ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

虎屋 @岐阜県関市 (3)

2024年10月14日 | 岐阜県(中濃・老舗)

「そろそろ虎屋の鮎菓子が終わっちゃうねー。」と妻が言う。妻の言う”虎屋の鮎菓子”は岐阜県関市の本町商店街にある「虎屋」の「小瀬(おぜ)の若鮎」。妻の大好物なのだ。色々な鮎菓子を買って帰って食べているが、妻はこちらの品が一番好みなのだとか。以前よく訪れた毎年恒例の「刃物まつり」に行った時に、店頭で皮を焼いて販売しているのを食べてからこちらの贔屓。ハイ、買ってきます(苦笑)。ある日の夕方、もう閉店に近い時間に店に寄った。以前から狭い商店街で駐車場が難儀な店だったが、近くの更地が駐車場になって楽ちん。こんな時間でも買い求める客が数組。購入したのは件の「小瀬の若鮎」と「梅ゼリー」という看板商品2つ。

さっそく持ち帰って妻に進呈。「コレコレ。」と言いつつ満面の笑顔で食べ始めた。自分も久しぶりだったが、”若鮎”だからかちょっと頼りないくらい皮が軟らかい。ここまでしっとり軟らかかったかな。焼き上がった時間によっても差が出るのかも。甘さはかなり控えめで確かに旨い(自分の好みド真ん中ではないが)。「梅ゼリー」は丸っと梅の実が入った赤いゼリー。ビニールに包まれているので皿に移していただく。甘酸っぱくて美味しい。定番2つの菓子をいただいて満足。(勘定は¥1,000程)

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和菓子処 関市 虎屋

岐阜県関市本町7-25

 

( 岐阜 ぎふ 関 せき とらや 関市虎屋 虎屋菓子舗 和菓子 あゆ菓子 老舗 おぜのわかあゆ 上生菓子 日本刀アイス うめゼリー 蕨餅 )

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辻屋 @岐阜県関市 (4)

2024年09月28日 | 岐阜県(中濃・老舗)

鰻料理で有名な岐阜県関市。今回立ち寄ったのは市内でも随一の歴史を誇る「辻屋」(創業慶応年間・1860頃)。実は一昨年、歴史ある店の建物を取り壊して建て替えをしている。古い建物の横に新しい棟を造り、その後営業を続けながら古い方を壊して建て直したそう。新しい棟を見た時はあの古い建物が無くなっちゃったかと残念に思っていたが、元の場所に出来た建物を見ると以前の建物の意匠を引き継いで建て直しされていた。やるなァ。後で建て直しに関わったという知人に聞いたら古い建物から看板などを外すのは大変な仕事だったのだそう。

平日の昼間だったが、店の前には人だかりが出来る程の盛況ぶり。実はこの日は接待を受ける側(笑)。わざわざ遠いこちらになったのは、こちらが初めてという方が居て関の鰻を楽しみにしていたからだとか。しばらく待ってから入店し、以前入れ込みの座敷があった所に案内された。店内は以前のレイアウトを踏襲しているが掘り炬燵風になっている。確かに最近は脚や膝の悪い高齢者が座敷を避ける傾向にあるからそうしたのだろう。客席の柱のいくつかは以前の建物の物を移設したようで古さが残っている。

みな車があったので酒はいただかなかったが、鯉の刺身が付いた「上丼定食」を注文してくれたようだ。盆にはその他に肝吸い、漬物(守口漬)、そしてデザートのメロンが付いている。ガラスの器に盛られた鯉の刺身を酢味噌でいただき、金色の模様が入った蓋付きの丼に手を付ける。「上丼」は5切れ。色濃いたれに浸かった鰻の身は厚めで、この辺りで共通するしっかりと焼きを入れる焼き方。外はカリッと中はフワッと。自分は庭の山椒の実を乾燥させてストックして食卓にミルを置いているほど山椒粉が好きなので、しっかりと使っていただいた。遠方から来て初めてここの鰻を食べたという同行者も美味しいと喜んでいたので良かった(支払いはその方だが・笑)。ご馳走様でした。(勘定知らず)

