"人間、辛抱だ"、というのはたしか、初代若乃花の先代二子山親方のテレビコマーシャルでのセリフだった。正しく言えば、”人間とは、辛抱しながら生きていかなくちゃいけないんだ”ということだろう。たしかに、人間辛抱しなくちゃいけないことが多い。
仕事、勉強、人間関係それらが絡み合い、努力しても、何をやっても足りないことが積み重なる。そんな時、人間、辛抱しなくちゃいけない。辛抱というのはある意味、自分では何もしないでじっと我慢していることともいえる。でも、辛抱していると、どうしてもストレスがたまる。そして、終わりが見えなくなってしまい、逃げ出したくなる。
私は毎日あれこれ考えることが多い。杞憂というか余計なことばかりなのだろうけど、その都度悩む。悩みといってもそれが”悩む”ことに値するかはわかわないのだけど、とにかく私なりには悩んでいる。そして、結局のところ答えは出ない。そもそも悩んで済む様なことはさっさとやってしまっているのがほとんどだ。やらないでいて悩むことになることはあるが。
悩む様なことというのは答えが出ないこと。だから、答えが出るまで辛抱しなくちゃいけなくなる。
では、答えは誰が出してくれるのかというと、答えは時間が出してくれるのではないか。辛抱していれば、なんとかなるのだと思う。そして、物事なるようにしかならない。
人様に迷惑をかけない生き方をしていたら、誰にも咎められることはない。意地悪されても、ツキがなくても辛抱していたら、時間が解決してくれる。嫌なら嫌なところには行かなければいい。別のところに行くのも手だ。
頑張れ、自分