岐阜県多治見市の前畑町にある中華料理屋「中華天国」へ。どういう関係かは分からないが、本店は金山町で間違いないだろう。店は西側から来るとJR線をくぐったカーブの先すぐの所にありちょっと入りづらい。店前の駐車場には車が何台も停まっていた。店に入るとL字型のカウンター席と小上がり席が2つ。席は作業着を着た労働者でほぼ満席の盛況。入口近くのカウンター席が唯一空いていたので座らせてもらう。店は年配の夫婦(多分)で回していらっしゃる様子。自分のすぐ横の壁に貼ってある古い品書きの「加利飯(中華風カレー)」が気になったので女将さんにお願いする。通した注文の発音は「カーリーハン」。注文が重なっているようで調理場は大忙し。自分の席(L字の短辺)からは主人の調理がよく見えるので飽きない。
しばらくして中華鍋から大きな炎が上がり、具材の炒(チャオ)が始まった。そして「加利飯」が完成。中華スープ付きで紅生姜が添えてある。調理中、カレー粉はほんのひと匙入れただけのように見えたが、しっかりと餡はカレーの色に染まっている。具材は豚肉、白菜、ピーマン、人参、玉ねぎ、キクラゲ、といったところ。どれも中華包丁で大きめにカットされている。カレー餡は思ったよりもしっかりと辛さのあるもの。辛くて旨い。濃くて酸味のあるスープも啜りながら、額に汗を浮かべつつガツガツと食べていった。次は「四川飯」と「ラーメン」にしてみようかな。(勘定は¥680)
岐阜県多治見市前畑町4-85
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よくそんな所に気が付きましたね(笑)。