病理組織標本を作るとき、手術検体を切り出すが、そのときによく使う器具と、あまり使わない器具とがある。
金属製の膿盆にピンセットだの、ハサミだの、ゾンデ(細い棒)だのをざらっと入れている。
私とのつきあいは、15年以上。
金属製の膿盆にピンセットだの、ハサミだの、ゾンデ(細い棒)だのをざらっと入れている。
英語ではtweezers。
前の前の病院にいた時から使っていて、今の病院まで連れてきた。
私とのつきあいは、15年以上。
未だかつてこれほどてにしっくり来る鑷子はない。
あまりの優れものなので、もったいないので隠居させようと、ほかの鑷子を探したが、あまり役に立たず、結局これを使い続けている。
マイ鑷子というのもおかしな具合なので、ほかの器具と一緒に出しているが、私以外の病理医がぞんざいに使っていたりするのを見るとちょっと悲しい。
さて、まあ、いつでも使えるようにと種々の用具を一緒くたにしているものの、ハサミにしてもゾンデにしても、いつも使うのは大体同じになってくる。
だから、おそらく、この中には使われていない器具、というのがいるはずだ。
だが、どれがそれなのかは、広げてみてもよくわからない。
どれも、少なくとも一度は使ったことがあるような気がしてしまう。
さて、まあ、いつでも使えるようにと種々の用具を一緒くたにしているものの、ハサミにしてもゾンデにしても、いつも使うのは大体同じになってくる。
だから、おそらく、この中には使われていない器具、というのがいるはずだ。
だが、どれがそれなのかは、広げてみてもよくわからない。
どれも、少なくとも一度は使ったことがあるような気がしてしまう。
それに、「これ、使ったこと無い」と思っても、次の瞬間「あれ、これ使えるじゃない」と思う。
だから、病理診断科の膿盆の中の器具達は、エースがいる一方で、控えもたくさんいる。
だけど、どれもそれぞれ大切な器具達。
この間、先端部が錆びて、少し欠けていた古びた鑷子があった。
だから、病理診断科の膿盆の中の器具達は、エースがいる一方で、控えもたくさんいる。
だけど、どれもそれぞれ大切な器具達。
この間、先端部が錆びて、少し欠けていた古びた鑷子があった。
バカみたいに広がってしまっていたのだが、大きめの検体を挟んで持ち上げるのに重宝していたのに、ついに途中で折れてしまってなくなくサヨナラ(廃棄)した。
マイ器具を使って切り出しをされているのですね!
(・ω・)
私も研修医時代にゲットした器具(引き出しに眠っています・・・)を使ってみようかなあ?とちょっと思いました。
個人的にはコッヘルを結構使います。
手に馴染んだ器具があればそれがいいのですが、器具出しをしてくれる技師さんに、「これだけ別にしておいて」なんていうのはよけいな仕事を増やすだけなので、なかなかできません。