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名代 辻屋

岐阜県関市本町5-14

 

( 関 せき つじや 辻屋本店 つじやほんてん うなぎの辻屋 鰻丼 うな丼 うなぎ丼 )

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角丸 @岐阜県関市 (4)

2024年09月16日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県でうなぎというと、鰻の産地でもないのに関市と多治見市が有名。それぞれ刃物と陶器の産地で職人の町。どちらも強い火を使うので職人が体力を付けるためになんていう説明をよく聞くけれど実際のところどうなんだろう(そんなにしょっちゅう食べてたのかな)。どちらにも有名な店が何軒もある。こちら関市の新長谷寺(吉田観音)の参道にある鰻屋「角丸」は創業明治7年(1874)と長い歴史を持つ。混み合う店が多い中、さほど混む事がないので昔から時々利用している。この日は久しぶりに関の鰻丼が食べたいという知人を乗せて店へ。雨降りの平日の夜とあって空いていた。

注文したのは「上鰻丼・吸物付」、女性陣は「小鰻丼・吸物付」。他に「鯉の洗い」「鰻の骨唐揚」、ビール等を注文した。先に提供された洗いや骨の唐揚でビールを呑んでもらう。それらを食べ終わる頃に鰻丼が登場。吸物は肝入りで守口漬とキュウリの漬物が付いている。丼の蓋を開けるとこんがりと焼き上がった鰻が現れた。東海地方の鰻は基本的に蒸さずに地焼き。焼きは強めでたれの味は濃いめの店が多い。こちらもそんな感じ。鰻の焼き加減は上々。もちろん炭焼きで、外はカリッとしているが身はふっくら。こちらには昔から訪れているが、焼方が若い子になってから本当に良くなった。たれの加減も良く、かけ過ぎていないのも好み。ただこの日はご飯の調子が今ひとつ。ここ、ちょいちょいご飯が軟らか過ぎたりすることがあるんだよな…。いつも帳場に座っていらした大女将の姿はもう見えず。(勘定は¥12,500/4人)

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うなぎ・川魚料理 角丸

岐阜県関市東門前町21

 

( 岐阜 ぎふ 関 せき かくまる 鰻 うなぎ 鰻丼 うな丼 うなどん 鯉のあらい 骨唐揚げ )

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小田巻や @岐阜県加茂郡川辺町

2024年06月20日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県美濃加茂市方面から41号線を北上していく途中にある小田巻の「小田巻や」。こちらは創業明治28年(1895)と130年近くもの歴史があり、その昔から高山や白川方面へ荷物を運ぶ馬車引きの休憩場所だったのだとか。ここで言う”小田巻(おだまき)”は東海地方などで見られるあんこを小麦粉生地の皮で巻いたシンプルなお菓子(=あんまき)。店は酒屋でもあるので店内には酒や食料品がずらり。特に日本酒はしっかり冷蔵庫管理で、銘柄も色々揃っていてそそられる。若女将さんだろう方はとても気さくに声を掛けて下さる。お願いしたのは「小田巻」の小豆を2つと白餡を1つ。

ビニール包みの「小田巻」は焼き立てなのだろう、まだ温かい。折角なので車で1つ小豆をいただく。四角い皮をクルクルッと巻いたシンプルな形。もちっとした薄皮の中にしっかりとした粒感のあるあんこがたっぷり。旨い。飲物無しでペロッと1つ食べ切ってしまった。残りは家に持ち帰って妻に進呈。値付けも安いし、また買いに行こう。その時はもちろん保冷バッグを持参して酒も是非。(勘定は¥390)

 


 

↓ 下呂市金山町の「大船渡ダム」(建築詳細不明)。発電所は昭和4年(1929)に運用開始しているそうなのだが正式な建造時期は不明。ダムの天端は車で通行することが出来る。 

 

 


 

 

浅五郎の小田巻や 鈴木酒店

岐阜県加茂郡川辺町下川辺942-3

 

( 岐阜 ぎふ かわべちょう おだまきや あさごろうのおだまきや 鈴木商店 すずきさけてん 和菓子 あんこ あんまき 餡まき 日本酒 冷蔵酒 )

