ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ブラウン @岐阜県岐阜市 (2)

2025年03月06日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市内で用事があったある平日の午後、小休憩に立ち寄ったのは小熊町の鮎鮨街道沿いにある喫茶「ブラウン」。時季になるとバラ(多分)が満開になる入口も冬は落ち着いた雰囲気。久しぶりの訪問だったが、ドアを開けて中に入るとご高齢で上品な主人夫婦は健在。外れた時間とあって8つ程あるテーブル席に先客は1名のみ。いつかここでランチをとは思うが、生憎この日も昼食は他所で済ませたあと。「コーヒー」だけお願いした。

主人が淹れた「コーヒー」を女将さんが運んでくださる。豆菓子とルック・チョコレート付き。少し苦味のあるコーヒーを啜ってひと息つく。店内を見回すと、ブラケット照明や意匠を統一した木製の照明に茶色のビニールソファと、相変わらず落ち着いた雰囲気で本当に居心地が良いし、小さい棚に入った本や雑誌もセンスが良い。傘が無いのに今にも降りそうな天気になってきたのでお暇する。次こそは「カレー」か「スパゲティー」を。(勘定は¥450)

以前の記事はこちら (1

 

 

コーヒーハウス ブラウン (BROWN)

岐阜県岐阜市小熊町2-18

 

( 岐阜 ぎふ 喫茶ブラウン COFFEE BROWN 喫茶 純喫茶 ランチ サンドイッチ サンドウィッチ カレーライス 鮎鮨街道 )

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幸 @名古屋市千種区・池下 (2)

2025年03月05日 | 名古屋(千種区・守山区)

久々に愛工大名電近くにあるカレーの「幸」へ。バスに乗って来たのだが、車内の制服を着た高校生はみな標準語ばかり。少しくらい名古屋弁が聞けるかと思ったが自分が聞いた限り皆無。確かに自分の子供も自分ら世代のような話し方はしないもんなァ…。閑話休題。実は少し前にも来たのだが、店前に待ちの並びが出来ていて「戸田屋」に行ってしまった。相変わらずの外観。この日は少し遅い時間になったが、幸いまだ”営業中”の札(写真下1枚目)が出ていたのでガタつくドアを開ける。店内は以前と変わらず。テーブルは埋まっていたが、ほとんど男性の1人客ばかり。何となく依然と比べて丸くなった印象の女将さんに「カツハヤシ」をお願いした。「ごはん少なめで」と伝えたのだが多分聞いていないかな(笑)。

すぐに「カツカレーね?」と皿が置かれたが「違うよ、カツハヤシ」と制止。それでも程なくして正しい「カツハヤシ」と「サラダ」が供された。「カツハヤシ」は楕円の皿に盛られている。紅生姜添えで、てっぺんにはグリーンピース。色はほとんどカレーと変わらない。早速スプーンを入れていく。ソースはかなりの甘口。ケチャップ系ではない独特な味わいものだが、この甘さはちょっと好みとは違うな。ごはんの量は普通(ということはやっぱり少なめは通っていなかった?)。「サラダ」は千切りキャベツにトマト、それに小さい唐揚げがのっている。ドレッシングは酸っぱいの(←これがイイ)。パクパクッと食べていると皿を見た女将さんが「お兄さん、早っ!」と皿を持って行こうとする。サービスでお代わりをしてくれるつもりなのだ!あわてて「いやいや、お代わりは無理っ」と制止。ほんと、サービスが良過ぎるんだから(笑)。食べ終わって勘定をお願いすると、また「はっや!」「早喰いは何とやらって言うけど、お兄さんはあんま太っとらんね。」と(苦笑)。相変わらず申し訳ないような金額を支払って店を出た。(勘定は¥450)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 以前は気付いていなかったが、交差点でふと建物を見るとクラシカルな装飾が付いた壁面が目に入った。お好み焼の「かわきゅう」(建築詳細不明)。現役の店舗だが、ずっとこの店ではなかったはず。前はどんな店だったっけ。

 

 


 

 

 

カレー幸

愛知県名古屋市千種区若水3-5-27

 

( 名古屋 なごや 池下 いけした カレーゆき カレーユキ 幸 ゆき カレー カレーライス ハヤシ ハヤシライス 近代建築 )

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Queen Of Rock 'N' Roll / Tina Turner

2025年03月04日 | ソウル・ファンク・R&B

Queen Of Rock 'N' Roll / Tina Turner (2023)

2023年に亡くなったティナ・ターナー(Tina Turner)。自分が彼女の音楽を初めて聴いたのは、中学生位の時にレンタル・ビデオ・ソフト(死語)でアイク&ティナ・ターナー(Ike & Tina Turner)時代の映像を観てだったと思う。当時は過去のアーティストだと思っていたが、その後1984年発売のソロ作品「Private Dancer」が大ヒットして復活し、MTVなどの影響もあって完全に第一線に返り咲いた。元々色んなアーティストにリスペクトされている彼女なので数々の共演もあったな。晩年はなかなか活動が聞こえてこなかったが、50年代から活動をはじめ、1960年には舞台に立っていたというから充分に長いキャリアだ。

