ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Legal Bootleg Series: 14 Sept 2002 Metro, Chicago / Wire

2022年05月31日 | パンク・ニューウェーヴ

Legal Bootleg Series: 14 Sept 2002 Metro, Chicago (2010)

ロンドン・パンク~ポスト・パンクのバンドの中で、現役時代に近い形で息の長いバンドといえばワイヤー(Wire)。最近でも活動は精力的で、毎年のようにオリジナル・アルバムを発表している。活動歴ももう45年にもなるんだ。初めて「The Roxy London WC2 (Jan-Apr 77)」というオムニバス・ライヴ盤で聴いたのが80年代の後半だったか。それからずっと欠かさずとは言えないが、アルバムを買っては聴いている。こちらは”Legal Bootleg Series”と称する公認のブートレグのひとつ。ワイヤーは以前から自身のサイト「Pinkflag.com」でCDやダウンロード販売で過去のライヴを発表しているが、自分はフィジカルを伴わないダウンロード購入に乗り気でない昭和人なので、ネットで中古盤を見付けて飛びついた。そんな品なので上はネット販売用の写真で、本来はジャケットは付いていない(はず)。

2002年というと再始動した頃。アルバムでいうと「Send」の頃になるのかな。不穏なドローン音(持続音)から始まり、コリン・ニューマン(Colin Newman)の特徴的なヴォーカルが加わると、すぐにワイヤーの世界に。あれだけのキャリアがありながら、この時点で全然懐古的でないのがカッコイイ。加齢しているのに、このアングリーな感じはどうだ。ポスト・パンクのバンドとして語られることの多いワイヤー。パンクはスタイルでなくアティチュードだと言われるが、それならこのオッサン達は間違いなくパンク。

ネットにて購入(¥800)

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斎藤酒店 本店 @岐阜県養老郡養老町

2022年05月31日 | 岐阜県(西濃)

ある日曜日の昼、岐阜県養老町の歴史ある洋食屋「自由軒」に向かうも、何と”臨時休業”の貼り紙…(涙)。さてこの辺りに食事出来る所はあったかしらと車の中で思案する。そういえば近くの玉泉堂酒造が出している「ピークウイスキー」(写真下)、母にその話をしたらついでの時に買って来て欲しいと言われていたのを思い出した。そこで周辺を検索するとすぐ近くに酒屋を発見。その名前と「醴泉」の幟に覚えがあったので調べると、以前に酒を買った「酒のさいとう 養老店」の本店に当たる店だった。店は閑散とした商店街の一角にある。少し先の道路脇に車を停めて店に入った。

店内はあちらの店と同様にセラーもあるようで、ほとんどの酒が冷蔵庫に入っていて管理はばっちり。レジ奥の棚にはピークウイスキーの1升瓶を確認。出てきた女将さんに「ピークウイスキー2本下さい」とお願いした。自家用なのでそのまま受け取り、1本は母に、1本は自分で持ち帰った。商品説明を見ると、アルコール度は37度。”ウイスキーと英国産スコッチをブレンド後、樫樽に貯蔵熟成。その後グレンウイスキーをブレンドしタンク貯蔵熟成”だそう。薄い色付きで、ほんの少し蜂蜜のような風味がする。ある店の主人と喋っていて、今これを呑んでいると言うと「あんなの香りも全然…」なんて言いやがった。当たり前だろ、いくらだと思ってるんだ、あれはハイボールにでもしてガブガブ呑むもんだ、と言ってやった(笑)。主人曰く、「え?そんな値段なんですか、そりゃ香り云々を言う方が野暮でした。」(勘定は¥2,673/本)

養老店の記事はこちら

 


 

↓ 土砂降りの中、昨年寄ったら道路工事中で見ることが出来なかった「源氏橋」(大正4年・1915・建造)へ。元は木の橋で、平治の乱に敗れた源義朝が,ここから尾張へ柴舟で下ったとされるいわれがある。実際に使われている橋は隣にあるが徒歩で渡ることが出来る。橋桁も石造りで、欄干には源氏の紋、「笹竜胆(ささりんどう)」が描かれている。

