きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

神戸市長選 市が「ブラック」対策を ぬきな候補、大学生主催の討論会で発言

2013-10-21 20:02:03 | 神戸市長選挙
神戸市長選 市が「ブラック」対策を ぬきな候補、大学生主催の討論会で発言

27日投票の神戸市長選で、「市民にあたたかい神戸をつくる会」の、ぬきなゆうな候補=日本共産党推薦=が政策に掲げる「ブラック企業お断り宣言」に共感が広がっています。
大学生主催の4市長候補の討論会(10月12日)。ぬきな候補が就職難対策の一つとして、「若者使い捨てを取り締まる。市として『ブラック企業お断り宣言』をして、神戸を人間らしく働ける街にしたい」と発言しました。
これを受け、司会者が「ぬきなさんから問題提起がありました。どう考えますか」と他候補に発言を促しましたが、誰も発言しようとしませんでした。
司会が「誰も手を上げない。なぜ」と強い口調でいうと、会社社長の樫野孝人候補=みんなの党支援=は「どうやって見分けるんですか。何がブラック企業かということをしっかりしとかないと、やみくもにレッテルを張っても仕方ない」と発言。元副市長の久元喜造候補=自民、公明、民主推薦=は「こういう目にあったらこういう解決方法がありますと、ホームページで弁護士にアドバイスをもらうとか」とのべ、元自民市議の森下裕子候補は「必要なことはやる」というだけでした。
ぬきな候補は「ハローワークなどで企業の離職率を明記することと区役所などに気軽に相談できる窓口、家族も含めサポートする体制が必要です」と具体的に説明し、他候補との違いは鮮明でした。
樫野候補は、ブラック企業の代表格、ワタミの渡辺美樹元会長から応援されています。

「しんぶん赤旗」10月19日付掲載


【神戸市若者大討論会(USTREAM録画)】を観て下さい。
若者の就職問題は、1:12ごろからです。

樫野さんは、ブラック企業大賞を受賞したワタミの元会長から応援されている事だけあって、「やみくもにレッテルを張っても…」とまったくやる気がありません。
元副市長の久元さんも、「ホームページで案内する」ってぐらいで、本当に親身になって対応する気持ちが感じられません。
その点、
ぬきなゆうなさんは、具体的なサポート体制を示しています。

ぬきな候補であったか市政に 三宮巨大開発は許しません 

2013-10-21 19:38:52 | 神戸市長選挙
ぬきな候補であったか市政に 三宮巨大開発は許しません 

「そら困る。三宮一極集中でうちの店はもちろん、三宮以外の街は根こそぎやられる」
東灘区・住吉駅前の商店街でブティックを経営する男性(57)はいいます。「三宮を大阪駅前のようにする必要などない」
中心地・三宮の巨大開発計画が市長選の争点に浮上しています。
神戸市が、三宮駅周辺から臨海部までの97ヘクタールを高層ビルが建ち並ぶ街へと再整備・開発するもので、総事業費は数千億円といわれます。ビルに入る大企業には、1社に5年間で最大4億5千万円の賃料補助を出すなど大盤振る舞いです。
1995年の阪神・淡路大震災後、市は巨大開発を重ね、失敗をくり返してきました。2006年開港の神戸空港は赤字続きで、土地が売れないため借金約2千億円を返せず借り換えの連続。事業費約2700億円の新長田駅南再開発は至る所シャッター通り、大コンテナバースをつくっても大型船が来ない…。
一方、この12年間で敬老パス有料化、重度障害者福祉年金、生活保護の夏冬見舞金の廃止、保育料値上げなど福祉は大幅に削減し、500億円もの市民負担増となりました。



市民と握手する、ぬきな候補=13日、神戸市元町

○他の3候補は三宮開発推進
「震災以来の開発優先、市民不在の市政を終わらせ、市民とともに歩むあったか神戸に」―「市民にあたたかい神戸をつくる会」のぬきな(貫名)ゆうな候補=日本共産党推薦、新社会党支持=は大もとから転換を訴えます。
ぬきな候補は、中学校給食実現など常に市民運動の先頭に立ってきました。①自校調理の中学校給食や中3まで医療費無料化など、子育てママ・パパ応援都市宣言②地元業者応援、「ブラック企業お断り宣言」③国保料引き下げなど福祉・防災の充実④三宮開発などムダ遣いストップ―を掲げた「あったかプラン」を公約。消費税増税にきっぱり反対しています。
現市長の後継者である元総務省官僚の元副市長=自民、公明、民主推薦=、みんなの党が支援し、ブラック企業・ワタミの渡辺美樹元会長の応援を受ける会社社長、元自民女性市議ら他候補は、いずれも三宮開発を主張し、現市政継承の立場です。
神戸新聞9月25日付は「他の立候補予定者3人がそろって同開発推進の考えを示す中、貫名氏は『今、急いでやるべきことではない。…三宮一極集中ではなく、各区のバランスが取れた発展が必要だ』と主張した」と報道。違いは鮮明です。
急速に支持が広がるなか、ぬきな候補の訴えが響きます。
「今度こそ、市政を市民の手に取り戻しましょう」

「しんぶん赤旗」日曜版10月20日号11面掲載


大型公共事業をして、街を開発して、それで市民がすこしでも潤ったならまだましですが…。大型船の来ない大水深バース、シャッター通りとなった新長田南の再開発…。そして、そのツケが市民の福祉などに回っているのですからたまったものではありません。
今度の神戸市長選挙で、根本的な転換が求められます。

そうです、「あったか神戸の会」のぬきなゆうなさんの当選で。