ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

とん亭 @岐阜県岐阜市 (2)

2024年10月31日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の金華橋の北、長良川球場に近い栄新町にある「とん亭」へ。昼時はいつ寄っても盛況な店だが、遅めの時間に着いたこの日も駐車場こそすぐ停められたものの、満席で少し待たねばならない程の客入り。分かり易い場所にある訳でもないのに相変わらずの人気だなァ。少し外で待ってから呼ばれ、カウンター席の端に腰掛けた。給仕は女将と若いの、調理場は年配の男性2人。こちら各種洋食が揃っているが、中でも網焼きのポークが人気。迷ったが、この日は「ポークテリ焼定食」をお願いした。

まずは木鉢に入ったサラダが供された。フレンチドレッシングのかかった千切りキャベツとレタス、それにマヨネーズで和えたスパゲティのサラダ。そしてしばらくして目の前の網焼き場で焼かれてタレがかけられた「ポークテリ焼定食」が完成。平皿の千切りキャベツの上に盛られた豚肉は焼肉程度の厚さ。特に下味は付いていなさそう。とろみのある照り焼きタレがかけられ、山椒が振られている。これに飯碗に多めのご飯と濃いめの味噌汁、漬物2種が付く。以前にいただいた「ポーク網焼」に比べるとタレに甘味がある分、焼いた風味は大人しくなるが、ご飯をやっつけていくには充分。野菜もたっぷり摂れて、お腹も満足。まだ自分の後に客が入って来るので、ささっと平らげて勘定してもらった。次は揚げ物にしてみようっと。(勘定は¥1,500)

以前の記事はこちら (1

 

和風洋食 とん亭

岐阜県岐阜市栄新町3-125 仁科ビル

 

( 岐阜 ぎふ とんてい 洋食 とんかつ トンカツ 味噌かつ みそかつ 定食 網焼き あみやき てりやき 照り焼 ランチ とん亭風かつ )

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First Ya Gotta Shake The Gate / Funkadelic

2024年10月30日 | ソウル・ファンク・R&B

First Ya Gotta Shake The Gate / Funkadelic (2014)

ジョージ・クリントン(George Clinton)総帥率いるファンカデリック(Funkadelic)が2014年に発表した目下のところ最新のオリジナル・アルバム。当時でさえ33年振りの作品(笑)。ファンカデリック名義で来日すると知って、慌てて直近のアルバムを聴いておかないとと購入。にしてもこのアルバム、存在も全然知らなかった…。離合集散を繰り返している80年代以降のファンカデリックやPファンク・オールスターズ(P-Funk All-Stars)の活動には疎いのでどんな状況になっているのかも知らなかったが、発売が大手レーベルではなかったりするところを見るとやはりメジャーで出た作品とは言えないのだろう。

それがまた驚きの3枚組33曲。何でも新曲ばかりではなく、ジョージ関連の楽曲を改変したり、かつての音源をサンプリング使用した曲なども多く収録しているらしいが、いわゆる昔のファンカデリックやパーラメント(Parliament)のスタイルのオールド・スクールなファンクは多くなく、どちらかというとヒップ・ホップ寄りのスタイルの曲が多い。彼ら周辺の音楽を集めてごった煮にしてドーンと出した感じ。来日公演時にはジョージの孫のような世代の若いメンバー(名前も知らないが)がラップを披露したりしていたし、総帥ジョージ・クリントンが「これがファンカデリックだ!」と言えばそうなんだろう。今のところ3枚続けて聴き通せたことは1度も無いが(笑)(←時間と体力の問題です)。

ネット・ショップにて購入(¥680)

  • Label ‏ : ‎ C Kunspyruhzy
  • ASIN ‏ : ‎ B00Q582NII
  • Disc ‏ : ‎ 1
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グロリヤ @名古屋市東区・久屋大通

2024年10月30日 | 名古屋(東区・北区)