 

 

 

 


 

斎藤酒店 本店 (酒のさいとう本店)

岐阜県養老郡養老町高田371-4

 

( 養老 ようろう さいとう酒店 酒のさいとう 玉泉堂酒造 醴泉 ブレンデッド・ウイスキー 1升瓶 近代建築 近代化遺産 源氏 史跡 )

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市役所大食堂 @岐阜県岐阜市(2)

2022年05月30日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市役所の「市役所大食堂」へ。市役所近辺は新しい店が沢山出来た。選択肢が増えてうれしいが、この日はある日曜の外れた時間。どこも休業日か中休み中で、昼の時間に食べそびれてしまっていた。役所の建物なのにこちらは日曜も営業していて、しかも通し営業なのでありがたい。さすがに先客は数名しか居ないようだ。券売機で選んだのは「冷やしたぬきそば」。「冷やしたぬき」だけで相変わらずの集客力を保つ大御所「更科」の近辺に「冷やしたぬき天国」「吉右衛門」など、いくつも”冷やしたぬき”を提供する店が出来て、市役所の食堂ではどんなのが出てくるのか気になったのだった。券売機で購入すると自動的に厨房に伝達済み。後は番号で呼ばれるのを待つのみ。空いた席に腰掛け出来上がりを待つ。

呼ばれて取ってきた「冷やしたぬきそば」の麺の上には、小さく四角い揚げが数枚、刻みネギ、刻み海苔、わかめ、天玉という具材。下には細打ちのそば。鉢の縁にたっぷり付けられたねりわさびをちょこんと箸先につけ、早速手繰っていく。つゆは濃い色ではなく甘さも控えめ。大御所と比較するとそばはちょっと旨過ぎるかも(笑)。揚げは定石通り甘く味付けされている。わかめには違和感があったが食べてみると悪くない。やや万人受けするようにしている感じだろうか。充分旨かった。夏だったらもっと旨く感じるだろう。こうして色々な店が「冷やしたぬき」を扱うのは大賛成。こうして食べてみると「更科」のあの濃くて甘いつゆと、喉につっかえそうなあの独特のそばが中毒性を増長しているんだなと分かる。そういえばこちらには酒の提供があったはず、と帰りに券売機で確かめてみた。ビールとハイボールはあるみたい(日本酒は無かった)。次は円相グループの色んなフードをつまみにして役所で呑んでみようっと。(勘定は¥620)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3

 

岐阜市役所大食堂

岐阜県岐阜市司町40-1 岐阜市役所 2F

 

( 岐阜 ぎふ 岐阜市役所 新庁舎 市役所大食堂 冷したぬき ひやしたぬきそば 更科 冷したぬき天国 吉右衛門 円相グループ イナダシュンスケ  )

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冨士屋西店 (2) @名古屋市中区・伏見

2022年05月29日 | 名古屋(中区)

白川公園の北にある料理屋「冨士屋西店」へ。本当は季節毎にもっと通いたいのだがなかなか機会が作れず、久しぶりの訪問。いい時間になると入れないことも多いので開店してすぐの時間に暖簾をくぐった。もちろんまだ先客は見当たらず。でもやはり予約がしっかりと入っているようで、後から来た客は予約済みの客ばかり。L字の白木のカウンターの端に案内された。カウンターの中は女性を含む4人もの料理人が居る。しかも若い人ばかり。このご時世では雇う方も大変だろうが、料理に定評がある店だからここと選ぶ料理人の卵が多いのだろう。雰囲気も良さそうだ。早速「菊正宗」の大をどん燗でお願いする。手書きの品書きには旬の素材が沢山載っていて目移りするほど。こちらはいつも良い素材を使うし、値段が載っていないので、財布に余裕が無い時はちょっと慎重になる(笑)。やはり旬のものをと「とり貝刺身」「ふきの煮物」を。

