こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

哲学かぶれ・・・2013年11月の読書記録

2013年12月02日 | 読書、映画、音楽、美術
”医療を哲学的に考える”を書くための準備にと哲学の入門書を読んでみた。
さっさと読もうと思ったのだが、難しくて手こずって読了までずいぶんかかってしまった。

哲学素人の私にはやっぱり荷が重そうで、読んだことで、よけいに苦戦しそうだ。


(横須賀線からの富士山。新川崎横浜間)


2013年11月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:326ページナイス数:52ナイス文藝春秋 2013年 12月号 [雑誌]文藝春秋 2013年 12月号 [雑誌]感想ドライブ・マイ・カー。以前は年に2度、文春を買っていたが、それも最近はもう、買ってまで読みたいと思える作品も少なくなってきた。この一年は買っていない。記事だけでは売れなくなってしまった文春。この小説でずいぶん部数を伸ばしただろう。芥川賞を受賞しなかった村上春樹が文春のために一肌脱いだというのは、皮肉だ。作品自体は、大道珠貴の芥川賞受賞作”しょっぱいドライブ”の上下左右入れ替えバージョンのような感じ。生き残った人が、これからの生を生きていく、結構前向きな話。読了日:11月26日 著者:


科学哲学 (文庫クセジュ)科学哲学 (文庫クセジュ)感想医療を哲学的に考える、というテーマでブログを書いているが、行き詰まって参考にと読んでみたが、哲学素人の私にはとても難しい内容だった。ただ、科学哲学の科学というものが主に物理化学系の比較的演繹学的な系統の学問であり、帰納的な複雑系の生物系の学問ではないというように感じられる。多少触れられてはいたもののとってつけたようだった。人の存在、それは遺伝子の存在から始まる訳だが、その遺伝子はなぜ存在するのか?なぜ自己複製が運命づけられているのか?科学哲学はあくまでも形而下学的で、私のこの疑問には答えてはくれない。読了日:11月23日 著者:ドミニックルクール


哲学 (文庫クセジュ)哲学 (文庫クセジュ)感想壮大な哲学概論。ただただ圧倒されてしまった。人間にとって本当に必要なものは金だろうか?それとも哲学することだろうか?読了日:11月18日 著者:アンドレコント=スポンヴィル



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