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三勝屋 @岐阜県加茂郡八百津町 (5)

2024年05月24日 | 岐阜県(中濃・老舗)

今年の春はなかなか好天と機会に恵まれず、4月の頭になってやっと初バイク・ライディング。岐阜県七宗町~八百津町方面にバイクを走らせた。昼食は八百津町内のある店に向かうも、まさかの貸切り営業…。どうしようかと考えていたが「三勝屋」(昭和8年・1933・創業)の前が珍しくひっそりしていたので暖簾をくぐってみることに。するといつもの休日と違ってまだテーブル席がいくつも空いていた(この後すぐに後客が続々と入って来て待ちが出たが)。壁に目をやると黄色い紙短冊に書かれた新しい品がかなり増えている様子。高齢の女将さんの姿は見えず、しっかりと代替わりしたのかな。ちなみに「支度(したく)」はもうやっていないみたい。給仕の若女将は新規の客にこちらの名物「パーコー」を推しまくっている。実際テレビで見て来たという客も居た。自分がお願いしたのは古い木札の品書きから「木の葉丼」。「志の田丼」と共に東海地方の古い麺類食堂に残る絶滅危惧丼だ。厨房の方から「え、木の葉?」なんて声も聞こえてきたので、この店でも注文する人は少ないのかもしれない。

しばらくして蓋付きのプラスチック製の丼に盛られた「木の葉丼」が完成し、蓋の上に漬物の小皿がのる正調な運び方(笑)で運ばれた。蓋を取ると刻まれた椎茸、花麩、ネギ、ピンク縁のカマボコ、そして鶏肉がつゆで煮込まれてご飯の上にかけてある。「木の葉丼」で鶏肉が入っているのは珍しいかも。つゆはやや甘めの味付け。椎茸を噛みしめるとしっかりと風味が口に拡がって旨い。けれど花麩はしっかりと戻っていない硬いものもいくつか。やっぱりあまり出ないから間に合わなかったのかも。次は昔は無かった(と思う)「パーコー丼」を食べてみようかな。(勘定は¥730)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4

 

 


 

↓ バイクで前から行ってみたかった七宗町の「空ふさがりと呼ばれる景勝地へ。携帯電話の電波も届かない山の奥に岩に挟まれたようなS字の場所がある。道中は落石や折れた太い枝などが散乱していてアクセスは大変だが素晴らしい景色。(※ちなみにこの日は乗用車だとアクセスは無理でした)

 

 

↓ 七宗町を流れる飛騨川の景勝地、飛水峡にある「報国橋」の上から撮影。他の川と違って両岸はチャートむき出しの岩で迫力がある。

 

 


 

 

お食事処 三勝屋

岐阜県加茂郡八百津町八百津4118-1

 

( 八百津 やおつ 三勝屋 さんかつや 百年食堂 大衆食堂 麺類食堂 食堂 中華そば このは丼 しのだ丼 にっぽん全国百年食堂 椎名誠 そらふさがり ひすいきょう )

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入船 @岐阜県関市 (10)

2023年10月01日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県関市の食堂「入船」。なかなか平日の昼にこの辺りで食事をする機会は多くないが、あれば覗いている。もう止める止めると言っていた女将さんが、本当に一時期暖簾を仕舞っていたので「とうとう…」と思っていたら、また暖簾が掛かるようになってひと安心。この日は店に入ると先客無し。女将んさんも座敷に座ってテレビを観ていらっしゃった。隅々まで掃除が行き届いた店内には出汁の香りが漂っている。いつもの土間の卓に腰掛けると氷水とぬるめのお茶を持ってきて下さった。お願いしたのは「他人丼」。確か今までここでは食べたことは無いはず。いつものように女将さんが仕切られた調理場と茹で釜の間を行き来し、調理が続く。