”菊正宗”と、店の銘の入った徳利で運ばれた酒を猪口に注ぎ、グイッと。滲みるなァ。「とり貝」は見るからに鮮度良く、跳ね返るような歯応えがある。あしらいはワカメと貝割れ大根。ヒモも添えてあるのが嬉しい。「ふきの煮物」は木の芽があしらってあり、少量の胡麻が振ってある。これらを口に入れ、酒で追っかけるとため息しか出ない。旨いなァ。「どんこ」を焼いてもらう。分厚いどんこ椎茸に生姜醤油をチョンとつけて口に含むと、口の中はいっぱいになり、鼻を椎茸の香りが抜けていいく。これもイイなァ。「ハモ皮とミョウガの酢」を追加。千切りの茗荷がたっぷりと。ちょうど1本が無くなった所で別の約束があるのでタイムリミット。最後に「しじみ汁」を貰った。白味噌で、煮詰まった感じはないので都度調理しているのかな。この蜆が素晴らしかった。ぷっくりとした身は箸で容易につまめ、風味も抜けていないので出し殻にはなっていない。さすが。どの皿も見た目よく、味よく、申し分なし。次は魚を焼いてもらおうかな。(勘定は¥5,300程)

以前の記事はこちら

 

御酒処 冨士屋西店

愛知県名古屋市中区栄2-7-5

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ 栄 さかえ 冨士屋 富士屋 ふじや ふじやにしみせ おさけどころ にしみせ 富士屋西店 居酒屋 小料理 割烹 酒場 日本酒 )

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THRAK / King Crimson

2022年05月28日 | プログレッシヴ・ロック

THRAK / King Crimson (1995)

時は1994年、11年ぶりに復活したキング・クリムゾン(King Crimson)がミニ・アルバム「VROOOM」に続いて発表したオリジナル・アルバム「THRAK」。オリジナル・アルバムとしては11枚目になる。復活形態はフリップ(Robert Fripp)翁が考え出した、ギター2人、ベース2人、ドラムス2人という”ダブル・トリオ”と呼ばれるラインナップ。Discipline期からは全員が参加し、新たにパット・マステロット(Pat Mastelotto)と、トレイ・ガン(Trey Gunn)が加わっている。

自分は当時まだクリムゾンをしっかりと聴いていなかったので当時の評判がどうだったかは知らないが、静かなイントロからガーンといく冒頭の「VROOOM」かららしさ全開。ミックスなどは少々”ダブル・トリオ”体制にこだわり過ぎ感が無きにしも非ずで、ダブル・トリオを目立たせるために作られたと思われるような曲も散見されるが、全体的にハードな音作りで音抜けも良く、気持ちがいい。そして何より、ここには最近の自分の”脳内ヒット・チャート”(笑)、第1位の「Dinosaur」が収録されている。クリムゾンのフリーキーな面とポップな面が見事に融合したこの曲のサビの「ア~~イアマダイナソ~」のエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)のヴォーカルがずっと頭から離れない。

ネットにて購入(¥500)

  • Label ‏ : ‎ ポニーキャニオン
  • ASIN ‏ : ‎ B00005FRIJ
  • Disc ‏ : ‎ 1
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サンミッシェル辨天堂 @岐阜県海津市 (2) (※閉店)

2022年05月28日 | 岐阜県(西濃)

たこ文」へ行ったからにはこちらにも寄っていかないと。洋菓子の「サンミッシェル辨天堂(弁天堂)」。以前こちらで買って帰った焼菓子が激安な上に旨かったので、妻からまた買って来てと言われていた。また同じものを買うのもなァと近くの饅頭屋へ行ったのだが、着いた時には開いていた店が食事をして戻ったら昼前なのにもう閉まっていたので、やはりこちらでと店の中へ。この日は女将さんが出ていらした。以前にガラスショーケースの中に飾られていた焼菓子は窓際の卓のカゴに並べられていた。それぞれ1~3枚入っていて、相変わらず税込100円の激安価格。これで安かろう…なら問題外だが、こちらはしっかりとしたクオリティー。早速、置いてある全種類をカゴに入れた。すると主人が奥から出てきて「今、マドレーヌ焼き立てやけどー。」と。もちろんいただく。「まだあったかいよ。」と個包装したのを持って来てくれた。紙袋でいいのにわざわざ箱に詰めて持たせてくれた。勘定して車に戻る。

