ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

SHIGE @岐阜県各務原市

2025年03月13日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市にある”ぴり辛ら~めん”の店「SHIGE」へ。店は国道21号線から少し入った路地にある。向かいにある「三柿野飯店」は主人のご両親の店。こちら以前は岐阜市内に店があった。その頃から何度も訪れているし、移転後も訪れてはいるが随分と久しぶり。広いフロアにカウンター席とテーブル席が4つ。主人の他に若い子が手伝っているが、ひょっとして昔チャイルド・スペースに居たまだ小さかったお子さんだったりして(未確認)。こちらは看板にもある通り移転前からずっと”ぴり辛ら~めん”がウリ。あれからずーっとスタイルが変わらないのは凄い。もちろん「ぴり辛ら~めん」をお願いした。

しばらくして運ばれた「ぴり辛ら~めん」は、鉢の中を見ると昔と変わらず丁寧な仕事ぶりが伺える。具材は、ミンチ、もやし、細かく刻んだニラ、スープに黒く浮いているのはマー油かな。薄茶色に濁ったスープは胡麻の風味がたっぷり。味噌のような醤油のような独特の味。姿や構成は似ているが、所謂”担々麺”ともちょっと違う。麺はぷるんとした口当たりの中太ストレート麺。食べ進むうちにじんわりと汗が滲んでくる。赤いものは見当たらないのにしっかりと辛さがやってきて鼻水も不可避。クセになる旨さでレンゲが止まらない。あやうく全部飲み干しそうになった(←もうそういうことをする歳ではない)。(勘定は¥900)

帰りがけに主人に向かいの店の事を訊くと、やってはいるが(高齢なので)閉めている日も多いのだとか。

 

 

ぴり辛ら~めんの店 SHIGE

岐阜県各務原市鵜沼川崎町2-67

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら シゲ しげ ピリ辛ラーメン ぴりかららーめん ラーメン 中華そば みかきのはんてん 中華料理 )

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Brian James (1955-2025)

2025年03月12日 | パンク・ニューウェーヴ

Music For Pleasure / The Damned (1977)

好きなアーティストの訃報ばかり。もうこれからはこんなんばっかりなんだろうなァ…(涙)。今度は元ザ・ダムド(The Damned)の初代ギタリスト兼ソングライターのブライアン・ジェームス(Brian James)が亡くなった。近況は全然知らなかったので突然でビックリ。それでも70歳だったそうだから驚く歳でもないか。自分は後追いではあったがダムドのファースト・シングル、それにファースト・アルバムは、オリジナル・パンクを語る上で外すことが出来ない歴史的名盤。自分は80年代後半にどちらもアナログで購入したが、中古でも特にスリーブ付きのシングルは安くなかった。でもそれより先にBBCのピール・セッション(The Peel Sessions)の12インチEP(ジャケ写下)を聴いていたかな。スタジオ一発録音ならではのバンドの生の勢いと、12インチ45回転ならではの高音質が最高だった。

飛びっきりカッコイイ彼らの最初期のほとんどの曲を書いていたブライアンがどうして早々にバンドを離れたのかは知らないのだが、その後、ソロや元デッド・ボーイズ(Dead Boys)のスティーヴ・ベイターズ(Stiv Bators)とローズ・オブ・ザ・ニュー・チャーチ(The Lords of the New Church)を結成するなど、それなりに活躍していた(しっかり聴いたことないけれど)。何度かダムドの再結成にも参加したはず。でもだんだんそうした活動も聞こえなくなり…。追悼は自分の大好きなダムドのセカンド・アルバム「Music For Pleasure」。もちろんブライアンも参加していて、ファーストと同様にほとんどの曲を書いている。曲も粒ぞろいで劣らずイイのに、なぜか印象が薄く過小評価され続けていると思う作品だ。プロデュースをパンクの天敵、ピンク・フロイド(Pink Floyd)のニック・メイソン(Nick Mason)が担当したからか、それともダサすぎるジャケットのせいか…。R.I.P.

 

 

   Brian James (1955-2025)

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コメダ珈琲店 今池店 @名古屋市千種区・今池

2025年03月12日 | 名古屋(千種区・守山区)

現在は1,000軒以上もの店舗があるという「コメダ珈琲店」。特にファンドに事業承継されてからの出店ラッシュは物凄い。名古屋発のローカルチェーンだったのが信じられないくらい。この日あまりに風が冷たくて避難に立ち寄ったのはそんなコメダのHPに名が載っていない「今池店」(訪問1月)。創業は昭和48年(1973)で、現存する店では「高岳店」に次ぐ古さで5番目に出来た店だという(※高岳店は4店舗目)。所謂”オールドコメダ”と呼ばれる店舗のひとつ。何でも6番目の店からフランチャイズ化が始まったとかで、こちらは現在フランチャイズから抜けているのでHPに記載が無いのだそう。店は駅から南に下ったところにあるビルの1階。やっぱり少し雰囲気が違うし、窓に書かれた白字のフォントが古さを感じさせる。(↓ 写真下・名古屋の古い喫茶店で時々見るこのタイプのフォント、何て呼ぶんだろう?)。