しばらくして「他人丼」が完成。盆にのってやって来た。新たなお茶と黄色いたくあんと小茄子の漬物の小皿ものっている。豚肉と刻んだ赤縁のかまぼこ、ネギが煮込まれ、玉子でとじてある。早速いただくと、やっぱりつゆの味加減が素晴らしく、旨い。卓上の渋い木箱の一味唐辛子や七味唐辛子を少し振ってもいい感じ。丼のごはんの量は多めだが、難なく胃袋に収まった。洗い物をしていた女将さんに声をかけて勘定をお願いすると「早かったねー!」といつものお言葉(早喰いなので…)。(勘定は¥650)

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↓ 他に客が居なかったのでまた店内の写真を撮らせてもらった。前々回撮り忘れたバーナーを突っ込んだ大きな羽釜がのった竈(かまど)も(写真下3、4枚目)。昔は薪でやっていたんだろうな。

 

 

入船

岐阜県関市大平町2-6

 

( 関 せき たいへいちょう 太平町 いりふね 食堂 麺類食堂 大衆食堂 中華そば ラーメン チャーシュー麺 叉焼麺 他人丼 名古屋かまぼこ )

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市原屋 @岐阜県可児市

2023年09月07日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県可児市方面へ行った際に立ち寄った広見の和菓子屋「市原屋」。詳しい創業年は分からないが100年以上続いていて現在3代目だとか。店は狭い旧道沿いの商店街にある。現在は営業している商店は多くないが、昔は賑わっていたろう雰囲気が少し残っている通り。店の前まで行ったら駐車場が裏の路地にあると書いてあったので探してみたが、今ひとつ正確な場所が分からない(案内も見当たらない)。仕方がないので表に回って道路脇に車を停めて店へ。店内にはガラス・ショーケースの中に様々な菓子が並んでいて、しっかりと上生菓子も10種類以上並んでいた。この日は車にクーラーボックスもあったので上生菓子の中から「みずべ」「水中花」という夏らしい菓子と、「栗羊かん」「光秀・最中」を購入して家に持ち帰った。

家に帰って師範(←妻)に薄茶を点ててもらい、いただく。「みずべ」「水中花」は中に鮮やかな色の餡(それぞれ緑、桃)が入った水まんじゅう。水を表現した透明な皮がプルンとした口当たりでいかにも夏らしく涼しげ。「栗羊かん」は中に丸っと栗きんとんが入っているもの。面白い。大河ドラマにハマっている妻は、最中を見るなり「明智光秀の家紋!」と言い当てた(※この地は明智光秀の生誕の地と言われている)。艶のあるこし餡が入っていて軟らかめの口当たり。家紋を模った最中種の縁は盛り上がっているので食感もいい。まだまだ沢山のこの地にちなんだ名前を付けられた菓子があったのでまた寄ってみよう。(勘定は¥940)

 

老舗 市原屋

岐阜県可児市広見814

 

( 可児 かに いちはらや 和菓子 上生菓子 もなか ようかん カステラ 水まんじゅう 水饅頭 どうする家康 )

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入船 @岐阜県関市 (9)

2023年07月22日 | 岐阜県(中濃・老舗)

ずっと通い続けている岐阜県関市にある食堂「入船」。前回訪問時に女将さんが「えらいで(大変なので)もう閉めるわ。」と仰っていたので心配していたのだが、実際に営業日であるはずの日に何度前を通っても暖簾が出ていなかったので、本当に店を畳まれたと思っていた。ある日仕事で近くに寄った際にふと迂回してまた店の前の道路を通ってみると…暖簾が出ている! もちろん引き返して横の駐車場に車を停めた。

以前と変わらない渋い店内の土間の大きいテーブル席に腰掛ける。壁に貼ってあった色褪せた紙の品書きは消え、卓上にある”メニュー表”のみに。残念ながら好物の逸品「かつ丼」は消えてしまっていた…。揚げる作業を省いたのだろう。でも続けてくれただけで満足。お願いしたのは「焼豚めん」。女将さんのテキパキとした動きは変わらず、調理場と大釜の間を行ったり来たり。