全然秋の気配が見えなかった今年の9月。汗を拭き拭き歩いていて休憩に向かったのは名古屋テレビ塔(現・中部電力 MIRAI TOWER)下、セントラル・パーク横の喫茶「グロリヤ」。周囲にそびえ立つビルとは一線を画す外観が素敵。創業して60年程経っているのだそう。店に入ると真ん中に厨房があり、その上が中2階席になっている面白い造り。しかも厨房の真裏にも席があり、この日はその半地下の席に案内された。店内は1人客が多く、時間帯もあって食事をしている人が多い。もちろんみなスパーと紫煙を燻らしている。年配の給仕女性にお願いしたのは「ホットコーヒー」と「コーヒーゼリー」。

「ホットコーヒー」は”ココアピー”という豆菓子付き。しっかり濃くて苦めの深煎り名古屋スタイルのコーヒー。酸味も少し感じられる。「コーヒーゼリー」は脚付きのグラスに盛られている。コーヒーフレッシュ、生クリーム、それにアイスクリーム添え。コーヒーを啜りながらゼリーをいただく。甘味が添えてあるのでゼリー自体の味はちょっと分かりにくいが、コーヒーのお供として美味しくいただいた。自分が座っていた間に、同じスペースに座っていた別々の女性客が2人で計5本の煙草を燻らせたので煙い、煙い。暑くて汗をかいている時って匂いが服に滲み付くんだよなァ…。這う這うの体で逃げ出した。次は食事で寄って中2階に座らせてもらおうっと。(勘定は¥980)

 

 


 

↓ まだまだ真夏のような暑い空にそびえ立つ「名古屋テレビ塔(現・中部電力 MIRAI TOWER)」(昭和29年・1954・建造)。設計は東京タワーと同じ内藤多仲工学博士。国の登録有形文化財に指定されている。3年程前に今の名称に変わったが未だに馴染めない(笑)。そういえば改修工事をした後も1度も中に入っていない。今度入ってみようっと。

 


 

 

喫茶 グロリヤ

愛知県名古屋市東区東桜1-10-38

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ 久屋大通 ひさやおおどおり 喫茶グロリヤ グロリア GLORIA COFFEE コーヒー 喫茶店 国登録有形文化財 )

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馬山 @岐阜県可児市

2024年10月29日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県可児市での昼食。ある店目当てで到着したが定休日でもないのに時間になっても店が開かない。特に貼紙もないし電話にも出ない。困ったなァと方針を転換して、以前にブックマークしておいた中華そばの「馬山」へ。昔ラーメンを食べ歩いていた頃には長期休業していたんじゃなかったかな(記憶曖昧)。店に入ると居酒屋のような雰囲気で、主人が1人でやっていらっしゃる。カウンター席に座り品書きを見ると、中華そばの他にカレーや一品物も。酒も色々置いているのでやはり居酒屋っぽく使われていそう。お願いしたのは「飛騨高山中華そば(並)」。こちら以前は普通に「中華そば」と表記していたが、デフォルトが所謂”高山ラーメン”なのだ(←地元の方は普通に”中華そば”と呼ぶはず)。なのでカエシとスープは一緒に鍋に入っている。麺が細縮れなので茹で時間も短い。

すぐに「飛騨高山中華そば」が完成。スープ水面にはチャーシューが1枚、極細のメンマ、粗く刻んだネギがのっている。スープは鶏ガラに節だそう。あっさりのようでいて旨味はしっかり。細縮れの麺がスープと一緒にするすると入ってくる。チャーシューは箸でつまんで崩れるくらいトロトロ。高山の中華そばの経験値が多くないのでこれが本場と比べてどうなのか知る由も無いが、無抵抗で胃に収まるのでスープまで全部飲み干しそうだった(自重)。これ、ここで呑んだ後の締めだったら最高だろうなァ。(勘定は¥700)

 

名頂 中華そば 馬山

岐阜県可児市広見824-1

 

( 可児 かに ばざん めいちょうちゅうかそば ラーメン 高山中華そば 高山ラーメン )