車中で早速焼き立ての「マドレーヌ」をいただく。取り出すと確かにほんのりと温かい。貝の形をした薄いタイプのマドレーヌで、まだ表面はサクッとしている。こんな状態のマドレーヌは初めてだなァ。シンプルな味わいで旨い。へんな例えだが”たまごボーロ”みたいな味わいだ。帰ってから妻と分けっこ。名前は全然覚えられないので、店内のカゴの写真を撮らせてもらったのからいくと「サブレ」「サブレ・ショコラ」「クロッケ」「オレンヂ・ケーキ」「フルーツ・ケーキ」「ナンテ」「ココ」「エンガテナー」「フロランタン」「アマンディーヌ」そして「マドレーヌ」。数が合わないので他にもあったはず。自分は仕事の途中のコーヒーの供としていただいた。やっぱりここの甘過ぎない味わいが自分の好みにピッタリ。なので1度に何枚もいけてしまう。妻はもちろんあっという間に食べてしまったようだ。いつか保冷容器を持ってこちらのクラシックな感じの生ケーキも買って帰りたいなァ。(勘定は¥1,200)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 店のある今尾商店街で以前に気になった廃銭湯。どうしても気になるが、声をかけても誰も居ないので、申し訳ないが通路の端まで行かせてもらって建物の写真だけ撮らせてもらった。屋根の破風のような部分には「松乃湯」(建築詳細不明)と書かれている。開口が大きいので2階が広間になっているのだろうか。いつまで営業していたんだろう。調べてもほとんど情報が出てこない。

 

 

 


 

サンミッシェル辨天堂

岐阜県海津市平田町今尾2969

※店の様子からすると閉店されたようです(※令和5年10月現在)

 

( 海津 かいづ 平田町 ひらたちょう 弁天堂 べんてんどう サン・ミッシェル辨天堂 ケーキ 生ケーキ 洋菓子 クッキー 近代建築 銭湯建築 今尾商店街 閉店 廃業 )

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清福 (4) @岐阜県岐阜市

2022年05月27日 | 岐阜県(岐阜)

先頃、改装なった西柳ヶ瀬の人気中国料理店「清福(チンプー)」へ。ここの料理が好物の妻には内緒で(というか急な思い付きで)1人での訪問(ゴメンね)。生憎の天気で、しかもかなりの降りだったが店先には数組の待ちが出来ている様子。みな雨を避けてバラバラの所に立っているので誰が先頭とかが分からない。自分は扉の前に立っていたら女将さんが来て、相変わらずの口調で数組後だと告げられた。でも思ったよりも早く店内に招かれ、カウンター席に腰掛ける。店内は以前に小上がり席だったところがテーブル席になったぐらいで、カウンター席は古いままだった。ランチ(7種類)のメニューを眺め、今まで食べたことがあったか記憶にない「葱と生姜のユーリンチー」にしてみた。とその前にビールを所望。”まん防”は明けていたのですんなりと出てきた。キリンのクラシックラガーの中瓶。冷たい1杯をグイッとやって、主人の調理を眺めながら出来上がりを待つ。

まず茄子と挽肉の肉味噌炒めの小鉢が出てきた。ビールを呑んでいるのでランチの品を先に置いてくれたようだ。そしてレタスとわかめのサラダ。醤油ドレッシングがかかっていたが、これはちぎって少量のせただけみたいな感じでちょっと貧弱。そしてご飯と漬物と玉子スープが置かれ、最後にメインのユーリンチーが登場。鶏の唐揚げは6切れ程。生のネギが入った醤油ベースのたれと絡めてある。他にはキノコ類と白菜も入っていた。軟らかく仕上がった鶏肉に、たれは生姜がしっかりと効いていて、旨い。以前は七穀米だったご飯は白いご飯のみになったようだ。残しておいたビールとご飯を交互に駆使して皿の上を綺麗に平らげた。勘定してもらおうとするとまだ「ゴマ団子」が出るという。もう一度腰を下ろして熱々のゴマ団子を齧ると、中から甘くて黒い胡麻餡がとろり。次は妻を連れてこないと…。(勘定は¥1,700程)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

