5月に入ったばかりというのに鎌倉は夏日。新型コロナウイルス感染拡大防止に対する緊急事態宣言が出されているという異様な状況で、今年の大型連休が始まった。
国中で感染の恐怖という極度の精神的緊張を強いられている中、連休もへったくれもないが、少なくとも休日という形で全国的に経済活動が抑えられているので休むこと(今回の場合ステイホーム)に抵抗感は少ない。それでも今この時も、感染のリスクのある中、働いている医療現場の方や、インフラ業務に携わっている人、スーパー、ドラッグストアで働いている人には申し訳なく思う。
朝のうちレンバイ(鎌倉市農協連即売所)に野菜と野菜の苗を買いに行ったら、地元の人はそれなりにいて、野菜の苗が飛ぶように売れていた。それでもいつものような人出ではなかった。若宮大路を走る車も、地域外のナンバーは全体の1割ぐらいだったろうか。
午後には苗を植えようと思っていたのだが、強い風が吹き始めたので、土いじりはあきらめ、家のなかでじっとしている。
高校時代の友人が勧めてくれた学者の本があったので、再読しているのだが、どうも内容が頭に入ってこない。そういえば、最近また本を読まなくなっていた。せっかくの読書のチャンス。仕事関連のことばかり考えていないで、自分へ肥しをやれるのは今しかないように思う。
ブログもFacebookもツイッターも開けば新型コロナウイルス感染症のことばかり。自分でも、新型コロナウイルス関連のことを書いていてうんざりする。なるべく新型コロナウイルスとは関係のないことを書こうとは思っているのだが、話題が他にもない。そういう意味でも心を豊かにしたい。この休み中はSNSはなるべく読まないように心がけたい。
昨日、PCR検査のことを書いて、コメントをいただいた。わたしの意図していたことと少し違う捉えられ方をしたのは残念だったが、文章力の足りなかったためであり、かえって不愉快な思いをさせてしまったのだろう。そういう意味でも、本を読んで今までよりも良い文章が書けるようにしたい。
唾液からのPCR検査が可能となって実用化されているようで、咽頭からの採取よりもずっと感染リスクは低いとのこと。より簡便な検査機器も使われていくだろうから、検査件数は増えていくだろう。
思いを伝えるのは難しい
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