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一不二 @愛知県江南市

2024年10月28日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市の江南市役所内にある食堂「一不二」へ。こちら市役所のカレンダーに準じているので平日の5時までの営業で、なかなか訪れることが出来なかった。この日は近くの洋食屋と迷ったが、折角の機会だと市役所の中へ。地下に降りていくと店がある。入口は狭いが中は広く、赤いフロアにいかにも役所の食堂の椅子といった感じのパイプ椅子が並んでいる。セルフ方式ではなく、先に注文をして席に着くよう給仕の女将さん(多分)が教えてくれた。しばし迷ってからお願いしたのは「カツカレースパゲティ」。席に付くとお茶も持ってきて下さる。

しばらくして運ばれた「カツカレースパゲティ」はこの地方らしく熱々の鉄板(所謂ステーキ皿)に盛られている。フレンチドレッシングのかかったミニサラダ付き。カツはカレースパの上に並べられている。鉄板には玉子液が流されているが、調合が違うのか一般的なものより白っぽく固まるのもゆっくり。なのでスパゲティとも絡めやすくいい感じ。玉子液と一緒にフォークでくるくると巻き口に入れていく。旨いなァ。スパゲティはやや細目。豚肉やピーマンが使ってありカレーの辛さはほどほど。カツもいただきつつ、熱々のうちに平らげた。こちら「みそかつ定食」が人気のようだし、月に2度限定で「特製ハヤシライス」があるのだという。いつか食べてみたいナ。(勘定は¥880)

 

一不二

愛知県江南市赤童子町大堀90 江南市役所 地階

 

( 江南 こうなん 江南市役所 いちふじ 食堂 市役所食堂 定食 丼物 洋食 鉄板スパ 鉄板スパゲティー みそカツ 味噌かつ )

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萬珍軒 @名古屋市西区・浄心 (3)

2024年10月27日 | 名古屋(中村区・西区)

西区の美濃路(東海道と中山道を結ぶ脇往還)近辺を散策。この日も暑さが異常で全身汗まみれ(訪問8月下旬)。携帯している手拭いから拭った汗が絞れそうなほど。銭湯にでも浸かって汗を流してからどこかで冷たいのを呑もうと、午後3時から開く浄心の「児玉湯」に向かう。ただあまりの日差しにフラフラ。銭湯まであと少しという道中で「萬珍軒」の暖簾が見えてしまった…。こちら中休みが無いのだ。つい暖簾をくぐってしまう(笑)。半端な時間帯とあって先客は居ない。カウンター席に座ってとりあえず「ビール」をお願いした。全然腹は減っていないが、何も頼まないのもと「餃子」も注文。

キンキンに冷えたビールをコップに注ぎ、グイッと。ハァ、ウメーッ。このまま瓶1本呑んでしまいそうなのを我慢して「餃子」の出来上がりを待つ。店の奥にあるエアコンの風を扇風機で送っているがほとんど効果なし。いいのやら悪いのやらどっと汗が噴き出してくる。でもよく冷えた部屋で呑むより断然旨い。出来上がった「餃子」は小振りなのが7つ。しっかりと下味が付いているので、用意してくれたタレと卓上の瓶に入った特製ラー油は使ったり使わなかったり。旨いなァ。こんな使い方で申し訳ないがビールを飲み干したので勘定してもらい銭湯へ向かった。(勘定は¥1,250)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 


 

↓ 先々月に続いて「児玉湯」へ。まだ開いたばかりの時間帯、しかも灼熱の太陽の下なので先客は2名のみ。それもすぐ貸し切り状態に。洗い場の六角柱のカランを使って体を洗い、熱めの湯に入ると気持ちがいい。こちら脱衣所はしっかり冷房が効いているのも有難い。でも銭湯を出たらまたすぐに汗だくに…。もう1回「萬珍軒」に帰るか(笑)。

 

 

 


 

 

萬珍軒

愛知県名古屋市西区浄心2-13-25

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん まんちんけん ギョーザ ぎょうざ 中国料理 中華料理 銭湯 こだま湯 )

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Sherwood At The Controls Volume 1 : 1979-1984 / Various Artists

2024年10月26日 | テクノ・デジタル・ダンス

Sherwood At The Controls Volume 1 : 1979-1984 / Various Artists (2015)

