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ノートルダム清心学園理事長、渡辺和子さんの書かれたこの本を読んだのは、この5月のことだった。
あまりにもいろいろなことが立て続けに起こり、くじけそうになったとき妻が薦めてくれた。
そして、この本のおかげで私の心はとても落ち着き、人生に希望を持とうと思った。
だからといって、その時から、なにか私の周囲の状況が大きく変わったかといえばそんなことはない。
でも、今日この言葉をふと思いだした。
『置かれた場所で咲きなさい』
Bloom where God has planted you.
人間、誰しも自らがどこかへ行ってなにかをしているわけではない。
神様がその人をそこに置いたのだ。
そこで咲くことで、神様がその人をそこに置いたことが間違っていなかったと証明できる。
神様の仕業というのはキリスト教的な考え方かもしれないが、キリスト教徒でない私にもその意味は伝わってくる。
人生、いいこと、楽しいことばかりではない。
それよりも、嫌なこと、思うようにいかないこと、悲しいことなんていくらでもある。
だがそれは、自分が悪いためではない。
自分の置かれている場所こそ自分に求められていることをなす場所で、それが辛いことであったとしても自分が招いたことではない。
嫌なこと、悲しいことがあった時、自分がダメなんだ、悪いんだなどと思う必要は無い。
自らが置かれた場所は、神様が置いた場所。
そこで咲こうとしたらいい。
私の心に残った言葉。
・神は力に余る試練を与えない。
・倒れても立ち上がり、歩き続けることが大切。
・苦しい峠でも必ず、下り坂になる。
・失ったものを嘆いても前には進めない。
・悩みを抱えている自分も大切に。
・現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。
・相手を生かすぬくもりのある言葉を使える自分でありたい。
・不機嫌は立派な環境破壊。ただ笑顔でいよう。
それをできなくするテロ虐殺戦争は悪