こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

米国も世界への責任を自負ではなく自覚し、責任を果たすべき時ではないか

2024年01月23日 | 日本のこと、世界のこと
今朝の気温も7度。
少々生暖かくて気持ちが悪いほどだった。

早くも流氷がやってきたというニュースを聞いて、もう北極の氷が溶け出したのかと暗い気持ちになる。
今夜から寒さも戻るみたいだが、三寒四温にはまだ早い。
地球温暖化は止まるところを知らない。

大規模な油田が発見されてから百年余りのうち、人類はそれを燃やし続けてきた。
化石燃料を燃やすことが地球温暖化にどれほど直接関わっているのかは専門家でないので分からないが、全く関係が無いわけではないはずだ。

その中で、石油を最も大量に消費し、その恩恵を得てきたのは米国であることは間違いない。
私が留学したときに、ここには世界の富が集中していると感じたが、それは山本五十六も同じだっただろう。
そして、その富の源泉の多くは石油が占めているに違いない。

米国がその歴史を振り返って自省することがなさそうなのは、トランプ氏を支える岩盤支持層を見たらわかる。
そして、世界中のほとんどの国は米国にそれを促すこともできず、その富のおこぼれを得るためにあの手この手でご機嫌を取るばかり。
その米国に対して物申すと立ち向かっているのが中国とロシアであるというのはなんとも皮肉な話だ。

米国による石油禁輸措置に対して、戦争を仕掛けた日本は真珠湾にあった燃料補給基地を、そんなことは下衆のするような作戦だと、攻撃しなかったそうだ。
でも、その日本だって中国に対しては無差別爆撃を行って多くの民間人を殺したのだから、日本はただのええかっこしいなだけかもしれない。
それはさておき、米国がすべて悪いというわけでは無いが、今の世界秩序を形作ったのは間違いなく米国であり、自らの歩みを振り返る余裕があってもいいと思う。
いまさらのことだが
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