こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

そんなに無理をしてはダメ

2021年06月28日 | 日々思うこと、考えること
 台風5号が本州沖を北上してくれたおかげだろうか、今朝は北からの風が入って少し涼しく、おまけに久しぶりの気持ちの良い朝日を浴びることができた。昨日の天気予報の大外れがまだ続いているようだが、天気が良い分には許せてしまう。

 今の病院に移ってからの週休2日の生活に体が慣れてしまっているのか、朝のルーティンのリズムがあまり良く無かった。人間、どのみち生きているのだから、
”私は先週末の土曜日に〇〇”として、この〇〇の中に、

 ”何もしないで過ごした”
 ”映画を観に行った”
 ”庭いじりをして過ごした”
 ”学会に出かけた”
 ”急ぎの診断を行いに病院に行った”
 ”大規模接種に駆り出された”

のいずれが入るにしても、結局のところ、

 ”週明けの今日はいつもの仕事に出かけた。”

で終わる。それなのに、〇〇の中身によって”今日”の様子はずいぶん違う。同じ時間が流れて、外からみても私には何も変化は起きていないのに、中身はずいぶん変わってしまう。

 小池東京都知事がダウンした。当初は、先週いっぱい療養する予定がさらに伸びてしまった。年末年始返上で仕事をされていたのを危惧していたが、無理がたたったのだろう。ずっと先頭に立って奮闘してこられたのは誰がみても明らかだが、体を壊してしまってはいけない。体だけでなく、心まで折れたりしていないか心配だ。急がば回れ、くれぐれも体調を元どおりにしてオリンピック・パラリンピックの指揮をとっていただきたい。

 私の同僚にはこれまで私なんぞは健康管理は自分でするが、都知事ともなったらかかりつけ医に定期的に通ってチェックしてもらうということも必要だろう。そして休むべき時にはゆっくり休む。政治家にもそんなリズムでしっかりやっていただくことが求められる。

 そんな、働きすぎを”自分でまいた種”と揶揄した男性の大臣がいるらしい。手負いの人をあげつらうというのは洋の東西を問わず政治家の常套手段というのであるのは、なんとまあ浅ましいことだろう。
お大事に

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