こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

コロナ禍は心の疲れを増幅する

2021年08月13日 | 生き方について考える
 しばらく雨が続くということで気分は晴れない。気温は9月並みというが、湿度が高いので、その頃の気候とはかけ離れている。電車の窓から見上げた空の雲の向こうに太陽の影があってほんの束の間喜んでも、それはすぐにどこかに消えてしまって、どうも元気が出てこない。

 おとといきのうのように自分のことを考える様になっている時は気分が落ち込んでいるサインだ。どことなく不安になっていて、そのことを払拭したいので自分のことを確認し、肯定したくなっているのだろうと思う。不安とは心の疲れのあらわれだ。

 こんなことになっている原因の一つに、忙しすぎることがある。一人で病理の部屋を切り盛りするようになってもうすぐ2年。それなりの量の診断を一人でやっていると難しい症例にぶつかることがあるし、自分しかいないとなると休みも取りづらい。実際、夏休みの予定は立っていない。頼まれ仕事もいろいろあって、それらもなかなかはけないで、心理的プレッシャーが募ってきた。

 以前は、ここにあれこれ愚痴を書き込みながらもなんだかんだと乗り越えることもできたいたが、心も年を取ってきているのか、今回はなかなかそれができない。コロナ禍で人との交流が激減してしまったせいか、自分の立ち位置がわからず、様々な不安が増幅する。この不安、どうやって乗り切ったらいいか、今のところよくわからない。逆に考えたら人と交流しないで済んでいるのだから楽だとも言える。人と交わるということは人に依存するということでもある。ジタバタしてもしょうがないのでしばらくの間身を任せてみることにする。
明日明後日はゆっくり

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