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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

きたがわ @名古屋市中村区・中村公園

2024年05月23日 | 名古屋(中村区・西区)

ある日の午後、中村公園駅近辺を散策。この日はかなりの陽気で歩いていると額に汗が滲むほど(訪問3月)。喉が渇いたなァと立ち寄ったのは豊國参道から脇に入った所にあるお好み焼の「きたがわ」。暖簾をくぐると店内は鉄板付きのテーブル席がいくつも。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。遅めの時間とあって先客は無し。でもこの店、朝からやっているみたい。座らせてもらい「ビンビール(大)」をお願いした。こちらお好み焼は関西焼、広島焼、それに焼きそば、もんじゃ、居酒屋メニューと品が豊富。用意されたメニューの他に、衝立などにも品が紹介してある。昼前に他で軽く食べたので、さすがにお好み焼1枚は食べられないかもと「とんぺい焼」をお願いした。

とは言っても自分は「とんぺい焼」ってあまり馴染みが無く、居酒屋でちょっと食べたことがあるくらい。しばらくして焼いて運ばれた「とんぺい焼」は薄焼きで、中に豚肉と刻んだキャベツ、そして上からマヨネーズ、ケチャップ、辛子が斜線状にかけられ、刻みネギがたっぷりとかかっている。上からかけたマヨネーズがちょっと多くて味が濃いが、ビールのつまみとしてはいい感じ。意外に量もあったので追加の居酒屋メニューはまた次の機会に。次は腹を空かせてきて一品で呑み、締めにお好み焼をいただこう。瓶ビールを呑み干して勘定してもらった。(勘定は¥1,200)

 

お好み焼 きたがわ

愛知県名古屋市中村区中村町9-109

 

( 名古屋 なごや 中村公園 豊國神社 おこのみやき お好み焼き 焼そば やきそば とん平焼き とんぺいやき 昼飲み )

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Tracks From A Broken Dreams / Hanoi Rocks

2024年05月22日 | エイティーズ

Tracks From A Broken Dreams / Hanoi Rocks (1990)

先日、ヴォーカルのマイケル・モンロー(Michael Monroe)の来日公演を観に行ったが、その頃に購入したハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のコンピレーション盤「Tracks From A Broken Dreams」。彼らが解散(1985年)した後は、90年代にかけて日本のレコード会社の事情だろう色々なコンピ盤が沢山出たと記憶する。でも曲目を見る限りどれも決定盤とは言えず、正直面白味に欠けるものも多い。対してこちらは貴重な音源やB面曲を集めたもの。今まで聴いたことは無かったが、安く刺さっていたのでライヴ前の盛り上がりついでに買ってみた。

BBCセッションの音源やデモ・ヴァージョン、アルバム未収録曲が入っていて内容はなかなか。彼らを代表する曲「Malibu Beach Nightmare」のカリプソ・ヴァージョンなんてのもあって楽しい。実はこちらの方が先に出来たヴァージョンなんだとか(正直出来は今ひとつだが…)。ライナーには来日当時の狼藉(主に酒)が記されているが、やっぱり若かったんだなァ。寄せ集めだけあってアルバムとしての統一感は無いが、特に86年に放送されたというBBC音源は一発録音だが、スタジオ・テイクと聴きまごう完成度があり、疾走感はこちらの方が上という出来。ちょっとバンド・イメージとは違う凝った構成の曲があったりもして興味深く聴けた。

中古店にて購入(¥300)

  • Label ‏ : ‎ 日本フォノグラム
  • ASIN ‏ : ‎ B000UVAF3Q
  • Disc ‏ : ‎ 1
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はらぺこ食堂 @岐阜県岐阜市

2024年05月22日 | 岐阜県(岐阜)

JR岐阜駅の西、長住町辺りを歩いていた時に目に入った「はらぺこ食堂」。名前はアレだが(苦笑)、古い店舗をリノヴェしてある様子で気になった。ただ前はどんな店だったか思い出せない。昼間からやっていて、表のイーゼル看板を眺めると「小皿料理とお酒」と書いてある。ちょっと入ってみることにした。1人なので奥のカウンター席に座らせてもらう。お願いしたのは「樽生ワイン」の白。メニューには”グラスたっぷり”と書いてあったので期待したが…普通の量(笑)。銘柄はVERD’OROというイタリアのワインだそう。お通しはタンの和え物。

