ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Comin' On Home / Richard "Groove" Holmes

2025年02月13日 | ジャズ

Comin' On Home / Richard "Groove" Holmes (1971)

ジャズ・オルガニストのリチャード・”グルーヴ”・ホームズ(Richard "Groove" Holmes)がブルー・ノートから1971年に発表したアルバム「Comin' On Home」。彼を知ったのは90年代初め頃のレア・グルーヴの流行で。当時、ヒップホップやジャズ、その他の音楽で一般的ヒットはしなかったがかっこいい昔の音源が沢山掘り起こされ、そこでも多く取り上げられて自分の買ったコンピ盤にもよく収録されていた。決定的だったのはビースティー・ボーイズ(Beastie Boys)が92年に発表した「Check Your Head」。そこにその名も「Groove Holmes」というインスト曲が収録されていて、それが目茶苦茶かっこよかった。とはいえグルーヴのオリジナル・アルバムは持っておらず、今頃になって買ってみた次第。

多分このアルバムは彼の一番有名な作品じゃないのかな。冒頭の「Groovin' for Mr. G.」は数えきれない程コンピ盤に収録されていたし。もちろんこれが目茶苦茶カッコイイ。元々ハモンド・オルガンやフェンダー・ローズの音が大好きなので、どうして今まで買わなかったかと。ただ、いくら好きでもこういう音楽はアルバム1枚通していいのは稀で、どうしてもソウルやロックのカヴァーが入って、途中でデパートのBGMみたく感じてしまう瞬間があるんだよなァ。この名盤でもそういった面は全く無いかと言われると…。

ネットショップにて購入(¥680)

  • Label ‏ : ‎ Blue Note /EMI
  • ASIN ‏ : ‎ B000065TS6
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Miles Davis Quintet 1965-'68 / Miles Davis Quintet

2025年01月13日 | ジャズ

 

Miles Davis Quintet 1965-'68 / Miles Davis Quintet (1998)

ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)、ロン・カーター(Ron Carter)、トニー・ウィリアムス(Tony Williams)が在籍したマイルス・デイヴィス・クインテット(Miles Davis Quintet)のスタジオ録音を時系列で収録した6枚組ボックス・セット。布張りボックス、金属背表紙の豪華版。オリジナル・アルバムで言うと65年の「ESP」から68年と「Filles de Kilimanjaro」までで、未発表テイクが13曲加えられている。この時代は”黄金のクインテット”とも呼ばれる人気の時代だ。こうして時系列で聴くことに意味があるのかどうかという話だが、安くなっていたのでつい買ってしまった。このメンバーなら漏らさず全部聴きたいというファンは多いだろうから需要はしっかりあるのだろう。

興味深いのはメンバーが作曲した曲を多く取り上げているところ。後に(当然のことながら)メンバー各自の代表曲にもなっていて、この時期のマイルスはメンバーからアイデアを吸い上げて(絞り取って?笑)、スタンダード曲の演奏を繰り返すジャズを次の段階に持っていこうとしていたのだろう。最初の方はまだ”普通の”ジャズだが、だんだんフリー・フォーム的な演奏が混じってくる。当然この時代なのでロックやベトナム戦争、ブラック・パワーという社会的影響も大きかったろうとは思うが、それでもまだ後の大きな変化と比べれば黎明期といった感じ。一番変化が感じ取れるのはトニー・ウイリアムスのドラムスかな。果たしてつまみ聴きでなく、この6枚を聴き通すパワーと時間が自分にあるかどうか(←今のところ、無い・笑)。

中古店にて購入 (¥2,250)

  • Label ‏ : ‎ Sony/Columbia
  • ASIN ‏ : ‎ B0000062G5
  • Disc ‏ : ‎ 6
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The Sidewinder / Lee Morgan

2024年12月11日 | ジャズ

The Sidewinder / Lee Morgan (1964)

格安ワゴン・セールでの購入。あまりにも有名な作品だし「確か家にあったよなー」と思いつつも、激安なので間違っていてもいいやという不遜な気持ちで購入(家に帰って見たらやっぱりあった・苦笑)。ブルー・ノート・レーベルのコンピはもちろん、”ジャズの名曲”なんていうコンピにも必ず入るリー・モーガン(Lee Morgan)の64年のリーダー作品。参加メンバーはトランペットのリー・モーガンを始め、ジョー・ヘンダーソン(Joe Henderson, T.Sax)、バリー・ハリス (Barry Harris,Pf.)、ボブ・クランショウ (Bob Cranshaw,Bass)、ビリー・ヒギンス (Billy Higgins, Ds.)。