中国料理 清福(チンプー)

岐阜県岐阜市日ノ出町4-22-3

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 西柳ヶ瀬 チンプー 中国料理清福 中国料理チンプー 中華 中華料理 四川料理 油淋鶏 ランチ )

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金山ブラジルコーヒー @名古屋市中区・金山

2022年05月26日 | 名古屋(中区)

金山では最も古い喫茶店のひとつだろう「ブラジルコーヒー」へ。創業は昭和46年(1971)とのこと。休日の午後遅めの時間だったが、店に入るとほぼ満席の盛況ぶり。年季の入った店内はワンフロアーで少々雑多な感じ。ミラーボールがぶら下がっている。何でもライヴなどイベントをかなりの頻度で開催しているのだとか。この日も夜はライヴがあるようで、奥ではその準備が進んでいる。唯一空いていた席に腰掛け、年配の給仕女性に「ブレンドコーヒー」と「自家製コーヒーゼリー」を注文するも、ゼリーは売り切れとのこと。残念。甘いものが欲しかったので「バニラアイスクリーム」をお願いした。

すぐにコーヒーとアイスクリームが運ばれる。コーヒーはバランスの良いもの。どの店に入ってもつい”ブレンドコーヒー”を頼んでしまう癖があるが、店名を冠していても大抵当り障りのないバランスの良いものが出てくるので(当り前だが…)、違うコーヒーを頼むようにしてみようかな。「バニラアイスクリーム」はリーフ型のガラスの平皿に2玉も盛られている。ウエハース、生クリーム、チョコシロップで飾り付け。コーヒーの供にはいいが、オッサンにはちょっと多いな。こちら食事メニューも豊富だし、ビール、ウイスキー、ワイン、それにコーヒー焼酎なんてものもある。呑ませるようにか「定食おかずのみ」なんてのもあるから、駅近だし次はそんな使い方もしてみようかな。隣の席の若者のだらしなく座った頭がこちらのテーブルの上にまでもたれかかってきたので(殴らず)勘定してもらった。(勘定は¥870)

 

金山ブラジルコーヒー

愛知県名古屋市中区金山4-6-22 金山コスモビル1階

 

( 名古屋 なごや 金山 かなやま ブラジルコーヒー ブラジル 珈琲 喫茶 喫茶店 イベント コンサート ライヴ コーヒー豆 洋食 定食 鉄板スパ )

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I'm Your Fan : The Songs Of Leonard Chohen / Various Artists

2022年05月25日 | ポップス・オールディーズ

I'm Your Fan : The Songs Of Leonard Chohen / Various Artists (1991)

カナダの詩人、レナード・コーエン(Leonard Cohen)のトリビュート盤。タイトルは彼の代表曲「I'm Your Man」と引っ掛けている。邦題は「僕たちレナード・コーエンの大ファンです」という身も蓋もないものだった(笑)。発売当時はそれほどレナード・コーエンに興味がある訳でなく、ただ収録アーティストと邦題が気になっていただけ。月日が経ってレナード・コーエンに興味が出ていくつも作品を買っていて、他のトリビュート盤と共に頭の隅に残っていたこちらを購入。こういったトリビュート盤は、よく知っているアーティストが入っていないと絶対に1回聴いて終わり。こちらの作品は約半分のアーティストを知っていたのでギリギリOKだろう。収録曲とアーティストは以下の通り。

01 First We Take Manhattan – R.E.M.
02 Hey, That's No Way to Say Goodbye – Ian McCulloch
03 I Can't Forget – Pixies
04 Stories of the Street – That Petrol Emotion
05 Bird on the Wire – The Lilac Time
06 Suzanne – Geoffrey Oryema
07 So Long, Marianne – James
08 Avalanche IV – Jean-Louis Murat
09 Don't Go Home with Your Hard-On – David McComb & Adam Peters
10 Who by Fire – The House of Love
11 Chelsea Hotel – Lloyd Cole
12 Tower of Song – Robert Forster
13 Take This Longing – Peter Astor
14 True Love Leaves No Traces – Dead Famous People
15 I'm Your Man – Bill Pritchard
16 A Singer Must Die – The Fatima Mansions
17 Tower of Song – Nick Cave and the Bad Seeds
18 Hallelujah – John Cale

