こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

鵜の目鷹の目監視の目

2020年01月22日 | 電脳化社会
事件や事故があると、必ずといっていいほどその周囲の人が”善意”もしくは”興味本位”でその現場をスマホで撮影する。そしてその事の公共性は高いと”その人なりに”判断した場合はすぐネットに上げてしまう。マスコミも、NHKを含め、スクープ画像を鵜の目鷹の目で漁っているから、なにかの"ほんの些細な事件”であっても当事者になってしまったら、大変なことになる可能性がある。顔はぼかされていても、よく知っている人が見たら服装や背格好で本人がわかってしまう。
ほとんどの人がカメラを持っている時代、天皇陛下の即位パレードの風景を見たら納得するしかあるまい。そしてそれらの人全てが目撃者であり、情報発信者となる時代なのだと自覚して行動しなくてはいけない。
そんな多数の人の目がある上に、監視カメラも加わるので、天網恢恢疎にして漏らさず、が実現化される時が来るのもそう遠くはないかもしれない。

そういうことだから、通勤時に喧嘩をしたり、あおり運転をしたりといったような、他の人の迷惑になるようなことをしたら、必ず誰かにレンズを向けられていると思っていなくてはいけない。
ちょっとした口論だって”とりあえずは”動画に撮られ、自分の知らないうちにネットにアップされていてもおかしくはない。まさしく鵜の目鷹の目に加えて監視の目といったところだろう。
ネット世界は神の領域?

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