ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

くるまや @名古屋市天白区・島田橋

2024年01月27日 | 名古屋(名東区・天白区)

天白区島田橋のうどん店「くるまや」へ。ちょうど時分どきに店に着いたが、店の両側にある駐車場はどちらもほぼ満車の盛況ぶり。終わった車が出て行くのを少し待ってから車を停めた。大箱の店内は老若男女の客でいっぱい。給仕の女性も3人が担当している。自分は2人がけのテーブル席に案内された。お願いしたのは「きしコロ」。コロをいただいくには気温が低いが、この日は日差しが強くて車を運転していると少し暑いくらいだったので頼んでみた。

しばらくして大きな鉢に盛られた「きしコロ」が登場。麺の上には、ほうれん草、カマボコ2枚、甘い味付けの三角形の揚げ、大根おろし、刻みネギ、鰹節とどっさり。下の麺が見えないくらい。これにまだ別皿の天玉が付く。品書きの写真を見るまで知らなかったが、こちらのきしめんは幅広タイプ。幅は3cmくらいもあるだろうか。麺肌は滑らかだが、こんなの絶対啜りきれない(笑)。どうしても口の中でモグモグすることになる。つゆの量は多めでしっかり冷たいもの(←”ころ”のつゆの量や温度は店によって様々)。かなり甘い味付けだ。このくらい濃くないと幅広きしめんには合わないのかも。なかなか旨いが、幅広きしめんの常で突然終わってしまう感覚になる。こちら酒肴も充実しているようなので、次は乗せてきてもらおうか。(勘定は¥950)

 

 

手打麺処 くるまや

愛知県名古屋市天白区中砂町532

 

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丸美 @名古屋市天白区・島田

2024年01月21日 | 名古屋(名東区・天白区)

以前から一度入ってみようと思っていた天白区の食堂「丸美」へ。店は大通りから1本中に入った所にある。到着したものの暖簾が端に寄ってしまっていて営業しているかどうか分からなかった。ダメモトで戸を引くと石油ストーブが入口のど真ん中に。入りづらい(笑)。「やってますか?」と尋ねるとご高齢の女将が「やってますよ。」と。店内はL字のカウンター席のみ。先客のご老人が1人ビール瓶を立てていた。年季の入ったコカ・コーラの冷蔵庫の上には調理済みの惣菜も少し置いてある。品書きは壁に掛かった木札と紙短冊に。品数は多くないが、定食、丼物、麺類がある。迷ったが「かつ丼」をお願いした。調理は鋳物コンロとかなり旧式のガス炊飯器。レンジであらかじめ豚肉を温め、それから衣を付けるようだ。

しばらくして出された「かつ丼」は上に隙間が無いくらい大きなかつがのっている。味噌汁とたくあん付き。刻んだ玉ねぎや椎茸、カマボコなんかと玉子でとじられている。かつと一緒に煮込んだかは見逃してしまった。つゆの色は濃いめ。まずはかつを摘まみ上げて口に入れてみると味付けもやや濃いめ。持ち上げると衣は剥がれてしまうが、玉子も絡んでなかなかいい感じ。かつを寄せて下のご飯を掘削しようとしたのだが…、ご飯が明らかに軟らかく水分が多い。ほとんど粥と言って差し支えない状態(苦笑)。あの炊飯器か…。つゆは多めだがご飯に滲み込まないので何とも微妙な状態に。まるで病院食(笑)。折角アタマの味付けは悪くないのに食べ進むとだんだんキツくなってくる。好物でもご飯の調子が悪いとこうなるのか…。基本的に出されたものは残さない主義なので何とか食べ切ったが、正直ほうほうの体。お母さん、その炊飯器もう替えた方がいいですヨ(笑)。(勘定は¥750)

 

お食事の店 丸美

愛知県名古屋市天白区池場2-2706

 

( 名古屋 なごや 島田 しまだ まるみ 丸美食堂 まるみしょくどう 麺類食堂 食堂 大衆食堂 カツ丼 定食 )

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デラ キューバ @名古屋市名東区・藤が丘

2023年04月14日 | 名古屋(名東区・天白区)

ある暇な休日。この日は暇つぶしに「ドニチエコきっぷ」を買っていたので、たぶん今まで一度も降りた事のない地下鉄東山線の終点「藤が丘駅」まで乗ってみる。特に目的がある訳ではなかったので周辺をウロウロし、軽くお腹にと向かったのはキューバン・サンドイッチの店「デラキューバ」。店は駅から少し歩いた場所のマンションの1階テナントにあった。天井扇の回る黄色く明るい店内は陽気な音楽が流れていて、日本人の若いご夫婦でやっていらっしゃるようだ。メニューから選んだのは基本の「キューバサンド」のセット。セットにするとフリットをポテト、オニオン、季節限定から選べ、この日の季節限定「レンコン」を。ドリンクはハイボールも選べたので、あなうれしとお願いした。

