一度しか記事にはしていないけれど、時々寄って原木椎茸を購入する「しいたけブラザーズ」へ。メディアでも絶賛されていて、最近では何と本まで出版されたという川辺町にある椎茸農場の直売所。国道41号線を逸れ、少し山道を登っていくと栽培農場と直売所の建物が見えてくる。この日は駐車場も車が多い。直売所へ近づくと子供達の嬌声が聞こえてきた。家族連れでイベントをやっているようだ。うちの娘は小さい頃、親戚の子が「椎茸大嫌い」と言ったばかりに影響されてずっと椎茸が苦手だったが、大人になった今は「しいたけブラザーズ」と聞いただけで焼いている途中で箸を出すほどになった。
前に買っていた紙袋に入った不揃いのお徳用が見当たらなかったのでしっかりとパッケージされた方のお徳用(結局それかい)を2つ購入。ひとつは知人に差し上げて、持って帰ったものを七輪で焼く。軸の先を出来るだけ短くカットして(軸も旨いので)、逆さにして焼き網にのせ、じっくり焼いていくと少しづつヒダの所が汗をかき出すので、そのタイミングで辛味の優しい岩塩を挽いてほんの少し散らしてパクッとひと口で。肉厚なので内側はまだ生に近いが、これが旨いのなんの。素晴らしい香りと、噛みしめた時の強い味わいと食感。そして咀嚼した後に鼻腔に残る香り。やはり菌床栽培とはひと味もふた味も違う野生的な旨さを体験出来る。酒がすすむなァ(←やっぱりコレか・笑)。(勘定は¥500/包)
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↓ 「中川辺公民館(旧・下麻生町役場)」(大正11年・1922・建造)。往時を偲ぶ事の出来る下見板張りの洋風建物。前からそうかは知らないが薄いピンク色の塗装が”らしくて”イイ。
岐阜県加茂郡川辺町鹿塩983-1
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