昨日の試合は川崎Fの3バック対策が重要なポイントでした。サッカーの定石で同じフォーメーションの相手は攻略しにくいので、浦和は1対1で相手を上回れないと厳しい試合でした。実際、8月のFC東京戦では相手が後半の頭から3バックにすると思うように攻められずに同点にされていますし、3バックにした札幌には痛い星を落としています。
こういうときは意外な刺客の槙野が効くだろうと思っていましたが、浦和はマークされるはずの1トップ2シャドーで先制点を取りました。原口がマイナスに折り返したボールに柏木が反応して、ここしかないゴール隅に流し込んだのは見事でした。
しかし、それ以上に見事だったのは川崎FWのレナトでした。同点ゴールのFKこそマルシオに当たってコースが変わった不運なものでしたが、勝ち越し点のFKは壁に入った味方がどいたところに正確に蹴り込んだ技術はさすがです。
浦和にも同じようなFKのチャンスはありましたが、結果的にはFKを決めたか否かが勝敗を左右しました。両チームのGK、加藤と西部の経験の差は否定できません。最終スコアの4-2ほど内容の差はなかった試合ですが、川崎Fが慎重に守ってカウンターという展開になれば、中村憲剛のパスセンスが生きてきます。
川崎F側にとっては理想的な展開でした。アウトサイドを帰らせて5バック気味に守らせて、浦和がミスをした一瞬を狙うという相手の策に、ミスをして思う通りにカウンターを食って、浦和は空回りしてしまいました。
それでも、予想通り槙野が1点返して意地は見せましたが、浦和は鈴木啓太のクリアミスが山瀬のところに転がるというだめ押しの不運があって、4点目を失ってジエンドでした。これで数字上は可能性はあるものの、広島との得失点差が20点近く離れているので、優勝は事実上不可能になりました。
それでも、これだけ負けているはずなのに、現在の順位はまだ3位です。ACL出場権がかかる3位を巡る争いは混戦になっていますが、浦和は名古屋との直接対決が残っているので、3連勝すれば確実に3位になれます。未知の相手と埼スタで遭遇するACLの楽しさは2007年に味わっているので、夢よもう一度と願っています。
こういうときは意外な刺客の槙野が効くだろうと思っていましたが、浦和はマークされるはずの1トップ2シャドーで先制点を取りました。原口がマイナスに折り返したボールに柏木が反応して、ここしかないゴール隅に流し込んだのは見事でした。
しかし、それ以上に見事だったのは川崎FWのレナトでした。同点ゴールのFKこそマルシオに当たってコースが変わった不運なものでしたが、勝ち越し点のFKは壁に入った味方がどいたところに正確に蹴り込んだ技術はさすがです。
浦和にも同じようなFKのチャンスはありましたが、結果的にはFKを決めたか否かが勝敗を左右しました。両チームのGK、加藤と西部の経験の差は否定できません。最終スコアの4-2ほど内容の差はなかった試合ですが、川崎Fが慎重に守ってカウンターという展開になれば、中村憲剛のパスセンスが生きてきます。
川崎F側にとっては理想的な展開でした。アウトサイドを帰らせて5バック気味に守らせて、浦和がミスをした一瞬を狙うという相手の策に、ミスをして思う通りにカウンターを食って、浦和は空回りしてしまいました。
それでも、予想通り槙野が1点返して意地は見せましたが、浦和は鈴木啓太のクリアミスが山瀬のところに転がるというだめ押しの不運があって、4点目を失ってジエンドでした。これで数字上は可能性はあるものの、広島との得失点差が20点近く離れているので、優勝は事実上不可能になりました。
それでも、これだけ負けているはずなのに、現在の順位はまだ3位です。ACL出場権がかかる3位を巡る争いは混戦になっていますが、浦和は名古屋との直接対決が残っているので、3連勝すれば確実に3位になれます。未知の相手と埼スタで遭遇するACLの楽しさは2007年に味わっているので、夢よもう一度と願っています。