ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

寿々女 @岐阜県美濃加茂市

2018年09月27日 | 岐阜県(中濃)

中山道の宿場町なので何度も歩いたことのある美濃加茂市太田町(太田宿)周辺。銭湯があるというのを最近になって知り、夕飯前に入ってみた。入浴後はそこから歩いてすぐのとんかつの店「寿々女(すずめ)」へ。実は今までにも何回か訪れているのだが、日曜日だけは夜営業のみというのをよく知らずに、昼に来て数度振られていた。店に入るとカウンター席と少し腰高の小上がり席があった。小上がりの先客はもう盛り上がっていたが、こっちも負けていられない。カウンター席に座って瓶ビール(大瓶)を注文。アッチンチンの風呂から出たばかりで、湯上りのジュース1杯サービスも断ってきたので喉の渇きは極限状態。運ばれたキリンラガーをコップに注ぎ、ゴクゴクッと…ウメーッ。つまみとして「はちや豚・ロースかつ」を単品でお願いする。塩とわさびは最初から出て、ソースか味噌を選ぶということなのでソースでお願いした。

この店を知ったのはあるムック本でこの「はちや豚」を使った料理が紹介されていたから。あの有名な高級干し柿「蜂屋柿」の皮を飼料にして育てているんだとか。丁寧な物腰でハンサムな主人が調理を始めている。しばらくして出された「はちや豚・ロースかつ」は細目に包丁が入れられている。まずは塩で。うん、脂の甘さが引き立つなァ。やや脂身多めの部位だったが重くなく、旨い。細目の衣も自分好み。わさびをつけたり、ソースとからしをつけて食べたりしてビールで口中の脂を洗い流す。旨いかつにビールだもの、最高だ。お勧め通り最近とんかつで流行っている塩も旨かったが、自分はやっぱりソース(中濃)にからしで食べるのが好きだ。(勘定は¥1,830)

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↓ 太田町の路地の中にある「音羽湯」へ。畳敷き、木のロッカー、天井扇、置いてある石油ストーブ、全て現役だ。浴場はだいぶくたびれていてシャワーが無いのが残念だが客足はしっかり。真ん中にあるタイル浴槽の湯は江戸の老舗銭湯にも匹敵するかの如き熱さ。熱いお湯が好きな自分もさすがに…。銭湯の料金は決められているはずなのにここだけ入浴料が安いのは何でだろう。

 

 


 

とんかつ 呑喰処 寿々女

岐阜県美濃加茂市太田町1868-2

 

( 岐阜 ぎふ 美濃加茂 みのかも 美濃太田駅 すずめ とんかつすずめ はちやぶた 蜂屋豚 銭湯 )


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