酒肴でいただいたのは「エビとアボガト・ピンチョス」〔ママ〕と「セロリの浅漬け」。ピンチョスはバゲットの上にワカモレ、それに小海老やトビコがのっている。少し辛味のあるメキシカンな味わい。次は日本酒にしてみた。「契」という銘柄だそう。一升瓶から枡に入ったグラスに注ぎこぼしてくれる。しっかりとしたボディのある味わい。追加の酒肴は「フレンチおでん・大根のポルチーニソース」。面取りした大根にマイルドな風味のソースがかかる。ポルチーニの香りはそう強くないので日本酒でもいける。胡椒をアクセントにしているのがなかなかいい。若い主人に訊いたらまだ開店して1ヵ月程だそう(訪問3月末)。昼からやっているのでまた寄ってみようっと。(勘定は¥2,500程)

 

はらぺこ食堂

岐阜県岐阜市長住町5-4

 

( 岐阜 ぎふ はらぺこしょくどう 居酒屋 創作料理 小皿料理 バル 無国籍料理 昼飲み 酒場 )

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西村麺業 @愛知県一宮市 (2)

2024年05月21日 | 愛知県(尾張)

ある天候不順な休日、久しぶりに愛知県一宮市の「西村麺業」へ。こちら創業は昭和35年(1960)で60年以上の歴史がある。他所に卸しているかどうかは知らないが、”麺業”だけあって生麺を購入することも出来る。店に着いたら外壁は塗り替えられ、店先に自動販売機も設置されていた。最近はラーメン屋も自販機販売をする店が多くなった。こちらはこの地域で細々と残っていた”ソース後がけ焼きそば”でも有名。でも知る限り残っているのはもうこの店くらいだろうか…。店内は老若男女の客で盛況。給仕を手伝っているのはご家族かな。小さいテーブル席に腰掛け、お願いしたのは「ワンタン麺」と「餃子」。

しばらくしてまず「餃子」が運ばれた。以前と同様に最初からタレに浸かっている。焼き目はしっかりあるが、そのカリッとした部分を捨ててまでもそうするのが面白い。餡は肉がしっかりと感じ取れるが口当りは軽いのであっという間に無くなってしまう。「ワンタン麺」はやや小振りな鉢に盛られて出てきた。小さいチャーシューとメンマと刻みネギ。ワンタンは餡の部分が小さいドゥルンっていう食感のタイプが5つ程。スープはこれ以上ないっていうくらい淡麗のすっきりした味わい。なので麺自体の風味もよく分かる。ストレートに近いつるんとした喉越しの良い麺なのでスルスルと入っていく。相変わらず激安といっていい値段にも頭が下がる。次は自販機で餃子も買って帰ろうかな。(勘定は¥680)

以前の記事はこちら (1

 

餃子・麺類・食堂 西村麺業

愛知県一宮市多加木1-28-8

 

( 一宮 いちのみや にしむらめんぎょう 雲吞麺 わんたんめん ラーメン 中華そば ギョウザ ぎょうざ ギョーザ 持ち帰り 製麺 )

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角千商店 @愛知県海部郡大治町

2024年05月20日 | 愛知県(尾張)

ある日、昼に中川区万場の「菊屋」で軽く呑んだ後、近くの店に歩いて向かうも休み。そこでもう少し先の「角千商店」に向かう(ここも中川区だとばかり思ってた)。店は車1台通るのがやっとの細い路地の先にある。実はこの店には以前にも立ち寄ったことがあるのだが、その時は午後の遅い時間で店は開いていたが、主人に食事提供は終わった旨を告げられて食べることが出来なかった。麺類で”角千”というと「角千本店」(北区)があって、その屋号を使う店が県内に何軒もあるけれど、ここも何か関係があるのかな。

広い駐車場の奥に佇む店に入ると手前には駄菓子や麺を売っている売り場があり(写真上)、その奥に暖簾が掛かった食事場所がある。主人に食事する旨を告げて暖簾をくぐる。奥にはカウンター席とテーブル席が1つ。壁に貼られた木札や紙短冊の品書きにはうどんの他、きしめんにそば、そして丼物が並んでいる。選んだのは「手打ち・ころうどん」。お茶を持って来てくれた主人に告げた。

