神戸三ノ宮の夜は前に来た時と比べずいぶん寂しかった。新橋新宿を歩かなくなった私ような人間が比較の対象もないのにどうのこうの言ったところで詮無いことだが、コロナ禍の影響というのはやっぱりみんながマスクをしているのでよくわかる。泊まったホテルは来てみたら、6年前に病理診断講習会で講師として来た時に使ったところだった。閑散としたロビーでやる気のなさそうなフロント係の顔をみて、あの時の楽しく平和だった飲み会を思い出す。
今日から神戸で第111回日本病理学会総会が始まった。初日は朝9時前から出番がありそこそこ早起きした。ホテルを出る時、なんだか忘れ物があるのだが、それが何だかわからない。カバンは持ったし、スマホも持った。ポートライナーにはアップルウォッチがあったら乗れる。うーん、なんだろう・・・。
と、しばし考えていたら、それがネクタイだと気がついた。このところ、研究会レベルではノーネクタイでやっていたのでその感覚がなかった。去年の病理学会でも出番があってネクタイを締めていたが、もう一年も前の話ですっかり忘れていた。あれから、いつネクタイをしめたかな、なんて思いながら自宅から忘れずに持ってきていたネクタイ締めて出た。
座長とプレゼンテーションは無難にこなした。プレゼンをやっていてネタ切れ感が強く、そろそろ第一線から退こうかと思った。午後になって私と同世代の先生の立派な講演を聞いたら、彼がまだまだ前に歩を進めているのがよくわかった。私もぼんやりするのはまだ早いかと考えなおし、もう少し頑張ろうと思った。
私が総務幹事を務めている研究会主催のセッションが終わったのは20時半過ぎ。外に出たら雨。どのみち宴会もできないのでホテルに戻って、昨晩夜食に買った、チーズと(昨晩の残りの半分の)ワインとナッツで夕食とすることにして、それらをつまみながらこのエントリーを書いた。
明日も雨か
まだまだ戦線離脱は早過ぎだと思いますよ。
私自身、病気して気付かされたことですが、
最後まで諦めないこと!!が、
すごく大事なことだと実感しております。
女性には、ネクタイを締める習慣が無いので、察しにくいのですが、
やはり、ノーネクタイでの出席とは、
気持ちに違いがあるのでしょうね。
職場の上司達を見てても、
急にピシッ!と背筋が伸びた感じに見えるので。
男性のネクタイは、
女性に例えると、メイク?ストッキング、、?
何なのでしょうね?
それと、少し気になったことですが、
御自宅じゃないので、
仕方ないことなのかも知れませんが、
お野菜も忘れずに摂取されて下さいね!!
野菜はほとんど摂っていませんでした。朝食はサラダを食べます。
スーツは男性の戦闘服、というようなことである意味否定的に見られることもありますね。今回私はスーツではありませんが、人前に出るからとネクタイをすると身が引き締まります。女性だと・・・、そうですねメイクとかストッキングとか、といわれるとそうかなと思います。
老け込むのは早いですね、まだまだ、頑張っていくことにします。