神戸市長選 樫野候補 ブラック企業・ワタミ元会長とのただならぬ関係
神戸市長選の樫野孝人候補と若者を使いつぶすブラック企業の代表格・ワタミの渡辺美樹元会長との深い関係が注目されています。
渡辺氏が「樫野さんの民間で培われた経営力こそ必要」(樫野陣営のビラ)と持ち上げる一方、樫野候補は渡辺氏を絶賛。ブログで「多くの人に勇気を与える秘密が少しは理解できた」(2010年8月)。同氏が都知事選に出馬表明した時も「都のリーダーはやはり経営感覚あふれる方にお任せしたい」(2011年2月)といった調子です。
ワタミの介護施設が相次ぐ死亡事故で問題になるなか、神戸市垂水区の施設を訪れ、「さすが民間、とても居心地の良い空間…食事は和民ならではの企画がいっぱい」(2010年11月)とべたぼめでした。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年10月23日付掲載
追加で紹介しますと…。
樫野候補を応援する渡辺氏は、「365日24時間死ぬまで働け」などの語録が有名で、「ミスターブラック企業」の異名をとる人物です。
樫野候補は、2011年から広島県と京都府で広報部門の特別職に就き、広島のカキなどをワタミの居酒屋が特別メニューにしてアピールする「コラボ企画」を実施しました。これをブログや著書などでさんざん自慢しています。
天橋立などにちなんだ京都府の「コラボ企画」の際は、「さあ、今夜はお近くの和民へ!」(ブログ2013年3月6日)と宣伝までして、「和民にとっても売上アップに繋がったので本当に双方ともにメリット」(ブログ2013年4月27日)と、ワタミがもうけたことを喜んで語っています。
東日本大震災が起きた直後は、「渡辺美樹さんのスクールエイドジャパンに支援金をお願いします」(ブログ2011年3月16日)とよびかけました。「スクールエイドジャパン」というのは渡辺氏が代表をつとめる公益財団法人です。
なお、樫野候補のブログのタイトルは「樫野孝人(かしのたかひと)マインドマップ」です。
2010年8月27日のブログ記事には、樫野候補(左)が渡辺氏(右)に肩を抱かれている写真が掲載されています。
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樫野候補は演説で広島県や京都府で特別職に就いて成果を上げたことを自慢げによく話しますが、実体はこんなことだったのですね。
映画「県庁おもてなし課」では、民間人の感性で高知県の観光を活性化する取り組みが紹介されますが、樫野さんのやったことって、就任した地の観光を活性化することより、和民との「コラボ企画」に主眼があったのかなと疑います。
「民間活力」の正体見たりです。
ちなみに僕の土佐の旅を紹介しておきます。
【阿佐海岸鉄道、そして四国の東南端の室戸岬へ】
【室戸岬展望台 隆起した室戸半島・ジオパーク】
【白壁と水切り瓦の吉良川の町並みを散策】
【阿波と土佐の旅 最後は安芸の野良時計です】
神戸市長選の樫野孝人候補と若者を使いつぶすブラック企業の代表格・ワタミの渡辺美樹元会長との深い関係が注目されています。
渡辺氏が「樫野さんの民間で培われた経営力こそ必要」(樫野陣営のビラ)と持ち上げる一方、樫野候補は渡辺氏を絶賛。ブログで「多くの人に勇気を与える秘密が少しは理解できた」(2010年8月)。同氏が都知事選に出馬表明した時も「都のリーダーはやはり経営感覚あふれる方にお任せしたい」(2011年2月)といった調子です。
ワタミの介護施設が相次ぐ死亡事故で問題になるなか、神戸市垂水区の施設を訪れ、「さすが民間、とても居心地の良い空間…食事は和民ならではの企画がいっぱい」(2010年11月)とべたぼめでした。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年10月23日付掲載
追加で紹介しますと…。
樫野候補を応援する渡辺氏は、「365日24時間死ぬまで働け」などの語録が有名で、「ミスターブラック企業」の異名をとる人物です。
樫野候補は、2011年から広島県と京都府で広報部門の特別職に就き、広島のカキなどをワタミの居酒屋が特別メニューにしてアピールする「コラボ企画」を実施しました。これをブログや著書などでさんざん自慢しています。
天橋立などにちなんだ京都府の「コラボ企画」の際は、「さあ、今夜はお近くの和民へ!」(ブログ2013年3月6日)と宣伝までして、「和民にとっても売上アップに繋がったので本当に双方ともにメリット」(ブログ2013年4月27日)と、ワタミがもうけたことを喜んで語っています。
東日本大震災が起きた直後は、「渡辺美樹さんのスクールエイドジャパンに支援金をお願いします」(ブログ2011年3月16日)とよびかけました。「スクールエイドジャパン」というのは渡辺氏が代表をつとめる公益財団法人です。
なお、樫野候補のブログのタイトルは「樫野孝人(かしのたかひと)マインドマップ」です。
2010年8月27日のブログ記事には、樫野候補(左)が渡辺氏(右)に肩を抱かれている写真が掲載されています。
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樫野候補は演説で広島県や京都府で特別職に就いて成果を上げたことを自慢げによく話しますが、実体はこんなことだったのですね。
映画「県庁おもてなし課」では、民間人の感性で高知県の観光を活性化する取り組みが紹介されますが、樫野さんのやったことって、就任した地の観光を活性化することより、和民との「コラボ企画」に主眼があったのかなと疑います。
「民間活力」の正体見たりです。
ちなみに僕の土佐の旅を紹介しておきます。
【阿佐海岸鉄道、そして四国の東南端の室戸岬へ】
【室戸岬展望台 隆起した室戸半島・ジオパーク】
【白壁と水切り瓦の吉良川の町並みを散策】
【阿波と土佐の旅 最後は安芸の野良時計です】