こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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バスケットボールW杯 日本対アメリカ 45対98

2019年09月06日 | スポーツ・健康・ダイエット
バスケットボール日本代表チームはNCAA(全米大学体育協会)に参加したらどのくらいの順位になるだろう。昨日の試合をテレビ観戦しながら思った。第1Qは0点で抑えらえるのではないかと心配したが、なんとか点を取った。最終的にはスコアは9-23,14-33,8-28,14-14で、自分たちが高校生の頃にインターハイレベルのチームとやってボロ負けしたときのことを思い出した。日本代表の選手たちは、情けなく、悔しかっただろう。
体格差は敗因の一つだけど、それは負けた理由の一部分だと思う。それよりも、パスの精度とか、シュートの精度、ボールへの執着心、集中力、精神力とかいったことの方がよほど差となって現れた。アメリカチームは手を抜くことなく全ての選手が全力で向かってきた。そうしなくては、チーム内のライバルに負けるし、怪我もする。試合で手を抜くことは許されない。緩いパスは一つも見なかった。

そもそも数年前までは、国際大会への参加資格すら危うかった国が、バスケットボール発祥の国と戦うことができたというのは、日本のバスケットボール環境を見直すいい機会になった。
川淵さんのおかげでトップリーグの問題は解決できたけど、指導者の育成、ミニバス、ボールのサイズ、コートの数などなど、日本バスケが強くなっていくためにこれから解決しなくてはいけないことは山ほどあって、全てがうまく行ったとしても、全てが解決するまでに50年はかかるだろう。なにより指導者の育成が急務で、アメリカのバスケット環境を勉強して、草の根レベルからどうやって選手を育てているかを見てきてほしい。

チェコ戦では前半5点差と善戦したし、そのチェコはトルコに勝った。トルコはアメリカに負けたけど延長戦まで粘って1点差。日本だって、欧米のチームを相手に勝機が全くないわけではない。
正確で早いパス、ボールへの執着心、100発100中のスリーポイントシュート、ダッシュ力、筋力、戦術の理解、こういったことは努力の入る余地があることだ。

生きているうちに日本がW杯でベスト8(決勝トーナメントで1勝)に進出するのを見てみたい。
まだ、順位決定戦がある。悔しい思いをバネにして、最後の1秒まで、頑張ってほしい。

いくら負けても、応援します

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