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冬の間、朝の4時過ぎなんかに目が覚めたら外はもちろん真っ暗で、2度寝できるかどうか焦りながら、ゴロゴロしているうちにいつの間にか寝てしまったり、スマホをいじって早起きのブロ友さんのエントリーを読んで寝そびれて後悔したりとか、あまり面白くない。ところが夜明けが早くなった最近は、カーテンの隙間から漏れてくる朝日が嬉しく、すぐに窓をあけてしまう。そうすると驚くほど多くの鳥たちのさえずりが四方八方から聞こえてくる。
シジュウカラ、ホトトギス、ガビチョウ、メジロ、スズメあたりだと思うが、実ににぎやかで、聞いているこちらの方が楽しくなってしまう。小鳥たちの声に混じって、カラスやトンビの声もしてくる。みんなで朝の挨拶やら、朝食の話だのをしているのだろう。冬の間行なっていた餌付けも、餌の小虫や花の果実が豊富な今となっては何もやっていない。その分、家庭菜園の芋虫を獲って欲しいのだが、そちらの方はあまり役に立たず、葉っぱには穴が目立つようになった。
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以前、妻がカラスとしゃべっていること(なにをカァカァ? 2020年03月01日 )を書いたが、鳥と話す、というか鳥が何をしゃべっているか理解できる人は案外多いらしい。先週末、NHKの動物番組で、鳥語の研究をしている学者がいるのを視てちょっと驚いた。鳥が、2語以上を組み合わせて話しているとのことで、こちらから返してあげたら会話ができるのかもしれないと考えた。
朝食の時間が終わると、というか日が高くなると鳥たちのおしゃべりはパタリと止んでしまう。もうすっかり日の高い7時前後などは、トンビが空の高いところでピーヒョロ啼いているか、いよいよ朝飯が並びはじめたと騒いでいるカラスぐらいだ。時計のアラームに鳥のさえずりを使っていたことがあるが、私の場合、今やあまり役に立たない。というのも、鳥たちの朝のおしゃべりを聞くのは楽しく、むしろそのまますんなり2度寝して、小一時間眠り直すことになるからだ。毎朝、このタイミングで目が覚めたらいと思うが、そうやすやすとはいきそうにない。まずは、夜明けの時間が少しずつ変わること、それに、その時間に目覚ましをかけてしまったら、それはもう”起床”であって、頭も体もすっかり目が覚めてしまうので、そうするわけにもいかない。
早寝早起き