しばらくして運ばれた「ころうどん」は中細麺の上にかまぼこ、ほうれん草、刻みネギがのっている。色濃いつゆはたっぷりと注がれている。ほどほどに冷えたつゆはすっきりとした味わい。うどんの麺線は長く、口当たりは軟らかいがしっかりとした張りのあるもの。旨い。最近はこういうタイプの手打ちうどんによく遭遇して、この地方の手打ち職人の力量を再認識することが多い。ここに来る前に少し腹に入れたので控えたが、次は丼物と一緒にいただいてみようかな。(勘定は¥430)

 

 

手打うどん 角千商店

愛知県海部郡大治町砂子大宮崎2660

 

( 名古屋 なごや おおはるちょう 角千 かどせんしょうてん 手打 手打ち 饂飩 蕎麦 きしめん 丼物 製麺 駄菓子屋 駄菓子 )

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なごみ @岐阜県各務原市

2024年05月19日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市の各務原市役所北にある食堂「なごみ」。ずっと休業していたが再開しているようなので昼に行ってみた。開店してすぐの時間だったが線路側にある駐車場は1つ空きがあるだけ。店内は大きいテーブル席が2つと小さいテーブル席が6つだが、1つを除いてすべて高齢の客で埋まっていた。人気あるんだなァ。店は女性3人で切り盛りしているのかな。唯空いていた席に腰掛け品書きを眺める。こちら昼営業のみで単品もあるが、ほとんどの客が”本日のおすすめ定食”から選んでいる様子。仕事の時間のこともあったので自分もその中から「ひめこ鯛照り焼き定食」というのをお願いした。ヒメコダイってあまり馴染みが無いのでスマホで調べたが、やや小振りな魚らしい。

定食メニューが絞られているからか次々と順調に配膳されている。皆食べるのも意外に早く回転も良い。しばらくして自分の「ひめこ鯛照り焼き定食」も盆に盛られて運ばれて来た。小鉢の大根の煮物、茶碗蒸し、漬物、味噌汁、ご飯、そしてひめこ鯛の照り焼きという布陣。ひめこ鯛は意外に厚みがあって身離れも良く、食べ応えもある。味付けは優しめ。もう少し煮汁が多いとご飯にはよりいいだろうが、旨い。茶碗蒸しはつるんとした舌触り。煮物はしっかり味を含んでいていい感じ。自分もさっさと平らげ、まだ入口付近で待っている高齢のグループ客に席を空けた。(勘定は¥700)

 

お食事処 なごみ

岐阜県各務原市那加桜町2-294

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら 食堂 大衆食堂 和食 定食 丼物 姫子鯛 ひめこだい 煮付 )

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スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」@名古屋市・御園座

2024年05月18日 | 歌舞伎・文楽

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」(5月16日・御園座)

 

御園座で行われたスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を観劇。トラブルや訃報が続いた澤瀉屋は4代目猿之助不在の中で、昨年亡くなった2代目市川猿翁が興した”スーパー歌舞伎”を、その孫である5代目市川團子を中心にして引き継いでいくことを決めたのだろう。2月の新橋演舞場では中村隼人とのダブル・キャストだったが、今回は単独。その重責を父親である中車(香川照之)を始め、澤瀉屋他の役者がサポートする形での開催。「ヤマトタケル」の初演は昭和61年(1986)。自分は3代目猿之助(故・猿翁)の演じる映像をテレビで観たことがあるが、ド派手な演出には目がいったものの、90年代頃の映像だったからか恰幅のいい猿之助と役柄の小碓命(おうすのみこと)の(自分の中での)ギャップが大きく、正直ピンと来なかった。こうして歌舞伎の古典を観る機会が増えた上でのスーパー歌舞伎はどう映るだろう。

弁当他を買い込んで御園座へ。自分は実際にスーパー歌舞伎を観るのは初めて。今回は2階席。ここは2階でも視界良く、席も広いので安心。下の方の席は分からないが客入りは順調。神話を元にした物語は哲学者の梅原猛の作。プロローグからすでに通常の歌舞伎と違い、音響、照明、大小のセリや廻り舞台などの舞台装置をフルに活用して物語が進んでいく。台詞も基本的に現代語なので新鮮。演出は過去にやった舞台とほとんど変わらないようだ。