盆にのった「焼豚めん」が完成。「熱いでねー。」と卓に置いてくれた。スープの水面には小振りなチャーシューが10切れ程、赤縁のかまぼこ、メンマ、刻みネギがのっている。脂の浮くカエシ強めの醤油スープに、軟らかめの茹で加減の細縮れ麺。コレコレ。じんわりと滲みる味。もちろん今風の旨味過剰なラーメンとは違うし、バラ肉のチャーシューもしっかりと噛み応えのあるタイプ。でも物足りなさは微塵もない。相変わらず旨かった。(勘定は¥650)

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この後の記事はこちら (10

 

入船

岐阜県関市大平町2-6

 

( 関 せき たいへいちょう 太平町 いりふね 麺類食堂 大衆食堂 中華そば ラーメン チャーシュー麺 叉焼麺 )

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亀喜総本家 (3) @岐阜県加茂郡八百津町

2022年12月09日 | 岐阜県(中濃・老舗)

夏に続いて東京から叔母が母の様子を見に来てくれたので接待ドライブ。少し遅くて真っ盛りという訳ではなかったが、紅葉を観るために41号線方面に車を走らせる。途中で八百津に寄って「栗きんとん」を購入。自分は先日同じ商店街の「梅屋」に行ったばかりだったので、駐車場からも近い「亀喜総本家」で車を停めた。店内で菓子を物色する母と叔母。ついでに自分と妻の分の「栗きんとん」と「栗大福」を買ってくれた。

家に持ち帰っていただく。「栗きんとん」はやや小振り。滑らかな口当たり。もちろん旨い。「栗大福」は羽二重餅の軟らかい皮の中にこし餡。その真ん中に栗の粒が丸ごと入っている。栗の風味こそ弱くなるが、こちらも旨い。叔母によると最近は東京のデパートでも中津川の某店の「栗きんとん」が売っていたりするそうだが、1人で暮らしている叔母には数が多く、いつも買うのを躊躇してしまうのだとか。一応季節のものだから食べてもらえて良かった。(勘定知らず)

以前の記事はこちら (1)(2

 


 

↓ 老姉妹を連れて近くの「めい想の森」へ。脚の弱い母は径まで入って行こうとしないので仕方なく駐車場でパチリ。その後に新旅足橋まで行って、日本一高いというブリッジ・バンジー・ジャンプの現場へ。お金を払って高所から飛び降りる変人達を眺めて楽しんだ(笑←高所恐怖症)。

 

 


 

亀喜総本家

岐阜県加茂郡八百津町八百津3921-1

 

( 八百津 やおつ かめき かめきそうほんけ 栗きんとん くりきんとん くり大福 しんたびそこばし 岐阜バンジー バンジージャンプ )

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梅屋 (3) @岐阜県加茂郡八百津町

2022年10月25日 | 岐阜県(中濃・老舗)

毎年恒例にしている訳ではないが、秋になるとどこかで購入する栗きんとん(←恒例か…)。ここ岐阜県では中津川と八百津がどちらも発祥を謳っている(はず)。この日は好天の下、妻と豚児を連れてドライブ途中で八百津に寄ってみた。小さな商店街には栗きんとんを扱う店が3軒程あるが「亀喜総本家」は駐車場がいっぱい、「緑屋老舗」はなぜか店前に行列まであったので、その先の「梅屋」へ。道路を挟んだ駐車場に車を停めて店内へ。購入したのは箱入りの「栗金糖」と「最中」。

家に持ち帰っていただく。「栗金糖」はこちらの店での呼び方。肌理の細かい栗餡の中には粒が感じられる。しっとり感もあって旨い。中津川では最近、店毎の食べ比べなんていう無粋なセットも売られていたりして、皆どこのが一番旨いとか好みがあるようだが、自分は栗きんとんに関してはどこがというような好みは特に無く、どこのも美味しくいただいている。そんなにいっぺんに要らないしな。「最中」は梅の花の形をした最中種。こんもりとしていて中に艶のある甘いつぶ餡が詰められている。中には砕いた栗の粒入り。どちらも旨かった。(勘定知らず)

以前の記事はこちら (1)(2

 

栗金糖本舗 梅屋

岐阜県加茂郡八百津町八百津4067-5

 

( 八百津 八百津町 やおつ うめや 栗きんとん 栗きんとう 中津川 恵那  )

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