弟が発熱して施設から病院に行ったという連絡をもらい、母が心配しているようなので顔を見にいった。
とくに問題なく施設に戻ったということで、母ともどもほっとした。
久しぶりに母とゆっくりあれこれ話をしたらあっという間に時間が過ぎた。
この前、あるテレビドラマを見ていたら、登場人物の男性が権力を手に入れたら金も女も好き放題、みたいなことを言っていた。
金というのは、換金可能な何らかのモノで、美食とかそういったものも含まれるのだろう。
女、というのはどういう女性を指しているのか分からないが、金を積めば付き合ってくれる女性ということなのだろう。
富というものは一体何なのか、最近、考えさせられることが多い。
国家レベルの話にするとキリがないので、個人レベルのこととして考えてみると、まずは目白御殿の焼失。
自宅の前から道路を曲がることなく地元までの一本道を造ったという、元総理の富の象徴が線香からの失火で失われたというのは、富の儚さを現しているようだ。
私と同い年(60歳)の売れっ子芸人が、女性への性加害問題で活動を停止している。
手当たり次第だったかどうだったか分からないが、お笑い界の頂点にあって多くの女性を後輩に世話させていたような話を聞くが、そういうのが力を発揮するところだったのだろうか。
そして、自民党のパーティー券収入のキックバック問題。
謝っているんだからいいでしょう、と逆ギレした代議士は、裏金を飲食などに使ったと言っていたようで、映画やドラマの中の話を地で行っていたのかと思うと吐き気を催す。
金を儲け、そしてその金でもって高額な飲食や高級車、そしていい女というような人を自由にするため権力を手にして政治家になったように見えてしまう。
世の中って、こんなものなのだろうか。
私の周りにはそんな人はいないと思っているが、それはその人が私に見せている顔で、実は別な面を持っているのだろうか。
立って半畳寝て一畳、というが、人間それで十分なのではないだろうか。
それとも、金でも何でも手に入るとなれば、もっともっと欲しくなってしまうのだろうか。
多分そうなのだろうが、度が過ぎるとどこかでストップがかかるはずだが、人間の欲というのはキリがなくなってしまうのだろうか。
千と千尋の・・・
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