まずはハイボールがコカ・コーラのプラスチック製グラスで供された。輪切りのレモン入り。…が、ちと薄い。もう少し濃くしてくれないと酒呑みには水同然(笑)。そして「キューバサンド」が木製プレートで運ばれた。ミニサラダの小鉢とレンコンのフリットものっている。「キューバサンド」には柑橘とハーブを使った”モホローストポーク”というのが使われ、ハム、ピクルス、チェダーチーズが挟まれているのだそう。バンズはバターを塗って焼かれている。バリッと硬めの食感のバンズで、マスタードぐらいしか使っていないのでシンプルにローストポークが味わえる。このポーク旨いなァ。バンズは焼いてあるが特に熱々っていう訳でもないのでテイクアウトにも良さそうだ。レンコンのフリットは厚めに切ってある。サラダは自家製だというフレンチりんごドレッシングで。これもさっぱりしていい感じ(→販売もあり)。黒板には「レバーパテ」やら「ピンチョス」やら他の酒肴も用意してある。そういうのでしっかり呑んでみるのも面白いかも(でもアルコールはもう少し濃いめで・笑)。(勘定は¥1,340)

 

HOMEMADE SANDWICH DELA CUBA

愛知県名古屋市名東区朝日が丘101 ラ・メゾン藤が丘1F

 

( 名古屋 なごや 藤が丘 ふじがおか 東山線 終着駅 デ・ラ・キューバ Cuban Sandwich テイクアウェイ 持ち帰り キューバ料理 ラム酒 モヒート )

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トニオ @名古屋市名東区・高針

2022年02月06日 | 名古屋(名東区・天白区)

名古屋で洋食の”トニオ”というと、かつて八事日赤病院の近くの合掌造りの大きな店舗で他にも支店がいくつもあった「とにお」を思い浮かべる人も多いと思うが、こちらは高針の商業施設の1階に入っているレストラン「Tonio」。「とにお」と関係があるのかどうかは知らないが、こちらも昭和な雰囲気を残した喫茶レストラン。近くに行った折りに寄ってみた。店は商業施設の中からも外からも入れるようになっている(写真下2、3枚目)。昼には少し遅い時間だったし、店頭の雰囲気から混んでいないだろうと思っていたら客でいっぱい。全体的に年配の客が多かった。女性店員も数名居るので普段から盛況のようだ。メニューを眺めるも、”パソコン(←ネットではなく・笑)”から引っ張ってきたようなイラストやキャプションだらけで見づらいのなんの(笑)。ハンバーグをはじめ、定食、丼物、スパゲッティーなど、ひと通り揃っている。選んだのは”人気のハンバーグ”の中から「目玉焼き」を洋風のセットで。

まずは大きい紙ナプキンとカトラリーが用意され、フレンチドレッシングのかかったミニサラダが小鉢で供された。そして後から熱々の鉄板にのった「ハンバーグ」と、グレービーボートに入ったソースが運ばれた。ハンバーグの下には玉ねぎが敷かれており、付け合わせは人参のグラッセ、いんげん、味の付いていないスパゲティー、それに平皿のライス。大きい紙ナプキンといい、グレービーボートといい、付け合わせの種類といい、昭和のクラシックな洋食レストラン風情だと感じたがどうだろう。ソースはとろみが強く中に肉片も入っている。味付けは濃いめ。このままライスにかけたらハヤシライスになりそう。鉄板の上のハンバーグに流しかけるとジューッと蒸気が上がる。ハンバーグは表面には細目のパン粉がまぶしてあり、最初はカリッとした口当たりも。ナイフでカットしても肉汁が溢れない懐かしいしっかりした食感のタイプ。ライスまで綺麗に平らげるとお腹がいっぱいになった。次は「カツカレー」か「鉄板スパ」にしてみようかな。(勘定は¥890)

 

Captain-Cook Tonio (キャプテンクック トニオ)

愛知県名古屋市名東区牧の里1-401 西友高針店 1F

 

( 名古屋 なごや 高針 たかばり 西友高針店 洋食 西洋料理 ハンバーグ 喫茶 スーパーマーケット 西友高針店  カントリーレストランとにお )

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亀 @名古屋市名東区・一社 (※閉店)

2022年01月11日 | 名古屋(名東区・天白区)

