引き分けも仕方ないと覚悟したオマーン戦で、貴重な決勝ゴールを決めた岡崎慎司選手について書きます。岡崎は現在ドイツ1部のシュツットガルトでプレーしています。清水時代は長身のヨンセンと2トップを組んでいて、ヨンセンが相手DFを引き付けて空いたスペースに飛び込むプレーを得意にしていました。
日本人FWが欧州に移籍すると基本技術がしっかりしていて競り合いが強くないという理由でサイドハーフに回されることが多いという壁があります。かつて柳沢、鈴木隆行が味わった壁で、最近でも長身のハーフナーマイクまで所属のフィテッセ(オランダ)でサイドハーフに回されたのは驚きです。
岡崎もシュツットガルトでサイドハーフに回されましたが、代表でもサイドハーフでポジションを確保しているところが先人たちと違う点です。緊急時はFWもやりますが、サイドハーフでも点を取る意識を失っていないところは評価できます。
岡崎は華麗なテクニックより、空いたスペースがあれば強引にでも入っていけるのが売り物の選手なので、テクニシャンを取り上げることの多い日本のマスコミでは本田圭佑や香川真司ほどは評価されていないのは残念ですが、シュツットガルトという強豪チームでポジションを確保していることと出場試合当たりの得点率(ほぼ2試合に1点)は評価していいと思います。
かつて代表FWだった中山雅史と似ているプレースタイルなので、ザッケローニが1トップではなくサイドハーフで使うのはどうかと思っていましたが、突破力もあり、9月のイラク戦では決勝アシストを決めるなどすっかりサイドハーフに馴染んでいます。
それでも、W杯出場を決めたウズベキスタン戦のゴールや、歴史的金星だったアルゼンチン戦での決勝ゴールなど、岡崎の魅力はやはり得点力です。サイドハーフやトップ下はアシストをするものという概念を破り、中盤の選手もどんどん点を取りに行くチームになれば、ザッケローニジャパンはもっといいチームになるでしょう。
日本人FWが欧州に移籍すると基本技術がしっかりしていて競り合いが強くないという理由でサイドハーフに回されることが多いという壁があります。かつて柳沢、鈴木隆行が味わった壁で、最近でも長身のハーフナーマイクまで所属のフィテッセ(オランダ)でサイドハーフに回されたのは驚きです。
岡崎もシュツットガルトでサイドハーフに回されましたが、代表でもサイドハーフでポジションを確保しているところが先人たちと違う点です。緊急時はFWもやりますが、サイドハーフでも点を取る意識を失っていないところは評価できます。
岡崎は華麗なテクニックより、空いたスペースがあれば強引にでも入っていけるのが売り物の選手なので、テクニシャンを取り上げることの多い日本のマスコミでは本田圭佑や香川真司ほどは評価されていないのは残念ですが、シュツットガルトという強豪チームでポジションを確保していることと出場試合当たりの得点率(ほぼ2試合に1点)は評価していいと思います。
かつて代表FWだった中山雅史と似ているプレースタイルなので、ザッケローニが1トップではなくサイドハーフで使うのはどうかと思っていましたが、突破力もあり、9月のイラク戦では決勝アシストを決めるなどすっかりサイドハーフに馴染んでいます。
それでも、W杯出場を決めたウズベキスタン戦のゴールや、歴史的金星だったアルゼンチン戦での決勝ゴールなど、岡崎の魅力はやはり得点力です。サイドハーフやトップ下はアシストをするものという概念を破り、中盤の選手もどんどん点を取りに行くチームになれば、ザッケローニジャパンはもっといいチームになるでしょう。