当時レーベル創設以来の売上だったというこの作品。きっとタイトル曲は誰しもが聴いたことあるんじゃないか。ちょっとファンキーな感じもあって何度聴いてもかっこいい。じゃ2曲目以降も聴いているかというと…、自分もこれが2回目の購入というのにちょっとあやしい(苦笑)。リー・モーガンにとってこのアルバムはカムバック作品だとのこと天才トランぺッターとして18歳でプロ・デビューしたにもかかわらず、当時のジャズ・ミュージシャン定番の薬物中毒…。改めて通しで聴くと、彼のトランペットの旋律がいかに洒落ているか分かる。最近、昔取った杵柄のフルサイズ・オーディオを再構築し始めているのでベースを効かせた大音量で聴いてみたが、痺れる。やっぱり音楽はイヤホンとかで聴いてちゃダメだな。

中古店にて購入(¥165)

  • Label ‏ : ‎ Blue Note Records
  • ASIN ‏ : ‎ B00000IL26
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Miles Davis At Newport 1955-1975 / Miles Davis

2024年05月10日 | ジャズ

 

Miles Davis At Newport 1955-1975 / Miles Davis (2015)

マイルス・デイヴィス(Miles Davis)のブートレグ・シリーズ第4弾「Miles Davis at Newport 1955–1975: The Bootleg Series Vol. 4」。ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルの演奏を年代順に並べたCD4枚組。全部ロードアイランド州のニューポートでの演奏かと思いきや、ずっと同じ場所でやっているフェスという訳ではないらしく、ニューヨーク、ベルリン、スイスなどでの演奏も含まれているとのこと。1955年から始まり、58年、66年、67年、69年、71年、73年、そして75年(1曲のみ)が収録されている。マイルスのブートレグ・シリーズの常として全てが未発表音源という訳ではなくテーマに沿って音源が集められているので、過去に発表されたアルバム(ジャケ写真下)が丸々収録されていたりしてやや水増し気味。

 

マイルスのキャリアは、それ自体がジャズの歴史といっても差し支えないぐらい音楽性も広範囲に渡っているので、ここでもかの名盤「Kind Of Blue」期から、第2期黄金クインテット期、そしてエレクトリックでロックと融合した「Bitches Brew」期などヴァラエティに富んだ演奏をまとめて聴くことが出来る。参加しているメンバーは物凄いのひと言。マイルス当人がメンバーを発掘してのプロデュース能力を発揮していたので、とても書ききれないが時代を経てほぼ全員が大物、あるいは大物になった猛者ばかり(もちろんマイルスと一緒にプレイしたことで箔が付いたのだろう)。ブートレグ(海賊盤)でも有名だった音源が多いので音質は総じて良く、聴くのに支障は無い。自分は一部の時代を除いてエレクトリック期から入ったので、もちろん馴染みがあるのは後半。でもやっぱりしっかりジャズをしている”クール”な50年代のマイルスのミュートしたトランペットも最高にカッコイイ。シリーズの他のセッション物は延々と同じような演奏が続いて正直飽きることも多いが、こちらはだんだんフリースタイルなジャズになっていくその進化の様子も伺えて興味深く聴くことが出来た。

ネット・ショップにて購入(¥2,473)

  • Label ‏ : ‎ Sony Legacy
  • ASIN ‏ : ‎ B00WNII7YS
  • Disc ‏ : ‎ 4
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Organ Grinder Swing / The Incredible Jimmy Smith

2023年10月07日 | ジャズ

Organ Grinder Swing / The Incredible Jimmy Smith (1965)

ジャズ・オルガンの王様、ジミー・スミス(Jimmy Smith)が1965年にヴァーヴから発表したアルバム「Organ Grinder Swing」。ギターをケニー・バレル(Kenny Burrell)、ドラムスをグラディ・テイト(Grady Tate)が担当する3ピース。なにしろ名前に”Incredible”って入っちゃってるんだから凄いのは間違いない(笑)。今まで何枚もジミー・スミスのアルバムを購入しているが、不思議とよく聴くアルバム、あまり聴かないアルバムと分かれてしまう。彼といえばブルー・ノート時代のクールなのももちろん必聴だろうが、どちらかというと自分はヴァーヴ時代の音が好き。より泥臭くてファンキーな感じがするからかな。

アルバムはもちろんアップ・テンポ、スロー・テンポ、様々なスタイルの彼のゴキゲンなオルガンがたっぷり。でも3ピース・バンドということもあってシンプルな演奏なので、ギターもかなり重要になってくる。ブルー・ノート時代はずっと3ピースだったそうなので、元のスタイルに戻したということみたいだ(知らなかった)。オルガン・ジャズって一歩間違えばデパートのBGMみたくなりがちだが、流石にここでの彼のオルガンはスローな曲でも緊張感があってそんな風にはならない。「アァッ」だの「ウッ」だのジミー・スミスだろう呻き声が入るのがリアル。一発録音なんだろう。