軽い断食の後、腹を空かせて立ち寄ったのは名東区にある喫茶店「亀」。メディアにも頻繁に登場する有名店だ。創業は昭和50年(1975)。喫茶店なのに”めし”と書かれた看板が力強い(笑)。駐車場に車を停め店内へ。店内は席数も多く常連と思われる男性客が何人も。10時過ぎと昼食には少し早い時間だったが、何しろ腹が減っていたので給仕の女性に「食事は出来ますか?」と尋ねると「揚げ物でなかったら大丈夫ですよ。」との返事。こちらの名物”どて”が食べたかったので願ったり叶ったり。お願いしたのはそのうちの1品「どてスパゲッティ」。すぐに箸と紙ナプキン巻のフォークが準備された。調理は奥で別の人がやっているよう。コロナ禍のせいで開け放してある扉から入る寒風でやや寒い店内で出来上がりを待った。

さほど待つことなく「どてスパゲッティ」が運ばれた。熱々の鉄板に盛られて、玉子液が流し込まれている、いわゆる玉子敷きタイプ。豆味噌でしっかりと煮込まれて真っ黒などての上に刻みネギが散らされている。さっそくフォークを入れていく。熱々のところをクルクルっと巻いてパクッ。毎度のことながら「あふっ(熱っ)」と呻きながら食べる”どてスパ”。どて煮には大根とこんにゃくが入っていて、牛すじ肉がたっぷり。特有の歯応えもあるし、この上の部分だけで最高の酒のつまみ(もちろん単品もある)。どては店によって色の割に濃い味、薄い味があるが、こちらはしっかりとコクが強いタイプ。その味と玉子が絡まって何とも旨い。食べる度に鉄板からこぼれたり、服に跳ねたりと悪戦苦闘しながら一気に食べた。1日半ぶりの食事としては刺激が強いが旨かった。勘定してもらうとクジを引かせてくれるのも微笑ましい(→外れだったので飴玉をひとついただいた)。次は創業当時からの名物という「ブタ生姜焼き肉定食」か、チャーハンとハンバーグという「スペシャルセット」か、はたまた「久留米中華そば」(←なぜ久留米?)か。ポテトコロッケと生玉子という謎の組み合わせの「亀定食」というのもある…。迷うなァ。(勘定は¥700)

 

喫茶・食事 亀

愛知県名古屋市名東区名東本通5-13

※令和6年5月末を以って閉店されました

 

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来長苑 @名古屋市名東区・一社 (※閉店)

2021年12月22日 | 名古屋(名東区・天白区)

ある休日の昼、自分が訪れることの少ない名東区で以前からブックマークしていた中華料理の「来長苑」へ。店の隣に車を停められそうだったが、思い直して近くのコインパーキングへ。この辺りは公団住宅の建物もあるような住宅街で、近隣に飲食店はあまり見当たらない。年季が入って焼けてしまっている食品サンプルケースを横目に扉を開ける。店内は奥に丸テーブル、他は4つのテーブル席に小上がりが2つ程。高齢のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。先客はご老人1名だったが、自分が入った後には次々と老若男女の後客が入ってくる盛況ぶり。壁には沢山の”お得なセットメニュー”が貼ってあったが、沢山食べられそうではなかったのでピンと来ず。そこでメニューにあった「来長苑弁当」というのをあてずっぽうで注文してみた。すると給仕の女将さんが、「嫌いなものある?」と訊いてきた。「いいえ」と答えると「内容決まっとらんで、今から考えるの。」と(笑)。面白いなァ。

奥で主人による調理が行われ、しばらくして「来長苑弁当」の出来上がり。蓋付きの割子に盛られている。「蓋開けていい?」と女将さんが尋ねるので開けてもらった。仕切られた中には(少なめでお願いした)ご飯、鶏の唐揚げ、揚げ餃子、餡かけの玉子焼、水菜サラダ、それにたくあんが2枚。別の小鉢には中華玉子スープという内容。旨そう。さっそく箸を割っていただくことに。唐揚げを口に入れるとガリッと歯応えが。普通の若鶏の唐揚げでなく骨付き鶏の唐揚げが2つだった。こんがりと揚がっていて旨い。揚げ餃子は3つ。玉子焼きの餡はやや甘めの味付け。おかずをあれこれと摘まみながら、ご飯、そしてスープと口に入れていく。どのおかずも旨い。こういう店はやっぱり日曜の昼に歩いて来て、一品料理を頼んでビールの大瓶でやりたいなァ。近所の方が羨ましい。次に来ることが出来たら「ホイクローハン」か「ジャンバオローハン」で。(勘定は¥900)

※12月末(3月末という話も)に店を閉められるそうです

※令和4年6月を以って閉店されました

 