今回大役を演ずるのは若干20歳の團子。自分は彼が小さかった頃に国立劇場で観たきりのはず。姫役の壱太郎と共に役を兼ねているので初っ端から2人の早変わりで会場を沸かせる。台詞の間とかは日によって違ったりするのかもしれないが、スリムで顔立ちもしゅっとしているし自分のイメージとよく合っていい感じ(古いファンの中にはこの線の細さに違和感があるとの意見も)。にしても口跡が祖父とよく似ているのにはびっくり。出ずっぱりで汗だくの熱演。台詞は多いし戦いの場面も多い。早変わりやらせり上がり、挙句の果てには宙づりまで。2回の幕間を挟んで約4時間。この長丁場を1日2回やる日もあるから大変だ。演じ終わったらげっそり痩せるんじゃないか。

桧の床板が無く通常の演劇のような素の舞台のままだし、音楽は長唄や義太夫等の生演奏が無く、台詞も現代語。見栄など歌舞伎ならではの表現ももちろん沢山あるのだが、舞台も奥行までフルに使ってスケールが大きい。今でこそスーパー歌舞伎はよく開催されるし、題材がアニメだったりと荒唐無稽なのは織り込み済みだが、初演当時はいろいろ言われただろうなァ。これをやり遂げて家の芸にした猿翁は凄い。確かに歌舞伎が昔からのやり方をずっと続けなければいけない理由は1つも無いもの。やはり舞台はテレビ画面で観ているのとは違う。話の筋や設定についていけるかと心配したがすっかり楽しんだ。最後には通常の歌舞伎には無いカーテンコール。出演者の数は総勢80人以上居るだろうか(壱太郎はここでも早変わり!)。これって閉幕まで化粧や衣装を維持して待つのも大変だろうと要らぬ心配(笑)。

 


 

梅原 猛 作
石川耕士 監修
二世市川猿翁 脚本・演出

スーパー歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内

ヤマトタケル

小碓命後にヤマトタケル/大碓命   市川團子
兄橘姫/弟橘姫 中村壱太郎
帝 市川中車
タケヒコ 中村福之助
熊襲弟タケル/ヘタルベ   中村歌之助
犬神の使者/琉球の踊り子/新朝臣 嘉島典俊
ヤイラム/帝の使者  市川青虎
尾張の国造   嵐橘三郎
老大臣 市川寿猿
倭姫  市川笑三郎
国造の妻 市川笑也
熊襲兄タケル/山神 市川猿弥
皇后/姥神  市川門之助
みやず姫  市川笑野(交互出演)
     市川三四助(交互出演)

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橋本屋 @愛知県一宮市 (2)

2024年05月18日 | 愛知県(尾張)

久しぶりに愛知県一宮市の萩原にある「橋本屋」へ。店は古い建物が残る街道(美濃路)沿いにあり、創業は昭和34年(1959)とのこと。以前にも何度か立ち寄ったが店が閉まっていたり、高齢の主人が目当ての品を作ってくれなかったりして足が遠のいていた。話によるとその先代が3年程前に引退して孫娘が店を継いだとのこと。このご時世によく継ぐ気になったものだ。店の前の道路を挟んだ駐車場に車を停めると店の前には前には無かったイーゼル看板や幟があったりして若返っているのが分かる。でも渋い建物はそのまま。店内も以前と変わらず。その孫娘らしき女性と年配の女性(母親だそう)とで店を賄っていらっしゃった。お願いしたのは「やきそば(並盛)」。目玉焼きをトッピングしてもらった。

しばらくして運ばれた「やきそば」は平皿に盛られていて紅生姜が添えてある。具材はキャベツのみでソースはたっぷめに使ってあり旨い。目玉焼きは黄身を突くと少し流れ出す程度の丁度いい加減。途中で麺と混ぜていただいた。勘定の前に「おはぎ・本日販売最終日」との張り紙が目に入る(訪問3月末)。ついでに持ち帰りをお願いした。家で妻と一緒にいただく。ゆるめのあんこを纏っていて、甘さはしっかりだがどぎつい程ではない。もち米の粒は小さめ。これも旨かった。(勘定は両方合わせて¥580)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3

 

橋本屋

愛知県一宮市萩原町萩原下町17

 

( 一宮 いちのみや はしもとや 大判焼 回転焼 今川焼 お好み焼 たこ焼 みたらし 焼きそば 焼そば かき氷 萩原宿 美濃路 美濃街道 持ち帰り テイクアウト )

