最近でこそ名駅周辺でも昼から呑める店が増えてきたが、日曜ともなるとなかなかそうもいかない。こちら円頓寺商店街にある「お酒の神様」は日曜でも昼から呑める貴重な店。店は老舗麺類食堂の「二ツ玉」の向かいにある。自分は歩くのはどれだけでも大丈夫だけれど、立呑みはあまり好きでないので今まで入ったことはなかったが、この日は公共交通機関で来ていたし、カラッと晴れて天気もいいので少し呑みたくなった。店先ではアーケードの下、何人かの男性が通箱で造ったテーブルに集まって呑んでいた(訪問4月・コロナ緊急事態宣言前)。店内に入り、壁に貼られたたくさんの種類の酒の紙短冊を眺める。「ホッピー」「バイスサワー」「トマトハイ」など、東京の下町の居酒屋で人気の酒も置いてある。ホワイトボードにも色々な酒が書いてあったが、この日はごく普通の燗酒が呑みたかったので、女性給仕に「大関・小(一合)」をお願いする。
燗つけマシーンに逆さまに刺してあった一升瓶がちょうど切れてしまったとかで、ひや(常温)も少しサービスしてくれた。ちゃんと”和らぎ水”を置いてくれるのは気が利いている。つまみはおでん鍋に入っている「牛すじ」と「厚あげ」。こちらのおでんは関東煮。からしを付けながらいただく。暑くも寒くもない絶好の陽気で、テレビではドラゴンズの野球中継(この頃はまだ希望を持っていた…)。外からはストリートミュージシャンの演奏するバイオリンとバンジョーの音や、男性客らの談笑する声が聞こえてくる。いい気分だなァ。追加で「マグロ中おち」を。小皿は無いので直接醤油をかけ、ねりわさびをたっぷりとつけていただく。こちら店内でなぜか蜂蜜を売っている。そういえば外にもそんな看板があったか。店に置いてあった本を手に取って読んでみると、先代が養蜂家だったらしい。買って帰ろうと思ったが、なぜか売っているのは中国産。止めておいた(笑)。だからか酒の中にも”ハニー○✕”というのがいつくかあったので、中から「生絞りハニーレモンチューハイ」を、そして「串かつ」を3本お願いした。「串かつ」はやや細め。蜂蜜の甘さはあれどすっきりとしたチューハイで流し込む。だんだん立っているのが辛くなってきたので勘定してもらう。次は他の酒も試してみようっと。(勘定は¥2,000程)
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立呑み お酒の神様
愛知県名古屋市西区那古野2-12-5
( 名古屋 なごや 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 円頓寺本町 おさけのかみさま 立ち飲み 立飲み 立ち呑み 昼飲み 昼呑み 居酒屋 東進養蜂 )