エイドリアン・シャーウッド(Adrian Sherwood)率いるOn-Uサウンドの連中が来日すると知ってから購入した編集盤「Sherwood At The Controls Volume 1 」。30年以上も前の事だが、ポップ・グループ(The Pop Group)~マーク・スチュワート(Mark Stewart)、スリッツ(The Slits)、ギャング・オブ・フォー(Gang Of Four)なんかのポスト・パンクのグループにハマったことがあって、その関連でエイドリアン・シャーウッドの関わる音楽(主にプロデュース)を聞きかじったことがあった。ただ直接彼に感心を持ってレコードを買っていた訳ではないので、クレジットを見て初めて彼の参加を知ることも。こちらはそんな時代の彼の関わった作品を集めた1枚。収録アーティストと曲目は以下の通り。

01 Medium Medium – Hungry, So Angry
02 Maximum Joy – Let It Take You There
03 Nadjma – Some Day My Caliph Will Come
04 Mark Stewart + The Maffia – Learning To Cope With Cowardice (Flexi Version)
05 The Fall – Middle Mass
06 Gardening By Moonlight – Strange Clues
07 Shriekback – Mistah Linn He Dead
08 Voice Of Authority – Running (Feeling Wild)
09 The Slits – Man Next Door
10 Annie Anxiety aka Little Annie – Third Gear Kills
11 Prince Far I – Nuclear Weapon
12 Singers & Players – Reaching The Bad Man
13 African Head Charge – In A Trap
14 Vivien Goldman – Private Armies Dub

自分がレコードやCDを持っているアーティストは4組程だけで後は知らないが、ひょっとしたらコンピ等にに収録されて聴いたアーティストが居るかもしれない(聴き覚えのある曲は無し)。ダブの手法が取られている曲も多いが、所謂レゲエ直結のダブではなく、ニュー・ウェーヴ、ポスト・パンクを通したダブ。音域の広くない硬質なギターと太いベース・サウンドが共通しているかな。フリーキーなヴォーカルの曲が多いのも当時のシーンを反映している。故に1枚聴き通すにはかなりの体力が要る(笑)。こういうの聴くの久しぶりだ。最近昔のオーディオを引っ張り出したり再構築したりしているので、それでデカい音で鳴らしてみないと。

ネット・ショップにて購入(¥880)

  • Label ‏ : ‎ On-U Sound
  • ASIN ‏ : ‎ B00SZER30S
  • Disc ‏ : ‎ 1
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竹内 @岐阜県岐阜市 (2)

2024年10月26日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市西鶉の「竹内」へ。細い路地を何度か曲がって店に到着。店の前に車を停めて店内へ。店に入っても誰も居ないので奥に向かって声を掛けた。「ハーイ!」と女将さんの返事。宅の方から出ていらっしゃったご高齢の女将さんがエアコンとテレビを点けてくれた。前に来た時にはどこかに”30周年”とあったと思ったが、カウンターには”祝38周年”とペンで書いてあったので更新されたのかな(未確認)。すると創業は80年代の半ば頃か。「オムライス」をお願いすると「作ってくるねー。」と宅の方へ。宅のキッチンで調理するのだろう。

しばらくして「お待たせ―。」と運ばれた「オムライス」は、この値段なのにちゃんと普通サイズ。深めの平皿に盛られていて薄焼き玉子を上からのせたタイプ。中はピーマンも入ったチキンケチャップライス。色付きはしっかりしているが味付けは薄め。玉子の上からかかったケチャップをスプーンにつけながらいただいた。女将さんとこの夏の異常な暑さの話を少し(訪問8月末)。「もう暑うて死んどるわー」(笑)と女将さん。そこでひとつ「かき氷」を追加。シロップの種類がすごく沢山あったけれど、結局ごく普通の「イチゴ」にした。お祭りで使うような発泡スチロールのカップに盛られたのをストロースプーンでいただく。シロップもたっぷりで甘くて冷たくて旨い。氷イチゴなんて食べたのどのくらいぶりだろう。2ついただいても客単価が低過ぎて申し訳ないくらい(笑)。(勘定は¥500)

以前の記事はこちら (1

 

お好み焼 竹内

岐阜県岐阜市西鶉6-2-1

 