中古店にて購入(¥550)

  • レーベル ‏ : ‎ Polygram Records
  • ASIN ‏ : ‎ B0000046XC
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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Original Album Classics / Thelonious Monk

2023年08月08日 | ジャズ

Original Album Classics / Thelonious Monk (2007)

このブログではお馴染みの簡易紙ジャケ5枚組「Original Album」シリーズ。今回購入したのは以前に1968年の「Underground」を買って気に入ったセロニアス・モンク(Thelonious Monk)。収録されている5枚は以下の通り。

・Straight, No Chaser (1967)
・Underground (1968)
・Criss-Cross (1963)
・Monk's Dream (1963)
・Solo Monk (1965)

代表作「Straight, No Chaser」には「Japanese Folk Song」と題された日本の曲「荒城の月」も収録。1962年から70年までのコロンビアとの契約時代のモンクは、それまでと違ってしっかりとしたプロモーションもあって売れ行きも良かったようだ。ここにも収録されている1963年の「Monk's Dream」は彼のキャリアで一番の売上げだったとか。自分は彼のキャリアをよく知らないので、この5枚を彼のコロンビア時代の代表作とみていいのかよく分からないが、スタジオ作品であってもミスタッチを気にせず、外した音も含めてモンクといった感じ。これ、かっちりとした演奏をするアーティストだったら気に障ってしょうがないんじゃないか(笑)。鍵盤を激しく叩いてガンガン前に出るといったプレイの曲は意外と多くないのだが、バンドとのグルーヴを止めない自然体の演奏が楽しい。

ネット・ショップにて購入(¥1,350)

  • Label ‏ : ‎ COLUMBIA
  • ASIN ‏ : ‎ B000UO7IM4
  • Disc ‏ : ‎ 5
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Underground / Thelonious Monk

2023年05月31日 | ジャズ

Underground / Thelonious Monk (1968)

Columbia(コロンビア)から1968年に発表されたセロニアス・モンク(Thelonious Monk)のアルバム「Underground」のリマスター盤CD。ボーナス・トラックが3曲追加されている。何といってもこのジャケが最高。ナチの将校を縛り上げて悠々とピアノを弾くモンク。肩には銃が掛かっているし、壁に”Vive la France”とあるのでフランスのパルチザンか何かの設定だろうか。このジャケット、アナログ盤でも欲しいなァ。プロデュースがテオ・マセロ(Teo Macero)だとは知らなかった。68年というとマイルス(MIles Davis)の「In A Silent Way」の直前といったタイミング。

モンクのピアノは流麗とか正確無比とかのタイプではなく、タイトルに自分の名前を冠した01「Thelonious」から始まるアルバムはタッチも粗いし音も外すけれど、何とも言えずいい雰囲気。ピアノじゃなくて打楽器のよう、なんて言う人も居るがなるほどよく分かる気がする。曲調は様々だが全体的にポップで、演奏途中には呻き声も入っていたりしてライヴのような生々しさも感じられていい感じ。マイルスのアルバムでは切ったり貼ったりの編集でアルバムを構築したテオだけれど、ここではどんな録音方法だったんだろう。モンクはこのすぐ後、70年代半ばまでには健康上の理由で表舞台から姿を消し、その後82年に亡くなるまでの10年間には録音もライヴもほとんど出来なかったのだとか。

ネット・ショップにて購入(¥880)

  • Label ‏ : ‎ Sony
  • ASIN ‏ : ‎ B0000AVHBO
  • Disc ‏ : ‎ 1

 

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The Scene Changes / The Amazing Bud Powell

2022年12月18日 | ジャズ

The Scene Changes / The Amazing Bud Powell (1959)

1959年にブルー・ノートから発売されたバド・パウエル(Bud Powell)のアルバム「The Scene Changes」。冒頭の「Cleopatra's Dream(クレオパトラの夢)」は数多のテレビ番組等のジングルに使われたので知っている方も多いだろう。なんて知っている振りをしているが、自分は彼のアルバムは他に1枚しか持っておらず、件の曲も名曲として確立されているのでコンピレーション盤で聴くことが圧倒的に多かった。このアルバムでのベースはポール・チェンバース(Paul Chambers)、ドラムスはアート・テイラー(Art Taylor)が担当している。