 

中華料理 来長苑

愛知県名古屋市名東区一社4-93-1

 

( 名古屋 なごや 一社 いっしゃ らいちょうえん 中国料理 閉店 廃業 )

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アイスランドマーケット @名古屋市名東区・本郷

2020年03月07日 | 名古屋(名東区・天白区)

随分前に何かの記事で、名東区本郷にアイスランド大使館推奨の店があると知ってブックマークしていた「アイスランド・マーケット」。アイスランドについてはビョーク(Björk)の出身地ぐらいの情報しか無いが(笑)、全然知らない文化の料理を食べてみたいナ、とわざわざ本郷駅まで向かう。地下鉄なのに地上駅な本郷駅で降りて店を探した。この辺り、車で通った事はあるが、歩くのは初めてなので右も左も分からない。大通りを渡って少し行った場所にお目当ての店があった。店はお洒落なカフェといった風情で店内には(たぶん)アイスランドにまつわるグッズや本も置いてある。ただしメニューを見るとランチは「ブレッドボウル」のみのほぼ一択…。アイスランドだけに魚とかラム肉だとかを食べられると思って来ただけにちょっと拍子抜け。席を立つのもアレなので、その「ブレッドボウル」3種(海老、じゃがいも、名古屋ハヤシ)の中から”海老”と「グラスワイン(白)」をお願いした。周りはカップルや女性グループばかりでオッサン1人には厳しい環境だ(笑)。

ワイングラスにたっぷりと注がれた白ワインをいただきながら待っていると「ブレッドボウル」が登場。品名通りハードタイプの丸いパンがくりぬいてあり、その中に海老の風味のシチューが注がれている。くり抜かれたクラムも添えてあった。ミニサラダ付き。ミニサラダはサニーレタスにプチトマト1個というしょぼい内容だったが、「ブレッドボウル」の置かれた平皿には、人参のラペ、ポテトサラダ、ソーセージ(これがラムかな?)、豆のトマト煮等が添えられていて彩り鮮やか。早速スプーンをいれシチューをいただく。特に記述はなかったがオマール海老と思われる風味でしっかりとしたコクがあり、なかなか旨い。中にはショートパスタが入っていた。蓋の部分とクラムの部分を浸したりしながら食べていく。水面が下がったのでボウルの縁の部分も削って食べていくが、ハードパンなので決壊を避けようとするとなかなか難しい。根気が続かず途中で諦めた(笑)。もちろんシチューは綺麗に平らげた。せっかくだからアイスランドの他の料理も食べてみたいんだけどなァ…。(勘定は¥1,550)

 

 


 

↓ 松坂屋初代、伊藤次郎左衞門祐民(すけたみ)氏が造った覚王山の「揚輝荘」北園を再訪(前回訪問はこちら)。鱗状の壁が特徴的な「伴華楼(ばんがろう)」(昭和4年・1929・建造)。残念ながら1階の一部が見られるだけで内部観賞は要予約。鱗状の外壁が特徴的。設計が鈴木禎次だとは意外。

 

 

 

 

↓ 庭内に架かる橋「白雲橋」。現在はガラスで保護されているが龍の天井画を見ることが出来る。

 

  

↓ 「三賞邸」(大正7年・1918・移設)。主人が「揚輝荘」を造った時に茶屋町から移設した揚輝荘最初の建物だそう。背後には大きなマンションが迫る。かつては土地内に30数棟も建物があったというが、軍による接収、空襲、米軍による接収を経て一時荒廃し、周辺が売却されたのだという。

 

 


 

 

アイスランド・マーケット (Iceland Market)

愛知県名古屋市名東区社が丘1-1605

 

( 名古屋 なごや 本郷 ほんごう やしろがおか 北欧 雑貨 近代建築 揚輝荘 ようきそう 聴松閣 バンガロー 市指定有形文化財 いとう呉服店 )

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カルナータカー @名古屋市名東区・藤が丘

2017年05月27日 | 名古屋(名東区・天白区)

以前から評判は聞いていたが、あまり名東区方面に用事がないので機会を伺っていた南インド家庭料理の「カルナータカー」。用事で娘と合流する前に少しの空き時間の腹ごしらえで訪問出来た。近くの駐車場に車を停め、歩いて店へ。開店してすぐの時間だったがすでに他にも客の姿が。カウンター席に座ってランチの2つのセットの中から「Aセット」を選んで注文した。店には色々なインドの小物が飾ってあったり、香辛料のボトルが飾ってあったり、あちらの音楽が流れている。主人と給仕の女性の2人。女性はあちら方面の女性だが日本語はペラペラ。主人が鉄板でドーサを焼いているのが見える。Aセットにはカレー3種、つけ合わせ、マサラドーサ、ライス、飲み物が付く。

