こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ノートに書き込み仕事を管理

2022年11月11日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今週は休みもなく、仕事にじっくり取り組もうと思っていたのだが、なんだかんだやっているうちにあっという間に金曜日になってしまった。

仕事の管理というのは難しい。

若い同僚には”仕事の見える化”と”短期的および中長期的な目標設定(ToDoリストの作成)”をするように促しているのだが、なにせ、タブレット世代、ノートをばんと広げて、それを一緒に見てあーだこーだ話したいところなのだが、PCとかタブレットの画面を覗き込むということが気が引けて、どうも確認できない。
結局のところ、なあなあになって、今週もなにをやっていたのかよくわからないままとなりそうだ。
まあ、自分が何をやっているか上司に逐一覗き込まれるなんてこと、私でも嫌なので、諦めている。

では私はこの一週間、何をしていたかというと、日常診断のほか、査読を1本終わらせ、事務仕事をいくつか、そして他院からのコンサルテーション、等々で時間が溶けてしまったかのように流れていった。
一応、ほとんどすべての事項は自分なりの業務日誌であるA4版のノートに書き込んでいるので、しばらく経っても振り返ることができる。
いざ振り返ると、どれもこれも中途半端で、結局のところ、診断書を報告するまで書き上げ報告したということ以外は、記録には残っていないし、書き上げたからというだけで、あとで追加訂正が生じることもあるからキリがない。
あとは、メールの記録か。
仕事をどうやって管理するか、どうやったら効率的になるかというのは、古くからの課題で、ハウツー本はそれこそ星の数ほどある。
もともと、仕事のやり方、取り組み方なんて人それぞれで、どの方法がいいかなんてわからないし、利用できるツールの選択肢が広がったということもあり、いつまで経ってもそんな本は出版され続け、その都度吊り広告に惹かれて購入する人が後を立たない。
私の仕事の管理方法は、とりあえずノートに書き込むことだが、これは実験をしていた頃身に付いたもので、自分なりにはいい癖がついたと思っている。
タブレット端末を使う若手医師も、紙のメモを持っていろいろ書き込んでいるが、あれをいちいちタブレットに書き写しているのだろうかと心配してもそれは大きなお世話か、それとも写真に撮っているのか。
ちなみに、病理診断業務はもちろんPCに入力している。
既往症例、類似症例の検索が容易で十分効率化していることは言うまでもない。 
万年筆を使っているので手が少し汚れる

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