒(愛知・享楽亭、岐阜・あじろ亭、三重・中津軒)とするところが多いが、実際は他にまだあって、自分は岡崎の「安兵衛」などでも食べている。今回はまだ訪れていなかった愛知県津島市の「三すじ」を初訪問。創業は大正9年(1920)で現在3代目とのこと。まごうかたなき100年食堂だ。天気の良い暖かい日にバイクで出掛けた(訪問10月末)。広い駐車場もある店舗はまだ真新しい感じがする。店内はテーブル席が3つ、小上がり席が2つ、そしてカウンター席がある。メニューには看板通り和洋食が揃っており、セット、定食、丼物から刺身、麺類、そして酒肴まである。目当ての「ミヤベヤ」が見付けられなかったので、すわメニュー落ちかと心配したが、別紙にちゃんとあってひと安心。経験上「チキンミヤベヤ」だけでは足りないだろうと女将さんに「オムライス」も注文した。厨房の中までは見えないが、若い方も居るようだったので調理は主人と息子という感じだろうか。

まずは「オムライス」が登場。平べったいフォルムで玉子は下まで巻いてはおらず、かぶせてある感じ。メニューに”創業当時からの変わらない味、高級太陽ケチャップ使用」とあるように少し甘味のあるあの独特のケチャップがかかっている。中はチキンケチャップライス。旨い。歴史ある店に多いマヨネーズを使っていないポテサラが付いているのも良かった。

目当ての「チキンミヤベヤ」はグラタン皿に盛られて出てきた。メニューには”老舗の洋食店のみに伝わる幻の味”との記述がある。上から生卵が落とされているが、玉子の状態や焦げの有無からいくとオーブン調理ではないかも(未確認だが蒸しているという話も)。中身はチキン、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、しめじと多彩で、味付けはデミグラスソース。野菜類はシャキッとした歯応えを残していて、デミソースはちょっと甘味を感じる今までにあまり味わったことのないタイプ。ちょっと胡椒の風味もあるかな。誤解を恐れず言えばチョコレートのような甘さを感じて、甘味と苦味が同居。面白いなァ。次はそのデミソースを使っているだろう「特製ハヤシライス」か「かつ丼」、それと創業から受け継がれているという名物の「おでん」をいただきたいな。(勘定は¥1,650)

 

 

和洋食 三すじ

愛知県津島市江川町2-130-2

 

( 津島 つしま みすじ 和食 洋食 ミヤベヤ ミヤビヤ メアベア Meyerbear マイヤベーア きしめん 定食 丼ぶり )

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厳骨庵 @愛知県犬山市

2023年07月30日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県犬山市の名物として有名な「げんこつ飴」。練った水飴にきな粉をまぶした素朴な菓子で江戸時代に誕生したものなのだとか。自分は小さい頃になぜかこの飴が大好きだった時期があり、今でも時々食べたくなる。今回訪れたのは犬山の繁華な城下町を少し南に下った所にある「厳骨庵」。創業は天保11年(1840)と180年以上の歴史があり、現在は6代目だとか。今までもこちらのげんこつ飴をいただいたことはあるが、店を訪れるのは初めて。

車で行ったのだが店の前の道は狭く、駐車場が分からなかったので一旦車を降りて店で尋ねてみた。出ていらした主人が「ここでいいよ、少しなら。」と仰ったが、狭い路上に停めておくのも…と戸惑っていると「じゃ、あっちに。」と道路を挟んだ向かいの場所を教えてくれた。そちらに車を停めて改めて暖簾をくぐる。店に置いてある菓子の種類は僅かで「げんこつ」「きびだんご」といくつかのみ。女将さんが「これ、げんこつ。」「これ、きびだんご。」と試食を勧めてくれる。両方お願いして袋に入れてもらった。車に戻ろうとすると、いきなり向かいの土地に入ろうとする車からえらい剣幕でクラクションを鳴らされた。ここ停めていいんじゃないのか、主人…(苦笑)。

家に持ち帰っていただく。「げんこつ」は三角錐のような形でしっかり硬い。舐めると周りのきな粉の香ばしい香りの後にじんわり甘味がやってきて、だんだん軟らかくなってくる。久々に食べたけれど旨い。小さい時にどうしてこんな地味な味がそんなに好きだったかは分からないが。これが何日も経つと水分が飛ぶのか食感が変わり歯でも砕けるようになる。「きびだんご」はキャンディーのように両側を絞って包んであって、こちらもきな粉で味の傾向は変わらないが「げんこつ」と違って最初から軟らかいのが特徴。妻に以前食べた覚えがあるのかは知らないが、どちらも気に入ってくれたようだ。(勘定は¥1,200)

 

元祖 犬山げんこつ 厳骨庵

愛知県犬山市犬山南古券266

 

( 犬山 いぬやま げんこつあん げんこつ庵 げんこつあめ 厳骨飴 元祖げんこつ 和菓子 水あめ 黍団子 きび団子 )

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正楽 @愛知県一宮市

2023年05月25日 | 愛知県(尾張・老舗)

以前からずっと気になっていた愛知県一宮市の起(おこし)にある「正楽」へ。店の前には入れ辛そうな駐車スペースがあるが、店の西側の少し離れた所に別の駐車場があるのを知って入ってみる気になった。店の外看板には”創業83年”って書いてあるが、今年から数えてだとしても戦前の創業。そんなに歴史があるとは知らなかった。店に入るとテーブル席が6つ程並んでいて先客が3組ほど。みんな昼間っからビール瓶を置いている(ウラヤマシー)。年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。品書きは壁に張り出してあるが、ラーメン、串かつ、カレー、さぬきうどんなど色々。値付けも安い(ただし表記は税別)。表の看板から何となく鶏料理が中心なのかなと読み取っていたので「手羽元定食」をお願いしてみた。

野球が流れているテレビを眺めて待っていると「手羽元定食」が登場。手羽元は唐揚げで4本、それにひじきと竹輪の煮物、ご飯、味噌汁、しば漬け、というラインナップ。唐揚げは上から塩胡椒が振ってある。揚げ立てなのでもちろん熱々。女将さんがティッシュを置いてくれたので手で掴んで食いちぎる。旨い。味噌汁はなめこが入っていたが、これも”ちんちん”(※物凄く熱いさま)。もちろん手羽元とこの味噌汁で口内を火傷(笑)。箸で持てない骨付きの鶏肉でご飯って食べ辛いなと思いつつも全部綺麗に平らげた。こちらどの品も値付けが安く、食事というよりは居酒屋使いにモッテコイという感じ。紫煙がきついのはアレだが、一度呑みに来てみたいなァ。でも車で来ていた客も全員ビールを呑んでいるけれど、ちゃんと代行呼ぶのかな…。(勘定は¥550)

 

正楽

愛知県一宮市起東茜屋68-4

 

( 一宮 いちのみや 起 おこし せいらく 鳥料理 鶏料理 ラーメン 中華そば 定食 居酒屋 酒場 どて煮 起宿 美濃路 )

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