自分は自分の味方でなくてはいけない。
いくら、辛くて、絶望しかけていても、それは自分が悪かったからそうなったのではない。周りとの関係が今ひとつうまくいかないとか、他人からの評価が低いとか、そんなことが原因なだけだ。自分がやましいことをしていなければ、自分が悪いとか、ダメだとか思う必要はない。そもそも他人を変えることはできない。だから、悩んでも仕方ない。そして、自分のことを悪く言ってはいけない。自分のことをみじめだと言ってはいけない。
自分を応援するということは難しい。かえって自分に無理をさせることになるかもしれない。それでも、自分のことを悪く言わないことぐらいはできる。
ならばと、私なんてどうせ、とか、実は私、とか言ったところで誰も同情してくれない。それなら自分のことを貶めるようなことを言う必要も無い。
他人に自分の悪口を言っても仕方ないのだ。そんなことわざわざ言わなくたって、他人は自分のことを厳しく評価している。何もしないでいたって、悪口なんてどこかから聞こえてくる。ならば、黙っていたらいい。
自分に対しても同じ。自分への悪口なんて言わなくたって、自分のことは自分が一番よくわかっている。
自分は自分の味方でなくてはいけない。
自分を元気づけて、自分のために困難に立ち向かう。そうやって生きていきたいものだ。
悪く言わない、ただそれだけ