今日は息子の高校の卒業式だった。書き始めてすぐに凡庸なタイトルだと思ったが、私にとっては一生に一度のことなので、結局このままにした。子供の人生は彼ら自身のものであり、私たち夫婦のものではない。でも、神様から預かっている少しの間(「よいこの育て方 エピローグ 子供は親のものではない」)、子供の成長をいろいろな気持ちで見守り、思い出をとどめておきたい。
息子にとっては不本意な高校受験で進んだ進学先だった(「人生いろいろ。」)。だが、3年間で多くのよい友人を得ることができ、卒業式の朝、「この高校でよかった」と言って家を出て行った。そして充実した学校生活のなかで、3年間たゆまぬ努力を続け、近所の公立大学への現役進学を決めた(「僕が三年間してきたこと」)。
挫折しても、くじけずにそれをバネにして、成長する。
私は、そんなこと、実際にあるわけないと思っていたし、息子の将来を悲観的に思ったこともあった(「なにが最善か」)。
だが、目の前で息子がそれをやってのけてくれた。
若いうちの苦労は買ってでもしろ、というが、彼にとってこれがまさしくそうだったということなのだろう。
だが、その”苦労”も本当は、苦労ではなかった。
苦労を苦労と思い、あきらめるから苦労なのであって、苦労は幸せとは表裏一体なのだ。
多くの若者がそれぞれの春を迎えた。不本意な春を迎える若者もいるだろうが、一見不本意のようであっても、その裏には大きなチャンスがある。ものごとを一面的に見てはいけない。
すべての卒業生へ、ご卒業、おめでとう。
・・・って、もうPTA会長じゃないんだから(PTA会長の祝辞 (卒業式および入学式))。
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息子にとっては不本意な高校受験で進んだ進学先だった(「人生いろいろ。」)。だが、3年間で多くのよい友人を得ることができ、卒業式の朝、「この高校でよかった」と言って家を出て行った。そして充実した学校生活のなかで、3年間たゆまぬ努力を続け、近所の公立大学への現役進学を決めた(「僕が三年間してきたこと」)。
挫折しても、くじけずにそれをバネにして、成長する。
私は、そんなこと、実際にあるわけないと思っていたし、息子の将来を悲観的に思ったこともあった(「なにが最善か」)。
だが、目の前で息子がそれをやってのけてくれた。
若いうちの苦労は買ってでもしろ、というが、彼にとってこれがまさしくそうだったということなのだろう。
だが、その”苦労”も本当は、苦労ではなかった。
苦労を苦労と思い、あきらめるから苦労なのであって、苦労は幸せとは表裏一体なのだ。
多くの若者がそれぞれの春を迎えた。不本意な春を迎える若者もいるだろうが、一見不本意のようであっても、その裏には大きなチャンスがある。ものごとを一面的に見てはいけない。
すべての卒業生へ、ご卒業、おめでとう。
・・・って、もうPTA会長じゃないんだから(PTA会長の祝辞 (卒業式および入学式))。
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