蕎麦を誘うと重い腰を上げることの多い妻を連れて車を出し、愛知県一宮市の「桔香草」へ。訪れるのは初めて。店は幹線道路沿いとはいえ、繁華な場所から遠い長閑な場所にある。店に到着すると駐車場がいっぱい…。停めることは出来たものの、入口には待ち客も出ている。中で2人と告げると呼び出し器を渡され外で待つことに。これを渡されるということは普段から混み合うのかもしれない。
ここからが長かった。回転はよくなく、都合45分以上待ってやっと呼ばれ中へ。腹減った…。若い女性と年配の女性(女将?)が給仕。お願いしたのは自分が「海老天むす付きそば」、妻が「上ミニ野菜天麩羅そば」。蕎麦は北海道幌加内町産のきたわせ種の新蕎麦だそう。どちらも”もりそば十割”でお願いした。
しばらくして笊に盛られた蕎麦が運ばれた。本山葵と刻みネギ、それに胡麻豆腐が別皿に。蕎麦を手繰ってみると緑がかった色合いでエッジの感じられる硬めの食感。蕎麦を漬けて啜る。旨い。徳利に入ったつゆは濃くはないが辛めの味わい。「海老天むす」は四角い板海苔の上にご飯、でんぶ、大葉、そして甘く濃いたれで味付けした海老天がのっている。手巻きのようにしていただくようだ。この組み合わせだからもちろん外れは無いが、むすんでいないしちょっとたれの味が強いかな。お願いしてから出てきた蕎麦湯はとろみのあるタイプ。足してつゆを飲み干し、席で勘定をしてお暇した。(勘定は¥2,900程)
愛知県一宮市大赤見字西四氏2
( 一宮 いちのみや きっこうそう 蕎麦 そば切り そば 天婦羅 てんぷら 天婦羅 天むす てんむす 十割そば 十割蕎麦 手挽き )