店内は梁の見えるウッディな内装。それでも整った現行コメダと違い、雲のような異形のテーブルや、同じ赤い模様でありながらソファでなくて木枠の低い椅子、誰が造ったのか手彫りと思われるパーティション、独特の照明など全然雰囲気が違って素敵。ジャズが流れていて老齢の主人と給仕女性の2人でやっていらっしゃる。何人もの年配客がゆっくりと午後の時間を過ごしていた。こちら他のコメダと違って自家焙煎らしい。なので本当は普通に「レギュラーコーヒー」にしようと思っていたが、寒さで温かくて甘いものということで珍しく「ウインナーコーヒー」をお願いした。

運ばれた「ウインナーコーヒー」は豆菓子付き。これも現行コメダと違って市内のヨコイピーナッツの「いりゃあせ」。銘入りの分厚いカップとソーサーに注がれた「ウインナーコーヒー」は、熱々のコーヒーの上に冷たいホイップクリームがのる。熱いコーヒーを啜ると上唇に冷たいクリームが当たっていい感じ。だんだんコーヒーと馴染んでマイルドな味に。普段はほとんどコーヒーを甘くして飲まないので新鮮。旨かった。次はフードを食べてみたいが、若い後客に運ばれた旨そうなハンバーガーが巨大。現行コメダはよく知らないが同じものなのかな。(勘定は¥480)

 

 

珈琲所 コメダ珈琲店 (今池店)

愛知県名古屋市千種区今池1-29-14 杉浦ビル

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ コメダ今池店 コメダいまいけ コメダ珈琲今池店 コメダ珈琲 喫茶 喫茶店 ウインナコーヒー オールドコメダ 5号店 )

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㐂八 @愛知県江南市

2025年03月11日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市のとんかつ屋「㐂八(喜八)」へ。店は江南市役所を少し南に行った所のテナントに入っている。店構えからいくとかなり以前からある店のよう。暖簾をくぐって中に入ると、少し手前に傾いたカウンター席と小上がり席が2つとこじんまり。老夫婦でやっていらっしゃる。品書きは紙に書いたものが壁に貼ってある。選んだのは”当店自慢のみそかつ”と書かれていた中から「ロースかつ定食」を。すぐに女将さんが浅漬けと小皿に入った味噌だれを置いてくれた。

しばらくして「ロースかつ定食」が完成。定食が全てそうなのか分からないが、小皿に入ったがんもどきと湯豆腐付き。さらに市販の杏仁豆腐とカットバナナが付き、ご飯とわかめと豆腐の味噌汁が付く。凄いなァ。かつはなかなかの大きさで10切れぐらいに細くカットされている。付け合わせは千切りキャベツにハム、マカロニサラダ。味噌だれにちょんと付けていただいていく。味噌はちょっと甘めの味加減。細く切ってあるので衣は剥がれがちだが、飯碗に多めのご飯はどんどん進んでいくし、副菜が多いので嬉しい。健康になりそう(笑)。隣の後客が頼んだ野菜がゴロゴロ入った「かつカレーライス」が殊の外旨そう。次はそれか「㐂八特製タレ・かつ丼」にしてみようっと。(勘定は¥1,300)

 

とんかつ 㐂八 (喜八)

愛知県江南市木賀本郷町西127

 

( 江南 こうなん きはち とんかつ㐂八 とんかつ喜八 ロースカツ ヒレカツ みそ煮込うどん オムライス かつ丼 )

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とりせん @岐阜県岐阜市 (2)

2025年03月10日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市の弥八町の「とりせん」へ。縄のれんをくぐって中に入るとなかなかの盛況ぶり。自分が座ったらカウンター席も満席になった。給仕はおらず、以前と違って調理場も主人1人のみだからか、奥の小上がり席には客を入れていない様子。まずは日本酒の”ひや”と「鳥刺し三点盛り」をお願いした。時間がかかるだろう「骨付きもも焼き」も頼んだのだが「今は”骨外し”のみ」とのこと。残念。次から次へと入る注文は飲み物も含まれているから大変。主人は笑い飛ばして明るいが、大忙しで頼んだ酒もなかなか出て来ない。後から来た客は入店を断られていたりも。金曜の夜だというのに、やっぱり人手不足が深刻なのかな。

催促してやっと来た酒は黒松白鹿。1升瓶から大きめのグラスになみなみと注がれている。1合以上あるな。「鳥刺し」は、ササミ生、ササミ霜降り、砂肝生の3種。すり生姜と醤油でいただく。霜降りが特に旨い。フレッシュな生姜もいい感じ。本当は酒をグイッとあおってお代わりをしたいが、主人が忙し過ぎてなかなかタイミングが無く、チビチビと舐める。店内はだんだん煙くなってきた。声が掛からないので自分の品が通っているかも分からない。他の客の串は次々と出ていたりするので、こりゃもうダメかと立とうとすると、やっと「ももやってますんでー。」と。少し待って出てきた「もも」は照り焼き風味。旨いがちょっと焼きが甘いところも。酒のお代わりは止めて勘定してもらった。落ち着いた頃にまた来ようっと。(勘定は¥2,800程)

以前の記事はこちら (1

 

 

とりせん

岐阜県岐阜市弥八町21

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 弥八地蔵 とりせん弥八店 源蔵庵 若宮通 焼鳥 やきとり 焼き鳥 縄のれん 居酒屋 鶏料理 )

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