しばらくしてステンレスプレートに盛られてAセットが登場。それぞれの料理が丁寧に説明されるが、女性が早口なので覚えきれないので適当に食べ始めた。カレーは「サンバール」、それに「カリフラワー」「緑豆」の3種(たぶん)。葉っぱの上には2種類の「チャツネ」。「ライス」は白と黄色の2種。これに「マサラドーサ」というじゃがいもの入ったモチモチとした生地、それに煎餅みたいにパリパリで塩気のある「パパド」、漬物「アチャール」、酸味あるヨーグルトのような「ライタ」と盛り沢山(←覚えられないので後から調べました)。

向こうでもワンプレートで混ぜながら食べるらしいので、適当にあれこれつけたり、混ぜたり、直接すくったりしながら食べ進んでいく。複雑なスパイスの旨味と香り。辛さはもちろんあるが、とげとげしいものでなくじわじわとくる感じ。あぁ、旨い。プレートの上でそれぞれがだんだんと混ざって複雑な味になっていく。よくあるインド・ネパールの店で食べるカレーは油で重くて、ナンもやたら大きくて食後感が良くない事が多いが、やはり南インドのミールスはスッキリと食べられてイイ。早々にライスが無くなったが、主人が向こうからお代わりを訊いてくれ、お願いすると最初の2倍位の量のライスにサンバールをぶっかけてくれ、器にも一杯になるまで足してくれる。どれだけでも食べられそうだが、きりが無いのでプレートを空にして食べ終えた。

飲み物は「チャイでいいですか?」と訊かれてうっかりハイって言ってしまったが、やはり自分には甘すぎて合わなかった。次に来た時は飲み物をどうするか考えておかなくちゃ。それにしても満足。店の壁には「手食歓迎」の文字があるが、自分が試す日は来るのだろうか…。(勘定は¥1,200)

 

南インド家庭料理 カルナータカー

名古屋市名東区豊が丘1809

 

( 藤が丘 ふじがおか 藤ヶ丘 ミールス 南印度料理 南インド料理 インド料理 家庭料理 定食 ランチ セット ドーサ サンバル ) 

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志蕎庵 江月 @名古屋市名東区・引山

2016年11月13日 | 名古屋(名東区・天白区)

名古屋で蕎麦といったら必ず名前の挙がる人気店、出来町通の引山の交差点にある「志喬庵・江月」。まだまだ日差しが強く暑かったある日の訪問。初めて店へ行ってみた。店の隣ひとつ挟んだ駐車場に車を停めるが、さすがは人気店、時分どきとあって店内は満員。待ちが3組も。待ち椅子も塞がっていたので居場所がない。狭い店内で、人が食べている傍で立って待つのはいかがなものかと、暑かったけれど「外で待ちましょうか」とこちらから声を掛けると、給仕の若い女性は「はい、お願いします」と。強い日差しの下、自分が外で待っている間にも次々と客がやってきて暖簾をくぐって中に吸い込まれていく。でもその人達は全然出てこない。え?後から来たその人達は中で待たすの? じゃ、外でひとり待っている自分はただの阿呆か…。やっと呼ばれて中に入ったが、案の上、レジ付近はごった返しているし、自分より後から来た人達は涼しい顔で待ち席で座っている。うーん、なんだかな…。

ま、それはさておき、相席の大テーブルに座って「せいろ」を注文。(そばの前にあまり飲みたくない)蕎麦茶が置かれる。しばらくして出てきた蕎麦は瑞々しく、角が立った端正な姿。自家製粉、十割、手打ちだそうだ。つゆはキリッとした辛汁で好み。しっかりと締められた細切りの蕎麦を手繰る。少しつゆが少ないが、暑かったので冷たい蕎麦の口当たりが心地良い。なかなか旨い蕎麦だ。食べた終わった後に置かれた蕎麦湯はとろみの強いもの。一緒に置かれた徳利の中にはつゆがたっぷり。これ、最初から出しておいて欲しかったナ…。その代わり蕎麦湯はたっぷりいただけたが。炎天下でひとり待たされたこともあって、ちょっと後味が悪い初訪問になってしまった。涼しくなってきたから次は落ち着いて頂くことが出来るだろうか(←人間が出来ていないゾ)。(勘定は¥900)

志喬庵 江月

愛知県名古屋市名東区引山3-110

 

( 引山 ひきやま しきょうあん こうげつ 蕎麦 蕎麦切り そば そばきり 十割蕎麦 自家製粉 手打蕎麦 行列 )

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