こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

おしゃべりする機会の減少

2021年07月07日 | 人間関係
梅雨前線は日本列島を斜め方向に分断するように停滞し、日本海側から関東東海地方に雨を降らせている。
土砂災害に見舞われた熱海は今日も大雨のようだ。
天気図を見ると、太平洋高気圧を応援したくなる気圧配置だが、金銀を配しているかのように位置する低気圧を押し上げるのは容易ではなさそうだ。
せっかく咲いたクチナシの花が雨で溶けそうになっているのは可愛そうだが、どうしようもない。

知り合いーーーといってもたまに会うことがあって、その時少し長く話す程度で、友人というわけではない人ーーーに、賢くてその話す内容がとても興味深い人がいる。
一見、何も考えていないようで、話し始めるとあれこれ深く考えていて、先日は今回のコロナ禍について、本当かどうかよくわからないことをいろいろ話してくれた。
ニュースソースはユーチューブなどのネット情報が主であるのは仕方ないが、それをその人なりに解釈した上で話してくれた。

その人の立場はコロナ禍に対しては色々な点で懐疑的であり、ついていくことができない点も多い。
私の考えではないので、受け売りをここに書いても仕方がないので割愛する。
私がその人から学ぶことができるのは、”世の中には、こんな考え方をする人もいるのか”ということ。
そもそも、色々なことを深く考える人が少ない現代で、その考えを言葉にすることができるというのは、学ぶべき点が多い。
私もそれぐらいのことはやっているが、”裏読み”まではしていない。

常識、と思われていることも裏を返せば非常識であることは少なくない。
そしてその非常識こそが正しかったり、受け入れるべき考えであったりする。
懐疑的であることはとても大切なことだが、そういうことをじかに聴く機会というのはなかなかない。
そんな人に限らず、コロナ禍で人と面と向かって話す機会ーーーそれがせいぜいおしゃべりとか世間話の範疇であったとしてもーーーが激減しているのは良くも悪くも互いの情報交換によって発達してきた人間社会にとって深刻な問題と言わざるをえない。
コロナ禍は〇〇

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