こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

今日は新型コロナウイルス感染症発症確認の日

2020年12月08日 | 日々思うこと、考えること
12月8日という日は、へえ、そうなんだと思えることの多い日だ。何よりも、日本人だけで310万人が亡くなった太平洋戦争開戦の日(真珠湾攻撃の日)で、戦争というものが何をもたらすか想像できなかった当時の為政者たちの判断を残念に思う。

私自身は自分の誕生日ということで、よく覚えているが、小学校の同じクラスにミナミ君という子がいて、彼もやっぱり12月8日生まれで、誕生日を半分取られたような気がしていたのを思い出す。誕生日会をどうするか悩んだはずだが、クラスが一緒だったのは2年ほどで、あとはその問題は解消したように思う。今日が誕生日という有名人を探すと当たり前だけどたくさんいて、小さな世界で芽生えた小さな嫉妬心など取るに足らないことだった。

今年は、ジョンレノンが暗殺されてから40年。ビートルズの大ファンだった同級生が、私の誕生日に一日中目を真っ赤にしていたのを思い出す。ジョンレノンの音楽がそこで途絶したことが、どれほどの損失であったかと今更ながらに思う。殺人という、理不尽で不可逆的なことがどうしてあってはいけないかということを象徴する悲劇だった。

最近、また女性が殺され、山中にうめられたという事件が明るみに出た。動機はわからないが、人はなぜ、人を殺してしまうのだろうか。いや、殺すことができるのだろうか。

「たすけて」

と懇願する相手をどうして殺すことができるのか。それともそう言う前に殺してしまうのだろうか。私にはわからないが、わかろうと思ってそういう考えを持つのも恐ろしくてできない。犯罪心理学を研究している人なんていうのは大したものだ。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による社会の変容がこの先どのようになっていくかはわからないが、楽観的ではいられないだろうことはわかる。”コロナさえなかったら”というような犯罪そして自殺が増えていかないことを願うばかりだ。

そのCOVID-19の最初の患者が中国武漢で発見されたのが1年前の今日だという(コロナ“初確認”から1年…「武漢起源」を拒む中国 WHO調査は進まず 西日本新聞)。中国は武漢がCOVID-19の発生源であることを消し去りたいようで、あと10年もしたら、武漢の”ぶ”の字も消し去られていそうだ。それはそれとして発生の状況、感染拡大の状況というものを精査し、対策を立てないことには、同じようなことが再び起こってしまう。メンツよりももっと大切なことがあるのだけど、きっとかの国はメンツの方が大事なのだろう。
少なくともそれほどひどい国に生まれなくてよかった。
有機農業の日

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