こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

新型コロナが終わる頃の未来に希望を持って

2021年11月04日 | 日々思うこと、考えること
 5日も休んで、目の覚める時間が夜明け前となっていた。こんなに休めたのは久しぶりの気がするが、この間、ほとんどの時間妻と一緒にいたというのにも驚く。穏やかな天気はもうしばらく続くようで、身も心も休まり嬉しい。ちゃんと起きて仕事に出かける事ができるか心配だったが、習い性となるというが、この通勤ー仕事というサイクルはもうすっかり体に染み付いてしまっているようだ。

 休み中は、仕事の依頼メールが2本、査読の期日確認メールが1本きただけだった。でもこれは半プライベートで使っているGメールに来たもので、病院で使っているアドレスにはどれほどきているだろうか。開くまでは戦々恐々だ。

 この休みに泊まったホテルは、昨年息子たちが結婚式を挙げた軽井沢にある。昨年は、GOTOキャンペーンにも関わらず、気の毒になるほど客がいなかったが、今年は紅葉の季節ということも手伝ったのか、ずいぶんな客の入りだった。

 新型コロナウイルス感染症が世界中に広がりだしてもうどれぐらい経つだろう。ずいぶん時間が経ったような気がする。一昨年(2019年)の11月のエントリーを読むと、ナイトの闘病記が多くを占めている。やはり、去年(2020年)の2月はじめから始まったのか。それから1年ちょっとかかってワクチン接種が始まり、もうすぐ2年というところで感染コントロール、治療法確立の目処が立った。去年の7月に”2、3年で落ち着いて、本当の意味で、集団免疫を獲得するのには4、5年はかかるだろう(だから後4、5年は落ち着くことはない)。(梅雨明けまではあと1週 2020年7月27日)”と希望的観測として予想したが、この先3回目のワクチン接種が終わるまでにあと1年で、3年、そして集団免疫を獲得し、新型コロナウイルスのうち軽症株が生き延びて人類と共存するようになるまでに4、5年となるのではないかというのはあながち嘘ではなさそうだ。

 その頃、まだ生き延びていたら還暦を過ぎているが、私は一体何をしているだろう。そして社会・世界はどうなっているだろう。感染症の広がりと経済、国際関係といった人間の営みは並行しているようでもあり、全く別のようでもある。私に関していえば、あいかわらず毎日の通勤に汲々としているに違いないが、少しは人様のお役に立てることをしていたらいいと思う。
未来には希望を

ブログランキング・にほんブログ村へお願いします