葛飾北斎生誕260年ということで、今年はほうぼうでいろいろな企画があったり、雑誌の特集があったりしている。神奈川県箱根町の岡田美術館で「北斎の肉筆画展」というのが行われているとのことで、観に行った。
箱根は全山濃霧、芦ノ湖はほとんど見えなかった。それでも箱根神社の横を通ったら、結構な数の参拝者がいてびっくり。箱根への観光客は徐々に戻り始めているようだ。
この美術館が有名なのは知っていて、前を通ったことはあったが、入ったのは初めてだった。駐車場は空いていてすんなり入場。しっかり熱を測定され、スマホもコインロッカーに預けた。館内は空いていて、ゆっくり鑑賞することができた。
4フロアのうち、企画展はそのうちの1フロアで行われていたが、行き着くまでに他の展示品に目を奪われ、なかなかつかない。北斎展にたどり着くまでに2時間近くかかってしまった。でもまあ、途中で歌麿の「深川の雪」をたっぷり観ることもできて、よしとしよう(深川の雪|岡田美術館)。もちろん、北斎展は見応えのあるものだったが、他にもそうそうたる展示品があり、大した美術館だった。解説もふんだんにあって大変よく理解できた。
楽しい1日となり、よかった。
留守番してくれた娘へのお土産は温泉まんじゅうとかまぼこ。
明日は晴れる?