レナード・コーエンの音楽はやはり詩の部分の重要度が大きく、直接的な物言いではないのでどうしても言葉の壁を感じてしまう。でも日本語で歌われたってその詩を理解出来るかどうかなんて分からないし、これらのアーティストがレナード・コーエンの歌詞をどう解釈して歌っているかなんて本人以外には誰にも分からないだろう。メジャーなアーティストが少ないが、REM、ピクシーズのブラック・フランシス(Black Francis)や、エコバニ(Echo & The Bunnymen)のイアン・マッカロク、ニック・ケイヴなど、やはりクセのあるアーティストが並ぶ。そして最後に収録されたジョン・ケイルの「Hallelujah」。これを聴いたのはこのアルバムが初めてじゃないが、何度聴いても痺れる素晴らしい出来だ。

ブックオフにて購入(¥290)

  • Label ‏ : ‎ Atlantic / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000002ISX
  • Disc ‏ : ‎ 1
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金龍 (6) @岐阜県岐阜市

2022年05月25日 | 岐阜県(岐阜)

新装というか、完全に建て直して営業を再開した八代の中華料理屋「金龍」。昨年夏に一旦店を閉める際に再開の告知はあったものの、あの御歳だからひょっとしてと思っていたが、やる気マンマンなのが嬉しい。営業再開してからそう経たない頃に店を訪れた(訪問5月初旬)。事前の情報で知ってはいたが、何とも素っ気ない外観。申し訳程度に”金龍”の小さな看板が置いてある。窓が無いので正面からは中の様子は分からない。前の店の時にはその鄙びた外観から入りづらいという人が多かったが、むしろ自分にはこちらの方が入りづらいゾ(苦笑)。引き戸を開けて中に入ると、真新しいカウンター席はL字。小上がりは2つ。開店祝いの花がいくつも置いてある。新調された座布団もふかふかだ。ご夫婦は以前の白い調理服を止め、Tシャツと若々しい。5-6人掛けのカウンター席はひとつ空いているのみで後は埋まっている。早速「かに入焼飯」と「ギョーザ」をお願いした。後から後から常連客が次々と詰めかける。そのたびに女将さんが「おぉ、○○君、久しぶり!」などと声をかけていた。慕われているなァ。小上がりもすぐ埋まって満席の盛況ぶり。注文が殺到しているが主人は余裕綽々。さすがベテラン、淡々と調理が進んでいた。

まずは「ギョーザ」が登場。ぷっくりとしたのが6個。以前と同じく辛子醤油で。口に入れると餡の旨味が口いっぱいに広がる。ここの餃子は本当に旨いなァ。これでビールといきたいが車なのが残念。そしてカウンター越しに主人から平皿にこんもりと盛られた「かに入焼飯」が渡された。うっ、と一瞬怯む攻撃的な量(笑)。相変わらずの破壊力だ。怯まず挑んでいく。具材は細かく刻んだ人参、たけのこ、ピーマン、コーン、玉子、それにカニの身。「五目焼飯」っていうのがあるのでそれ+カニという感じかな。ただカニの風味はやや希薄。一心不乱にスプーンを動かして「ふぅ、お腹いっぱい…」となったところで約半分(笑)。でもこれ、ふわっと炒められ旨いんだ。旨いからこの量でもいける。スピードを緩めず残りの半分をしっかりと平らげた。きっと夜はお腹が空かないだろう。またこの店で色々食べることが出来ると思うと嬉しい。次はやっぱり平打ちの麺を。両面焼きじゃない「焼そば」にしてみようかな。(勘定は¥1,250)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5

 

金龍

岐阜県岐阜市八代3-2-7

 

( 岐阜 ぎふ 八代 やしろ きんりゅう 金龍八代店 ラーメン 中華そば 焼飯 やきめし ヤキメシ チャーハン 大盛 デカ盛 餃子 ギョウザ 新装開店 )

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