( 岐阜 ぎふ 西鶉 にしうずら たけうち お好み焼竹内 おこのみやき お好み焼き 焼きそば やきそば オムライス かき氷 氷イチゴ )

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ベル @愛知県清須市

2024年10月25日 | 愛知県(尾張)

以前に美濃路(東海道と中山道を結んだ脇往還)を散策していた折りに見つけてブックマークしておいた愛知県清須市の「プチレストラン・ベル」へ。創業して38年だとか。店は新川橋の西、細い路地を入った所にある。店の前の駐車場に車を停めて店内へ。カウンター席とテーブル席がいくつか。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。最初はライス物目当てで入ったが、メニューには洋食一般の他に”ベル特製あんかけスパゲティー”というのがあったので気が変わり、そちらにすることに。一番シンプルな「スペシャル(ウインナー・玉子入)」をお願いした。どういう系統でどう引き継がれているのか知らないが、あんかけスパで”スペシャル”と名が付くとなぜか一番値打ちでシンプルな具材の少ない品になる不思議。

まずレタスやトマトの入ったミニサラダが供された。フレンチ・ドレッシングがかかっている。フライパンの炒め音が響き、しばらくして「スペシャル」が運ばれた。ソースは鮮やかなオレンジ色。半熟玉子を崩したような玉子が綺麗に散らしてあり、ウインナーは1本。その上から薬味ネギが振られている。量はごく普通。ソースにはしっかりとしたとろみがある。早速フォークでしっかりとソースを絡めながらいただく。ソースはよくあるような胡椒辛さは控えめで自分好み。旨い。するするといただいた。次はあんかけスパの「ミートローフ」か「クロケット」、それか洋食の「特製クリームコロッケ定食」か「オムライス」にしてみようっと。(勘定は¥700)

 

プチレストラン ベル

愛知県清須市土器野130

 

( 清須 きよす 新川 ベル プチレストランベル 洋食 定食 喫茶 あんかけスパゲッティー )

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大黒屋本店 @名古屋市中区・栄 (3)

2024年10月24日 | 名古屋(中区 老舗)

名古屋で最も繁華な場所と言っていい錦3丁目、通称錦三(きんさん)。故に町特有のすえた匂いがあり、あまり日中この辺りは通らないことが多いが(夜は別ね)、歴史ある地域だけにその中には古くからある落ち着いた店も点在している。こちら「大黒屋本店」は落雁(らくがん)で有名な和菓子屋。創業は安政元年(1854)というから凄い。喫茶を併設していて、茶や和菓子、かき氷などをいただくことが出来る。9月半ばの蒸し暑い日に立ち寄った。微かにクラシック音楽が流れるやや暗めの店内は、まだ早い時間と合って先客は無く、静か。ご高齢の主人夫婦は健在。女将さんに「特製くず切りセット」を抹茶でお願いした。

しばらくして蓋付きの椀に入ったくず切りが運ばれた。蓋を取ると半透明なくず切りが盛られている。氷と青紅葉が添えてあって見た目も涼やか。枡に入った黒蜜に漬けていただく。吉野本葛を使っていてぷるんとした口当たり。コシとまでは言わないがしっかりと張りもあっていい感じ。後から抹茶が出された。生落雁付き。小振りな茶碗で淹れられていて、苦味もちょうどいい。きな粉味の生落雁を口に入れて味わいつついただいた。外は暑いので腰を上げるのが嫌になってしまうが、そうも言ってられない。勘定してもらう時には「らくがん袋入り」と生落雁の「加加阿(3個入り)」を味見で購入。家に帰って妻と食べてみるとチョコレートのような味。知らなかったが”かかお”と読むのだそうで、カカオ豆をローストして砕いたカカオニブを使っているのだとか。歴史ある店なのに進取の気性もあるんだなァ。(勘定は¥1,780)

以前の記事はこちら (1)(2

 

大黒屋本店

愛知県名古屋市中区錦3-19-7

 

( 名古屋 なごや 錦 にしき 栄 さかえ 大黒屋 だいこくや だいこくやほんてん 和菓子 上生菓子 落雁 らくがん なまらくがん 干菓子 葛切り 葛きり 甘味 )

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