昨日で日本全国が梅雨入りしたそうだ。関東地方はしばらく晴天に恵まれるということだが、通勤の間中、陽の光は厚い雲に遮られていた。
6月に入ってからというもの、落ち着いて何かに取り組むということができていない。家庭のことも仕事のこともなにもかも適当にというか誤魔化しながら過ごしているような気がする。どれもダメというわけではないのだが、及第点が60点なら70点ぐらい。本当は80点を目指せるのに、あと10点の努力ができない。
このあと10点を目指すことができないのはなぜか。そのための努力というのがわかっているのでそれが面倒になるのだろうか。もともと能力の高い人というのがいて、そういう人は90点いや100点を比較的容易に取ることができる。
そんな人だって、人知れず努力していますよ
という意見もあるだろうが、地頭というものの差はいかんともし難い。同じ努力をしようにも、大谷翔平のような193センチの体をみながみな持っているわけではない。才能のある人の努力に才能のない人の努力が届くわけはない。それでも、”その他大勢”は80点をA評価に設定し、日々コツコツと努力する。
だが、その80点を目指すのが一苦労なのだ。合格ラインを超えたらホッとして、付け焼き刃の努力をしてそれで終わりとしてしまい、結果として70点前後をウロウロする。ここで80点に届く人は努力する才能があるということになるが、それはまたごく一部で凡人は凡人の枠から飛び出すことはできないままとなる。
これはこれでストレスが溜まるわけで、”できる限り”の努力を積み重ねていこうと自らを鼓舞したり、オンオフをはっきりしてオンの時に頑張ろうとするものの、すぐに言い訳を考えてしまったり、オフにしっぱなしになったりしてうまくいかない。そして、何事にも王道はないとわかっているのに、特効薬はないものかとまた、安易なことを考えてしまう。
まずはToDoリストを見直して