朝の天気予報、札幌は曇りから雪というので、気の早い話で帰りは大丈夫かと千歳の天気を見たら晴れ。
あとになってこちらの先生に話を聞いたら、札幌は日本海側の天候で、千歳の方
とは違うということを教えてもらった。
間に高い山があるわけでも無いのにそういうことらしく、少し安心した。
それにしても鎌倉の気温がまだ11度あるのに札幌は氷点下7度とは、ずいぶん寒い。
これが北海道の寒さか。
実は今回の出張、大変なことがあった。
札幌在住のブロ友さんのお勧めもあってスノトレを引っ張り出して来た。もう数年前から使っていた代物だったが裏地が赤色でお気に入りだった。
しっかり履いて出て来たのだが、なんと、羽田空港でチェックインをしていたら、急に右足のつま先が剥れた。
靴本体と靴底をつないでいた部分が劣化したようで、2、3歩足を引き摺るようにして歩いたが、こんなので雪の中を歩くなんて、さすがの私も無理だと思った。
コンビニに駆け込んで、あるかないかわからなかったが、接着剤があるか聞いてみたらなんとあった。
空港内なのにアロンアルファがあるなんて、日本のコンビニって、スゴイ。
すぐに目立たない場所に行って剥れた靴底にてんてんてんと接着剤をつけ、あとは自重で押しつけた。
さすがは瞬間接着剤ピッタリくっついた。
左足の方は大丈夫そうなので、保安検査所へと向かった。
札幌では無事に所用を済ませた。
仕事中は、別に持って行った革靴に履き替えていたので問題なかった。
ホテルまでも電車で戻り、駅前のビジネスホテルにチェックインし、部屋に荷物を置き、さあ、寒いことだし、夕食はラーメンを食べに行こうと靴を履き直して歩いたら、とたんに今度は左足の踵がおかしい。
え?っと思ってみると踵の方が剥がれているではないか。
アロンアルファの残りをベタベタ塗ってみたが、ほとんど残っていない。
右足の方も少し浮いていて、これは万事休す。
相当深刻だ。
鎌倉駅前にあるのと同じショップが駅の近くにあるのを発見したので、外国人観光客でごったがえす中、足底が剥がれたというのでは何ともみっともないので、怪我をしているようなふりをして、なんとかショップに辿り着いた。
さいわい、シーズン終わりだからか、30%引きとなっていたスノトレがあった。
ヘタをすると真冬の札幌を裸足で歩くことになる、背に腹は代えられぬと買い求めた。
裏地が赤の可愛い靴だったが、持って帰ってもどうしようもない、お店の方で処分してもらった。
今朝、同じチームのリーダーが、
あれ、先生いい靴履いてますね
と気がついてくれたので、かくかくしかじか60オヤジの冒険譚(とてもじゃないが武勇伝ではない)を話したら、
それで、靴を新調されたんですね
と納得してくれた。
いつもと違うメンバーでの仕事で、緊張したいたが、多少はウケてそれも和んだ。
もともと、昨夜は当地の仕事仲間と今後の仕事を兼ねた食事会をする予定だったのだが、一人がコロナにかかってお流れになった。
食事に行って店が閉まってしまうような時間に壊れていたらとおもうと、ゾッとする。
帰りは吹雪いて飛行機の出発が少々遅れたが、なんとか東京に帰り着いた。
まあ、そんなわけで、仕事に打ち込むことができたといえばそうなのだが、あれこれあった札幌行だった。
帰りは猛吹雪で遅れ
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ごめんなさい。
思わずふきだしてしまいました。
すいません。
凍傷にならずに良かった良かった(^^)/
本当にびっくりしました。いざとなったらガムテープでぐるぐる巻きにしようと思っていました。
想定外といえばそうなんですが、靴ってしまいっぱなしだと壊れることがあるそうですね。
今回は、その類だと思いますが、笑い話にできてよかったです。
なにより、ちゃんと代わりの靴が買えて良かったです(*^-^*)
自宅マンションの共同廊下を歩いていた途中で、ブーツの底が剥がれてしまったのです。幸い自宅玄関に着く間際で良かったです。
北海道は相当寒いそうですから、裸足にならずに済んで良かったですね。
壊れなければよかったのですが、とにかく予定していた食事会がメンバーのコロナ感染でキャンセルになったとか、札幌の駅前にお気に入りのお店があったこと、閉店前に壊れたこと、などなど、運というものをしみじみ感じました。
普通の革靴であの札幌を歩く勇気はありません。
ほんと、朝起きたら壊れていた、なんてことになっていたら大変でした。
靴というものの大切さをいまさらながら実感しました。
そして、立って、歩いて、走って、跳んでと、足に感謝です。