雷混じりの台風のような嵐から明けた朝、空気はしっとりしている。
シマトネリコの枝に下げておいたエサ入れが風で庭に落とされ、朝食がないことをシジュウカラが慌てていた。
植木鉢は下に降ろしておいたので、目立った被害はなかった。
まだ、曇り〜雨の日が続きそうとのこと。
先週末には都内の桜はほぼ満開だった。
病院前の桜も見事に咲いている。
鎌倉の段葛の桜は6、7分咲きだった。
明日には満開になるだろうから大変な数の観光客がやってくるだろう。
温暖化がこのまま進むと、100年ほどのちには桜が咲かなくなる可能性があるそうだ。
年中気温が高く、寒暖差がなくなってしまうせいとかで、その時桜は葉を落としたまま無言で立ちすくんでいるのだろうか。
そんな日が来ることは考えたくないが、そうなったりしたら寂しい限りだ。
温暖化を止める手立てとして私たち一人一人は何を持ち合わせているのだろう。
何をしたらいいのか、少しづつでも考えて生活したいが、人間とは自分勝手な生き物だ、自分だけはと考える人がいたらそれだけで手立ては無くなってしまう。
高校の同窓会の打ち合わせで渋谷に。
こんな雨でもスクランブル交差点にはたくさんの人、そしてハチ公前の桜は今年も健気に美しく。
咲いた咲いたサクラが咲いた
応援よろしくお願いします
先日のNHKの天気予報だったか、すでに鹿児島のソメイヨシノには咲かないものが出始めているという話をしていました。
開花には刺激となる冬の寒さが必要なんだそうです。
もう手遅れですかね。あと80年は生きる今の小学生を見ていると、気持ちが沈みます。
それではまた。
そうですか。
鹿児島では、そうなんですね。
東京はまだ冬の寒さがあるのでしばらくはいいのでしょうが、100年後にはと思うと悲しいですね。
花が咲かないまま、葉桜となるのでしょうか。
桜の木は、(特にソメイヨシノはクローン、遺伝的多様性がないため)病害に弱く、枯れやすい。しかも、お花見のせいで、根が傷みやすい。
近隣にある桜の名所を見回すと、桜の木は総じて、ボロボロ。
しかも、病害に弱いため、桜の木を植えない傾向も。
夕桜 絵に目に鼻に 刻み付け (舶匝)
今年が最後、という覚悟が必要かもしれません。
そうですね、テロメアが短くなって、一斉に死んでしまうかもしれませんね。
それは別としても、人間の生き方はあまりに尊大だと思います。