神戸市長選挙 わが職場・新開地での街頭演説

神戸市長選挙　わが職場・新開地での街頭演説

１０月２４日午後１時すぎから、兵庫区新開地の源八寿し前で聞いた街頭演説です。
兵庫区選出の日本共産党の神戸市会議員・大瓦鈴子さん、元神戸市会議員の亀井洋示さんが訴えました。



子どもの医療費を中学校卒業まで無料に、弁当方式でない温かい中学校給食を、待機児童をなくす様に公立保育所など認可保育所の増設を。
三宮一極集中でなくって、９つの区の特徴を生かした産業振興を。などと訴えました。

亀井さんは、市議会で市長ら神戸市当局と「空港より住宅を」と激論を闘わしたことにも触れて、ぬきなゆうなさん で市民に冷たい市政から市民にあたたかい市政へ転換しようと訴えました。

神戸市長選挙争点② 神戸市営地下鉄＆非核神戸方式

神戸市長選挙争点②　神戸市営地下鉄＆非核神戸方式


神戸市長選挙　争点_２ posted by (C)きんちゃん

神戸市営地下鉄の運営に関しては、久元氏、ぬきな氏、森下氏と樫野氏とで大きく意見が分かれます。
久元氏、ぬきな氏、森下氏では、市民の足を確保するとか通勤、通学などの地域の足という点では一致します。
特に海岸線の需要喚起ですが、公共施設の拡充、低家賃住宅の確保、沿線事業所への利用要請など具体策が求められます。

「非核神戸方式」は、久元氏、樫野氏、ぬきな氏ともに「堅持すべき」で一致しています。
歴史的経緯として、神戸港は太平洋戦争後にＧＨＱに接収された。１９５１年には占領解除となったが、朝鮮戦争やベトナム戦争の影響で新港第６突堤には米軍が居座ったままだった。
夜になれば米兵が三宮などの歓楽街に繰り出し、治安が悪化していた。長年における「平和な神戸港を」、「せめてクリスマスだけは米兵が三宮に出てこないように（クリスマス闘争）」などの運動が実り、１９７４年に返還された。
返還の翌年、神戸市議会の全会派一致により、「核兵器積載艦船の神戸港入港拒否に関する決議（非核「神戸方式」）」を採決、寄港する外国軍の艦船に非核三原則に基づく「非核証明書」の提出を義務づけた。
それ以来、世界有数の貨物扱い量を誇る港として発展していった。
この、非核「神戸方式」を堅持するだけでなく、日本と世界に広めていく事が求められます。

「神戸新聞」2013年10月23日付より

施策では同じでも、取り組みの真剣度や具体策をよく見る必要があると思います。ぬきなゆうなさんはその点、抜きんでています。


緑のＵラインとコスモス_02 posted by (C)きんちゃん
総合運動公園駅の近く、コスモスの丘の傍を走る神戸市営地下鉄山手線。