気持ち良く鍵盤を転がるわりにははっきりとしたタッチのピアノが心地良い。でもこのアルバムが録音された時期は麻薬やアルコールのせいで精神疾患を患っており、指の動きを含めて彼のキャリアからいくと”不調期”に当たるのだそうだ。才能っていうのは恐ろしい…。そうやって知ってから聴くと一部は指がもたついているようにも聴こえなくもないが、さすがにそれは自分の先入観のなせるわざだろう。ピアノの向こうに終始うめき声ともつかない声が聞こえるのは彼の特徴で、演奏中に出てしまう声をマイクが拾っているのだとか。

中古店にて購入(¥290)

  • Label ‏ : ‎ Blue Note Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000005H5B
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Transformation / Tal Wilkenfeld

2022年11月30日 | ジャズ

Transformation / Tal Wilkenfeld (2007)

オーストラリア出身のベーシスト、タル・ウィルケンフェルド(Tal Wilkenfeld)。自分が彼女を知ったのは衛星放送かなんかで観たジェフ・ベック(Jeff Beck)のバンドに参加した2008年の「Performing This Week...Live At Ronnie Scott's」で(後にCDとDVDで買い直すほど気に入った)。可愛い顔をしてなかなか凄いベースを弾いていて、ベックらも観客も彼女が可愛らしくて仕方がないといった様子が微笑ましかった。どうして彼女がベックに抜擢されたのかという経緯はよく知らないのだが、同時期に発売されていたこのソロ・アルバムを見付けたので聴いてみた。

バンドの面子はよく知らないが、いわゆる”ジャズ・フュージョン”あるいは”ジャズ・ロック”の範疇で、ベース・ギタリストのリーダー・アルバムらしい仕上がり。こういう音楽の常でいわゆる代名詞となるようなヒット曲は生まれにくいし、ヴォーカルは無いのでどうしても他の同趣向のアルバムと印象は重なりがちだが、若干21歳(当時)でこの堂々としたプレイよ。作曲も全て彼女だそう。15歳でオーストラリアを出るまでCDを3枚しか持っていなかったというのだから、天賦の才能っていうのはやはりあるんだな。ジェフはもちろん、楽屋裏で挨拶してきたあのミック・ジャガー(Mick Jagger)に「お名前は?」と訊いたというのだから凄い(笑)。セカンド・アルバムは2019年に出ているようだが、そちらはヴォーカル入り。サンプルを聴いたけれど結構低い声なのに驚いた。そちらも買ってみようかな。

ネット・オークションにて購入(¥589)

  • Label ‏ : ‎ Ais
  • ASIN ‏ : ‎ B000UZ4GOQ
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Emergency! / The Tony Williams Lifetime

2022年11月06日 | ジャズ

Emergency! / The Tony Williams Lifetime (1969)

若干17歳の時にマイルス(Miles Davis)に起用され、その才能を世間に知らしめたトニー・ウイリアムス(Tony Williams)。彼がマイルスのバンドから抜け、1969年に発表したのがこのトニー・ウイリアムス・ライフタイム(The Tony Williams Lifetime)のファースト「Emergency!」。当時は2枚組だったそう。ギターにジョン・マクラフリン(John Mclaughlin)、オルガンにラリー・ヤング(Larry Young)という気鋭の実力者を起用し、フリー・スタイルの音楽を展開している。自分はもちろんマイルスで彼のドラムスを聴いていたので、マイルスと離れてどんな音楽を演ったのか気になっていたが、やっと購入した次第。当時からこれがジャズなのかロックなのかと議論が交わされたのだとか。

ドラムスの技術的なことは全然分からないが、革新的と言われた彼のドラム・プレイは現在でも様々なアーティストに影響を与え続けているらしい。現在ではジャズ・ロックとかフュージョンとか様々な呼び方がある訳だが、69年時点ではまだ説明が難しかったのだろう。意外だったのはヴォーカルというか語りというか、トニーの声(だと思う)が入っていること。上手いとは言い難いが、スタイルとしては斬新。図らずも(図って?)この後は御大マイルスもエレクトリックな方向に進む訳だが(時系列で調べていないから正しいか分からないが)トニーからの影響というのもあったに違いない。ラリー・ヤングといえばこの時期、ジミ(Jimi Hendrix)ともプレイしていたんじゃなかったっけ。バンド名やジャムっぽい即興的な演奏など、ジミからの影響もかなり伺えるのが興味深い。それだけ当時のジミの存在って特別だったんだろうなァ。ジミがもう少し長生きしてこれらのアーティストと一戦交えていたら…。

ネット・ショップにて購入(¥570)

  • Label ‏ : ‎ Polygram Records
  • ASIN ‏ : ‎ B0000047GA
  • Disc ‏ : ‎ 1
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