こちらはティナを”ロックンロールの女王”と奉っての3枚組のアンソロジー。逝去後すぐに編纂された追悼盤のひとつ。1曲目が1975年のツェッペリン(Led Zeppelin)のカヴァー「Whole Lotta Love」だから、それ以前のアイクとのソウル期の楽曲は無し。ボウイ(David Bowie)やクラプトン(Eric Clapton)、ブライアン・アダムス(Bryan Adams)らとの共演曲もばっちり収録。正直ロック色の強くない曲もあるので、”ロックンロールの女王”というタイトルのコンピとしては焦点がぼやけてしまっている気がしないでもないが、シングル・カットされた曲を中心にまとめてあるそうだし、3枚組というヴォリュームだけあって彼女のソロ・キャリアを総括するという意味では充分な内容になっている。自分は最後期の曲をあまり知らなかったので新鮮だった。

ネット・ショップにて購入(¥2,350)

  • Label‏ : ‎ PARLOPHONE
  • ASIN ‏ : ‎ B0CJVP5DW3
  • Disc ‏ : ‎ 3
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YAMAKAWA @岐阜県可児市

2025年03月04日 | 岐阜県(中濃)

正月前に酒を仕入れておこうと向かったのは岐阜県可児市の「酒の番人・YAMAKAWA」(古い話ですみません)。以前は正月前ともなると和洋色々な酒を揃えたり、酒屋からビールサーバーを借りて親戚連中が集うのに備えていたけれど、父も亡くなり、コロナ禍も過ぎ、自分達の子供世代があまり酒を呑まないので宴は縮小気味。加えて年末や新年の挨拶でいただく酒が1升瓶で何本も集まるのでとても1月中には消費出来ず、以前ほど買わなくなっている。それでも同じ酒ばかりではつまらないので、検索して初訪問。店はまだ真新しく、今巷では人気のウイスキーを全く扱っていないのが珍しい。店内の日本酒の品揃えもこの近辺では珍しいものもあり楽しい。ここいらで中国地方の酒を普通に扱っている店は珍しいナ、という訳で、雰囲気で選んだのはどちらも山口県の「東洋美人・花文字・純米大吟醸」(萩市)と「・純米吟醸」(宇部市)。

 

昔は華やかな吟醸酒も自宅に置いていたが、最近は火入れしてどっしりとした純米酒や本醸造酒ばかり。冷たいのは店で呑むことが多い。「東洋美人」は精米歩合が50%だそう。冷えていてもしっかりと甘さを感じて華やか。自分にはちょっと綺麗過ぎる口当たり(笑)。おせち調理や日本料理に合わせてみたけれど、最初の1杯はいいがこれをずっと呑み続けるのは辛い。でも洋風な料理で試してみたらずっと良かった。「貴」の精米歩合も50%。ん、じゃ純米大吟醸と同じ? 味わいの傾向も似ているかな。ただこちらの方は香りは控えめ。なのでひやでも少し燗してもいい感じ。同じ精米歩合でも違うのが面白い。ま、自分にはどちらも綺麗過ぎるということで(笑)。(勘定は¥6,400程/2本)

 

日本酒・焼酎・ワイン専門店 酒の番人 YAMAKAWA

岐阜県可児市広見1728-1

 

( 可児 かに やまかわ 山川酒店 酒屋 酒店 酒販売店 日本酒 長州 )

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えん @岐阜県大垣市

2025年03月03日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県大垣市の258号線沿いにある喫茶店「えん」へ。以前に立ち寄った「松葉吉原」のすぐ近く。”本格派ドリップコーヒー”の文字看板が外壁に。年季の入った昭和風情の店内は沢山のテーブル席がある。高齢のご夫婦でやっていらっしゃるようだが、給仕の女性が2人も居るので時分どきは忙しいのだろう。壁にはとんかつやハンバーグ、ランチの掲示があるが、その他にも紙で貼られた品がいくつも。ハンバーグだけでも6種類もあったので迷ったが、その中から「えん風ハンバーグ(黒こしょう味)」をお願いした。すぐに紙ナプキンの上にナイフ、フォーク、箸が用意され、ふりかけが置かれた。

しばらくしてジューッと凄い音を立てて鉄板に盛られた「えん風ハンバーグ」が運ばれた。一緒にご飯と味噌汁も置かれたが、ご飯は深い飯碗にパンパンに詰まっている。やっちまったか…。ハンバーグは”黒こしょう”から想像したものとは違い、とろみのある照り焼きっぽいソースがかかっている。口にしてみると確かに胡椒は効いているが、これはハンバーグ自体に味付けしてあるのかな。どちらにせよご飯が進む味付けで旨い。付け合わせは目玉焼きに玉ねぎにフライドポテト。味噌汁は豆腐とわかめの入った白味噌仕様。ご飯は食べ切れないかもと思っていたが、残せない性分なので何とか完食。壁にあった「名代・とんかつ・みぞれ」や「味自慢・五目チャーハン」、B、C、S、の各ランチなど、気になる品はまだ沢山。次も腹を空かせて行ってみよう。(勘定は¥900)

 


 

↓ 以前にも訪れた林町の看板建築(建築詳細不明)。スクラッチタイルを使用した洋風な意匠で、上部に屋号と思われる変体仮名の文字看板跡がかろうじて残っている。ただ欠けていて判読出来ず。どんな商売をやっていたんだろう。

 

  

 


 

 

えん

岐阜県大垣市島里2-83

 

( 大垣 おおがき えん 喫茶えん 喫茶 喫茶レストラン ランチ ハンバーグ とんかつ サンドイッチ 近代建築 看板建築 )

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