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平和園 @名古屋市中村区・則武

2024年05月17日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅の西にある駅西銀座商店街(名古屋駅西銀座通商店街)。昭和3年創業の銭湯で暖まった後、冷たいビールをと立ち寄ったのは中華料理の「平和園」。創業は昭和49年(1979)で現在2代目とのこと。夜営業のみだがいつも賑わっている人気店だ。この日もほぼ満席の盛況ぶり。若い客も多い。カウンターの端に座らせてもらい、大陸の方と思しき給仕女性にビールをお願いした。ビールはサッポロ黒ラベルの大瓶。はやる気持ちを抑えながら、銭湯で汗を流してカラカラの喉に冷たいビールを流し込む。ウメェー。

銭湯の前に食事は済ませていたのでビールのお供に「春巻き(海老チリ味)」をお願いした。厨房内は主人夫婦が次々に入る注文に大忙し。でも北京鍋を操って次々と料理を完成させていく手捌きを眺めていると飽きない。しばらくして供された「春巻き」は千切りキャベツ添え。皮はしっかりと揚がっている。中にはとろとろの餡が詰まったタイプ。こういう店での春巻きなら予想は出来たはずなのに、実はあまりこのとろとろ餡の春巻きが好みではない。家ではこういう餡ではない春巻きを作るのでつい頼んでしまった。それでも熱いのをハフハフ言いながらビールで流し込むのは悪くない。次はちゃんと腹を空かせてから料理を食べに寄ってみよう。(勘定は¥1,300)

 


 

↓ 久しぶりに昭和3年(1928)創業の銭湯「金時湯へ。建物は創業当時のものらしいが、道路拡張のために曳家をしたり改築されたりしている。古いので少々荒れ気味の所もあるが、番台といいガラス窓の木のロッカーといい風情ある銭湯が楽しめる。山脈を描いたモザイクタイル絵は脱衣所と浴場の間に。中はディズニーのタイルが貼ってあったりするのが可笑しい(笑)。浴場の真ん中に角丸の浴槽があるのはこの辺りで多いタイプ。湯は自分好みの熱めで最高だ。

 

 

 

 


 

 

中華料理 平和園

愛知県名古屋市中村区則武2-6-14

 

( 名古屋 なごや 駅西 駅西銀座 へいわえん 中国料理 春巻 短歌 銭湯 登録地域建造物資産 )

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更科 @岐阜県岐阜市

2024年05月16日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県内にいくつもある麺類食堂「更科」の屋号。もちろん大元は京町の「更科」だが、暖簾を分けている店、そうでない店を含めて色々あるようだ。昭和3年から約100年の歴史がある本店のHPには昔、この屋号の店はほとんど京町から出た店だという記述があったが今は消えている。こちら西中島にある「更科」はどうか分からないが、品書きに「ゆうれん」もあるようなのできっと直系の店に間違いないだろう。

この日は昼食にある店を目指していたのだが、うっかり乗るバスを間違えたので途中のバス亭で降り、行き先をこちらに変更。歩いて店に向かった。店内は大きな卓と小上がり席が3つのみとこじんまり。満席だったが丁度小上がり席を立つ客があったのでそちらに座らせてもらった。やっていらっしゃるのは2世代の親子かな。注文しようとしていた「ゆうれん」は残念ながら夏季のみとのこと。結局こちらでも「冷やしたぬき」をお願いし「日替り味ごはん」の小を付けてもらった。

すぐに「日替り味ごはん」が運ばれた(※東海地方ではまぜご飯、炊き込みご飯を「味ごはん」と呼ぶことが多い)。この日は「たこ御飯」。飛騨地方の赤い蕪の漬物と冷奴が付いている。色付きは淡く、味加減も薄め。たこ以外は人参だけかな。たこの香りも移っていい感じ。そして小さい丼に盛られた「冷やしたぬき(そば)」。ご飯も食べたかったので”ミニ”にしたが、揚げ、天玉と刻みネギが盛られる仕様は同じ。濃いつゆに浸ったそばは切りが京町よりも細く、ちょっと口当たりが違うのが面白い。(勘定は¥850)

 

そば処 更科(西中島店)

岐阜県岐阜市西中島3-1-14

 

( 岐阜 ぎふ 島 しま にしなかじま 更科岐阜西中島店 蕎麦 そば さらしな 冷したぬき ひやしたぬき あじごはん 味ご飯 炊き込みご飯 混ぜご飯 )

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